ラブラドールレトリバーは、日本でもっとも飼育頭数が多い大型犬であり、世界的にも長年人気の犬種!
賢くてしつけもしやすいので、初めて大型犬を飼う方にもオススメの犬種です。
この記事では、ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気を、ランキング形式で紹介します。
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目次
- ラブラドールレトリバーの特徴と性格
- ラブラドールレトリバーの寿命は平均13.1歳!
- ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気ランキング
- ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気ランキング1位:皮膚の病気
- ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング2位:耳の病気
- ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング3位:消化器の病気
- ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング4位:全身性の病気
- ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング5位:筋骨格の病気
- ラブラドールレトリバーがなりやすい病気:ナルコレプシー
- 高齢・老犬のラブラドールレトリバーがかかりやすい病気
- ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーの違い
- まとめ
ラブラドールレトリバーの特徴と性格
原産国 | カナダ |
---|---|
サイズ | 大型犬 |
体高 | オス 57~62cm メス 54~59cm |
体重 | オス 29~36kg メス 25~32kg |
毛質 | ダブルコート |
身体的特徴 | 垂れ耳、短毛 毛色はブラック、イエロー、チョコレートの3種類 |
平均寿命 | 約13.1歳 |
病気のなりやすさ | なりやすい(リスク高) |
気をつけたい病気 | 癌・悪性腫瘍、アトピー性皮膚炎、外耳炎、ナルコレプシーなど |
ラブラドールレトリバーは、日本でもっとも飼育頭数の多い大型犬です。アメリカでは31年連続で飼育頭数1位になるなど、世界的にペットして人気の犬種。
ゴールデンレトリバーと同様に穏やかで従順、人懐っこい性格ですが、ラブラドールレトリバーは陽気で活発な性格と言われています。
温和で社交的なため、盲導犬・介助犬・警察犬としても活躍している犬種です。
ラブラドールレトリバーの寿命は平均13.1歳!
2024年におこなわれた調査では、ラブラドールレトリバーの寿命は平均13.1歳でした。
飼育頭数トップ10の犬種の平均寿命と比較すると、こちらの表のようになり、ラブラドールレトリバーの寿命は平均的であることがわかります。
犬種 | 平均寿命 |
---|---|
柴犬 | 14.6歳 |
パピヨン | 14.5歳 |
トイプードル | 14.0歳 |
ミニチュアダックスフンド | 14.0歳 |
ヨークシャーテリア | 13.3歳 |
ゴールデンレトリバー | 13.2歳 |
マルチーズ | 13.1歳 |
ラブラドールレトリーバー | 13.1歳 |
シーズー | 12.8歳 |
ポメラニアン | 12.2歳 |
チワワ | 11.8歳 |
大型犬は「股関節や心臓に負担がかかる」「基礎代謝が高いから体に受けるダメージが大きい」などと言われますが、実際に寿命に影響しているのかは明らかになっていません。
ただ、ラブラドールレトリバーは癌の発症率が他の犬種よりも高いことがデータ上わかっているので、決して長寿の犬種とは言えないと考えておきましょう。
ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気ランキング
実際に動物病院を受診した病気の調査データによる、ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気はこちら!
- アトピー性皮膚炎
→チョコレート色が発症しやすい、かゆみや赤みで他の病気の引き金にもなる。 - マラセチア性皮膚炎
→皮膚のべつきが特徴。 - 膿皮症
→高温多湿の時期に発症しやすい、赤い発疹と痒み。 - 外耳炎
→垂れ耳なのでとくに発症しやすい!耳を気にする仕草に注意/li> - 耳血腫
→耳たぶが膨らむ症状で、頭を振るなど耳たぶへの刺激で発症。 - 胃捻転
→命の危険もある緊急疾患、お腹の膨らみや呼吸困難は要注意。 - 癌(がん)・悪性腫瘍
→発症率の高さトップ3に入る犬種なので、定期的な健康診断を。 - 股関節形成不全
→先天的な要因が大きい、歩行に支障が出る病気。 - ナルコレプシー
→突然、膝や腰の筋肉や全身の力が抜けて居眠りするような症状が出る睡眠疾患。
ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気それぞれの特徴と原因、予防法を紹介します。
▼犬種別かかりやすい病気を見る▼
ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気ランキング1位:皮膚の病気
ラブラドールレトリバーは、約1/3が皮膚の病気で病院を受診しています。
とくにかかりやすい病気はアトピー性皮膚炎、マラセチア性皮膚炎(脂漏性皮膚炎)、膿皮症(のうひしょう)の3つ。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、慢性的な炎症が起こる皮膚の病気です。
とくに注意すべきなのは、チョコレート色のラブラドールレトリバー。
毛色がイエローやブラックの子よりも、約2倍発症しやすいことがわかっています。
参考
Environmental risk factors for canine atopic dermatitis: a retrospective large-scale study in Labrador and golden retrievers [英語](外部リンク)
ハウスダストや花粉、ダニなどの環境物質に対するアレルギー反応により、口や眼、耳や腰などに、かゆみ・赤みを引き起こします。
舐めたり掻いたりすると症状が悪化し、脱毛症状や皮膚が黒ずんで厚くなる苔癬化になることも。
アトピー性皮膚炎は、3歳までに発症することが多いです。
治療法
アトピー性皮膚炎は一度発症したら一生付き合っていく病気で、完治させる治療法がないため、医療費や日々の薬代の負担も大きくなりがち。
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原因・予防法
アトピー性皮膚炎の原因は、ハウスダストや過分など環境中の物質なので、完全になくすことはできません。
さらに、遺伝的要因でラブラドールレトリバーは発症しやすい傾向があります。
完全には予防できない病気なので、もし発症した場合はかゆみを抑えて悪化を防ぐことが大切です。
必要に応じて投薬を行うこと以外に、シャンプーによるコンディション強化も悪化防止につながります。
マラセチア性皮膚炎(脂漏性皮膚炎)
マラセチア性皮膚炎はかゆみや赤みに「皮膚のべたつき」が伴うため、脂漏性皮膚炎とも呼ばれます。
慢性化すると皮膚が黒くなり、皮膚表面が厚くなる「苔癬化」を引き起こす恐れもあります。
高温多湿の春から夏にかけて発症しやすく、とくに症状が出やすい内またやわきの下は注意しましょう。
原因・予防法
マラセチア性皮膚炎は免疫機能や代謝が低下し、常在菌のマラセチアが異常繁殖することで発症します。
体質や基礎疾患も影響しやすく、アトピー性皮膚炎が症状を悪化させる原因になることも。
予防するには、マラセチアのエサになる皮脂をコントロールすることが重要です。
基礎疾患のケアと、薬用シャンプーなどを用いて肌のコンディションを改善してあげましょう。
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膿皮症(のうひしょう)
膿皮症は、赤い発疹やかゆみを引き起こす皮膚の病気です。
悪化したケースでは、脱毛やフケが現れる場合もあります。
異変に気づきやすい症状で、ラブラドールレトリバーの場合は被毛をかき分けることで患部を特定することができます。
原因・予防法
膿皮症の原因は、常に皮膚や粘膜に存在している細菌の異常繁殖です。
細菌は気温と湿度が上昇すると繁殖力も強まるので、梅雨から夏の時期はとくに注意が必要です。
ほかにも、アトピー性皮膚炎が原因で発症する場合も。
予防方法は、シャンプーやブラッシング、掃除などをおこなって愛犬の体や環境を清潔に保つこです。
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ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング2位:耳の病気
ラブラドールレトリバーは垂れ耳なので細菌が増殖しやすく、耳のトラブルが多くなりがち。
ラブラドールレトリバーがなりやすい耳の病気は、外耳炎と耳血腫の2つが挙げられます。
外耳炎
外耳炎は、外耳(耳の入り口から鼓膜までの部位)に起こる炎症の炎症です。
耳のかゆみや赤み、耳垢の増加や臭いなどの症状を引き起こします。
そのため、犬は頻繁に耳をかいたり地面に耳をこすりつけたり、首を振ったりする様子が見られます。
また治療が遅れると慢性化するリスクや、他の病気を助長する可能性もあるため注意しましょう。
治療法
外耳炎は、点耳薬を使用して治療します。1日1~2回、耳に滴下し、マッサージするように軽く揉みこむように使用します。
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外耳炎は繰り返し発症することが多い病気なので、常備しておくと安心です。
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原因・予防法
外耳炎の原因は、細菌の増殖やアレルギーなどさまざまで、どんな犬種でも発症します。
その中でもラブラドールレトリバーは垂れ耳で湿気がこもり、細菌が繁殖しやすいので外耳炎になりがち。
外耳炎を予防するためには、耳を清潔に保つことが大切です。
定期的にコットンで拭けば異変にも気づきやすくなるため、予防だけでなく早期発見にもつながります。
耳血腫(じけっしゅ)
耳血腫は、血液が耳介(耳たぶ)の内側にたまって膨らむ病気です。
耳への刺激によって皮膚と軟骨が離れてしまい、間に血がたまった状態になります。
犬は違和感があって耳をかいたり頭を振ったりするので、症状が進行して耳介の腫れが大きくなることも。
軽度に見える症状でも治療を受けずに長期化すれば、耳介軟骨が変形する可能性もあります。
原因・予防法
耳血腫は、耳介への刺激が原因で発症します。
耳をかく、頭を振るなどの動作が刺激になり、とくに外耳炎のかゆみによってこれらの動作が増えることで発症しやすくなります。
予防するには、耳を清潔に保つことが必要で、外耳炎の予防することが耳血腫の予防にも繋がります。
ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング3位:消化器の病気
ラブラドールレトリバーは、消化器の病気の中でも、とくに胃捻転を発症しやすいです。
胃捻転(いねんてん)
胃捻転は、胃がねじれることで周囲の血流も遮断される病気です。
胸から腹部までの膨らみや吐き気といった症状が見られるほか、重症化すると胃壁や脾臓の壊死や呼吸困難により、数時間で死亡するケースも。
突然発症しやすい病気ですが、早朝・夜間・旅先で起こる傾向があり、中年から老齢犬に多く見られます。
吐きたそうなのに吐けない、首を下げて座り込んだまま苦しそうにしている、呼吸がつらそう、ぐったりしている……このような様子は、胃捻転のサインです。
治療が遅れると危険なので、緊急対応可能な動物病院を事前に探しておき、すぐ診察してもらいましょう。
原因・予防法
胃捻転は、胃が食事で大きく膨らんだ(胃拡張)あとに、ねじれることで発症します。
再発率が高く、胸の深い大型犬に多い病気なので、ラブラドールレトリバーもはとくに注意が必要。
予防するには、1回の食事で多くの量を与えないこと、食後1時間は運動を避けることが有効です。
胃捻転には食事が大きく関係するため、ガツ食いやガツ飲みをさせず、胃が大きく膨らまない食事方法を取り入れましょう。
ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング4位:全身性の病気
全身性の病気の中でも、ラブラドールレトリバーは癌(悪性腫瘍)に注意が必要です。
癌(がん)・悪性腫瘍
ラブラドールレトリバーは、癌(悪性腫瘍)の発症率が全犬種の平均より高い犬種です。
0~8歳のラブラドールレトリバーのうち7.5%が腫瘍疾患を発症しており、全犬種の中で3番目に発症しやすい犬種であることがわかっています。
犬全体の腫瘍疾患の発症率は平均4.9%なので、約1.5倍も発症しやすいことになります。
【アニコム家庭どうぶつコラム】ガンになりやすい犬種がある?をもとに、編集部が作成。
とくになりやすい癌は、肥満細胞腫、骨肉腫、血管肉腫の3つ。
- 肥満細胞腫
免疫細胞の一種、肥満細胞の癌。しこり、患部の脱毛などの症状。皮膚がピンク色になる場合も。 - 骨肉腫
大型犬や超大型犬が発症しやすい、骨の癌。
長い骨、とくに4本の足に多く見られ、前足では肘から遠い部分に、後ろ足では膝に近い部分に発症しやすい。
関節に転移することはほとんどないが、肺への転移が多く見られる。 - 血管肉腫
血管の内側にある細胞の癌。進行がとても早く、転移率も高いことが特徴。
発症箇所は全身に及ぶが、血管の多い脾臓や心臓、肝臓などの臓器でとくに発生しやすい。
原因・予防法
癌(悪性腫瘍)は、老犬だけでなく若くて元気な時期にも発症リスクがある病気。
原因は明確になっておらず予防方法もないので、早期発見や定期的な検査が重要です。
しかし、癌は血液検査だけでは、発見することが難しい病気です。
癌の検査は費用負担も大きいので、7歳以降のシニア期に入ったら半年~3ヶ月に1回の間隔で、動物病院で診察を受けることをオススメします。
ラブラドールレトリバーは他の犬種より癌の発症率が高く、シニア期になると癌の発症リスクも高まるので、この時期にしっかりケアしておくと安心です。
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ラブラドールレトリバーがなりやすい病気ランキング5位:筋骨格の病気
ラブラドールレトリバーは、股関節形成不全を発症しやすい犬種です。
股関節形成不全
股関節形成不全は股関節の発育や発達に異常があり、歩行にも支障が現れる病気です。
ほとんどは両足に発症しますが、まれに片足だけに症状が見られる場合もあります。
一般的に見られる症状は、横座りやモンローウォークと呼ばれる腰を振ったような歩き方。
バニーホップという、スキップやうさぎ跳びのような歩き方が見られるときもあります。
若いころに治療せず放置した場合は、老犬になってから再び症状が出るリスクもあるので気をつけましょう。
治療法
若い犬の場合は手術により機能回復や進行予防を行います。
老犬の場合は、保存療法を行うことが多く、痛み止め・鎮痛剤を使用します。
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原因・予防法
股関節形成不全は骨格や筋肉など遺伝的な要因が大きく、食事や体重、運動などが影響する場合もあります。
とくにラブラドールレトリバーは、遺伝的に股関節形成不全を発症しやすい犬種です。
股関節にストレスがかかると発症リスクが高まるため、適切な体重維持を心がけて予防しましょう。
ラブラドールレトリバーがなりやすい病気:ナルコレプシー
ラブラドールレトリバーは、慢性的な睡眠疾患であるナルコレプシーになりやすいと言われています。
通常の睡眠とは違って、突然強い眠気に襲われる睡眠発作を特徴としています。
とくに症状が出やすいのは、食事や遊びなどの刺激によって興奮したときです。
姿勢を保つ膝や腰の筋肉、または全身の力が抜けて居眠りをしているような、カタプレキシーという症状を繰り返します。
ラブラドールレトリバーは好発犬種であり、遺伝的要因が関係しているので予防できる方法はありません。
高齢・老犬のラブラドールレトリバーがかかりやすい病気
ラブラドールレトリバーは高齢になると、癌(悪性腫瘍)を発症しやすくなります。
他の犬種よりも約1.5倍リスクがあるので、とくに注意してあげてください。
また 大型犬は足腰への負担が大きく、筋肉が衰えると自分の体重を支えることが難しくなります 。
高齢になってくると散歩を嫌がったり、ふらついたり、トイレのときに姿勢を保てなかったり…。
日常生活にも影響がでるため、介護や歩行を補助するハーネスが必要になる場合もあります。
他にも高齢や老犬になるとどの犬種でも発症しやすい、白内障や前庭疾患などの病気にも注意しましょう。
ラブラドールレトリバーの寿命を延ばす病気予防法① 散歩時間
ラブラドールレトリバーの寿命を延ばすためには、ストレス解消と肥満対策になる散歩をすることが大切です。
散歩は1日2回、時間は最低でも各30分おこなって距離は2~4kmを目安にしましょう。
食後すぐは胃捻転を発症する恐れがあるため、ご飯を食べたあとは1時間ほど経ってから運動してください。
また過度な運動をすると足腰や関節、心臓に負担がかかるため、ゆっくり長い距離を歩きましょう。
ラブラドールレトリバーの寿命を延ばす病気予防法② 食事と体重管理
ラブラドールレトリバーは、食事による体重管理も大切です。
胃捻転を防ぐためには1日の食事量を減らさず、1回に与える量を少なくして頻度を増やす方法が効果的です。
また股関節形成不全にもなりやすい犬種なので、骨に負担がかからないよう太りすぎにも注意してください。
ラブラドールレトリバーの寿命を延ばす病気予防法③ 定期的な健康診断
ラブラドールレトリバーは癌・悪性腫瘍の発症率が高い犬種なので、定期的な健康診断により早期発見・早期治療に結び付けることで、寿命も長くなります。
7歳を過ぎたシニア期は、半年~3ヶ月に一度を目安に獣医師さんに診てもらいましょう。
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーの違い
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーは、日本で人気ツートップの大型犬です。
さらに、どちらもレトリバー種なので近い存在として扱われがちです。
両者の違いを
毛の長さと色
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーそれぞれの、被毛の長さや色の違いはこちら!
犬種 | 長さ | 色 |
---|---|---|
ラブラドールレトリバー | 短毛 | 明るいクリーム・ゴールド |
ゴールデンレトリバー | 長毛 | イエロー・ブラック・チョコレート |
性格
■ラブラドールレトリバー
元気で活発な傾向があり、陽気な性格をしています。
ご褒美のおやつや飼い主さんの笑顔が大好きで、トレーニングも頑張ってくれる子がほとんどです。
■ゴールデンレトリバー
感受性が豊かで、相手の気持ちに寄り添ってくれる優しい性格だと言われています。
人懐っこい犬種ですが野生的な一面もあるので、しつけは早めに行うことが成功させる秘訣です。
共通点も多い
ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーは、共通点もたくさんあります。
学習能力が高いので盲導犬や介助犬、警察犬としても活躍しています。
しかし、どちらも穏やかで人懐っこく友好的な犬種なので、番犬にはあまり向いていません。
レトリバーという名前は、獲物を回収するという意味のレトリーブに由来しています。
網にかかった魚などを回収する役割を担っていた歴史があるので、泳ぎが得意で水遊びも大好きです。
まとめ
この記事では、ラブラドールレトリバーがかかりやすい病気や、健康寿命を延ばす方法について解説してきました。
今は愛犬が若くて健康であっても、高齢になれば病気をする可能性はあります。
長く健康でいてもらうためには、日ごろからの飼い主さんのサポートが欠かせません。
愛犬に異変があれば動物病院を受診する、定期的に健康診断を受けるなど、病気の早期発見を心がけましょう。
▼犬種別かかりやすい病気を見る▼
ペットのお薬通販『ぽちたま薬局』スタッフのブログです。
このブログではペットのご飯を中心にペットの健康について考えたいと思います。