1位
ドキシサイクリンカプセル
2,700円~
2位
アジートップ(アジスロマイシン)
3,700円~
3位
ゾビラックス
2,250円~
4位
イドクスウリジン点眼液
2,200円~
5位
ファムシマック(ファムシクロビル)
3,000円~
猫風邪には、これをすれば必ず治るという確立された治療法がありません。
原因となる病原体や猫の症状に合わせて、いくつかの方法を組み合わせて治療していきます。
そのため、自己判断するのではなく、獣医師の診察を受けて適切な対処法を選ぶことが大切です。
猫風邪とひとことで言っても、すべての猫に同じお薬が使われるわけではありません。
どの段階の症状が出ているかによって、必要な治療内容も変わります。
原因別の猫風邪の症状について、詳しくはコチラのコラムで解説しています。
くしゃみや鼻水は、猫風邪の初期に現れやすい症状。
透明でサラサラの鼻水が出始めることが多く、軽いくしゃみもするようになります。
ただし、この段階では室内の環境を整えて、そのまま様子を見るケースも少なくありません。
具体的な対処法としては、22~25℃くらいの室温や50~60%くらいの湿度を保ち、ウイルスが活性化にくい状態にしていきます。
また、場合によっては呼吸を楽にするために吸入が検討されることもあります。
目やにが出たり、目が充血したり腫れたりしている場合は、炎症が起きている段階です。
もし目やにに粘り気があって色が黄色に近いなら、猫の免疫力が低下して体内で細菌が増えすぎている可能性があります。
この段階では、これらの症状がくしゃみや鼻水などと同時に見られることも多いため、愛猫が猫風邪を発症していることに気づきやすいでしょう。
治療では、目の症状に対して点眼薬や眼軟膏などを使うことがあります。
食欲が落ちている、元気がない、症状がなかなか良くならない場合は、体に明らかな負担がかかっている状態です。
愛猫が衰弱しているときや、くしゃみや鼻水などの症状が一向に治まらないときは、早急に処置を受ける必要があります。
この段階になると、内服薬や注射、点滴といった治療が選択されるのが一般的です。
ここからは、原因に応じた猫風邪の治療法や使われることが多いお薬について紹介します。
猫ヘルペスウイルスが原因の猫風邪では、抗ウイルス薬や点眼薬を用いて治療します。
細菌による二次感染が起きているケースでは、抗生物質が併用されます。
また、このウイルスは症状が落ち着いても体内に潜伏し続けることが多く、ストレスや免疫力の低下によって再発を繰り返しやすくなります。
日ごろから、愛猫が快適に過ごせる空間づくりや体調管理を心がけてあげることも重要です。
猫ヘルペスの再発について、詳しくはコチラのコラムで解説しています。
上述の通り、猫ヘルペスウイルスの治療には抗ウイルス薬が用いられます。
中でも、「ゾビラックス(有効成分アシクロビル)」がヘルペスウイルスの増殖抑制に有効であるとされています。
猫ヘルペスウイルスによる角膜炎などの目の症状には「イドクスウリジン」が用いられます。
猫カリシウイルスが原因の猫風邪は、ヘルペスウイルスとは違い、口の中に症状が出やすいのが特徴です。
舌のただれや口内炎などが起こりやすく、よだれが出るようになったり、水を飲みにくくなったりすることがあります。
治療で使用されるのはヘルペスウイルスと同じく、抗ウイルス薬や抗生物質といったお薬。
ご飯を食べられなくなることも多いため、強制給餌などの栄養補給を並行して行うこともあります。
猫カリシウイルスには、特段有効とされる治療薬がなく、二次感染を予防する抗生物質や痛み止めが主になります。
獣医師によって異なる場合もありますが、二次感染を予防する抗生物質としては「ドキシサイクリン」が選ばれることが多いです。
猫カリシウイルスの治療は、栄養補給で体力を維持することが重要なのですが、口の痛みで食事が摂られなくなることが多いです。
そのため、痛み止め「オンシオール」を用いて痛みや炎症を抑えることも非常に重要です。
また、食事を摂取させる目的で食欲増進剤を使用するケースもあります。
内服タイプの食欲増進剤の他に、耳介に塗ることで効果を発揮する「ミラタズ軟膏」も効果的です。
猫クラミジアが原因の場合は、ヘルペスやカリシウイルスとは違って細菌感染なので、抗生物質が用いられます。
たとえば、ドキシサイクリン系の飲み薬を使ったり、目の症状があるときには点眼薬を併用したりしながら治療を進めます。
基礎疾患などがなく、別の細菌やウイルスにも感染していなければ、治療を始めてから2~3週間ほどで回復する子も珍しくありません。
上述の通り、猫クラミジアの治療には抗生物質が有効です。
いくつかの有効成分が用いられますが、中でも「ドキシサイクリン」は第一選択薬として広く用いられています。
結膜炎など目の症状も同様に、抗生物質を含む点眼液や眼軟膏が用いられます。
猫クラミジア性の結膜炎などには「テラマイシン眼軟膏」が効果を発揮します。
ここからは、猫風邪の治療で起こりやすい「よくある間違い」を紹介します。
猫風邪の治療法、飼い主さんがすべきことについてはコチラのコラムで解説しています。
猫風邪に効く市販薬はありません。
もちろん猫に人間用の風邪薬は使えませんし、自己判断でほかのお薬をいろいろ投与するのも危険です。
獣医師の診察を受けたうえで、その子の状態に合った治療を行うようにしましょう。
重い症状が出ている猫風邪の場合、治療の一環として注射を行うことがあります。
ただ、注射はそれだけで治る特効薬ではなく、あくまで治療の補助的に用いられるもの。
免疫力が落ちているときのサポートや、栄養・水分補給が必要な場面など、そのときの状況に応じて使い分けられます。
猫ヘルペスウイルスや猫カリシウイルスには、ワクチンがあります。
しかし、ワクチンは感染を防いだり、かかっても症状を軽くしたりすることを目的としたもの。
猫風邪の治療を目的としてた使用はされません。
また、猫風邪にかかっている最中など、猫の体調が悪いときは接種できないため、ワクチン接種を希望する場合は獣医師にスケジュールを相談しましょう。
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