シンパリカの効能はノミ・マダニの駆除!効果はいつから出てどのくらい続く?

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シンパリカの効能はノミ・マダニの駆除!効果はいつから出てどのくらい続く?

シンパリカは、犬に使用するために開発されたノミ・マダニ駆除薬。

体への負担が少ないという特徴がありながら、ノミは8時間、マダニは12時間で駆除という効果を発揮します。

比較的新しいお薬ですが、効果や安全性が優れていると判断されてシンパリカを処方する動物病院も増えているのです。

チュアブルタイプというのも投与しやすく、近年人気のお薬シンパリカ。新しく使用を考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

この記事ではシンパリカの効能や効果持続時間、有効成分など特徴を解説していきます。

ぜひお薬選びの参考にしてください。

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シンパリカの効能や効果持続期間について

シンパリカの効能や効果持続期間について

シンパリカの主な効能はノミ・マダニの駆除ですが、なんと投与後一日以内で効果が出ます。

さらに、マダニ以外のダニの駆除にも効果があり、なにかと魅力が多いお薬。

その魅力を一つずつ解説します。

有効成分「サロラネル」がノミとマダニに殺滅力を持つ

シンパリカに含まれる有効成分「サロラネル」は、ノミとマダニへ優れた滅菌力を示します。

サロラネルは、3000種以上もあるイソオキサゾリン系化合物の中から厳選された成分。

ゾエティスのチームがさらに改良を加えて、新しい化合物として開発しています。

殺菌効力はノミが10倍、マダニは3倍と、これまでのイソオキサゾリン系化合物よりも秀でています。
投与後はすぐに駆除効果を発揮。ノミを8時間、マダニは12時間で駆除します。

このように、サロラネルは滅菌力に優れた成分なのです。

参考
新成分サロラネル | Zoetis JP(外部リンク)

肉眼では確認できないダニも駆除する

肉眼では確認できないダニも駆除する

シンパリカは、肉眼で確認できないダニも駆除することが可能です。

ダニのなかでもミミヒゼンダニ・イヌセンコウヒゼンダニ・イヌセンコウヒゼンダニは、寄生されると皮膚病の原因になります。

しかし、はっきりと目に見えないダニだと寄生に気づくのは困難。犬が痒がったり、毛が抜けたりしないと気づけないかもしれません。

シンパリカは、そんな小さなダニも予防できるので、常日頃からの対策にぴったりなんです。

ニキビダニ症を改善する

シンパリカは、イヌニキビダニの駆除効果があるため、ニキビダニ症も改善します。

毛包虫とも呼ばれるイヌニキビダニは、犬の皮膚に常駐しているダニです。

通常であれば問題ありませんが、いくつかの原因によって異常繁殖した場合は、皮膚に炎症などを引き起こします。

しかし、シンパリカはイヌニキビダニを駆除できるため、投与することでニキビダニ症の改善にもつながるのです。

フィラリア予防もするならシンパリカトリオ

説明

ノミ・マダニの駆除と同時にフィラリアも予防したい場合は、シンパリカトリオがおすすめです。

犬はとくに、蚊がいる期間はフィラリア対策が欠かせません。

シンパリカの効能はノミとマダニの駆除ですが、シンパリカトリオはそれに加えてフィラリア予防が可能なオールインワンなお薬です。

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また、シンパリカとシンパリカトリオの違いについては、以下のコラムでも詳しく解説しているので参考にしてください。

シンパリカの安全性は?副作用や注意点

シンパリカの安全性は?副作用や注意点

ここまでは、シンパリカの効能やメリットについて説明してきました。

しかし、愛犬にお薬を使用するにあたって、安全性についても気になりますよね。

ここからは、シンパリカの副作用についてや使用上の注意点を解説します。

シンパリカの副作用は嘔吐や下痢、食欲不振など

シンパリカで報告されている副作用は、以下の通りです。

・嘔吐
・下痢
・食欲不振

上記の症状は一過性とされているため、過度に心配する必要はありません。

しかし、吐く様子が続く、または下痢が治らない場合などがあれば、動物病院を受診しましょう。

シンパリカの副作用については、以下のコラムでも詳しく解説しています。

生まれたばかりの仔犬や妊娠中の仔犬への投与は避ける

生まれたばかりの仔犬や妊娠中の仔犬への投与は避ける

生まれたばかりの仔犬や、妊娠中の犬へシンパリカを投与するのは避けてください。

8週齢未満や体重1.5kg未満、妊娠・授乳中の犬へは、安全性が確立されていません。

さらに、てんかん発作のある犬への投与についても、慎重に判断する必要があります。

投与に関しては、必ず獣医師さんに相談しましょう。

食物アレルギーがあるときは獣医師に相談を

シンパリカに牛由来成分は含有されていませんが、豚肝、コーンスターチ、小麦胚芽などは含まれています。
もしも上記の食物にアレルギーがあるようだったら、投与する前に獣医師に相談しましょう。

愛犬がシンパリカを嫌がった場合の飲ませ方

シンパリカは、食べやすいミートフレーバー付き。ですが、犬にも好みがあります。

万が一、愛犬がシンパリカを食べないときはどうすれば良いのでしょうか。

ここからは、シンパリカを嫌がった場合の飲ませ方や対処法を紹介します。

手で口を開けて投薬する

おやつやごはんと一緒にあげてもシンパリカだけを食べない場合は、直接投与してみましょう。

犬へ投与する手順は、以下の通りです。

・口を開けるために顎上下を両手でつかみ、上顎を少し持ち上げる
・喉の奥に錠剤を入れて、素早く口を閉じる
・口を開けないように手で握ったまま、顔を少し上に向ける
・もう片方の手で、お薬を飲みこませるために喉元を撫でる

また、手で投与する手順は、以下の動画でも確認できます。

「ネクスガード」など違う駆除薬に変更する

「ネクスガード」など違う駆除薬に変更する

シンパリカを食べない場合は、違う駆除薬に変更してみるのも対処法のひとつでしょう。

ノミ・マダニの駆除薬は、シンパリカ以外にも多くの種類があります。

シンパリカと同じチュアブルタイプであれば、ネクスガードがおすすめ。

お肉のようなお薬で嗜好性が高く、効果は1ヶ月持続します。

シンパリカとネクスガードの違いはノミを駆除するまでの時間。
シンパリカは8時間、ネクスガードは6時間以内でノミを駆除するとされています。

また、駆除効果のあるダニの種類にも少し差があります。
シンパリカはマダニ・ミミヒゼンダニ・イヌセンコウヒゼンダニ・イヌニキビダニに効果を発揮しますが、ネクスガードの効果はマダニ・ニキビダニ。

より多くのダニを予防したいならシンパリカ、早い効き目を期待するならネクスガードがいいでしょう。

シンパリカの値段は3錠5,600円(1.3~2.5kg)、ネクスガードは3錠8,300円(2~4kg未満)と価格も異なってきます。
予算とあわせて検討してください。

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*商品の値段は2024年8月5日時点の「ぽちたま薬局」での販売価格です。値段は変動する場合がございます。

まとめ

シンパリカは犬のため開発されたノミ・マダニ駆除薬です。

従来の成分と比較するとノミは10倍、マダニは3倍と、優れた殺菌効力を示します。

ノミの駆除は8時間、マダニは12時間で完了するため、寄生による感染症リスクも軽減できます

また、もし愛犬にシンパリカが合わない場合は、ネクスガードなどほかのノミダニ駆除薬を使うというのも有効です。

寄生虫対策は、愛犬に合った駆除薬を選んであげましょう。

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