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最終更新日: 2024.01.24

フィラリア予防薬の投与期間は具体的にいつからいつまで必要?

本記事の内容は、こちらの動画でもご確認いただけます。

フィラリア予防薬は、蚊が活発に活動する4~11月に掛けて投与するのが一般的です。

しかしこれはあくまで目安であり、あなたがお住いの地域によって投与期間は多少前後します。

この記事では、地域別のフィラリア薬の投与期間と、より万全なフィラリア予防をする方法をご紹介します。

フィラリア予防薬の投与期間

フィラリア予防薬の投与期間は、蚊が活動する4月~11月にかけて月1回投薬するのが一般的です。

しかし、これはあくまで目安であり、お住まいの地域によって多少異なってきます。

【地域別】フィラリア予防薬の投与期間

蚊の発生時期は地域やその年の気候などによって変わります。

以下に各地の投与期間を掲載していますが、あくまで目安となるものです。

実際の投与期間については、住んでいる地域の動物病院にご確認のうえ投薬してください。

【地域別】フィラリア予防薬の投与期間

地域 投与期間
北海道
6月~10月
東北
(青森 秋田 岩手 宮城 山形 福島)
5月~11月
関東甲信
(茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川県 山梨 長野)
5月~11月
北陸・東海
(新潟 富山 石川 福井 岐阜 静岡 愛知 三重)
5月~11月
近畿
(滋賀 京都 兵庫 大阪 奈良 和歌山)
4月~11月
中国
(鳥取 島根 岡山 広島)
5月~11月
四国
(香川 徳島 愛媛 高知
4月~11月
九州
(山口 福島 佐賀 大分 宮崎 熊本 長崎 鹿児島)
4月~12月
沖縄
1月~12月

【参考】 HDU全国 犬のフィラリア感染期間の目安(外部リンク)

投与のタイミング

投与開始:蚊が出るようになって1ヵ月後
投与終了:蚊がいなくなってから1ヵ月後

フィラリア症は、蚊に刺されることで感染します。
犬猫の体内に入り込んだフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)は、3~10日後に脱皮して移行幼虫になります。

フィラリア予防薬は、移行幼虫の駆除はできますが、大きくなった幼虫に対しては十分に効きません。
そのため、幼虫が大きくなる前にフィラリア予防薬を投与して駆除する必要があります。

「投与開始する時期」と「投与終了時期」を守り、月1回必ず投薬することでフィラリア症の予防ができます。

注意点
通年、フィラリア予防薬を使う場合は、投与し忘れに注意しましょう。

蚊が出ない季節に休薬する場合は、投与開始と終了時期に気をつけてください。
涼しくなってきたからといって、独断で投薬を止めてしまうと、その年に続けてきたフィラリア予防がすべて無駄になります。

フィラリア予防薬の投与期間は、お住まいの地域の気温も関係してくるので、かかりつけの獣医師さんと相談して決めるのが一般的です。

フィラリア予防薬は通年投与がおすすめ

フィラリアをより確実に予防したいなら、上述した期間に関係なく通年での予防がオススメです。

フィラリアを媒介する蚊の中には、寒さに強く冬でも繁殖をする種が存在します。

更に、寒い時期に生き残っている蚊はフィラリアを媒介する確率が高く警戒が必要です。

その為、万全の備えをするなら秋冬も関係なく予防を継続するのがおすすめです。

通年投与のメリット・デメリット

フィラリア予防薬の通年投与には、それぞれメリットとデメリットがあります。

■メリット
・確実に予防できる
・いつからいつまで投与したらいいのか悩まなくて済む
・フィラリア検査が不要
■デメリット
・薬の費用がかかる

予防薬を通年投与することで、毎月のお薬代がかかりますが、通販でまとめ買いすることで、薬代の負担を軽くすることができます。

フィラリア予防薬の購入は通販がお得

ぽちたま薬局では、フィラリア予防薬を取り扱っています。
動物病院で処方されているお薬以外に、価格の安いジェネリック薬も取り揃えております。

通販 動物病院
診察費
なし
約1,000円~1,800円
フィラリア抗原検査
なし
約2,000円~3,000円
薬代(1ヵ月分)
約2,300円~3,600円
約2,400円~4,100円
合計
約2,300円~3,600円
約5,400円~8,900円

※お薬代は「ネクスガードスペクトラ(犬用)」の1錠あたりの値段です。
※病院や体重などによって価格が異なります。

一度、動物病院でフィラリア予防薬を処方してもらったら、同じお薬を通販で購入し通年投与することで、血液検査は不要になります。

通販で購入する際の注意点
・愛犬、愛猫の体重にあったお薬を購入すること
・海外から発送されるため、届くのが2~3週間後。余裕を持って購入すること

フィラリアの検査について

フィラリア検査をする人

犬の場合、フィラリア予防薬の投与開始前に、現在フィラリアに寄生されていないか調べる検査を受ける必要があります。

猫の場合は、フィラリアの検査は必ずしも必要ではありません。
というのも、抗原検査はフィラリアのメスのみを検出する検査で、寄生数の少ない猫に対して検査を行っても判断できないことが多いようです。

犬がフィラリアに感染する確率

フィラリア予防期間中に、フィラリア予防薬を正しく投与していれば感染する確率は0%です。
しかし、投与するのを忘れてしまった場合、フィラリア症に感染していたという報告があります。

フィラリア予防薬を投与しなかった時の感染率は、以下のとおりです。

予防しなかった期間 感染率
1年 38%
2年 89%
3年 92%

犬がフィラリア症に感染すると、初期ではほとんど症状があらわれませんが、進行すると咳が出たり、運動時に失神したりすることもあります。
さらに肝臓や腎臓などの臓器にも障害を起こし、一度感染してしまうと完治が難しく、生涯にわたり治療が必要になる病気です。

フィラリア予防をしっかり行うことで、100%感染を防ぐことができます。

フィラリア予防薬の種類

フィラリア予防薬には、犬用と猫用があります。

犬用のフィラリア予防薬
猫用のフィラリア予防薬

犬用のフィラリア予防薬

犬用のフィラリア予防薬には、「おやつタイプ」「滴下タイプ」「錠剤タイプ」があります。
一般的に使用されているフィラリア予防薬をご紹介します。

■おやつタイプ
ネクスガードスペクトラ……フィラリア予防以外に、ノミやマダニも同時に駆除できる
■錠剤タイプ
キウォフハート……小さめの錠剤で、犬用フィラリア予防薬の中で一番安い
■滴下タイプ
レボリューション……フィラリア予防以外に、ノミや耳ダニも同時に駆除できる

猫用のフィラリア予防薬

猫用のフィラリア予防薬は、「滴下(スポットオンタイプ)」「錠剤タイプ」の2種類です。
一般的に使用されているフィラリア予防薬をご紹介します。

■滴下タイプ
レボリューション……フィラリア予防以外に、ノミや耳ダニ、猫回虫も同時に駆除できる
■錠剤タイプ
ミルプラゾン……フィラリア予防以外に、猫回虫や鉤虫、鞭虫、条虫、多包条虫も同時に駆除できる

フィラリア予防薬の投与期間Q&A

フィラリア予防薬を飲み忘れたら、どうしたらいい?

フィラリア予防薬は月1回投与する必要がありますが、飲ませ忘れた期間が1週間程度であれば、すぐに投薬してください。
しかし、2ヶ月以上期間があいてしまった場合は、フィラリアが体内に寄生している可能性があるため、獣医師の指示に従ってください。

完全室内飼いの犬猫も、毎月投与した方がいい?

蚊は室内にもいますので、フィラリア予防は必要です。
また、散歩中に蚊に刺されて感染することがあります。
少数ですが、完全室内飼いのワンちゃんが感染してしまった例もあります。

フィラリアの薬は毎月同じ日に飲ませないといけない?

1週間程度、日にちが前後しても問題ありません。
毎月1回、同じ日にフィラリア予防薬を投与するを決めることで、投与忘れを防ぐことができるため、毎月1日、毎月15日など投与日を決めておくといいかもしれません。

薬を嫌がる場合、どうしたらいい?

錠剤だと嫌がって飲まない場合は、犬用ならおやつタイプや滴下タイプのお薬を試してみると良いでしょう。
猫用は滴下タイプがおすすめです。

蚊を見なくなったので、投与をやめてもいい?

フィラリア予防の期間は、蚊がいなくなってから1ヵ月後までです。
住んでいる地域によって異なりますが、近年、地球温暖化で気温が上がり、冬でも蚊が発生していることもあります。
自己判断はせず、かかりつけの獣医師にご確認ください。

ワクチン(狂犬病予防や混合ワクチン)と同時に、フィラリア予防薬を投与してもいい?

ワクチン接種とフィラリア予防薬の投与は、なるべく日をずらした方が良いでしょう。
どちらも病気を予防するためのお薬ですが、ワクチン接種後やフィラリア予防薬の投与後に体調を崩すことがあるかもしれません。
同じ日に複数の予防薬を使用後に体調が悪くなった場合、どの薬の副作用なのか判断するのが難しくなります。
そのため、ワクチンとフィラリア予防薬は日をずらした方がいいでしょう。

子犬・子猫のフィラリア予防薬はいつから?

予防薬によって異なりますが、6週齢(生後42日)~8週齢(生後56日)から投与可能です。
6週齢から使える予防薬は「レボスポット」です。
>>レボスポット【犬用】の通販ページへ
>>レボスポット【猫用】の通販ページへ

まとめ

  • フィラリア予防薬の投与期間は4月~11月が一般的だが、住んでいる地域によって異なる
  • 犬と猫のフィラリア予防薬の投与期間は同じ
  • 完全室内外でもフィラリア予防は必要
  • フィラリア予防は通年投与がおすすめ
  • フィラリア予防薬は通販で安く購入できる
  • 犬の場合、投薬前に必ずフィラリア抗原検査を受ける

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