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クッシング症候群治療薬(犬)

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犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の治療薬通販ページです。糖質コルチコイドの生産を抑制する商品を取り揃えています。

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クッシング症候群治療薬(犬)の商品一覧

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  • アドレスタンジェネリック(トリロスタン)【犬用】

    アドレスタンジェネリック(トリロスタン)【犬用】

    アドレスタンジェネリックは有効成分としてトリロスタンを含有する犬用の内分泌疾患治療薬です。 副腎皮質ホルモンの生合成を触媒する酵素である3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼを阻害することで副腎皮質ホルモンの過剰な分泌を抑制します。 ・ご注文時期によりパッケージが異なります
    製造:デクラ

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    1箱7,600円~
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  • ケトコナゾールジェネリック

    ケトコナゾールジェネリック

    ケトコナゾールジェネリックは、ニゾラールのジェネリック医薬品です。 カビ(真菌)の細胞膜の合成を阻害する高い効果があり、カビの増殖を抑えます。 本剤は抗菌剤ですが、クッシング症候群の治療にも用いられます。
    製造:TOファーマ

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    1箱5,200円~
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  • カベルゴリン【犬用】

    カベルゴリン【犬用】

    カベルゴリンは犬の偽妊娠治療薬です。 偽妊娠はプロラクチンの過剰分泌により起きますが、カベルゴリンはプロラクチンの分泌を抑えて症状を改善します。
    製造:セバ・サンテ・アニマル

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    1本3,700円~
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犬のクッシング症候群について

犬のクッシング症候群は副腎皮質機能亢進症とも呼ばれる、ホルモン異常の病気です。

腎臓の近くにある臓器、副腎から分泌されるコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が過剰に分泌されることで、様々な症状が現れます。

コルチゾールは炎症や免疫の抑制、たんぱく質や糖、脂質の代謝など多くの働きを持つホルモンですが、過剰に分泌されると体に悪影響を及ぼします。

犬のクッシング症候群の症状

犬のクッシング症候群では、主に以下のような症状が現れます。

初期症状
  • 水を飲む量が増えて尿が増加する
  • 食欲が旺盛になる
  • 体重増加(肥満)
  • 左右対称の脱毛
  • 呼吸が早くなる
  • 皮膚が黒ずむ(色素沈着)
  • 皮膚が薄くなる
  • 皮膚が弱くなる
  • 筋力が低下する
  • 足腰が弱くなって散歩に行きたがらなくなる
  • お腹が膨れてくる
末期症状
  • 免疫力の低下
  • 膀胱炎
  • 肺炎
  • 徘徊・夜泣き
    (脳下垂体に腫瘍ができている場合)
  • 脳障害による発作・麻痺
  • 血栓塞栓症
  • 突然死

クッシング症候群は、初期症状の多くが加齢によるものと見過ごしやすいため、注意が必要です。

また、症状が進行すると皮膚病や膀胱炎などの感染症にかかりやすくなり、糖尿病を併発することもあります。

犬のクッシング症候群の原因

犬のクッシング症候群の原因は、主に以下の3つです。

脳下垂体の腫瘍
  • クッシング症候群を引き起こす原因として一番多い
  • クッシング症候群のうち、約8~9割は脳下垂体の腫瘍が原因
副腎の腫瘍
  • クッシング症候群のうち、全体の約1割程度の原因
ステロイド剤の使用
  • ステロイド剤が原因の場合、医原性クッシング症候群と呼ばれる

クッシング症候群を引き起こすコルチゾール(副腎皮質ホルモン)は、脳にある下垂体と呼ばれる器官から分泌される副腎皮質刺激ホルモンによって、分泌量がコントロールされています。

しかし、下垂体に腫瘍ができると分泌される副腎皮質刺激ホルモンが大量となり、その影響を受けてコルチゾールも過剰に分泌され、クッシング症候群の原因となります。

副腎に腫瘍がある場合は、脳の下垂体は正常に機能していますが、副腎に腫瘍ができたことでコルチゾールが過剰に分泌され、クッシング症候群を引き起こします。

ステロイド剤の長期使用、または大量使用が原因で起こる場合は、ステロイドの過剰投与によってクッシング症候群と同様の症状を引き起こします。

クッシング症候群にかかりやすい犬種

クッシング症候群は、どんな犬種でも発症する可能性がある病気です。

また、6歳~8歳以上のワンちゃんは発症しやすい傾向があり、特にかかりやすいとされているのは以下の犬種です。

かかりやすい犬種
  • プードル
  • ボクサー
  • ビーグル
  • ダックスフンド
  • ボストンテリア
  • ポメラニアンなど

犬のクッシング症候群の診断方法

犬のクッシング症候群は、主に以下の血液検査(ホルモン検査)で診断を行います。

ACTH刺激試験
  • ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を投与し、血中のコルチゾール(副腎皮質ホルモン)の数値変化を調べる
デキサメタゾン抑制試験
  • 合成副腎皮質ホルモンのデキサメタゾンを投与し、コルチゾール(副腎皮質ホルモン)の分泌が正常にコントロールされているか調べる

他にもレントゲンや超音波検査、CT・MRI検査などで、腫瘍がある部位を調べる場合もあります。

参考

クッシング症候群の診断と治療 2021(外部リンク)

犬のクッシング症候群の治療方法

犬のクッシング症候群は、発症の原因によって治療方法が変わってきます。
それぞれの治療方法は、以下の通りです。

脳下垂体の腫瘍が原因の場合

投薬治療、放射線治療、外科手術によって治療を行います。

腫瘍が小さい場合は、内服薬で過剰に分泌されるコルチゾール(副腎皮質ホルモン)を抑制する治療を行います。

腫瘍が大きい場合は内服薬の治療だけでなく、外科手術、放射線治療も行います。

しかし脳下垂体の外科手術は難易度が高く、手術できる獣医師や施設が限られているため難しいのが現状です。

副腎の腫瘍が原因の場合

外科手術で腫瘍を切除します。

ただし、脳下垂体の腫瘍と同じく副腎の外科手術は難しく、腫瘍の状態によっては手術が行えない場合もあります。

外科手術ができない時は、内服薬によってコルチゾール(副腎皮質ホルモン)を抑制します。

ステロイド剤の使用が原因の場合

使用しているステロイド剤を徐々に減らしていきます。

急激に量を減らしたり、自己判断で使用を中止すると別の病気を発症する可能性もあるため、減量は獣医師と相談しながら慎重に行う必要があります。

犬のクッシング症候群の治療薬

犬のクッシング症候群の治療薬として主流なものは、トリロスタンです。

トリロスタンは、クッシング症候群の改善薬として認可されています。

ぽちたま薬局でも、有効成分にトリロスタンを含む以下の治療薬を取り扱っています。

アドレスタンジェネリック(トリロスタン)【犬用】

アドレスタンジェネリック(トリロスタン)

価格:1箱8,600円~
有効成分:トリロスタン

クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の治療薬です。
有効成分のトリロスタンには、クッシング症候群の原因であるコルチゾールの過剰分泌を抑える働きがあります。

犬のクッシング症候群の治療にかかる料金

愛犬がクッシング症候群と診断された場合、診断・治療には以下の料金がかかります。

診断にかかる料金:約40,000円~50,000円
  1. 血液検査・ホルモン検査:約8,500円~10,000円
  2. レントゲン検査:約5,000円
  3. 尿検査:約3,000円
  4. エコー検査:約3,000円
  5. CT検査:約30,000円

診断方法によって料金は異なりますが、CT検査なども行う場合、料金は高額になります。

治療にかかる料金
  1. 投薬治療:1カ月あたり約18,000円~36,000円(1日あたりの薬代600円~1,200円)
  2. 放射線治療:1回あたり約100,000万円(複数回行う必要があるため合計400,000円~600,000円)
  3. 外科手術:150,000円~250,000円

なお、投薬治療・放射線治療・外科手術のいずれの治療方法でも、定期的な血液・ホルモン検査が必要となるため、検査の料金が別途必要になります。

【定期的な検査の料金】
約5,000円~10,000円

検査結果によってはCT・MRI検査を行うこともあるため、その場合は上記の料金にCT・MRIの料金約30,000円~100,000万円が別途発生します。

犬のクッシング症候群の治療費は払えない?

愛犬がクッシング症候群を発症した場合、治療費が高額で払えないのではと心配する飼い主さんもいます。

犬のクッシング症候群は治療費用が高額であり、長期間治療が必要となるため、金銭的な負担は大きいと言えます。

放射線治療や手術では数十万以上が必要となり、投薬治療の場合でも生涯投薬が必要となるため、定期的な検査代や毎月の薬代が発生します。

なお、投薬治療の場合は動物病院で処方された薬と同じものを通販で購入することで、毎月の薬代を安く抑えられます。

犬のクッシング症候群の予防法

犬のクッシング症候群は、有効な予防方法がありません。

そのため、もし多飲多尿や体重増加など気になる症状が現れている場合は、すぐに動物病院で診察を受けてください。

クッシング症候群は予防法がなく、一度発症すると完治が難しい病気であるため、定期的な健康診断で早期発見・早期治療を心がけましょう。

クッシング症候群と甲状腺の病気との関連について

クッシング症候群と同じように、ホルモンの影響を受けて以下の病気を発症することがあります。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、甲状腺(喉の辺りにある臓器)から分泌される甲状腺ホルモンが少なくなる病気です。

甲状腺ホルモンが少なることで体の代謝が悪くなり、元気がなくなる、疲れやすいなど全身に様々な症状が起こります。

なお、甲状腺機能低下症はクッシング症候群と併発する可能性もある病気です。

また、クッシング症候群を発症していると甲状腺ホルモンが低下するため、甲状腺機能低下症を発症しているか診断する際に影響を与える場合があり、注意が必要となります。

もし甲状腺機能低下症を併発している場合は、まずクッシング症候群を治療・改善したのちに、甲状腺機能低下症の治療が行われます。

犬の甲状腺機能低下症についての詳細はこちら

甲状腺機能低下症治療薬(犬)

甲状腺機能亢進症との違い

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる病気です。

甲状腺機能低下症との違いはホルモン分泌が過剰になることであり、攻撃的になるなど、様々な症状が現れます。

甲状腺機能亢進症は犬で発症することは稀な病気ですが、多飲多尿や食欲が増すなど、クッシング症候群と共通する症状があります。

よくある質問

犬のクッシング症候群について、よくある質問と答えをまとめています。

犬のクッシング症候群で食べてはいけないものは?

クッシング症候群を発症しているワンちゃんは、コレステロールや中性脂肪値が高くなりがちです。

また、糖尿病を併発することもあるため高血糖になりやすいです。

食事の脂肪量を抑えて血糖値を上げないようにするためにも、以下の食べ物は与えないよう注意してください。

  • 高脂肪食品
  • ブドウ糖や砂糖を含むおやつ、お菓子
  • とうもろこしや小麦の多いドッグフードなど

犬のクッシング症候群は失明することもある?

犬のクッシング症候群が進行した場合、失明に至ることがあります。

また、クッシング症候群が原因で白内障を発症することや、クッシング症候群による高血圧によって失明を起こすケースもあります。

クッシング症候群になった犬を治療しないとどうなる?

クッシング症候群を発症した犬を治療しない場合、以下のことを生じるリスクが高くなります。

治療しない場合のリスク
  • クッシング症候群の症状(多飲多尿など)悪化
  • 免疫力の低下
  • 糖尿病、高血圧、膵炎、感染症の併発
  • 突然死など

上記のリスクは治療することで減らせます。

クッシング症候群は早期発見・早期治療と適切な治療・管理が推奨されているため、治療については獣医師さんとよく相談されてください。

クッシング症候群になった犬の余命は?

クッシング症候群の治療を行った場合は521日(約1年5か月)、行わなかった場合は178日(約6か月)という統計結果があります。

また、平均の生存期間は約2年~2年半とされています。

なお、クッシング症候群の原因となっている脳下垂体の腫瘍が小さく、内服薬で治療できれば寿命まで生きられるケースもあります。

犬のクッシング症候群は治る?

犬のクッシング症候群は、一度発症すると完治が難しい病気です。
そのため、治すというよりも「症状を抑える」という考えでの治療となります。

ただ、クッシング症候群の原因が副腎の腫瘍の場合、腫瘍が良性で腫瘍全てを取り除くことができれば、完治を目指せるケースもあります。

また、ステロイド剤の使用が原因の場合、投与量を減らして投薬を止めることができれば、症状を改善することができます。

まとめ

犬のクッシング症候群はホルモン異常の病気であり、発症すると多量多飲、脱毛、皮膚の黒ずみ、筋力の低下など体に様々な症状が現れます。

クッシング症候群はどんな犬でも発症する病気であり、6~8歳以上のワンちゃんは発症しやすい傾向があります。

また、一度発症すると完治が難しい病気であり、内服薬での治療の場合は生涯投薬が必要となります。

クッシング症候群は現状効果的な予防法がないため、定期的に健康診断を受けて早期発見・早期治療することを心がけてください。

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