クラシッドMR

クラリスロマイシン500mg

以下がクラリスロマイシンの特徴となります。

本来は人間が使う抗生物質ですが、犬や猫にも使用できます。

有効成分クラリスロマイシンの効果

以下は有効成分クラリスロマイシンが効果を発揮する主だった病気です。

病気の原因となる菌を死滅させ、その増殖を抑えます。
マクロライド系抗生物質の特徴として、医薬品を服用した身体にある成分には作用せず、死滅させるべき細菌が持っているリボソームというタンパク質の働きを阻害することにあります。
そのため、安全に使用できて効果が高い医薬品といえます。

猫風邪

猫風邪は猫に鼻水や涙、目やに、クシャミなどの症状が出る病気です。
人間がかかる風邪の症状に似ていることから「猫風邪」と呼ばれています。
ウイルス性の病気であり、感染力が強いのが特徴です。
同居している猫が２頭以上いる場合、1頭が感染するともう1頭に症状が出て……と連続して病気にかかってしまうことがあります。

ケンネルコフ

ケンネルコフは伝染性の呼吸器疾患をまとめて呼んだものです、別名「伝染性気管支炎」とも呼ばれています。
原因はウイルス、細菌など様々ですが、生後6ヶ月までの子犬が最も影響を受け、発熱、苦しそうな呼吸、咳をするなどの症状があらわれます。

猫のトキソプラズマ症

トキソプラズマ症はトキソプラズマという目に見えないほどの原虫が猫に寄生することで起こる病気で、排泄物や吐瀉物から人への空気感染の可能性もあります。
神経発作や嘔吐、下痢、運動機能の低下などが生じます。

以下がクラリスロマイシンの投与方法です。
・体重1kgあたり2.5～10mgを、12時間毎に経口投与する。
投与の数値に幅がありますので、投与の際は獣医師の処方、指示に従ってください。

クラリスロマイシンは副作用として下痢、嘔吐など胃腸症状があらわれる場合があります。

以下が使用にあたっての注意事項です。
・クラリスロマイシンに似た医薬品を過去に投与し、過敏な症状が出た犬や猫には、使用するかどうか慎重に判断してください。
・使用にあたり、耐性菌の発生を防ぐために治療の上で必要な最小限の投与に抑えてください。
・特に犬の皮膚感染症にはさまざまな原因があることから、投与する際は病気の状態をよく確認したうえで使用の是非を慎重に判断してください。

Abbott

シンガポール