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最終更新日: 2022.03.17

ブロードラインとレボリューションの違いは?ウチの子に合うのはこっち!

ブロードラインとレボリューションを比較

商品名とパッケージブロードライン
ブロードライン
レボリューション
レボリューション(猫用)

レボリューションプラス(ストロングホールドプラス)
価格猫用0.3ml(2.5kg未満)3本
4600円
仔犬・子猫用(2.5kg未満)3本入り
3500円
子猫用(2.5kg未満)3本
4400円
ノミに対する効果ノミの駆除、ノミ卵の孵化阻害、ノミ幼虫の変態阻害ノミの駆除、ノミ卵の孵化阻害、殺幼虫作用によるノミ寄生予防ノミの駆除、ノミ卵の孵化阻害、殺幼虫作用によるノミ寄生予防
ノミ以外の虫に対する効果フィラリア予防、マダニの駆除、猫回虫駆除、猫鉤虫駆除、猫条虫駆除、瓜実条虫駆除、多包条虫駆除フィラリア予防、回虫駆除、耳ヒゼンダニ駆除フィラリア予防、マダニの駆除、猫回虫駆除、猫鉤虫駆除、耳ヒゼンダニ駆除
有効成分フィプロニル、(S)-メトプレン、エプリノメクチン、プラジクアンテルセラメクチンセラメクチン、サロラネル
投与のタイプスポットオンタイプスポットオンタイプスポットオンタイプ
投与の頻度月に1回月に1回月に1回
効果の持続時間効果が1か月続く効果が1か月続く効果が1か月続く
シャンプーはいつから?使用後2日間はシャンプーや水浴びを控える投与後2時間以内は水浴び等をさせないこと投与後24時間は、水浴あるいはシャンプーを控えることが望ましい
猫が舐めても大丈夫?・一過性の流涎が観察されることがある。そのため滴下部位を他の動物が舐めないように注意すること。・本剤投与後は乾燥するまで投与部位を犬又は猫に舐めさせないよう注意すること。・経口的に摂取した場合、流延、軟便、嘔吐、摂餌量減少などの一過性の消化器症状が見られることがあるが、通常、無処置で回復する。
・乾燥するまで投与部位を舐めさせないよう注意すること。
人間に対する注意事項・猫以外の動物に使用しない(特にウサギに使用してはいけない)
・内容液を直接手で触ってはいけない
・完全に乾くまで(通常4時間程度)は投与部位に触れない
・完全に乾くまで投与部位に触れないこと。特に小児が、投与した犬又は猫に触れないように注意すること。・猫以外の動物に使用しない
・内容液を直接手で触ってはいけない
・完全に乾くまで(通常4時間程度)は投与部位に触れない

※価格はぽちたま薬局での価格です。

お安いのは?

価格が安いのは、レボリューションです。
子猫用3本入り3500円が最安値となっています。

ぽちたま薬局で扱っている「ストロングホールドプラス」は、「レボリューションプラス」のヨーロッパ版の商品名です。
名前は違っていても、中身は全く同じものです。

みっつの医薬品、効果の違いは?

価格が安いのは確かにレボリューションなのですが、実際の効果はどうでしょうか?
よく見ると効果のある寄生虫に、少し違いがあります。

それぞれのお薬が効果を発揮する寄生虫については、以下のとおりです。

ノミノミ卵と幼虫マダニフィラリア回虫鉤虫瓜実条虫猫条虫多包条虫ミミヒゼンダニ
ブロードライン
ブロードライン
レボリューション
レボリューション
ストロングホールドプラス
レボリューションプラス
(ストロングホールドプラス)

効果はそれぞれ、
レボリューション:ノミとフィラリア予防、回虫、耳ヒゼンダニの駆除
レボリューションプラス(ストロングホールドプラス):ノミとフィラリア予防、マダニ、回虫と鉤虫、耳ヒゼンダニの駆除
ブロードライン:ノミとフィラリア予防、マダニ、回虫と鉤虫、条虫、耳ヒゼンダニの駆除

となっており、少しずつ違うことがわかります。
なお、このページに掲載している3つのお薬には、ハジラミを駆除する効果がありません。
ハジラミの対策をする場合は、フロントラインプラスを選択してください。

また、レボリューションとレボリューションプラスの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

投与方法はどう違うの?

このみっつの医薬品の投与方法は、どれもスポットオン方式
猫ちゃんがよそ見している間に首の後ろに垂らせば終わります。

猫ちゃんに対する注意について違いは?

どちらのお薬にも、乾燥するまで他の動物が舐めないように注意するよう記載があります。
滴下したお薬が乾くまでの時間はだいたい4時間だと言われています。
そのため、最低4時間はエリザベスカラーなどを付けて、体を舐めさせないようにするといった工夫が必要になります。

猫ちゃんを多頭飼いしているお宅ではもちろん、犬など、種類が違う動物が同居している場合でも、舐めさせないように注意しましょう。
飼育しているペットの頭数分のエリザベスカラーがあると安心です。

また、お子様がいるご家庭では、薬が乾かない内に触らせないように注意することも必要です。

効き目が長いのは?

どちらも月に1回の投与となっています。
月に1回の投与を継続することで、ノミの駆除とノミの寄生を予防する効果を持続させるお薬です。

有効成分について解説

みっつのお薬に含まれる有効成分について、軽く解説します。

フィプロニル

フィプロニルはノミの駆除効果が高い成分です。
ノミの成虫駆除、卵や幼虫の発育の阻害、ダニの駆除に効果があります。
昆虫の神経伝達物質(GABA)の作用を阻害、神経伝達を遮断することで駆虫する効果を現します。

フィプロニルはシャンプーをしても効果が落ちにくく、2週間に1度シャンプーをしても1か月の間は効果が持続します。

なお、ウサギをはじめとするエキゾチックアニマルには使うことができない成分です。

S-メトプレン

S-メトプレンは、昆虫成長制御剤です。
ノミやマダニなどの昆虫の多くは、幼虫から蛹、蛹の皮を脱いで成虫…という変化を経て成長しますが、この成長を制御する効果を現わす薬剤です。

昆虫の成長には「幼若ホルモン」という物質が関わりますが、S-メトプレンはこのホルモンに作用することで昆虫の成長を制御し、結果として駆虫につなげるのです。

なお、哺乳類の体内に吸収されたとしても、少量であれば代謝され排泄されてしまう成分のため、ノミ駆除薬に含まれていても、ペットへの毒性が心配されるものではありません。

エプリノメクチン

エプリノメクチンは、内部寄生虫および外部寄生虫の駆除に効果を現わす薬剤です。
昆虫の神経細胞および筋細胞に作用し殺虫するアベルメクチン系化合物です。

プラジクアンテル

プラジクアンテルは、条虫や吸虫の駆除に効果を現わす薬剤です。
寄生虫の外皮膜に作用して構造を不安定化させ、駆除します。

セラメクチン

セラメクチンは、フィラリア寄生予防、ノミとミミヒゼンダニの駆除効果、猫の腸内寄生虫の駆除効果を現わす薬剤です。

また、イベルメクチン系の駆虫薬を投与することができないイベルメクチン感受性のあるコリー犬などにも、安全に投与できることが確認できています。

サロラネル

サロラネルは、ノミとマダニの駆除効果を現わす薬剤です。
他のイソオキサゾリン系化合物と比較して、少量でも高いノミとダニへの駆虫効果を発揮します。

ブロードラインは、こんな薬

ブロードライン
ブロードラインは、ノミとマダニの駆除、フィラリア予防、お腹に寄生する虫の駆除を同時に行うことができます。
ノミが媒介することで有名な瓜実条虫も、1回の投薬で同時に駆除することができるのは、猫用ノミ駆除薬の中ではブロードラインだけです。

猫用のオールインワン薬の中で、最も広い駆虫範囲をカバーしていると言えるでしょう。
ブロードラインは野良猫を保護して家の中で飼い始める時や、猫ちゃんが外に出る機会が多い場合に、特に用意したいお薬です。
また、フィラリア予防の効果もあるので、定期的にフィラリア予防をしたい猫ちゃんにおすすめです。

レボリューションは、こんな薬


レボリューションは、ノミとミミヒゼンダニの駆除、フィラリア予防、回虫駆除を同時に行うことができるお薬です。

外で暮らす時間の多い猫ちゃんが感染しがちな耳ダニの駆除ができ、価格も抑えられているため、野良猫を保護した際などに使用されることが多いお薬でもあります。

適応外となりますが、動物病院でウサギやフェレットなどのエキゾチックアニマルにも処方されることがあります。
更に、適応外で疥癬に効くという情報もありますが、飼い猫が疥癬になった時の薬の投与などについては、かかりつけの獣医師さんの指示に従われることをおすすめします。

レボリューションプラス(ストロングホールドプラス)は、こんな薬

ストロングホールドプラス
レボリューションプラス(ストロングホールドプラス)は、ノミとミミヒゼンダニの駆除に加え、マダニの駆除、フィラリア予防、回虫や鉤虫駆除を同時に行うことができるお薬です。

レボリューションと比べると、マダニを駆除する効果が加わり、ノミに対する効果も即効性が高くなっています。

レボリューションとレボリューションプラスの比較については、こちらの記事も併せてご覧ください。

日本国内最安値のレボリューションジェネリックをご紹介

レボスポットところでこの度、この記事執筆中にぽちたま薬局より新しいレボリューションのジェネリック薬が発売となりました。
商品名は…レボスポット!
ノミ駆除薬のレボリューションのジェネリック薬としては日本国内で最安値のお薬です。お薬の出費を抑えたい方はぜひ商品ページをご覧になってみてください。
レボスポットの商品ページを見る

ブロードラインとレボリューションまとめ

  • どれもノミ・マダニ駆除薬
  • ブロードラインはフィラリア予防と内部寄生虫の駆除を同時に行うことができる
  • レボリューションは耳ダニ駆除、フィラリア予防、回虫駆除を同時に行うことができる
  • レボリューションプラスはマダニと耳ダニ駆除、フィラリア予防、回虫鉤虫駆除を同時に行うことができる
  • ノミ以外の効果が違うので、しっかり確認してから購入しよう

これまで触れたように、ノミを駆除する効果以外の部分で違いがあります。
どちらを選ぶかは、猫ちゃんの住環境や行動範囲、その時のお財布の状況を見て、決めるといいと思います。

ノミ・ダニ薬

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