犬を飼うのにかかる費用を分析!毎月のお薬は通販で節約

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犬を飼うのにかかる費用を分析!毎月のお薬は通販で節約

犬が大好きなので、一緒に暮らしたい!
だけど家計を圧迫しないか心配…

犬を飼うときに検討することはいろいろありますが、やはり費用は大きな課題です。
統計がとられていて、経験者の方々がどれだけ犬に費用をかけているのか確認することができたので、まとめています。

なかでも医療費は大きな負担となりますが、個人輸入代行サイトを活用し通販することで費用を減らすことも可能です。

生涯必要になる費用

生涯必要になる費用

生涯かかる費用 244~500万円

犬を飼うと10年以上育てることになりますから、ライフプランと同様に考えます。
貯蓄や資産運用とも関わるので、生涯かかる費用を見ていきましょう。

保険会社が調査した内容によると、犬に年間かかる費用は医療費含め平均で34万円、一般社団法人ペットフード協会によると平均17万円だそうです。
犬の平均寿命は14.65歳なので、そこから生涯かかる費用を算出します。

期間 平均費用
年間費用(医療費など含む) 17~34万円
生涯費用(医療費など含む) 244~500万円

※調査の内容によって内容が変わるため、幅をもたせて記載しています。

超小型犬と大型犬では食費が大きく変わるため、医療費を含む経費も変わると思われがちですが、大した違いはありません。

犬の大きさ 超小型犬 小型犬 中型・大型犬
平均寿命 15.30歳 14.05歳 13.52歳
生涯経費 約253.2万円 約217.3万円 約231.7万円
年間主食費 約4.2万円 約4.7万円 約5.4万円
年間経費 約16.5万円 約15.4万円 約17.1万円

中型・大型犬は寿命が超小型・小型犬より短いため生涯経費が少なくなります。

超小型犬の年間経費は中・大型犬とあまり変わりません。
洋服代などのペット用品に凝ったり、家の中で様子をみているためよく病院にかかったりするのが要因です。

ちなみに、犬の平均寿命は2019年~2021年の3年間で0.21歳伸びています
それにともない、生涯に必要な経費が増えます。
老犬特有の病気にもかかりやすくなるので、医療費も増えるでしょう。

【参考】
全国犬猫飼育実態調査|一般社団法人ペットフード協会
【2020年最新版】犬・猫・うさぎ・鳥・フェレットの飼育費用を大発表|anicom you(アニコムユー)

初期に必要になる費用と内訳

初期に必要になる費用と内訳

年間や生涯にかかる費用は、初期に必要な費用が含まれていない場合があります。
特別な場合以外は初期費用が一番かかるので、最初にいくら必要になるのか知ることも大事です。

以下のことを踏まえた費用がこちらです。
初期費用 8~38万円

犬を迎え入れる費用

・購入の場合 10~30万円
・譲渡の場合 無料~10,000円

犬を飼う場合、どこから迎え入れるかで費用は異なってきます。
大きく分けて、購入する、保護施設から迎える、この二つがあります。

近年人気のある犬種の相場は以下です。

・トイプードル 20~30万円
・ポメラニアン 15~30万円
・ゴールデンレトリバー 10~30万円

小さいほど価格が高くなる傾向にありますが、ブリーダーやペットショップにより異なります。

保護犬を迎える場合も、保護団体によって求める寄付額が異なります。
なにより不幸な犬を一匹でも減らせるので、推奨されている選択肢です。

・保護犬譲渡の費用 無料~10,000円程度
※保護団体によって、寄付額に加えてペット保険の加入、マイクロチップの挿入費用、狂犬病予防と登録、ワクチン接種などの費用がかかることがあります。

畜犬登録の費用

畜犬登録にかかる費用 3,000円

日本では少なくなってきましたが、狂犬病は犬を媒介とし、人間にも感染する病気です。
発症するとほぼ100%で死亡します。

そのため犬を飼う方に、お住まいの市区町村にて畜犬登録することが、法律で義務付けられています。

登録すると市区町村から狂犬病予防注射の案内が届きます。
注射した後には証明となる鑑札と注射済票が配られるので、必ず犬に装着しましょう。
鑑札と注射済票は規定を満たしたものでなければなりません。

鑑札や注射済票を失くした場合の再登録には1,600円かかります。

【参考】
犬の鑑札、注射済票について|厚生労働省

長期的に使用する犬用品

ハウス、サークル(ケージ)やクレートなど 22,000円以上

あなたが犬を飼うことになったら、すべき10のこと
でも取り上げましたが、絶対に必要な犬用品としてハウスやサークル、トイレがあります。
買い替えることもあるかと思いますが、初日から必要になり、長期的に使用する犬用品なので初期費用に含めています。

初期に必要な用品内訳
屋外設置のハウス 1万円以上
室内設置のサークル(ケージ) 5,000円以上
クレートやキャリーバッグ 3,000円以上
トイレ 2,000円以上
首輪 1,000円以上
リード(ハーネス) 1,000円以上
合計 22,000円以上

テリトリーを必要とする犬にとって、サークルやハウスはあると安心なものです。
サイズは犬に合わせて選びましょう。
トイレは犬の体長より1.5倍あるのが理想的です。
悪天候時のためにも、室内や家のすぐ近くでできるようにトイレに慣れさせておきましょう。

また、鑑札と注射済票、迷子札などをつけておくために首輪やリード(ハーネス)も必要です。

去勢・避妊手術

・去勢手術の費用 無料~35,000円
・避妊手術の費用 無料~45,000円
・術前検査 10,000円

一般社団法人ペットフード協会の統計によると、飼育されている犬の半数以上が避妊・去勢手術を受けています
手術の時期は、去勢も避妊も生後6カ月前後が一般的ですので、初期費用に含めています。

自治体によって、手術費用の一部、または全額を助成する制度もあるので、申し込んでみると良いでしょう。

手術費用は体が大きくなるにつれ高くなります。

去勢費用の一例
小型犬(~10kg未満)15,000~20,000円
大型犬(15~30kg未満)27,000~30,000円

体重30kg以上を超す超大型犬だと、去勢手術35,000円、避妊手術45,000円よりも高くなるので注意が必要です。

手術に適した体かどうか調べる、術前検査(レントゲン検査など)をすることも。

やはり医療費なので、どの初期費用よりも金額がかかります。

年間の費用と内訳

年間の費用と内訳

犬にかかる年間の費用 17~34万円

生涯必要になる費用」で触れましたが、年間にかかる費用にどんなものがあるのか、内訳を見ていきます。

食費

犬の食費内訳
・主食(ドライフード、ウェットフード、療養食、手作り)
・おやつ

「おやつは全く与えてない」という方もいて、飼育に必須ではありません。
例えばトイレトレーニングのときに、トイレを覚えたご褒美としてあげる、という与え方もあります。

しかし、栄養補給のために主食は必須です。
ドライフードは、一番値段が安く栄養豊富なコスパの高い主食。

下部尿路疾患対策用のフードや、その他療養食になると、通常のフードよりも費用がかかってきます

年間の主食用ドッグフードにかかる平均支出は以下の通りです。

主食の年間平均支出 42,372円
超小型犬 36,396円
小型犬 47,376円
中・大型犬 54,852円

一年に必須の通院

・健康診断 5,000円~
・狂犬病予防注射 3,000~4,000円
・混合ワクチン接種 3,000~10,000円

上記の3つについては必ず受けなければなりません。
ワクチンと狂犬病予防注射は、原則として同じ日には打つことができないので、一年に2回以上は通院することになります。
そのたび、上記以外で初診・再診料がかかってきますが、病院によって料金は異なります。

狂犬病予防注射については、自治体で受ける以外にもクリニックで接種し、クリニックから自治体に代行で申し込みも可能です。

混合ワクチンについては、コアワクチンのように最低限の種類だと3,000円程度になりますが、ノンコアワクチンだと種類が多くなる分費用が高くなります。
ペット保険対象外となることが多いです。

健康診断もレントゲンなど検査数が多くなれば費用は高くなります。
しかし、病気を未然に防ぐためには大切なことです。

トイレシーツなどのペット用品

日用品 20,000円程度

もっとも必要になる日用品(消耗品)はトイレシーツです。
保険会社の調査では、日用品は小型犬~大型犬で13,000~16,500円程度、と算出されていますが、飼い主さんの声ではトイレシーツだけでも一匹当たり22,000円かかる、という方もいます。

他の日用品には消臭スプレーや、おもちゃ等雑貨も含まれます。

トリミング費用

トリミング料金 7,000~49,000円

トリミングの料金は、被毛が伸び続けるタイプの犬種と、そうでない犬種とでサービスの利用料が大きく変わってきます。
毎月トリミングを利用する場合、年間費用は10万円にのぼることも

ご自宅でシャンプーやトリートメントをする場合、費用はかなり安く抑えることが可能です。
爪切りはなかなか自分ですることは難しい、という人も多く、爪切りを獣医師さんやトリマーさんにお任せする場合は一回500円~1,000円程度かかります。

毎月投与のお薬代

・ノミ、マダニ、フィラリア駆除薬 12,000~38,400円
・持病のお薬

混合ワクチンや狂犬病の注射をしていれば、すべての病気が予防できるわけではありません。
特に犬は毎日散歩をしなければならない動物なので、野外からノミやダニ、寄生虫をもらってくる可能性が高いです。

ノミやダニ、フィラリア予防薬を毎月(お薬によっては数ヵ月に一回)投与していれば、思わぬ病気の予防となります。
12,000~38,400円は、病院での処方相場です。

犬種や個体によって、かかりやすい病気があります。
場合によっては生涯付き合っていくこともあるので、その場合は年間の持病にかかるお薬代も必要経費に入れなければなりません。

フィラリア予防薬の値段については以下の記事が詳しいです。

通販で毎月のお薬代を節約

通販で毎月のお薬代を節約

人間のように健康保険がない犬にとって、最も費用内訳で気になる分類の一つが医療費です。
ノミダニ予防薬は国内の通販サイトでも購入でき、自分で購入すればクリニックの受診料が節約できます

国内での通販サイトで購入できないお薬は、個人輸入することも可能です。
病院での処方料金よりも安くなる可能性があるので、必要なお薬は比較してみましょう。

例えば、ノミ・マダニ・フィラリアが予防できる、オールインワンタイプの「ネクスガードスペクトラ」を病院処方と比較した場合の年間費用が以下の通りです。

ネクスガードスペクトラ
体重12kgの犬の場合
ネクスガードスペクトラ
病院処方 ぽちたま薬局で個人輸入
3,200円×12ヵ月=38,400円 16,500円(6ヵ月分)×2箱=33,00円
個人輸入の方が…5,400円の節約になる

ぽちたま薬局では犬・猫のお薬を個人輸入したい方の輸入代行を受け付けています。
以下のページで、ワンちゃんに合ったフィラリア予防薬があるか、参考にしてください。

予防薬以外でも、アポキルのようなアレルギー性皮膚炎のお薬もあります。
継続してお薬を与えなければならなくなった場合、一度お薬の名前を探してみてはいかがでしょうか。

アポキル錠(アポクエル)
アポキル
3.6mg 20錠入り 8,100円
>>アポキル錠の詳細はこちら

特別な場合の出費

特別な場合の出費

生活をしていく上で、予想外の出来事が起こることがあります。
以下に挙げるものは比較的予想がしやすい出来事なので、あらかじめ余分にかかる費用として準備しておくと良いでしょう。

病気になったとき

犬がなりやすい病気は以下です。
・外耳炎
・僧帽弁閉鎖不全症
・膿皮症
・慢性腎臓病
・アレルギー性皮膚炎
・アトピー性皮膚炎
・てんかん

特に、外耳炎は再発することが多く、飼い主さんを悩ませます。
病気の中でも僧帽弁閉鎖不全症は大きな手術をしなければならないケースがあり、てんかんだと長期的な投薬を要するため、費用の負担は大きくなります。

防ぐことのできるフィラリアでも、保護犬や野外で飼育されている犬はすでに感染していることもあります。
フィラリアにかかっているのであれば、定期的な観察と治療をしなければなりません。

フィラリア、てんかんの症状や治療については以下の記事に詳細があります。


【参考】
犬の病気|JBVP-日本臨床獣医学フォーラム

サービス利用料

・保険加入の場合毎月の支払
・ペットシッター、ホテル利用料
・トレーニング料金

もしものときに備えて、ペットの医療保険に加入しておけば安心です。
通院、入院、手術の補償がある保険だと月々1,950円のところもあります。
かかりつけの病院で窓口請求しているのであれば、獣医師と相談するのも良いでしょう。

旅行やケガなど、飼い主さん自身の事情によってペットシッターやペットホテルを利用することもあるかもしれません。
ワンちゃんのストレスにならないように、事前に把握しておいた方が良いです。

しつけの頻度や期間は犬によって変わるといわれています。
特に、犬を飼う初心者の方なら、トレーニングに頼って正しいしつけの方法を身に付けるのをおすすめします。

修繕費

犬の爪は丈夫なので床を傷つけたり、椅子や机を噛んだりするかもしれません。
トレーニングをしたり、床にカーペットを敷いたり、家具のカバーを購入したりといった対策に費用が必要になります。
特に、テレビやパソコンが壊されてしまうと、修理や購入費用が高くなり、犬の怪我にもつながりかねないので、事前に対策すべきです。

また、賃貸の場合はペット可物件だとそうでない物件よりも、退去費用が余分にかかることがあります。

犬を複数飼う場合

犬を複数飼う場合

「犬を飼うのが夢だったのでできれば多頭飼いしたい」
という方もいますが、多頭飼いに踏み切れない理由の一つとしては先住犬との相性以外に「経済的負担が気にかかる」というものがあります。

ここまで犬の生涯・年間にかかる費用を見てきましたが、「一頭」にかかる経済的負担です。
多頭飼いになるとすれば、基本的に頭数を掛けた費用がかかることが予想できます。

頭数 生涯の費用 年間の費用
1匹 244~500万円 17~34万円
2匹 488~1,000万円 34~68万円
3匹 732~1,500万円 51~102万円

多頭飼いを考えている方、繁殖を考えている方は、以上の費用を大前提として踏まえておいた方がいいでしょう。

消耗品やお薬はまとめ買いで安くなることも

単純計算すれば一頭増えるごとに一頭分費用がかかりますが、フードや消耗品、お薬に限っては節約の方法があります

フードは酸化しないように一ヵ月に必要な分だけ飼うのが普通ですが、まとめ買いすればするほどkgごとの価格を安くすることができます
これは消耗品であるペットシーツや、毎月必要なお薬なども同じです。

例えば「ネクスガードスペクトラ」を見てみましょう。

ネクスガードスペクトラ
45中型犬用(7.5~15kg未満)3錠入り
箱数 価格 1箱あたりの価格
1箱 8,700円 8,700円
2箱 16,500円 8,250円
2箱まとめ買いの方が、450円安くなる。

まとめ

調査によって、統計対象となる飼い主さんが異なるため一概に生涯にかかる費用は出せませんが、犬を飼うと生涯240万円以上、初期費用もあわせると300万円を超えるのが当たり前といえるでしょう。

やはり医療費がかかると大きな負担になるため、できるかぎりの健康維持に努める必要があるといえます。
これは費用の問題だけでなく、ワンちゃんの幸せのためにも大切です。

無理なく、長くワンちゃんと暮らしていくための参考になれば幸いです。

ぽちたま薬局ではフィラリア予防薬をはじめ、ワンちゃんの体に合う様々なお薬の個人輸入を代行しています。

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