愛犬のノミ・マダニ対策として、動物病院でよく処方される「ネクスガード」と「フロントラインプラス」。
どちらも人気の駆除薬ですが、「結局、どっちを選べばいいの?」と迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
実は、ネクスガードとフロントラインプラスは効果の範囲や使用方法、価格に違いがあります。
この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく比較し、愛犬に最適な選び方を解説します。
「ネクスガードとフロントライン、どっちがいいの?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ネクスガードとフロントラインプラスの違い
ネクスガードとフロントラインプラスは、どちらもノミ・マダニの駆除に効果的で、1ヶ月間持続する予防薬です。
しかし、使用方法や即効性、駆除できる寄生虫の種類などに違いがあります。
以下の比較表を参考に、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
商品名 | ![]() ネクスガード |
![]() フロントラインプラス |
---|---|---|
有効成分 | アフォキソラネル | フィプロニル S-メトプレン |
タイプ | 食べるタイプ (チュアブル) |
滴下タイプ (スポットオン) |
効果 | ノミ マダニ ニキビダニ |
ノミ マダニ シラミ ハジラミ |
即効性 | ノミ:6時間 マダニ:24時間 |
ノミ:24時間 マダニ:48時間 |
持続期間 | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
シャンプーの影響 | なし | あり (滴下後24時間は控える) |
価格 | 1箱6錠:11,400円 (1ヶ月分:1,900円) |
1箱3本:8,000円 (1ヶ月分:2,666円) |
詳細 | >>詳細はこちら | >>詳細はこちら |
※当サイト「ぽちたま薬局」における小型犬用の価格を記載しています。
ネクスガードとフロントラインプラスの主な違い
どちらもノミ・マダニ対策に有効ですが、決定的な違いは使用方法と効果の出方です。
ネクスガード
おやつのように食べるチュアブルタイプ。
成分が体内に吸収され、全身に行き渡ることで寄生虫を駆除します。
シャンプーの影響を受けにないことがメリットです。
フロントラインプラス
皮膚に垂らすスポットオンタイプ。
毛根や皮脂腺に蓄積され、皮膚全体に広がって効果を発揮します。
ノミの卵の発育も阻止するため、繁殖を防ぎたい場合におすすめです。
また、駆除できる寄生虫の種類や即効性、価格にも違いがあるため、愛犬のライフスタイルに合わせて選びましょう。
ネクスガードの特徴
ネクスガードは、牛肉風味のやわらかいチュアブルタイプのノミ・マダニ駆除薬。
おやつのように与えられるため、愛犬が嫌がることなくスムーズに投薬できると人気です。
さらに、即効性の高さも特徴で、最新の試験ではノミに対して30分以内に効果を発揮し、マダニは12時間以内に93.4%を駆除できることが確認されています。
- 優れた即効性:投与後、ノミは6時間以内・マダニは24時間以内に100%駆除
- 幅広い駆除効果:ノミ・マダニだけでなく、皮膚病の原因となるニキビダニにも対応
- シャンプーや水浴びの影響を受けない:皮膚に塗布するタイプと違い、薬の成分が流れ落ちる心配なし
- おやつ感覚で与えやすい:投薬ストレスが少なく、愛犬にとっても負担が少ない
- 被毛が汚れない:滴下タイプのように毛がベタつかない
- 警戒されると食べさせにくくなる:一度苦手意識を持たれると、次回以降の投薬が難しくなることも
- 吐き戻すと効果がなくなる:食後すぐに吐いてしまった場合、再投与が必要になる可能性あり
- アレルギーに注意:食物アレルギーのある犬には、事前に成分を確認することが大切
ネクスガードはおやつ感覚で与えられる便利さと、高い即効性が魅力の駆除薬です。
ただし、食べ物に敏感な子や吐きやすい子は注意が必要。
愛犬の性格や体質に合った選択をしましょう。
フロントラインプラスの特徴
フロントラインプラスは、首元(肩甲骨の間)に垂らすだけで効果を発揮するスポットオンタイプのノミ・マダニ駆除薬です。
皮膚に塗布すると成分が毛根や皮脂腺に蓄積され、皮膚全体に広がることでノミやマダニを駆除。
さらに、シラミやハジラミにも有効なため、より広範囲の寄生虫対策が可能です。
また、ノミの成虫だけでなく、卵や幼虫の発育を阻止する働きもあるため、新たな繁殖を防ぐ効果も期待できます。
- 吐き戻しの心配がない:口から摂取するタイプと違い、消化器への負担が少ない
- 繁殖を防ぐ効果あり:ノミの卵や幼虫の成長を阻害し、継続的な駆除が可能
- 食欲がない犬にも使いやすい:飲み薬が苦手な子や、投薬時に警戒しやすい子にも適している
- シラミ・ハジラミも駆除:ノミ・マダニに加え、皮膚や被毛に寄生する寄生虫にも対応
- 皮膚が弱い犬には注意が必要:皮膚に直接塗るため、肌が敏感な子には合わない可能性あり
- 投与後はシャンプーや水浴びの制限あり:滴下後1日間はシャンプーを控える必要がある
- 塗布直後はべたつく可能性:液剤が乾くまで、投与部位に直接触れないよう注意が必要
フロントラインプラスは、ノミ・マダニ対策に加え、繁殖の予防や広範囲の寄生虫駆除ができるのが魅力。
食べるタイプが苦手な犬や、より広い予防効果を求める飼い主さんにおすすめです。
ネクスガード・フロントラインプラスどっちを選ぶべき?
ネクスガードとフロントラインプラスは、どちらもノミ・マダニ対策に有効な駆除薬です。
しかし、愛犬にとってどちらが最適なのか迷う飼い主さんも多いはず。
そんなときは、以下のポイントを参考に選んでみてください。
テキスト 使わない場合はこの行削除
- 即効性を重視したい → 最短6時間でノミを、24時間でマダニを100%駆除
- アルコールに敏感な犬 → アルコールフリーなので安心
- ノミの卵や幼虫の発育も防ぎたい → 繁殖を阻止する働きあり
- 妊娠中・授乳中の犬に使いたい → 妊娠期の愛犬でも使用可能
お手頃価格で続けたい場合は、フロントラインプラスのジェネリック「メロニルプラス」がおすすめです。
ネクスガードは即効性が高く、食べるタイプで簡単に投与可能。
アルコールが含まれていないため、敏感な犬にも向いています。
一方、フロントラインプラスはノミの繁殖予防に加え、妊娠・授乳中の犬にも使用可能。
さらに、ジェネリック薬ならコストを抑えて継続しやすいのが魅力です。
当サイト「ぽちたま薬局」では、フロントラインプラスのジェネリック医薬品も取り扱っています。
ぜひ、お得に愛犬のノミ・マダニ対策を始めてみてください。
フロントラインプラスジェネリック
(メロニルプラス)の通販ページへ
フィラリアもまとめて予防したいなら「ネクスガードスペクトラ」
愛犬の健康を守るためには、ノミ・マダニ駆除だけでなく、フィラリア予防も欠かせません。
そこでおすすめなのが、これ1つでまとめて予防できる「ネクスガードスペクトラ」です。
- フィラリア(蚊を媒介とする寄生虫)
- 皮膚に寄生する虫:ノミ・マダニ
- お腹に寄生する虫:犬回虫・犬小回虫・犬鉤虫・犬鞭虫
お得&便利なポイント
・別々に購入するより経済的
・おやつ感覚で与えやすい
・シャンプーや水浴びの影響を受けにくい
「ノミ・マダニ対策も、フィラリア予防も一度で済ませたい」という飼い主さんには、ネクスガードスペクトラがぴったりです。
愛犬の健康を守るために、ぜひ検討してみてください。
まとめ
ネクスガードとフロントラインプラスは、どちらもノミ・マダニ対策に効果的な定番の駆除薬です。
「どっちを選べばいいの?」と迷ったら、愛犬の体質やライフスタイルを考慮して選びましょう。
- 即効性を重視、アルコールが苦手 → ネクスガード
- ノミの卵や幼虫の発育も防ぎたい → フロントラインプラス
- フィラリアも一緒に予防したい → ネクスガードスペクトラ
- コストを抑えたい → フロントラインプラスのジェネリック医薬品
当サイト「ぽちたま薬局」では、ネクスガードやフロントラインプラス、ジェネリック医薬品も取り扱っています。
愛犬にぴったりの予防薬を選んで、健康をしっかり守りましょう。

ペットのお薬通販『ぽちたま薬局』スタッフのブログです。
このブログではペットのご飯を中心にペットの健康について考えたいと思います。