犬の膿皮症は、健康な犬の皮膚にも存在しているブドウ球菌・緑膿菌・大腸菌といった常在菌の異常増殖が引き起こす皮膚病です。
犬の皮膚病としては一般的なものですが、厄介なのは強烈なかゆみを伴うところといえるでしょう。
なめたり引っかいたりするので悪化させやすく、完治したと思っても再発を繰り返すしつこい皮膚病です。
この記事では、膿皮症治療の主軸となるシャンプー療法について詳しく解説しています。
膿皮症に効くおすすめの薬用シャンプーも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
犬の膿皮症治療は薬用シャンプーが重要
犬の膿皮症を治療するには、薬用シャンプーを使ったシャンプー療法が最も効果的です。
シャンプーが治療になるの?と思われたかもしれませんが、シャンプー療法で徹底的に洗い流したいのは皮膚で異常増殖している菌。
通常のシャンプーとは目的が異なります。
膿皮症治療に使う薬用シャンプーは、治療に有効な成分を皮膚に浸透させてから洗い流す「外用薬」の位置づけです。
また、治療後も定期的にシャンプーを続けることが、再発防止につながります。
薬用シャンプーの選び方
犬用のシャンプーにはいろいろな種類がありますが、膿皮症をしっかり治療するには効果が期待できる成分が配合されたものを選ぶことが大切です。
ただし、治療は長期にわたることも珍しくなく、経済面を無視するわけにはいきません。
この章では、膿皮症治療に使う犬用シャンプーの選び方を「殺菌成分」と「価格」に分けて解説しています。
殺菌成分を含むシャンプーを選ぶ
犬の膿皮症を治療するためには、原因となる菌をしっかりと殺菌し、皮膚を清潔に保つことが重要です。
そのため、殺菌効果や抗菌効果のある薬用シャンプーを選ぶことが基本となります。
特に、膿皮症治療にはクロルヘキシジンが配合された薬用シャンプーが推奨されています。
クロルヘキシジンは、細菌や真菌、ウイルスに対して高い殺菌効果を持つ成分で、動物病院でもよく処方されています。
中でも、クロルヘキシジン2%を含む製剤が一般的に使用されています。
また、真菌感染を伴う膿皮症の場合は、ミコナゾール硝酸塩などの抗真菌成分が配合されたシャンプーも効果的です。
これらの成分が含まれた薬用シャンプーを使用することで、膿皮症の原因菌を効果的に除去し、症状を改善することが期待できます。
参考
犬の浅在性膿皮症における2%酢酸クロルヘキシジン含有外科用局所洗浄剤(ノルバサンサージカルスクラブ)の局所療法に関する効果(外部リンク)
価格で選ぶ
犬の膿皮症をしっかり治療するには、シャンプー療法に加えて抗生物質の併用が必要になることもあります。
また、膿皮症は再発を繰り返す厄介な皮膚病のため、治療期間が長期にわたることも珍しくありません。
そのため、週に2~3回のシャンプーと抗生物質の継続により、治療費が思った以上にかさんでしまうことも…。
経済的な理由で治療を断念することがないように、シャンプーを購入する際は価格面もしっかり比較検討することで、出費を抑えることができます。
犬の膿皮症に効くおすすめシャンプー3選
犬の膿皮症に効果のある殺菌成分が配合されているシャンプーの中でも、特におすすめしたい商品を3つご紹介します。
なお、ご紹介するシャンプーは当サイトでも特に評判のよいものを選定しました。
商品名 | マラセブシャンプー | ペルシーミコナケアシャンプー | クロルヘキシジン4%シャンプー |
---|---|---|---|
パッケージ | ![]() |
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値段(1本あたり) | 4,800円 | 2,780円 | 6,000円 |
有効成分 | ・クロルヘキシジン2% ・ミコナゾール2% |
・クロルヘキシジン2% ・ミコナゾール2% |
・クロルヘキシジン4% |
このお薬のポイント | ・皮膚病治療のスタンダード ・2つの有効成分を配合 ・動物病院でも処方されている |
・マラセブシャンプーのジェネリック ・安値で購入可能 |
・クロルヘキシジンのみ配合のシャンプー ・保湿効果も期待できる |
マラセブシャンプーの通販ページへ | ペルシーミコナケアシャンプーの通販ページへ | クロルヘキシジン4%シャンプーの通販ページへ |
犬の膿皮症を治療する際のシャンプーのやり方
膿皮症治療の一環として行うシャンプーは、正しい方法で実施することが重要です。
以下の手順を参考にしてください。
1. 必要なシャンプーを用意する
膿皮症には、2%クロルヘキシジンを含むシャンプー(例:マラセブシャンプー)を使用。
使用するシャンプーの量は、犬の皮膚の面積を基準に調整。
目安として、手のひら2枚分の皮膚に対し、500円玉1枚分の量を使用。
2. 予洗い
まずはぬるま湯で犬の全身をしっかり濡らす。
皮膚の汚れや皮脂を軽く落とし、薬用シャンプーの効果を高める準備をする。
3. シャンプーを塗布
・シャンプーを適量手に取り、皮膚全体に直接塗るように広げる。この際、泡立てる必要はない。
・特に症状がひどい箇所から塗布を始めるのがポイント。これにより、最も治療が必要な部分にシャンプーを長く留めることができる。
・塗布後は、そのまま5~15分放置して薬用成分を浸透させる。
4. すすぎ
十分に時間を置いた後、ぬるま湯でしっかり洗い流す。
薬剤が皮膚に残ると炎症を悪化させる可能性があるため、丁寧にすすぐ。
5. タオルドライと乾燥
シャンプー後は清潔なタオルで水分を拭き取る。
その後、ドライヤーで皮膚を完全に乾かすことが重要。
6. 頻度と継続
膿皮症の治療として、シャンプーは1日おきに2週間(合計7回)行う。
注意すべきポイント
シャンプー後はタオルでしっかり水気を取り、その後はドライヤーを使って乾かしましょう。
毛が濡れたままだとせっかく薬用シャンプーで洗浄した皮膚に、雑菌が繁殖しやすくなるからです。
ただし、乾かし過ぎるとかゆみを誘発しやすくなるので注意が必要。
ドライヤーは高温ではなく低温にして、優しく乾かすことがポイントです。
よくある質問
犬の膿皮症に関する、よくある質問とその回答をまとめました。
ぜひ参考にしてください。
膿皮症の犬は毎日シャンプーしても大丈夫?頻度は?
毎日シャンプーするのはおすすめできません。
膿皮症の治療では、1日おきに2週間(合計7回)のシャンプーが一般的な頻度とされています。
詳しい方法については、獣医師さんの指導を受けて行いましょう。
膿皮症がなかなか治らない原因は何?
膿皮症が治りにくい場合、単なる細菌感染ではなく、他の基礎疾患が原因となっている可能性があります。
原因を特定するために、動物病院での検査をおすすめします。
基礎疾患の治療を並行して行うことで、膿皮症の改善が期待できます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
犬の膿皮症の自宅ケアは?
膿皮症の再発を防ぐには、日常的なケアが欠かせません。
薬用シャンプーの適切な使用や、栄養バランスの良い食事の提供が重要です。
特にオメガ3脂肪酸や亜鉛を含む食材を取り入れると、皮膚の健康をサポートできます。
また、湿度が高い時期には除湿器や換気を活用して快適な環境を維持しましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
マラセブとノルバサンの違いは何?
どちらも殺菌成分であるクロルヘキシジンを配合していますが、成分や効果に違いがあります。
- 主成分:クロルヘキシジン(0.5%)
- 細菌感染が原因の膿皮症に使用されることが多い
- コンディショナー成分を含み、保湿効果あり
- 主成分:クロルヘキシジン(2%)とミコナゾール(抗真菌剤)
- 抗真菌作用があり、特にマラセチア感染症に使用される
- 医薬品扱いで、刺激が強いため、使用時には獣医師の指導が必要
犬の症状や原因に応じて適切なシャンプーを選ぶことが大切です。
どちらを使用する場合も、必ず獣医師さんに相談しましょう。
薬用シャンプーで犬の膿皮症を治療しよう
犬の膿皮症を治療するには、原因となっている菌をしっかり殺菌できる薬用シャンプーを選ぶことが大切です。
このページで紹介しているシャンプーは、どれも動物病院で処方されるものと同じ成分が使われているため、膿皮症の原因菌にしっかり作用します。
週2回のシャンプーは大変ですが、面倒だからと手を抜いてしまうと、愛犬の膿皮症はいつまでたっても改善しません。
大切な愛犬の健やかな毎日を一日でも早く取り戻すためにも、薬用シャンプーでしっかり膿皮症を治療してあげましょう。
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