ネクスガードスペクトラ

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ネクスガードスペクトラは効かないって本当?効果や注意点を解説

ネクスガードスペクトラは投与することでほぼ100%、フィラリアを防ぎ、その他ノミ、マダニ、回虫、鞭虫などにも高い効果を発揮します。

そんなオールインワン予防薬として知られるネクスガードスペクトラですが、正しく与えていないと効果を得られません。

この記事の結論
ネクスガードスペクトラが効かないと感じる理由は、
・投与方法が間違っている
・不適切な投与
・サイズが犬の体重に合っていない
・投与後の嘔吐
・有効期限が切れた薬の投与

このページでは、ネクスガードスペクトラが効かない原因と、効果を最大限に引き出すための投与方法について解説します。

>>ネクスガードスペクトラの詳細はこちら

ネクスガードスペクトラの効果

ネクスガードスペクトラの効果

ネクスガードスペクトラは、フィラリア予防をはじめ、ノミ、マダニ、回虫、鞭虫、鉤虫をまとめて駆除できる犬用のお薬です。
それぞれの駆除・予防効果は、下記の通りです。

・フィラリア症:感染予防100%
・犬回虫、犬小回虫:有効性100%
・犬鞭虫、犬鉤虫:有効性99.9%以上
・ノミ:6時間以内に駆除、ノミが卵を産む前に駆除できる。効果は1ヶ月持続。
・マダニ: 12時間以内に駆除。効果は1ヶ月持続。

投薬すると、犬の体内に感染しているフィラリアの幼虫を駆除します。
ただし、ネクスガードスペクトラなどのフィラリア予防薬で駆除できるのは第4期幼虫のみで、大きくなった幼虫には効果がありません。

ノミ・ダニに対しては投与して1ヶ月間、駆除効果が持続します。

そのほか犬回虫、犬小回虫、犬鞭虫、犬鉤虫といったおなかの虫にも高い駆除効果があります。
まとめて複数の虫に効果的なネクスガードスペクトラは、人気の高いフィラリア予防薬です。

ネクスガードスペクトラが効かないと感じる理由

ネクスガードスペクトラはフィラリア、ノミ・ダニの駆除・予防効果は確実にあります。

しかし、効果を得るためには、お薬を正しく投与しなければなりません。
以下、考えられる原因とその詳細を説明します。

投与方法が間違っている

ネクスガードスペクトラは、犬の体重に応じた適切な用量を口から投与する薬です。
正しい方法で与えないと、薬の効果が十分に発揮されないことがあります。

(具体例)
犬が薬を噛まずに丸呑みしてしまうと、成分が十分に吸収されないことがあります。
丸呑みしてしまう傾向がある場合は、細かく砕いてから与えるようにしてください。

フィラリア予防薬の不適切な投与

フィラリア予防薬の投与が不適切であった場合、フィラリア成虫が寄生しているケースがあります。

(事例)
2001年6月~8月にかけて、ミルベマイシンオキシムの錠剤を投与。
2001年11月と12月にモキシデクチンの錠剤を投与。
しかし、9月と10月にはフィラリア予防薬の投与が行われなかったため、フィラリアの成虫が寄生してしまった。

このような場合、フィラリア予防薬の効果が発揮されず、フィラリア感染が進行することがあります。

参考
犬糸状虫症予防薬の不適切な投与を受けた犬に認められた犬糸状虫成虫の寄生(外部リンク)

サイズが犬の体重に合っていない

ネクスガードスペクトラは、犬の体重に応じて異なるサイズがあります。
犬の体重に合ったサイズを使用しないと、効果が得られません。

(具体例)
体重が増えたにも関わらず、以前と同じサイズを使っている。
体重が減ったにも関わらず、以前と同じサイズを使っている。

適応体重よりも下のサイズを投与してしまうと、薬の量が足りず寄生虫駆除ができません。

反対に適応体重よりも上のサイズを投薬してしまうと、薬の量が多く過剰摂取となり、副作用などの恐れがあります。

適応体重に対してギリギリの場合、処方してもらった時よりも体重が増減する可能性があるため注意が必要です。

投薬後の嘔吐

投薬後に犬が嘔吐することで、薬の成分が体内に吸収される前に体外に排出されてしまい、効果が出ないことがあります。

(具体例)
投薬後、2時間以内に嘔吐や下痢をしてしまった。

有効期限が切れている

ネクスガードスペクトラの有効期限が切れていると、薬の効果が得られない可能性があります。

(具体例)
薬のパッケージを確認せずに使用した。
まとめ買いした薬が長期間保管されていたため、有効期限が過ぎていた。

ネクスガードスペクトラの正しい与え方と注意点

ネクスガードスペクトラの正しい与え方と注意点

ネクスガードスペクトラは正しく与えることで、フィラリアやその他の予防・駆除効果を得ることができます。
ここから、正しい与え方について解説していきます。

せっかく投与するなら、事前に注意すべきポイントをしっかりと押さえ、薬の効果を得られるようにしましょう。

犬の体重に合ったサイズの選び方

ネクスガードスペクトラは犬の体重によってサイズが異なり、体重にあったサイズを使用することで効果を得ることができます。

適応体重別一覧表
サイズ 体重
ネクスガードスぺクトラ11.3
(超小型犬用)
2~3.5kg未満
ネクスガードスぺクトラ22.5
(小型犬用)
3.5~7.5kg未満
ネクスガードスぺクトラ45
(中型犬用)
7.5~15kg未満
ネクスガードスぺクトラ90
(大型犬用)
15~30kg未満
ネクスガードスぺクトラ180
(超大型犬用)
30~60kg未満

適応体重よりも上のサイズを投薬してしまうと、薬の量が多く過剰摂取となり、副作用などの恐れがあります。
適応体重に対してギリギリの場合、処方してもらった時よりも体重が増減する可能性があるため注意が必要です。

また、成長期にまとめて処方してもらった場合は、体重が増えてサイズが合わなくなる可能性もあります。
サイズが合わなくなった場合は、必ず動物病院で改めて体重にあったサイズの薬を処方してもらいましょう。

フィラリア予防薬の投与期間に飲ませること

フィラリア予防を開始する際は、投与期間の確認が必要です。
蚊の発生時期は気候や住んでいる地域により異なり、それに伴い予防薬の投与期間も異なります。

一般的な目安は4月頃に投与を開始し、終了が11月末頃です。
しかしこれはあくまでも目安であり、沖縄など1年を通して温暖・多湿な地域は通年投与が必要になります。

蚊を見なくなった、涼しくなってきたなどの理由で投薬をやめてしまうと、感染する可能性があるので注意が必要です。
しっかりと予防するためには必ずかかりつけの獣医師の指示に従い、投与期間に月1回投薬しましょう。

投薬後に吐いた場合

稀に見られるネクスガードスペクトラの副作用のひとつに、嘔吐があります。
ネクスガードスペクトラの成分は2時間で吸収されるため、2時間経過後に吐いた場合は再投薬の必要はありません。

しかし飲んで2時間以内に吐いた場合は、薬の成分が十分に吸収されていない可能性があるため、もう一度投薬が必要です。

フィラリア予防薬はネクスガードスペクトラのような飲み薬以外にも、皮膚に滴下するスポットタイプもあります。
毎回吐いてしまう場合は無理に投与を続けず、獣医師に相談をして別の薬へ切り替えることも検討しましょう。

飲み忘れた(あげ忘れた)場合

ネクスガードスペクトラは月に1回投薬することでフィラリア、ノミ・ダニその他寄生虫の駆除・予防ができる薬です。
飲み忘れてしまうと駆除・予防の効果が十分に得られず、寄生虫感染のリスクが高くなります。

飲み忘れを防ぐためには、以下のような方法があります。

・毎月1日など覚えやすい日にちに投与する
・スケジュール帳に開始日と終了日を事前に記録する
・パッケージに服用開始した日付を書いておく
・リマインダーアプリの利用する
・休薬期間を設けず通年投与する

1度でも投与を忘れてしまうと、その間の効果が得られなくなってしまうため、十分に注意しましょう。

まとめ

ネクスガードスペクトラは、正しく投与することでフィラリアをはじめノミ・ダニ、その他の寄生虫の駆除・予防効果を得られる薬です。

その効果も非常に高く、フィラリアは100%、ノミ・マダニは99%以上予防できます。
これだけ高い駆除・予防効果が証明されているのにも関わらず、「ネクスガードスペクトラは効かない」という声を耳にする理由として考えられるのは、誤った与え方で感染させてしまった人の影響です。

効果を十分に得るためにも、ネクスガードスペクトラを使用する際は下記ポイントを押さえ、正しく予防を行いましょう。

  • 体重にあったサイズを投与する
  • 住んでいる地域の投与期間を確認し、投薬の開始と終了を守る
  • あげ忘れに注意する
  • 副作用による嘔吐は、時間をみて適切に対処する

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