「アポキルやめたい...」アポキルの効果的なやめ方と注意点を解説

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「アポキルやめたい…」アポキルの効果的なやめ方と注意点を解説

アポキル錠は、犬のアレルギー・アトピー性皮膚炎に効果があるお薬です。
かゆみをすぐに抑えてくれるので、アレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の治療に多く使用されていますが、1年を超える長期服用は推奨されていません。

また、安全なお薬とはいえ副作用の症状が出ることもあります。
飼い主さんのなかには、このままアポキルを使い続けていいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

しかし、アポキルを勝手に中止してしまうのはとても危険です!
この記事では、アポキルの正しいやめ方と注意点について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

アポキル以外のお薬をお求めの方へ
ぽちたま薬局では、アレルギー・アトピー性皮膚炎の治療薬を数多く取り揃えております。
愛犬の健康にぜひお役立てください。

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アポキルをやめたい理由

アポキルをやめたい…そう思ってしまう主な理由には、以下の3つがあります。

  • 副作用が心配
  • アポキルが効かない
  • アポキルが高い

一つずつ説明していきます。

副作用が心配

アポキルはこれまでの治療薬に比べて、副作用が少ないと言われているお薬。
しかし、まったく副作用がないわけではありません。

一時的な副作用では、「嘔吐、下痢、眠気、食欲低下、感染症」などが報告されています。

また最長630日投与を続けた臨床試験では、「尿路感染症、膀胱炎、嘔吐、外耳炎、膿皮症、下痢」などが確認されました。

アポキルに関係する重篤な症状や死亡例はありませんが、長期服用についてはリスクがあることも事実です。

副作用については、以下のコラムでも詳しく説明していますので参考にしてください。

アポキルが効かなかった

アポキルを投与しても効かなかった場合、かゆみの原因がアトピーやアレルギーではないかもしれません。

かゆみの原因として考えられるのは、ストレスや食物アレルギーなどさまざまです。
飼い主さんが原因を特定することは難しいので、獣医師さんに相談してほかのお薬への変更を検討してみても良いでしょう。

ぽちたま薬局でも、かゆみを抑制するお薬を幅広く取り扱っています。
お薬の補充などに、ぜひお役立てください!

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アポキルの値段が高い

アポキルはかゆみに対して優れた効果がありますが、値段の高さがネックになっている方もいるでしょう。
動物病院で処方してもらうとお薬代に診察料がプラスされるので、総支払額は1万円を超えることも…。

値段の高さでアポキルの継続をためらっている方は、アポキル錠よりも価格が安いアポキルチュアブルを検討してみるのもいいかもしれません。
アポキル錠と同じ「オクラシチニブマレイン酸塩」が有効成分として含有されており、アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎によるかゆみを抑制します。

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アポキルのやめ方と注意点

アポキルのやめ方と注意点

これまでに紹介した理由などから、アポキルをやめたい飼い主さんもいるでしょう。

では実際にやめるとき、どうすればよいのでしょうか?
ここからは、アポキルのやめ方と注意点について説明していきます。

アポキルを急にやめるとリバウンドが起きる

アポキルの投与を急にやめた場合、リバウンドが起きる可能性があります。
リバウンドは投薬をやめた反動によって、抑えられていた症状が悪化すること。

悪化してしまうと犬はかゆみに耐えられなくなり、余計に身体を掻いてしまうかもしれません。
そうすると患部に細菌が入りやすくなるので、感染症を引き起こしてしまう可能性もあります。

アポキルをやめたいときはまず獣医師に相談する

アポキルをやめたいときはまず獣医師に相談する

先述した通り、アポキルを急にやめるとリバウンドする恐れがあります。
やめるタイミングの判断や新しいお薬への変更は、飼い主さんだけでおこなわないようにしてください。

アポキルをやめたいと思ったときは、まず獣医師さんに相談しましょう。

投薬の間隔を2日に1回などに空けていく

アポキルを投薬する回数は投与開始から14日以内が1日2回、14日以降は1日1回と決められています。

やめ方としては投与量を減らす、もしくは投与の間隔を空ける方法のどちらかふたつ。

ただし、1回分を半量に減らして毎日投与するより「1錠を2日に1回与える」というように、間隔を空けていくほうが効果的です。

アポキル以外の治療方法

アポキル以外の治療方法

アポキルをやめたあとは、愛犬のかゆみが再発する可能性もゼロではありません。
万が一に備えて、食事改善やスキンケア用品の準備もしておきましょう。

食事改善

犬のアトピー性皮膚炎は、食事管理で免疫や皮膚のバリア機能向上が見込めます。

毎回ご飯を手作りするのは大変ですが、いつもの食事にトッピングするだけなら簡単です。
以下のような食材を積極的に取り入れてみましょう!

皮膚のバリア機能を向上させる食材

マグロ、カツオ、鶏ムネ肉、鶏ささみ、
鶏レバー、牛レバー、ベーコン、卵黄、
とうもろこし、モロヘイヤ、大豆など

免疫力を向上させる食材

納豆、プレーンヨーグルト、チーズ、
バナナ、さつまいも、キウイ、キャベツ、
レタス、白菜、セロリなど

皮膚の炎症を抑える食材

マグロ、サンマ、イワシ、えごま油、
亜麻仁油など

アトピー性皮膚炎の犬におすすめの食事については、以下のコラムでも詳しく説明しています。
ぜひ参考にしてみてください!

スキンケア

スキンケア

健康な皮膚を維持するためには、シャンプーや保湿などでスキンケアをすることも重要。

実際に、アトピー性皮膚炎の犬に薬用シャンプーを取り入れている動物病院もあります。

シャンプーのあとは乾燥を防ぐため、セラミドなどの成分を含んだスプレーなどで保湿もおこないましょう。

ぽちたま薬局でも薬用シャンプーを販売しているので、ぜひご利用ください!

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注射

アトピー性皮膚炎の治療薬には、「サイトポイント」という注射薬もあります。
1回注射すると、1ヶ月間かゆみの症状を緩和してくれるというものです。

4ヶ月注射を続けたあとは約1ヶ月、もしくはかゆみがぶり返したときに速やかに追加で注射します。
毎日投与する手間が減るだけでなく副作用も少ないので、より安全性が高いという点もメリット。

少し値段は高いですが、長い期間高額なアポキルを続けているケース犬にとっては代替薬として良いかもしれません。
サイトポイントが気になる方は、かかりつけの獣医師さんに相談してみましょう。

まとめ

愛犬にアポキルを投与し続けることが不安でも、絶対に自己判断でやめてはいけません。
やめたいときは、必ず獣医師さんに相談しましょう。

また、アポキルをやめるときはかゆみの再発を避けるために少しずつ間隔を空けて投与していくことが大切です。
愛犬が少しでも健やかに生活できるように、最適な治療法を選んであげてください!

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