初心者でも飼うのが簡単な犬っているの?犬の特徴を紹介

公開日:

最終更新日: 2022.03.4

初心者でも飼うのが簡単な犬っているの?犬の特徴を紹介

初心者にとっては、大型犬よりも小型犬の方が飼いやすいです。
しかし、これはあくまでも「大型犬と比べて簡単」というだけです。

なぜ小型犬の方が飼いやすいといわれているのか、初心者の飼い主さんであっても安心して飼うにはどうすればいいのか、まとめています。

初めて犬を飼うこれから犬を飼うことを考えている、という方はぜひご一読ください。

初めて犬を飼うならどんな犬でも難しい

初めて犬を飼うならどんな犬でも難しい

「小型犬ではこんな犬が飼いやすい」と話題になりますが、本当にそうでしょうか

犬を飼ったことがある方なら誰でも、
「最初はどんな犬でも飼うのは難しい」
と感じ、挫折してしまいそうになることもあるといいます。

犬が飼いやすい、飼いにくい、これは結局のところ飼い主の経験値によるのです。

「小型犬が飼いやすい」というのはある意味真実で、大型犬よりは驚きの度合いが少ないためです。
食事や排泄物など、犬が生きていく上で当たり前のことが、飼い主にとっては初めての経験。
体が大きくなるにつれて、声もうんちも大きくなっていき、散歩のときに引っ張る力も強くなります。

そういった意味では、最初は体の大きくない小型犬が初心者向けなのです。

犬を飼う前に確認!

犬のように、動物をペットとして飼育する場合は責任をもって飼わなければなりません。

できるだけ具体的に想像すれば、それだけ心構えももてますので、事前に

・犬との生活ですべきこと
・生涯、年間必要な経費
・飼う前に準備するもの

以上のことを確認してください。

犬と生活していく上で飼い主さんがすべきことがあります。
しつけや散歩、飼った後にすぐすべきことなどを確認してください。

小型犬は大型犬よりも食べる量が少ないので、食費は抑えられますが生涯費用は高くなります。
家計の資金運用プランと同じように、犬の生活費を考えていく必要があるでしょう。

犬にかかる費用の中には、初期費用と、後からかかってくる費用があります。
快適な生活を送らせてあげるためにも、飼うことが決まったら準備すべきものを確認しておくと安心です。

初心者に向いている犬の特徴

初心者に向いている犬の特徴

初心者でもしつけやすい、お世話しやすい犬の特徴とはどんなものなのでしょうか。
犬と暮らしていく上で基本となる、散歩やしつけ、お留守番、お手入れの観点から考えてみました。

運動量が1日1~2回30分程度

犬はどんなに小さな犬であっても散歩は必須です。
毎日最低でも30分程度は必要なので、散歩の習慣がない方にとっては慣れるまで大変です。

体が小さい犬ほど、運動量はそれほど必要ない傾向があります。
犬に必要な散歩の基準は以下です。

犬の大きさ散歩の回数1回の時間
小型犬1日に1~2回15分から30分程度
中型犬1日に2回20分から40分程度
大型犬1日に2回30分から60分

トレーナーによって様々な意見がありますが、以上が一般的な時間と回数の基準といえます。

犬にとって適切な散歩時間と運動量(歩く、走る)をはかるには、30分程度の散歩をしばらくの間続けてみると良いです。
大型犬であっても走るのが苦手、という犬もいますし、小型犬であってもミニチュア・ピンシャーやジャック・ラッセル・テリアのように無尽蔵な体力の持ち主もいます。

【参考】
ミニチュア・ピンシャー 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

人に懐きやすい

縄張り意識が強くなく、人によく懐くタイプの犬だとしつけやすく、家族とのコミュニケーションも取りやすいでしょう。

人に懐きやすい犬
大型犬・・・ゴールデンレトリーバーなど
小型犬・・・トイプードル、ポメラニアンなど

陽気で人懐っこい犬で有名なのは、狩猟犬の素質をもったゴールデンレトリーバーです。
また、コンパニオンドッグや愛玩犬といわれる犬種も人に懐きやすいという特徴があります。
コンパニオンドッグは小型犬が多いです。

愛玩犬の中でもチワワは人気ですが、中には性格が強く神経質なところがあるワンちゃんもいます。

体のお手入れが楽

動物を飼う前には実感できないのが、抜け毛の問題です。
換毛期にはいたるところに犬の毛がある…というのが犬を飼っている方々の悩みでもあります。

換毛期による抜け毛のない、シングルコートの犬なら毛のお手入れも簡単でしょう。
換毛期があるのはダブルコートといい、硬い毛とフワフワの下毛に分かれています。

また、長毛の犬は毛の手入れが大変、と一見思われがちですが、毛が伸び続けるので落ちにくいという特徴があります。

また、自分でお手入れができる犬だとトリミングの手間も少なくできますが、体が大きいとシャンプーもしにくいので、体の小さい犬が扱いやすいでしょう。

シングルコートの犬
小型犬トイプードル、マルチーズ、ヨークシャー・テリアなど
中型犬ブルテリア、ウィペットなど
大型犬ドーベルマン、ダルメシアンなど

お留守番のしつけがしやすい

あまり飼い主に依存せず、我慢強い、留守番のしつけがしやすい犬は初心者に向いています。

どんな犬でも、しつけやお留守番の練習なしに、長時間のお留守番はできません
初心者だとしつけをしたことがないので、レトリーバーやプードルのような賢い犬だと安心でしょう。

独立心が強い、番犬でも活躍する柴犬も留守番には向いています。
また、一人遊びのできるシーズーやパグ、チワワも留守番しやすいでしょう。

一人暮らしや、家族が誰もいない時間がある家庭で飼われている犬が増えている昨今ですので、お留守番のしやすさは重要です。

初心者でも飼いやすい犬種紹介

初心者でも飼いやすい犬種紹介

人に懐きやすい性格をしているのは愛玩犬が多いですし、運動量も少ないので、総合的にいって初心者には小型犬が向いています

運動量が1日1~2回、15~30分程度の小型犬の中でも、お手入れやしつけが楽な方である犬種を紹介します。
※あくまでも犬種での判断なので、個体差があります。

トイプードル

・シングルコートで抜け毛が少ない
・鳥猟に利用されていたため飼い主に忠実
・陽気で人懐っこい性格

飼い主の言うことを忠実に聞く傾向をもつので、お留守番などのしつけもしやすいでしょう。

シングルコートなので換毛期による抜け毛に悩まされることは少ないですが、長毛種なので毛が伸び続けます。
そのため、1ヵ月に1度のカットが理想です。

【参考】
プードル 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

ミニチュアダックスフンド

・スムースヘアだとお手入れが楽
・明るく遊び好きで人に懐きやすい
・狩猟犬で自立心があるのでしつければ留守番しやすい

ダブルコートなので換毛期があり、その時期には抜け毛が多くなりますが、スムースヘアだと飼い主さん自身で簡単にブラッシングできます。

ミニチュアダックスフンドだと、ダックスフンドの中でも体が小さく、運動量も少ないです。
甘えん坊の面があり、吠え癖が付かないように注意しなければなりません。
しかし人懐っこく遊び好きなので、しっかりしつければお留守番もちゃんとできます。

【参考】
ダックスフンド 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

ヨークシャー・テリア

・長毛のシングルコートなので抜け毛が少ない
・気質が安定しているのでしつけやすい
・我慢強いのでしつければ留守番できる

ヨークシャー・テリアはカットの仕方で印象が変わる犬です。
長毛で伸び続けるので定期的なカットは必要ですが、抜け毛が部屋のそこかしこに落ちている、ということは少ないです。

愛玩犬で、人懐っこい反面、一人になるのが苦手といわれています。
しかし、しつけをすることによって本来の我慢強い性格が発揮され、問題なくお留守番をしてくれるでしょう。

【参考】
ヨークシャー・テリア 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

チワワ

・犬の中でも体が小さく少しの時間で運動が賄える
・スムースヘアだとブラッシングが簡単
・依存しないため長時間の留守番も平気

犬の中でも最も体が小さいです。
そのため、毎日の散歩は欠かせませんが時間も短くて良く、雨の日には室内の運動でも十分な場合があります。

ダブルコートの被毛なので、ロングヘアだと換毛期の手入れが大変かもしれません。
しかし、スムースヘアであればシングルコートのこともあり、ブラッシングが楽になります。

勇敢で警戒心が強いため、しつけが苦手な方だと吠え癖が付く可能性があります。
短い言葉でメリハリのある意思表示をすれば、良いこと悪いことの区別を分かってくれるでしょう。

【参考】
チワワ 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

保護犬が初心者向けである理由

保護犬が初心者向けである理由

性格の安定した犬がしつけやすく、初心者向けとお話してきましたが、その点でいえば保護犬は初心者向けの条件を満たす犬です。

保護犬が初心者向けである理由
・成犬で性格が安定している
・保護施設のスタッフが合う犬を勧めてくれる
・しつけの相談もできる

保護犬にも子犬がいますが、成犬が多いです。
子犬は性格が変化するので予測不能、またお世話も大変ですが、成犬だとトイレトレーニングやしつけがある程度済んでいることが多く、性格も安定しています
そのため、犬と暮らす想像がしやすいのです。

保護施設では、犬が幸せに暮らせる譲渡先を探しているので、引き取るためには一定の審査があります。
そのため、しっかりその人に合った犬をマッチングさせてくれます。
飼ったあとのしつけや、住む環境についての相談もできるので、その点はブリーダーやペットショップよりも初心者向きといえるでしょう。

初心者向けではない犬種

初心者向けではない犬種

犬を飼い慣れている方であっても、以下の犬種は難しいと感じることがあるようです。
初心者はできるだけ避けた方が良いかもしれません。

犬種大きさ性質
ジャーマン・シェパード大型犬・力が強い
・地域により特定犬種に指定される
ボーダーコリー大きめの中型犬・運動量が多い
・警戒心が強い
ミニチュア・ピンシャー小型犬大型犬並みの運動が必要

特にジャーマン・シェパードは、性格は温厚ですが力が強く、しつけが中途半端になると事故につながることもあるため、トレーニングはプロに任せる、という飼い主さんもいる犬種です。

初心者でも飼いやすい犬種紹介」では小型犬を挙げたのですが、大型犬のゴールデンレトリーバーは温厚でしつけがしやすいといわれています。
しかしそれでも力が強いので、飼育するには勉強と慣れが必要です。

犬と良好な関係を築くために必須なこと

犬と良好な関係を築くために必須なこと

ワンちゃんと楽しい生活を送るためには、飼い主さんが犬としっかりコミュニケーションをとり、犬に家族(群れ)の一員だと意識してもらうことが大切です。

犬の特性を理解し、飼い始めたら必ず以下のことを行いましょう。
怠ってしまうと、いくら飼いやすい小型犬でも、扱いが難しい犬になってしまうかもしれません。

一緒に過ごす

犬が家に来て初めの頃は、飼い主さんのことを何も知らない状態です。

そんな状態でいきなり留守番のためのしつけはできません。
どこか知らないところに閉じ込められ、戻ってくるか分からない飼い主の後ろ姿を見れば、パニックに陥るだけです。

家に慣れるまではなるべく多くの時間を犬と過ごすようにしましょう。
目と目を合わせてコミュニケーションをしたり、食べ物をあげるときに声をかけたり、体を撫でたりなど、視覚、嗅覚、触覚によるコミュニケーションをとってください。

これは家に慣れてからでも同じです。

適度な運動をさせる

運動は単に体重管理のために行うのではありません。
犬は外に出かけることで、室内の限られた刺激以外にも様々な刺激を受け、脳が活性化します。

飼い主と一緒に歩けば、群れで一緒に歩く喜びを得られ、コミュニケーションにもなります。

ドイツの犬を保護する法律では、散歩に関しても触れられていて、一定時間以上外で散歩することが求められています。

もちろん病気を予防するためにも、適度な運動が必要です。

【参考】
ドイツの犬の保護に関する法律 JAPAN DOG RIGHTS

社会化に取り組む

犬の社会化とは様々な状況に柔軟に対応できるように、他の人や犬に会わせたり、新しい経験をさせたりすることです。
社会化を経験させることで、しつけもしやすくなります。

子犬なら12週齢までに社会化に取り組みますが、成犬でも可能です。
新しい状況に攻撃的、もしくは臆病な反応をみせる場合は、慣れるまで散歩を続けたり、口輪を使ったりすると良いです。
いきなり、ドッグランで大勢の犬がいる中に、長時間過ごさせることは避けてください。

頼れるサービスを見つける

上記に書いた、成犬や子犬に社会化を身に付けさせることや、爪切りや、シャンプーなど、どうしても一人では難しく感じてしまうこともあるでしょう。

爪切りは獣医師、トリミングはトリマー、しつけはトレーナーに頼ることもできるので、遠慮なく相談してください
なんでも相談できるプロを見つければ、もっと負担を軽くできます。

健康維持に取り組む

健康維持にも色々ありますが、ここでは散歩や社会化以外のことを説明します。

犬がかかりやすい病気は様々ですが、注意喚起されている感染症の類はできるだけ予防しましょう

狂犬病や、混合ワクチンは年に一度必ず打ってください。
その際に獣医師が診察してくれるので、定期的な健康診断にもなります。
疾患が多い犬種であれば、飼い主さんは常に健康チェックが必要です。

他にも、蚊やノミ、ダニによって発症する病気があります。
特に蚊が媒介する「フィラリア症」の予防は必ず行いましょう。

フィラリア症にかかる犬は年々減っている反面、感染した場合獣医師の手術スキルがなく、外科手術に対応できないケースも増えています。

検査後に成虫に寄生されていないことが確認できれば、毎月の投薬でフィラリア症は予防できます
価格については、ぽちたま薬局でも扱っているのでチェックしてみてください。


犬猫のフィラリア予防薬はぽちたま薬局へ

まとめ

ここまで初心者でも飼うのが比較的難しくない犬についてお話してきました。

  • 初めて犬を飼う方はどんな犬でも難しい
  • 運動量の少ない小型犬が初心者向け
  • お手入れのしやすさ、しつけのしやすさ、人懐っこさもチェック
  • 成長が落ち着いている保護犬も注目
  • 犬と良好な関係を築くために努力する

以上のことは初心者の方が飼う犬を検討するときに、意識すると良いでしょう。
初めて犬を飼うとなれば心配なことがたくさんあると思いますが、獣医師さんをはじめ、さまざまなサポートを受けながら、ワンちゃんにとって良い環境を作ってあげられると良いですね。

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