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犬の虫下しは絶対必要!寄生虫はペットだけでなく人にも感染する

愛犬を守るには、体表につく外部寄生虫以外に体内に侵入する内部寄生虫の対策も必要です。
内部寄生虫とは、動物のお腹に寄生する条虫や線虫、鉤虫などをいいます。

ノミやマダニなどの寄生虫は多くの飼い主さんが対策していると思いますが、体内に寄生する虫は予防できているでしょうか。

犬に感染する内部寄生虫は、甘く見てはいけない存在です。

放置すると健康被害を及ぼすだけではなく、愛犬の命を奪いかねません。

さらに、飼い主さん自身にも感染リスクがあるため危険が伴います。

そのため、ノミやマダニ対策以外にも定期的な虫下しが必要なのです。

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いつでもどこでも内部寄生虫の危険は潜んでいる

内部寄生虫は、いつでもどこであっても感染する危険性があります。

たとえば、川の水やほかの動物の糞などにも潜んでいる可能性も……。

とくに外出時は、愛犬が水や糞を口にしたり、鼻を近づけたりすることで寄生される恐れもあるため注意が必要です。

内部寄生虫は、いつどこで感染するかわかりません。

だからこそ、愛犬には定期的な虫下しが欠かせないのです。

内部寄生虫の種類と症状

犬の内部寄生虫には、いくつかの種類が存在しています。

ここからは、感染リスクがある寄生虫について解説していきます。

また、どんな症状が起こるのかも詳しく見ていきましょう。

①フィラリア

フィラリアは、蚊に媒介されることで感染する糸状の寄生虫です。

感染しても初期症状はほとんどありませんが、フィラリアは犬の体内で成虫になると心臓や肺動脈などの心臓近くの血管へ寄生します。

進行すると、次第に血液循環が悪化して重症化するためたいへん危険な存在です。

また、フィラリアは人間にもうつります。そのため定期的な予防薬は欠かせません。

詳しくは、こちらのコラムも参考にしてください。

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②回虫類

回虫類の多くは、母体を通して寄生されます。

成犬の感染は、幼虫が筋組織などで休眠するのでほとんどが無症状。しかし、幼犬は小腸に寄生されるため、嘔吐や下痢などの消化器症状が起こります。

さらに、太鼓腹とも呼ばれる腹部が異常に腫れる症状や発育不良、元気や食欲の低下なども見られます。

また、回虫類も人間への感染リスクがあるので注意しましょう。

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③条虫類(サナダムシ)

条虫類(サナダムシ)は、ノミが媒介する寄生虫です。

感染動物の糞にいる卵は寄生ができませんが、ノミの体内で成長することで寄生できる状態になります。

成犬が感染した場合は大半が無症状ですが、幼犬に多数の条虫類が寄生した場合は下痢や血便、食欲不振などの消化器症状、さらに痙攣などの神経症状が起こる恐れもあります。

条虫類(サナダムシ)についはこちらのコラムでも詳しく解説しています。

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④鉤虫類(こうちゅう)

鉤虫類による寄生は、感染動物の糞を口にしたり、母体を通したりすることで起こります。

鉤虫類は食道や胃、小腸などに寄生するため、下痢などの消化器症状や出血が確認されるケースもあります。

子犬は長期にわたって寄生されると重症化しやすく、命に関わる恐れもあるため注意が必要です。

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⑤糞線虫類

糞線虫類は、口や皮膚から感染して小腸粘膜に寄生します。

無症状のケースがある一方で、粘膜や血液を含んだ軟便や下痢などの症状も多く見られます。

とくに、母乳を通して感染リスクがある、授乳期の子犬は注意が必要でしょう。

免疫力が未発達の場合は重症化しやすく、急性出血性腸炎などを引き起こす恐れがあります。

最悪の場合、衰弱して回復できないケースもあります。

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虫下しをする頻度はどれくらい?

虫下しをする頻度はどれくらい?

虫下しの頻度は、犬の年齢によって異なります。

また、内部寄生虫は愛犬に感染した後ではなく、寄生される前に予防することが重要です。

以下の頻度を参考にして、定期的に予防してあげてください。

■生後2週間~生後3ヶ月
2週間おきに1回
■生後3ヶ月~生後6ヶ月
月に1回
■生後6ヶ月以降
3ヶ月に1回

虫下しは3ヶ月に1回の頻度で、投与を続けることが理想です。

最低でも年に1回、定期的におこないましょう。

虫下しの手順は?

虫下しの手順は?

虫下しは、食事中または食後30分以内に投与しましょう。

お薬が消化管内をゆっくりと通過できる、より効果的なタイミングです。

また、虫下しは食間に与えても効果はあります。

ここから、虫下しの詳しい手順を説明します。

①投与してから1~3日様子を見る

虫下しは1回量を投与したら、まず様子を見てください。

効果があれば、1~3日後に痙攣・麻痺を起して弱った成虫が糞とともに排出されます。

また、糞に紛れている寄生虫の種類によっては、卵が人間に感染する恐れもあります。

虫下しの投与後、1~3日は様子を見て速やかに糞の処理をおこない、手は必ず清潔にしましょう。

②虫下しを飲んだあとも寄生虫が糞と一緒に排出されなくなるまで続ける

虫下しを飲んだあとも、寄生虫が糞と一緒に排出されなくなるまで、投与を続けてください。

小腸に寄生する成虫以外には効果がないため、卵や体内を移動の寄生虫を駆除するまで投与が必要です。

糞に寄生虫が排出されなくなるまでは、1回の投与量を10日以上の間隔で繰り返し与え続けます。

通常、10日間隔で投与を2~3回ほど繰り返すと、内部寄生虫はお腹からいなくなります。

虫下しにかかる費用は?

虫下しにかかる費用は、病院を受診して薬をもらう場合と、通販で薬を購入する場合とで変わってきます。

動物病院で処方してもらう場合、料金は病院によってバラつきがありますが、お薬代と別に診察料も必要です。
もちろん診察してもらえる安心感はありますが、虫下しの費用をなるべく抑えたいという飼い主さんにとっては毎月通うのは難しい面もありますよね。

費用を抑えたい飼い主さんは通販で薬を購入するという方法もおすすめです。

ぽちたま薬局では虫下しの薬をはじめ、幅広いペットのお薬を取り扱っております!
ぜひペットの健康にお役立てください。
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虫下しの種類は対策する寄生虫に合わせて選ぶ

虫下しの種類は、対策が必要な寄生虫に合わせて決めましょう。

せっかくの投与をしていても、感染リスクがある寄生虫を駆除できなければ無駄になります。

ぽちたま薬局では、犬の虫下し(腸内寄生虫駆除薬)を多数取り扱っています。

寄生虫によって効果的な虫下しは異なるため、愛犬の環境に合わせて適切なものを選んであげましょう。

なかには、フィラリア予防、ノミ・マダニの駆除、回虫・鉤虫・鞭虫を駆除できる「ネクスガードスペクトラ」のようなオールインワンタイプのお薬もあります。

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ネクスガードスペクトラならフィラリア予防も内部寄生虫とノミダニの駆除もできる!

ネクスガードスペクトラならフィラリア予防も内部寄生虫とノミダニの駆除もできる!

虫下しの薬がたくさんあったどれを選んでいいかわからない!という飼い主さんには、オールインワンタイプの「ネクスガードスペクトラ」がおすすめです。

お腹の寄生虫だけでなくノミ・マダニの駆除もおこない、さらにフィラリア予防効果もあります。

ビーフフレーバーのおやつタイプで、お薬が苦手な子でも食べやすいのもポイント。

お薬選びに悩んだときは、ぜひネクスガードスペクトラを候補に入れてみてください。

駆虫薬の副作用は?

駆虫薬の副作用はあるの?

駆虫薬の副作用には、以下の症状が報告されています。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲不振

投与後は、上記の副作用に注意してください。

また、副作用は投与が終われば治まるとされていますが、症状が気になる場合は動物病院を受診しましょう。

「酢」でマダニの駆除ができる?

ちなみに、酢を使用することで体表に寄生するマダニを取れるという情報があるようです。

しかし、内部寄生虫に効果があるかは定かではなく、マダニに対しても確実とは言えません。

酢は噂話程度の不確かな対策で、嫌いな臭いの代表でもあるので、愛犬には試さないほうが無難でしょう。

まとめ

犬の健康を脅かす寄生虫は、ノミやマダニだけではありません。

内部寄生虫にも感染しないように、愛犬に対策してあげましょう。

また、内部寄生虫は愛犬だけでなく、飼い主さんにも寄生する恐れがあります。

虫下しは定期的に続けることが大切。しっかり予防してあげましょう。

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