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パッケージの商品名が「Stronghold Plus」と記載されていますが、これはレボリューションプラスをヨーロッパで販売する際の商品名です。中身は全く同じものですのでご安心ください。
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線虫とは、猫の体内に寄生する寄生虫の仲間です。
その名の通り糸状の細長い体が特徴的で、主に腹痛や下痢、嘔吐などの症状が現れます。
成猫であれば無症状の場合もありますが、子猫や老猫などが大量に寄生されると重症化する恐れもあります。
この記事では、猫に寄生する線虫の症状や治療法、予防などについて詳しく紹介していきます。
回虫は猫の小腸や胃、肺などに寄生します。
虫体は大きい物だと長さ20cmにもなり、そうめんに例えられる白くて細長い虫体が特徴。
回虫のなかでも猫に寄生するのは主に「猫回虫」という種類です。
寄生数が少ないと無症状の場合が多いです。
大量の猫回虫に寄生されると、以下の症状が現れます。
これらの症状が現れる段階で、既に体内に何匹猫回虫がいるか分かりません。
成猫の場合は重症になることは少ないですが、 子猫の場合は発育に影響が出てしまう場合もあります。
また、糞や吐き出した内容物に回虫が出てきたことで寄生に気付くケースがよく見られます。
猫回虫症の原因は、すでに感染している猫の排泄物などです。
とくに多頭飼いの場合は、感染している猫が猫回虫の卵を糞と一緒に排泄し、それを別の猫が口にして感染するケースが少なくありません。
ほかにも、猫回虫が寄生したネズミなどを捕食することでも感染は起こります。外に出かける猫には対策が必要でしょう。
また、室内飼いの猫であっても、寄生されたネズミなどが室内に侵入してきたところを食べてしまうこともあるので同様に対策は必要です。
ほかにも母猫が感染している場合、その母乳を飲んだ子猫も感染します。
まれですが、猫回虫は人間にもうつります。
しかし、人間は本来の宿主ではありません。成虫になることはなく幼虫のまま体内に留まります。
症状も猫とは全く異なり、体内をあちこちに動き回る、脳や肺、眼などに迷い込んで肺炎や失明などを引き起こす、といったことが起こる可能性があります。
猫が排出した便のなかの卵が感染力を持つまでは、一定の時間がかかります。猫が排泄したら速やかに処理をすることを心がけましょう。
回虫と同じく、寄生数が少なかったり、健康な成猫であれば無症状の場合もあります。
大量に寄生されると、以下のような症状が現れます。
どす黒い便や血便、粘り気の強い便が出るのが特徴です。
特に子猫の場合は、重度の貧血になりやすく、処置が遅れると命に関わる恐れがあります。
鉤虫症はさまざまな経路で感染します。
前述した猫回虫と同じように、原因は感染した猫の排泄物や寄生されたネズミなどを食べたり、感染した母猫の母乳などです。
それらに加えて、皮膚の毛穴を通して体内に侵入する経皮感染もあります。
猫回虫症と同じく、鉤虫症も人間にうつります。
経皮感染をすることもあるので、猫の糞を素手で触らないよう注意をしてください
鞭虫は、その名のとおり鞭のような外見をしている線虫で、「犬鞭虫」という種類が代表的です。猫にかかることはまれですが感染例はあります。
小腸で幼虫が孵化し、成長後に盲腸に移動して寄生します。
厄介なことに、検査を受けても検出されにくい特徴があり、見付かるまでに何度も検査を受けなくてはいけない場合もあります。
鞭虫に寄生されると、以下のような症状が出ます。
盲腸粘膜に寄生し吸血するため、下痢や体重減少を引き起こします。
大量に寄生されることで、血便が出ることも。
感染した犬や猫の糞と一緒に排出された虫卵を口にしてしまうことで感染します。
ただ、排泄されたばかりの虫卵には感染力はありません。
排泄後2週間~4週間ほどで感染能力を持つので、糞は速やかに処理しましょう。
発生数は多くないものの、鞭虫症は人にもうつります。
鞭虫の虫卵で汚染されたものを食べたり、虫卵が混ざった土に触れそれが口に入ると、感染してしまうかもしれません。
鞭虫が感染力を持つのは虫卵が排出されて二週間後です。
ペットの糞は速やかに処理をし、その際素手で触らないよう注意しましょう。
まず、線虫は自然治癒することはなく、放置していても治りません。
線虫に対して有効な成分を持つ駆除薬を使用して治療しない限り、症状は続きます。
駆除薬は線虫の卵には効果がありませんので、一度投与したら、2週間ほどの期間を空けて再度投与を行います。
回虫、鉤虫の駆除薬では「ドロンタール錠」がおすすめです。
2種類の有効成分「プラジクアンテル」と「パモ酸ピランテル」が、線虫に加えて条虫もまとめて駆除します。
4週齢の子猫からも使用することができ、非常に安全性が高い点も魅力です。
>>ドロンタール錠【猫用】の通販ページはこちら鞭虫の駆除には「パナクールKH」という薬があります。
犬猫兼用のお薬で、有効成分フェンベンダゾールを含みます。鞭虫以外にも回虫や鉤虫、条虫などにも効果があります。
>>パナクールKHの通販ページはこちら駆虫薬の効果はそれぞれ違います。薬を投与する際は、寄生虫をひとくくりにして考えるのは避けましょう。
たとえば寄生虫対策としては「レボリューション」も有名ですが、線虫類で効果があるのは回虫のみ。
フィラリア予防やノミダニ駆除のついでに回虫駆除ができる点は魅力ですが、使用に際しては事前にフィラリア検査が必要になる点にご注意ください。
線虫の寄生を予防するには、感染猫との接触を避ける為に、室内飼いを徹底するのが効果的です。
また、線虫の卵は長期間に渡って感染力を持ちます。
その為、一度線虫に寄生された場合、室内に卵が残っていて、そこから感染を繰り返す恐れがあります。
トイレ掃除やベッドの洗濯など、愛猫がよく使用する場所は清潔に保つことも大切です。
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