レボリューションは、猫のフィラリア予防に加え、ノミ・ダニ・回虫の駆除効果もある人気のお薬です。
しかし、調べてみると「危険」や「死亡」といった不安なワードが目に入り、使用をためらう方もいるかもしれません。
確かに、お薬である以上は副作用のリスクがゼロとはいえず、まれに死亡事例も報告されています。
しかし、レボリューションは安全性が非常に高いことが認められており、今も多くの飼い主さんに選ばれ続けています。
そこで、この記事ではレボリューションに報告されている死亡事例の詳細と、投薬失敗しない為に気を付けるべきことについて解説します。
目次
レボリューションの使用は危険?
レボリューションに関して、ネット上ではさまざまな情報が錯綜し、本当に安全なのかどうか投与を迷う方もいるのではないでしょうか。
レボリューションの製造会社であるゾエティスの公式ホームページには、安全性に関してこのように記述してあります。
高い安全性:6週齢の子猫から、妊娠中・授乳中の猫にも使用可能な安全性の高い製剤。
フィラリア寄生猫に対する安全性も確認されています。引用元:製品特長|ゾエティスジャパン
寄生虫は親猫から子猫へ感染する確率が非常に高いため、レボリューションのようなフィラリア予防薬(寄生虫駆除薬)は体の小さい子猫にも使用できなければなりません。
6週齢の子猫への投与が可能なのは安全性を示すポイントといえます。
猫用レボリューションの死亡事例と詳細
▼2019年以降に報告されている、レボリューション投与後の猫の死亡事例について紹介します。
犬種・年齢 | 健康状態 既往歴 |
因果関係 |
---|---|---|
雑種(5歳) | 健康状態:不良 既往歴:2018年8月に風邪、口内炎、元気消失 |
不明 |
日本猫(7歳) | 健康状態:不良 既往歴:以前腎臓が悪いと言われた。猫エイズ保菌(飼い主からの情報)) |
不明 |
日本猫(??歳) | 健康状態:不良 既往歴:なし |
不明 |
三毛猫(3ヶ月) | 健康状態:不明 既往歴:不明 |
不明 |
不明(??歳) | 健康状態:不明 既往歴:不明 |
不明 |
不明(??歳) | 健康状態:不明 既往歴:不明 |
不明 |
不明(??歳) | 健康状態:不良 既往歴:不明 |
不明 |
年に数件の死亡報告がありますが、このように、レボリューションの投与が直接の原因になったとは言い切れないケースがほとんとです。
元々の健康状態に不安のあった猫も多く、これを持って「レボリューションは危険である!」とは言えないでしょう。
参考
レボリューション6%│動物用医薬品等データベース(外部リンク)
レボリューションの副作用は?
レボリューションはまれに発現する副作用として、次のような症状が報告されています。
- かゆみ
- 炎症
- 蕁麻疹
- 脱毛
- 食欲減退
- 嘔吐
- 下痢
- よだれ
- 筋肉の震え
- 元気がなくなる
レボリューションは、アルコールの一種であるイソプロパノールに溶けた、セラメクチンが有効成分として配合されたいます。
傷口があればしみる可能性があり、アルコールに敏感な猫では、まれに皮膚に炎症や一過性の脱毛などを引き起こす場合もあります。
皮膚の赤み、脱毛、呼吸が早い、様子がおかしい、よだれがダラダラ垂れる、ぐったりしている、痙攣しているといった異変は、診察を受けるべき状態です。
もし、ほかの症状であっても何日も改善されない場合は、動物病院を受診しましょう。
レボリューションは安全性の高い寄生虫駆除薬
どんなお薬も、副作用がまったくないとは言い切れません。
それはレボリューションに限らず、すべての寄生虫駆除薬に共通する点です。
しかし数ある寄生虫駆除薬の中でも、レボリューションは安全性が高いことが知られています。
6週齢の子猫にも使用可能であり、有効成分が1種類のみなので副作用のリスクも抑えられています。
レボリューションには安価なジェネリックもあります
同じ有効成分・同じ効果でありながら、レボリューションの半額以下で購入できる、非常に人気の高いノミダニ駆除薬です。
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投与に失敗しないための注意点
- 猫に舐めさせない
- 事前にフィラリア検査を受ける
- 投与間隔を守る
- 適切な使用量を守る
レボリューションの投薬を失敗しないためにも、正しい投与方法を理解しておきましょう。
とくにフィラリア症の予防では事前の検査が必須であり、また決められた投与間隔と適切な使用量を守ることも重要です。
猫に舐めさせない
投与の失敗例として最も多いのが、猫がレボリューションを舐めてしまったという点です。
猫がレボリューションを舐めてしまった場合、一過性の流涎や嘔吐などの症状が出ることがあります。
こうした失敗を避けるためには、投薬の際にしっかり猫の毛をかき分けて皮膚に投与することが大切です。
また、液剤が完全に乾くまでの数時間の間はエリザベスカラーを付けるなどの対策も効果的です。
事前にフィラリア検査を受ける
レボリューションを投与する前は、必ず動物病院で血液検査を受けてください。
フィラリアに感染している状態で予防薬を使用すると、非常に危険です。
お薬の効果で体内にいるフィラリアが死滅すると、その死骸が血管に詰まることで猫が突然死する恐れがあります。
投与間隔を守る
レボリューションは、効果の持続する期間が1ヶ月。
なので、月1回の頻度を守って投与しましょう。
もし投与を忘れて間隔が空くと、猫はそのあいだにフィラリアに寄生される恐れがあります。
そうなれば、上述したようにレボリューションを投与することで、突然死するリスクが高まります。
適切な使用量を守る
レボリューションは猫1匹に対し、ピペット1本が適切な使用量。
過剰に投与すると効果が高まるわけではなく、むしろ副作用のリスクが上昇するので非常に危険です。
反対に、こぼれてしまうなどして投与量が足りなくなったときは、十分な効果は発揮されません。
年齢 / 体重を確認する
レボリューションを使用できるのは、6週齢以上の猫。
それよりも幼い子猫には安全性が確認されていません。
また、レボリューションの対象サイズは2種類です。
子猫用:2.5kg未満
猫用:2.5~7.5kg未満
このサイズに当てはまらない猫は、体重1kgあたり6mgを基準にし、ピペットを組み合わせて適切な使用量に調節しましょう。
使用に不安のある方へ
これまで、レボリューションの安全性や使用上の注意点について解説してきました。
しかし中には、それでも不安が拭えないという飼い主さんもいるかもしれません。
そんなときは、フィラリア予防薬はほかにもたくさん種類があるため、調べたうえで納得できるものを使用するべきです。
当サイト「ぽちたま薬局」でも、さまざまな猫用の寄生虫駆除薬を販売しています。
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まとめ
猫用のレボリューションは、6週齢以上の子猫から使用可能な、安全性の高い寄生虫駆除薬。
ただし、使用方法を誤ったときや猫の体質によっては、副作用が出る可能性もゼロではありません。
投与を失敗しないためには事前にフィラリア検査を受け、獣医師さんの指示に従って適切な使用量と投与間隔を守ることが大切です。
それでもレボリューションを使用するのが不安という方は、ほかのお薬を調べて納得できるものを選んであげましょう。
様々な寄生虫に対応している”オールインワン予防薬”も紹介しています。詳しくはコチラの記事をどうぞ。

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