モルヌピラビルカプセル200mg40錠
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モルヌピラビルカプセル200mg40錠

更新日:
モルヌピラビルは、猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)治療薬として使用される、抗ウイルス薬です。

FIPは高額な治療費用がかかるため、従来の治療法と比べると非常に安価なモルヌピラビルは、FIP治療の選択肢の一つとして注目を集めています。

※猫に対する安全性は確立されていません。必ず獣医師にご相談のうえ使用ください
  • 猫のFIP(伝染性腹膜炎)

有効成分:モルヌピラビル

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モルヌピラビルカプセル200mg40錠

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モルヌピラビル 200mg

商品詳細

モルヌピラビルは元々、人用の新型コロナウイルス治療薬として開発された抗ウィルス薬です。

その後、日本の獣医師の研究により、猫コロナウイルスの突然変異により発症するFIP(猫伝染性腹膜炎)に対しても有用性が認められました。

モルヌピラビルは、既存の高額なFIP治療薬と同等の有効性がありながら非常に安価なことから、新しい猫FIPの治療薬として注目されています。

しかし、モルヌピラビルは他のFIP治療薬より副作用が出やすいため、猫の体重・FIPの症状タイプに応じた投与量を厳密に守る必要があります

※モルヌピラビルを猫のFIP治療に用いる場合は、必ず獣医師の指示のもと、ご使用ください。



猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)とは


FIPは猫伝染性腹膜炎と呼ばれる感染症で、猫コロナウイルスが体内で突然変異を起こすことで発症します。

FIPは病状の進行が非常に早く、治療しなかった場合、1~2週間でほぼ100%死に至ると言われるほど、致死率の高い病気です。

FIPは主にウェットタイプとドライタイプの2つに分かれますが、2つのタイプの特徴を持つ混合タイプも存在します。
ウェットタイプ腹水(お腹に水が溜まる)
胸水(胸に水が溜まる)
ドライタイプ臓器にしこりができる


また、どちらのタイプにも共通して起こるのが下記の症状です。

2つのタイプに共通する症状
  • 発熱
  • 体重減少
  • 食欲不振
  • 活動量の低下


FIPは発症すると数日で死亡してしまうケースも多いです。そのため、早期発見・早期治療が重要になります。


参考

猫の伝染性腹膜炎(外部サイトへ)



猫のFIPに対するモルヌピラビルの効果


モルヌピラビルは、元は人間の新型コロナウイルス感染症の治療薬として開発されました。

FIPの原因もコロナウイルスであることから注目が集まり、モルヌピラビルをFIPの治療薬として導入する試みが広まっています。

2024年7月に発表された最新の研究によると、FIPを発症した猫59匹に対してモルヌピラビルを投与した結果、58匹の猫が寛解(完治)したと報告されています。

他のFIP治療薬と同様の有用性が認められ、費用も他のFIP治療薬の1/10ほどと、非常に安価になっていることが特徴です。

モルヌピラビルは副作用が出やすい薬で、哺乳類に対する変異誘発性が懸念されていますが、治療実績のある獣医師のもと適切な投与量を守ることで副作用のリスクを低減することができると考えられています。


モルヌピラビルの費用と個人輸入


この数年、FIPにはさまざまな治療薬が使用されてきましたが、そのいずれもが高額かつ保険適用ができない治療薬のため、FIPの治療費相場は100万円前後と言われています。

一方、モルヌピラビルを用いた治療は非常に安く、治療費は従来の約1/10とも言われます。モルヌピラビルの国内処方の価格は94,312円と高額ですが、インド製ジェネリックを使用することで治療薬の費用を5,800円にまで抑えることができます。

そのため、動物病院でもモルヌピラビルをFIP治療に用いる場合、インド製ジェネリックを個人輸入するのが一般的となっています。

治療薬ムティアン
(Mutian)
CFN
(CHUANFUNING)
レムデシビルモルヌピラビル
タイプ錠剤錠剤注射薬錠剤
効果猫FIP治療(抗ウイルス薬)
特色効果と安全性は高いが、非常に高額海外での実績があり効果と安全が高いが、価格も高い2023年に有用性が明らかになった新薬、圧倒的に治療費が安い
治療費約100~200万円約60~120万円約3~5万円


なお、モルヌピラビルを個人輸入する際の注意点として、手元に届くまで1~2週間かかります。個人輸入では海外から医薬品を取り寄せるため、その時の情勢の影響を受けて、さらに遅延する場合もあります。個人輸入を利用する際は、注文してから届くまで時間がかかる点にご注意ください。

FIPについての更に詳しい紹介と、治療費等についてはこちら

投与方法・使用方法

1日1~2回、経口投与

※モルヌピラビルを使用したFIP治療においては、FIPの症状タイプと猫の体重に応じた適切な投与量を、84日間の投与期間で守る必要があります。
FIP症状タイプの診断と体重計測が重要になるため、猫FIPの治療実績のある獣医師さんの治療方針に従ってください。


モルヌピラビルの投与方法


・モルヌピラビル 10~20mg/kg(体重1kgにつき10~20mg)を1日2回経口投与
(投与間隔を12時間あけて投与)
・投与期間は約84日間

モルヌピラビルの投与量


・ウェットタイプのFIP:10mg/kgを1日2回
・ドライタイプのFIP:15mg/kgを1日2回
・神経症状または眼症状のある猫:20mg/kgを1日2回

副作用

・猫に対する安全性は確立されていません。
・哺乳類に対する変異誘発性の懸念が報告されています。
・副作用が認められた場合には直ちに使用を中止し、獣医師の診断をお受けください。

注意事項

※FIPの治療に関しては未だ不明瞭な部分が多く、治療に用いるにはリスクがあることを踏まえたうえで、使用を検討されてください。
・「医師の適切な指導のもとに使用しなければ健康被害のおそれのある未承認の医薬品」に指定されています。個人輸入する場合は医師からの処方せん等が必要となります。
・投薬は個人で判断せず、必ず獣医師へ相談のうえ決定して下さい。
・投与量や投与間隔は獣医師の判断で決まるため、必ず獣医師の指示のもとご使用ください。

メーカー

発送国

インド
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