犬を飼う前の準備!必要なもの・心構えを把握しよう

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犬を飼う前の準備!必要なもの・心構えを把握しよう

もうすぐ家にワンちゃんが来る!
でも準備はちゃんとできていますか?

初めて家を訪れる犬が、快適な生活を送れるように、必要なものがあればできるだけ前もって準備してあげたいものです。

心構えや必要なものを、
・事前に用意しておいた方がいいもの・こと
・あとから用意するもの

に分けて紹介します。

犬を飼う前に心構えは確認しましたか?

犬を飼う前に心構えは確認しましたか?

飼い主としての心構えは犬を飼う前に必ず確認しておきましょう。

最後まで犬について責任がもてるのか、狂犬病予防注射や生活環境についてしっかり考えられているかなど、チェック漏れがないか確認してください。

飼い主に必須の心構えや生活は以下の記事で詳しく確認できます。

犬の特性

心構えとして犬の特性も把握しておきましょう。
犬が来ることが決まった後でも、確認することができますし、特性を理解していれば必要なものを揃えるときの判断に役立ちます。

把握しておく特性は以下です。

・年齢(週齢・月齢)
・犬種

子犬なのか、成犬なのかで必要なものは変わります。
犬の年齢に関しては、「子犬を飼う前に準備するもの」「保護犬を迎える前に準備するもの」で説明します。

次に、必要なものを揃えるときに大切なのが犬種ごとの特性を理解することです。

品種による特性の例
・シベリアンハスキーは寒い地域で生まれた品種だから暑さに弱い
・ブルドッグは初心者の方には向かない、呼吸器の疾患が多い品種

ジャパンケネルクラブに登録されている犬種は約200種にのぼります。
特徴を知るために事前に調べていると良いでしょう。

【参考】
世界の犬 | 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

チワワとトイプーの交配種であるチワプーといった犬種は、ミックス犬といわれており、純血種を掛け合わせた特徴をもちます。
遺伝的な病気には強い傾向にあるため、初心者の方に向いています

雑種犬もミックス犬と同じく遺伝的な病気にかかるリスクが低い犬種です。
その分個性が豊かで、個体ごとにしつけのしやすさが変わるのが注意点といえます。

後になってアレルギーが発覚したら

犬を飼う前に動物アレルギーがないか検査する方は多いですが、アレルギーは後から発症することもあります

アレルギーに対処する方法はあるので、以下に取り組めるのかも考えておきましょう。

・屋外で飼育する環境を整えられる
・定期的に犬の体を洗える
・こまめにブラッシングできる
・犬が立ち入り禁止場所を理解できるようにしつけられる
・うがいや手洗いを徹底できる
・人間の服をこまめにお手入れできる
・アレルギー反応を抑えるための薬が飲める

以上のことを行えば犬アレルギーの辛い症状を抑えられる可能性があります。

もしもアレルギーがひどすぎる場合には、引き取り先を探すことも検討した方がいいかもしれません。

【必須】犬を飼う前に準備するもの

【必須】犬を飼う前に準備するもの

ワンちゃんが家にやってきてから
「これ準備しておけばよかった!」
となるのは避けたいものです。

最低限以下のものを揃えておくことをおすすめします。

ドッグフード

動物は毎日ご飯を食べるので、迎え入れた当日は当然ドッグフードが必要です。
ペットショップやブリーダー、保護施設にいた犬はそれまでにフードを与えられているので、できるだけ同じ種類のものをあげましょう

もし後から変更する予定であれば、これまでと同じドッグフードは小さなkg数のタイプを購入しておき、少しずつ新しいものに切り替えていくと良いです。

食器・水入れ

気に入るかどうかは分からないので、高額なものにする必要はありませんが、犬専用の食器と水入れは事前に準備します。

人間用の食器よりも、犬のために作られた安定感のある食器が良いです。
プラスチックの食器は軽くて扱いやすいですが、犬が食べるときに動いてしまったり、噛みやすかったりするので、「シートの上に置く」「食べた後は片づける」などの対策をしましょう。

水入れは目盛り付きだと飲水量が分かりやすいです。

計量器

肥満は万病の元なので、家に来た当初からドッグフードはきっちり計量して与えます。
最低でもグラム数が分かるようなはかりを用意してください。

目分量で与えていると、与えすぎなのか不足しているのかもあいまいになってしまいます。

また、犬の運動量や体質によっても、適正なフードの量が変わってきます。
毎日計量してドッグフードの説明書通りに与えているが太ってきた、という場合に量を調整しやすくなるため、計量器は必須です。

サークル・ケージ・クレート

犬にはテリトリーが必要で、落ち着く居場所の特徴は、暗く、狭いところです。
そのため、サークル、ケージ、クレートこのうちのどれか1つは事前に購入しておき、家に来た当初から犬がそこで休めるようにしておきましょう。

サークル 屋根がない柵を組み合わせたもの。
ケージ 屋根がある柵で覆われているもの。布製もある。
クレート 持ち運びができて全面が覆われているもの。プラスチック製が多い。

犬にとって人間用の室内照明は明るすぎるので、なるべく屋根付きのものが良いです。
ケージやサークルが広すぎるなら、隠れられる毛布を一緒に入れてあげると良いでしょう。

トイレトレー・トイレシート

食事と同じく、犬は排泄を毎日します。
家に来た当日からトイレトレーニングは始まるので、サークルやケージの中にトイレを設置し、覚えるように訓練しましょう。

トイレトレー、トイレシートはおしっこやうんちを片付けやすくするために便利です。
トレーもシートも、誤飲の原因にならないように耐久性があるものが良いです。

立ちションをするオスのワンちゃんであれば、壁付のトイレトレーが合っているかもしれません。

床材

犬の爪は鋭いため、床が傷つきやすいです。
犬が滑ることによる怪我、関節炎予防のためにも、床材を検討しておいた方が良いです。
ワンちゃんが来てから準備するのでは遅いので、事前に床材を検討しましょう。

一部ではペット用のフローリングも販売されているので、ペットが来る前にリフォームしてしまう、という方もいます。

ジョイントマットを敷くと衝撃音対策にもなります。

首輪・リード・ワイヤー

犬の首輪は後々狂犬病予防注射を行った証明書や、登録の鑑札をつけるために必須です。
もし脱走したときのためにも、マイクロチップを利用しない犬は首輪に迷子札を付けておくこともできます。

立ち入り禁止の場所を理解するまでは室内であってもリードをつけておきましょう。

屋外であれば移動しやすいようにワイヤーにリードを通します。
ワイヤーが外れやすくなっていれば、脱走の原因になってしまうので気を付けてください。

【屋外飼育の場合】ハウス

中型犬以上の、寒さに強い犬は屋外で飼育されることもあります。
この場合も室内飼育と同様、犬のために体を囲うためのハウスを設置します。

大きさは、成犬が内部で回れるくらいの大きさであれば、大きくなくて大丈夫です。
直射日光が当たらない、風が当たらない過ごしやすい場所を選んでください。

掃除用具、犬用のタオル

掃除用具の例
・使用済みのトイレシートやうんちを入れるポリ袋
・犬の体が汚れたときに拭くためのタオル
・床やトイレの拭き掃除のためのウェットティッシュ、雑巾

犬のための掃除用具は、特に拭き掃除のためのタオルや雑巾は人間用とは別々にしておきましょう。
寄生虫やアレルギー対策のためです。

においがどうしても気になる、という場合は後から消臭剤やアルコール消毒液を用意します。
アルコールは犬の側では使わないようにしてください。

チェックリスト

上で挙げたものは、以下のようにチェックリストにして犬が来るまでに万全に準備しておけると良いですね。

  • ドッグフード
  • 食器・水入れ
  • 計量器
  • サークル・ケージ・クレート
  • トイレトレー・トイレシート
  • 床材
  • 首輪・リード・ワイヤー
  • 【屋外飼育の場合】ハウス
  • 掃除用具、犬用のタオル

子犬を飼う前に準備するもの

子犬を飼う前に準備するもの

子犬の場合、必須なものにプラスして、以下に挙げるものを準備しておけば安心です。

成長期で、体調が安定しない子犬は普段からよく観察してあげる必要があります。
2種以上の混合ワクチンを3回接種後、抗体がつかない限りは、歩いて散歩にはいけません
そのため子犬の場合、散歩用のハーネスやリードはすぐに必要ではありません。

子犬の時期は大きさで分けると以下の通りです。
※個体によって異なります。

成犬体重別「子犬」の期間
超小型・小型(成犬体重4~10kg) 10ヵ月
中型(成犬体重11~25kg) 12ヵ月
大型(成犬体重26~44kg) 15ヵ月
超大型(成犬体重45kg以上) 18ヵ月~2年程度

成犬になるのが遅い超大型犬はハウスやサークルを組み直したり、トイレトレーを買い替えたりする機会が増えるかもしれません。

おもちゃ

まだ散歩に行けない子犬は、屋内で遊んでコミュニケーションをとる必要があります。
そのため、おもちゃは最初から一つは準備しておいた方がいいです。

飼い主さんとの遊びにも使えますし、ワンちゃんが一人遊びするときにもおもちゃは最適です。

おもちゃのタイプによって目的が異なります。

噛むタイプ 歯が生え変わる時期のむず痒さを解消してくれる
引っ張るタイプ 運動、犬の狩猟本能を刺激する
知育タイプ 中におやつを入れて早食い防止、犬の気をそらす

外に出られるようになったら転がす・投げるタイプを運動不足解消の目的で使うのも良いです。

危険を排除する

子犬はなんでも口に入れてしまいます。
成犬以上に誤飲や電気コードをかじらないように注意してあげましょう。

子犬の届かないところにまとめて箱に入れてしまう、カバーをする、などの対策があります。

歯がむず痒いため、家具などをかじってしまうというのであれば、やはりおもちゃを与えるのは大切です。

近所のクリニックを確認

生後2ヵ月から混合ワクチンは接種できるので、まず獣医師さんを見つけておきましょう。
これは予防注射のためだけでなく、子犬の体調を管理するためです。

子犬は特に消化不良を起こしやすく、母乳からの免疫が一時的に弱まることがあります。
急な体調の変化にも対応できるように、近距離の獣医師を前もって探しておいてください。

寝床になるタオルや毛布

子犬はすぐにトイレと寝床の位置を覚えられないので、ペットベッドをトイレと勘違いして排泄してしまうことがあります。
慣れるまではサークル内にベッドは設置しなくても良いです。

安心してもらいたい、リラックスしてもらいたいという目的で寝床を作ることは大切なので、その場合はタオルや毛布を設置しましょう。
タオルや毛布であれば汚しても手軽に洗えます。

ヒーター

子犬は成犬以上に体温調節がうまくいかないため、特に冬の寒暖差は体調管理には厳しい状況といえます。

夏は冷風が直撃するところは避ければよいですが、冬であればサークル内にヒーターを入れてあげるのが子犬にとって良いです。
犬用のホットカーペットは3,000円前後で購入できます。

保護犬を迎える前に準備するもの

保護犬を迎える前に準備するもの

成犬になっていることが多い保護犬なので、成犬を受け入れる場合に必要なものを紹介します。
保護施設から引き取る前にトライアル期間がある場合は、以下のものが必要かその期間中に見極められます。

もし保護犬が子犬であれば、「子犬を飼う前に準備するもの」を参考にしてください。

玄関のゲート

子犬の場合はすぐに逃げ出す確率は少ないですし、体や身体能力に合わせてゲートを選ばなければならないので、後から揃えるのが無難です。

しかし、成犬の場合はある程度予測ができるので設置しておいたほうがいいです。
保護犬を預かっているときや、トライアル中、迎え入れた後、脱走することはよくあります

玄関は人の出入りが多い場所なので、ぜひ初日から設置しておきましょう。

犬の体に合ったゲート、しっかりと固定できるものがおすすめです。

犬の性格を把握する

保護施設では、お世話をしている犬の生活をスタッフが把握しています。
トライアルなどで試すとき以外にも、気づかなかったことをスタッフは知っているので、いろいろと質問するのが望ましいです。

例えば散歩が苦手なのであれば最初は室内で慣れさせる、など、必要な対策や準備するべきものの予想ができます。

散歩用具やケア用品

混合ワクチンを接種していて、散歩になんら問題がない場合は、家や人に慣れたら散歩は毎日行います。

首輪やリードはすでに揃えているはずなので、他の散歩用具、ケア用品を揃えておくと便利です。

散歩用具の例
・うんちを入れる袋
・水入れ
・ライト
・迷子札

ライトは犬の体につけたり、飼い主が持って歩いたりするものです。
暗い場所でも犬の体が確認しやすくしてくれます。

鑑札、狂犬病予防注射済票があれば、迷子札と一緒に首輪につけましょう
もしリードが外れてはぐれてしまったときに、探す手立てになります。

毎月必要なお薬

犬には毎年必要な混合ワクチン、狂犬病予防注射があり、それに加えてノミ・ダニ、フィラリア予防薬を毎月飲むことがあります。

ノミ・ダニ、フィラリア予防薬は子犬の場合は週齢によって与えられない時期があるのですが、保護施設で既に投与済みであれば、引き取った後すぐにでも与えられます

犬の体にとって合うお薬を与えたいので、事前に施設と同じものを購入する、もしくはかかりつけの獣医師さんにフィラリア検査などをしてもらった後に選んでもらいましょう。

後から徐々に揃えるもの

後から徐々に揃えるもの

ここからは、必須だが準備は後からでも良いもの、もしくはあったら便利なものを挙げていきます。

体の大きさや性格、犬が生活に慣れてきた後にしか分からないことがあります。
買ってみたものの、気に入らなくて結局使わなかった、ということもあるので、最初からあれこれ揃えないほうが良いでしょう。

鑑札、注射済票、迷子札

犬を引き取った後、畜犬登録を行うことが飼い主には法律で義務付けられています
飼い始めて30日以内に必ず自治体に届け出ましょう。

その後、登録番号の記載された鑑札が届きます。

登録をすると狂犬病予防注射の案内が来ますが、注射した後に証明のための注射済票も送られてきます。
これらは常に犬の体に身に付けておかなければなりません。

これらの札をまとめて迷子札と一緒に、犬の首輪につけておきましょう。
ジャラジャラするのが気になるなら名札入れに一緒に入れられます。

切り替え用のドッグフード

ドッグフードをペットショップや保護施設で与えられていたものと切り替えたい場合、いきなり切り替えるのではなく少しずつ数日かけて切り替えていきます

そのため、犬を飼う前に準備しておく必要はありません。

子犬から成犬用に変えるときも同様、年齢と体調に合わせて行いましょう。

ベッド

あまり家に慣れないうちはベッド=休む場所という認識が、犬はできません。
そのため、ベッドを最初から置いておかなくても良いでしょう。

置く目安としてはトイレトレーニングを終えて、トイレと寝床の見分けがつくようになったときです。

犬が狭いところが好きなら縁が盛り上がっているカドラータイプ、寒そうにしているならドーム型のベッドなど、犬が好きそうなものを選びます。

脱走防止用の柵

成犬を迎える場合、既に設置している方も多いです。
設置する目安は、以下の時期です。

・犬が家に慣れた時期
・子犬の行動範囲が広がり始めた時期
・庭で放して遊ばせたい場合

隙間からも脱走する場合があるので、どうしても戸締りで対処できない場合は柵などを設置してください。

屋外で飼育していて家に慣れ始めた頃、リードを使用しないで庭で過ごさせたいなら、事前に設置してください。

キャリーバッグ

ハード型であれば家の中でサークル内に設置して、犬のハウス替わりに使うこともできます。
小型犬であれば通院や散歩のときに必須なので、ソフト型を早目に購入する、という方もいます。

噛みつく癖がある、興奮しすぎる、長時間移動する、などの特性を踏まえて購入する必要があるので、最初に購入したもの以外にも、最適なものをじっくり考えて選ぶと良いでしょう。

爪切り

爪切りの頻度は室内飼育であれば月1回程度

一度飼い主さん自身が挑戦してみて、爪切りが得意か不得意か判断してください。

小型犬の場合はハサミタイプ、初心者であればニッパータイプが扱いやすいです。

あまり得意でない場合は獣医師やトリマーに爪切りを頼むこともできます。

シャンプー

保護犬の場合、集団で生活していたので「すぐにでもシャンプーをしてあげたい」、という気持ちも分かるのですが、新しく来たお家に慣れてからの方が良いです

子犬は混合ワクチン接種のプログラムが完了し、体調が安定する1ヵ月後だと安全です。
広い場所でシャワーをかけると怖がる場合があるので、専用のバスタブや洗面器を用意する方法もあります。

口内ケア用品

犬の口腔トラブルは、重症化しやすい傾向があります。
そのため、早いうちから口内ケア用品でお口のケアをするのが望ましいです。

子犬のうちから口を触られるのに慣れているとチェックもしやすいので、まずは触ることから始めてください。

成犬であっても口内ケアを始めるのは遅くありません。
ブラシや専用のウェットシートでケアして健康を保ちましょう。

ぽちたま薬局でもデンタルケア用品をチェックできます。

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お薬

保護犬を迎える際の「毎月必要なお薬」でも、すぐに必要な薬として「ノミ駆除薬」「マダニ駆除薬」「フィラリア駆除薬」のことについてお話しました。

フィラリア検査が済んでいて、保護施設でフィラリア予防薬を服用していたのであれば、すぐにでも必要です
すぐにでもあげたほうがいい理由は、フィラリアの薬で駆除できるのは、蚊を媒介して体の中に入り2~3ヵ月の、ミクロフィラリアだけだからです。

子犬に必要ない、というのは、検査もまだしてないですし、蚊が発生していない時期に生まれた子犬で生後2ヵ月だと、フィラリアに感染している可能性は低いためです。

混合ワクチンを打つために必ず動物病院にかかるので、そのときに獣医師にどのような薬を飲めばいいのか、相談しましょう。

毎月与えるお薬なので、少し節約したい、と考える場合は、ノミ・ダニ駆除薬は通販や個人輸入で、フィラリア予防薬は個人輸入して安く購入することも可能です。

毛を整えるブラシ

それほど高くないですし、犬が来た当日からあっても良いグッズですが、買い替える確率も高いのがブラシです。

基本的なのはスリッカーブラシですが、毛のつや出しをしたい方には「獣毛ブラシ」、ダブルコートのワンちゃんなら「スクラッチャーブラシ」がオススメです。

ワンちゃんが嫌がらないか、大きさに合っているか、様子を見ながら購入もしくは買い替えましょう。

成犬用のおもちゃ

こちらも気に入るかどうかはワンちゃん次第、といったグッズです。

成犬用のおもちゃは、
・お留守番などのストレス解消目的
・飼い主さんと一緒に遊んで運動するため

に与えます。

子犬よりも噛む力が強いので、適したおもちゃを与えましょう。

病気に対しても準備・予防しよう

病気に対しても準備・予防しよう

子犬のときはケンネルコフ、老犬は心臓病になりやすいです。
飼い始めも慣れてからも、体調には常に気を付けてあげなければなりません。

病気を予防するためには肥満予防や運動が基本ですが、他にも犬がなりやすい病気について意識しておいたほうが良いでしょう。

なりやすい病気の把握

あらかじめ、なりやすい病気について知っていると、
「あれ、もしかして」
と気づきやすいです。

犬がなりやすい病気は以下の通り

・皮膚の病気(アレルギー、アトピーなど)
・心臓の病気(僧帽弁閉鎖不全症など)
・耳の病気(原因不明の外耳炎など)
・消化器の病気(下痢、嘔吐など)
・目の病気(結膜炎など)
・筋骨格系の病気(変形性関節炎など)

耳が折れ曲がっている犬は外耳炎になりやすいなど、犬種によってなりやすい病気があるので、事前にチェックしておくと注意しやすいです。

犬用の中耳炎・外耳炎の薬はコチラ

【参考】
犬種別かかりやすい病気

フィラリア、ノミ、ダニ対策のお薬は必須

室内で飼うから、ノミ・ダニ、フィラリア予防薬は与えなくてもいいかな
と考えている方は要注意

犬には散歩が必須ですし、そうなれば野外からもらってくる可能性の高い、ノミやダニ、そしてフィラリアにかかる確率は高くなります。
そうなれば、場合によっては命の危険がある病気にかかる確率も高まります

ノミが引き起こす病気 アレルギー性皮膚炎、瓜実条虫症
マダニが引き起こす病気 貧血、アレルギー性皮膚炎、ダニ麻痺症など
フィラリアが引き起こす病気 フィラリア症(症状:咳、痩せる、食欲減退、失神、貧血、腹水、心疾患)

特にフィラリア症は突然死や、心臓を肥大させるなどの重大な病気も引き起こす病気です。
しかし、月に1回程度の予防薬投与によって、こういった重大な病気を予防できます

ぽちたま薬局では病院処方と同じフィラリア予防薬や、その他のお薬の個人輸入を代行しています。

まとめ

犬にとって心地の良い環境づくりは、飼い主さんしかできません。

しかし、プレッシャーに思う必要はなく、まずは最低限必要なものから揃えていきましょう。

必要なものは、上記に挙げた「後から徐々に揃えるもの」以外にもあると思いますが、「ワンちゃんにとって適切なものはどれか」を考えるようにすれば良いのではないでしょうか。

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