犬や猫のノミ・マダニ対策でよく見かける「フロントライン」と「フロントラインプラス」。
名前は似ているけれど、実は効果や成分に明確な違いがあります。
「どう違うの?」「うちの子にはどっちが合う?」と迷う飼い主さんのために、それぞれの特徴や選び方のポイントをわかりやすく解説します。
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目次
フロントラインとフロントラインプラスの違いとは?
フロントラインとフロントラインプラスは、いずれも犬猫のノミ・マダニを駆除・予防するためのスポットオンタイプの医薬品です。
月に1回の投与で、愛犬・愛猫を寄生虫の被害から守ります。
見た目や使い方は同じですが、実は含まれる有効成分に違いがあります。
フロントラインには「フィプロニル」という成分が配合されていますが、フロントラインプラスにはそれに加えて「S-メトプレン」が含まれています。
このS-メトプレンが加わることで、ノミの卵や幼虫の発育を阻止し、成虫になる前に駆除できるという大きなメリットがあります。
その結果、対応できる寄生虫の種類や予防効果にも差が出てきます。
製品名 | ![]() |
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---|---|---|
主成分 | フィプロニル | フィプロニル S-メトプレン |
対象寄生虫 | ノミ マダニ |
ノミ マダニ シラミ ハジラミ |
投与方法 | 月1回 | 月1回 |
タイプ | スポットタイプ | スポットタイプ |
年齢・体重制限 | 【犬】10週齢以上、体重2kg以上 【猫】12週齢以上、体重制限なし |
【犬・猫】8週齢以上 【犬・猫】体重制限なし |
商品詳細 |
フロントラインの特徴
- 有効成分はフィプロニルを配合
- スポットオンタイプで簡単・手軽に使える
- 発売から27年以上の信頼と実績を誇るロングセラー
フロントラインは、犬用と猫用それぞれに専用の製品が用意されており、対象となるペットの年齢や体重条件が異なります。
犬用は「生後10週齢以上・体重2kg以上」
猫用は「生後12週齢以上・体重制限なし」が使用の目安です。
どちらも投与から24時間以内に有効成分が全身に行き渡り、しっかりとした効果を発揮します。
ノミは24時間以内、マダニは48時間以内に駆除が可能で、速効性にも優れています。
経口薬を嫌がる子や、食物アレルギーがあるペットにも使いやすいことから、長年多くの飼い主さんに選ばれているノミ・マダニ対策の定番薬です。
フロントラインプラスの特徴
- 有効成分にフィプロニル+S-メトプレンを配合
- シラミ・ハジラミにも対応し、寄生虫対策の幅が広い
- 犬・猫ともに生後8週齢以上で使用可能、体重制限なし
フロントラインプラスは、従来のフロントラインにさらなる駆除効果を加えた“進化版”のスポットタイプ駆除薬です。
ノミは24時間以内、マダニは48時間以内に駆除し、効果は約1ヶ月間しっかり持続します。
最大の特長は、フィプロニルに加え「S-メトプレン」という有効成分を配合している点。
この成分がノミの卵の孵化や幼虫の成長を阻止し、再発・繁殖を防いでくれます。
さらに、マダニ・ノミだけでなく、シラミやハジラミといった他の外部寄生虫にも効果を発揮。
犬・猫どちらも生後8週齢から使用でき、体重制限もないため、幅広いペットに安心して使えるのも嬉しいポイントです。
ペットに適しているのはどれ?選び方のポイント
ペットに適したノミ・マダニ駆除薬を選ぶには、「どこまで対策したいか」を明確にすることが大切です。
たとえば、ノミやマダニの成虫だけを駆除できれば十分という場合は、「フロントライン」がおすすめです。
一方で、ノミの卵や幼虫の繁殖までもしっかり防ぎたいという場合は、「フロントラインプラス」が効果的。
というのも、ノミの成虫は寄生からわずか24〜48時間で産卵を始めるため、早めに繁殖サイクルを断ち切ることが非常に重要なのです。
「フロントラインプラスはちょっとお値段が気になる…」という方には、当サイト「ぽちたま薬局」で、お得なジェネリック医薬品「メロニルプラス」をご用意しています。
ジェネリック医薬品とは、先発薬(この場合はフロントラインプラス)と同じ有効成分・同等の効果と安全性を持ちながら、開発コストを抑えることでリーズナブルな価格で提供できるお薬のことです。
当店で取り扱っているメロニルプラスは、
- 猫用:3本セット 3,500円(1ヶ月あたり約1,166円)
- 犬用:3本セット 3,700円~(1ヶ月あたり約1,233円~)
と、非常にお得にご購入いただけます。
コスパ重視の飼い主さんにもぴったりな選択肢です。
フロントライン・フロントラインプラスの使い方と注意点
フロントラインとフロントラインプラスは、どちらもスポットオンタイプのお薬。
使い方はとてもシンプルで、ペットの首の後ろ(肩甲骨の間)あたりの毛をかき分け、皮膚に直接滴下するだけです。
使用する際は、犬用・猫用の区別や体重・年齢制限をしっかり確認し、愛犬・愛猫に合った製品を選びましょう。
注意したいのが、投与後のシャンプーや水遊びのタイミングです。
製品名 | シャンプー・水遊びNG期間 |
---|---|
フロントライン(犬・猫) | 48時間(2日間) |
フロントラインプラス(猫用) | 48時間(2日間) |
フロントラインプラス(犬用) | 24時間(1日間) |
また、薬剤を投与した箇所をペットが舐めないように注意することも重要です。
少量なら大きな問題はありませんが、大量に舐めてしまうとまれに副作用が出ることも。
特に多頭飼いのご家庭では、お互いの体を舐め合わないよう、投与後しばらくは目を離さず様子を見ることをおすすめします。
まとめ
フロントラインとフロントラインプラスは、どちらも動物病院でも使用される安心のノミ・マダニ駆除薬です。
どちらも効果は約1ヶ月持続しますが、有効成分の違いによって対策できる寄生虫の種類や予防範囲に差があります。
「どれを使えばいいのかわからない…」という方は、何を重視するかを基準に選ぶのがポイントです。
- 成虫の駆除が目的なら、コストも抑えられる「フロントライン」
- ノミの卵・幼虫の繁殖予防もしたいなら、広範囲に対応できる「フロントラインプラス」
愛犬・愛猫の年齢や体重、普段の生活環境に合ったものを選び、毎月の予防ケアを忘れずに続けていきましょう。
大切な家族をノミやマダニから守ることが、健康を守る第一歩です。

ペットのお薬通販『ぽちたま薬局』スタッフのブログです。
このブログではペットのご飯を中心にペットの健康について考えたいと思います。