猫は飲み薬を嫌がる傾向にあり、垂らすタイプの薬がほとんどです。しかし、中には垂らすタイプの薬を嫌がる子もいます。暴れたり逃げ回ったりし、投薬が失敗することも。
数は少ないですが、猫のノミ・ダニ薬には食べるタイプもあります!薬といっても、食べやすいように味がついていたりと、与えやすいよう工夫されています。
今回は「垂らすタイプは向いていないかも…」という飼い主さんのために、食べるタイプのノミ・ダニ薬を紹介します。
食べるタイプと垂らすタイプの違い
猫のノミ・ダニ薬には、食べるタイプと垂らすタイプがあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、把握したうえで最適なものを選んでみてくださいね。
食べるタイプ
頻繁にシャンプーするという飼い主さんにオススメなのが、食べるタイプの薬です。
垂らすタイプと違って、乾くまでの待ち時間がないので、投薬後すぐにシャンプー可能です。
触られるが苦手、激しく動くという場合には、食べるタイプが使いやすいでしょう。
しかし、好みの味でない場合はペッと吐き出されてしまったり、ご飯に混ぜても薬だけを残してしまうことがあります。
メリット
・シャンプーの影響を受けにくい
・おやつ感覚で与えられる
・皮膚が弱くても安心
デメリット
・一度警戒されると、食べさせるのが難しい
・アレルギーには注意が必要
・味やニオイによっては食べない
垂らすタイプ
食の細い子、食べるのが苦手な子にオススメなのが、垂らすタイプの薬です。
食物アレルギーの心配もなく、吐き出されることもありません。
垂らしてしまえば、皮膚から成分が吸収されて効果を発揮します!
しかし、垂らす場所によっては猫が舐めてしまうので注意が必要です。
メリット
・垂らすだけなので投薬がカンタン!
・吐き出す心配がない
デメリット
・投薬前後はシャンプーができない
・表面に薬剤が残る可能性がある
・滴下した部分の毛がパサパサする
【猫のノミ・ダニ薬】食べるタイプをチェック!
猫のノミ・ダニ薬で食べるタイプは2商品です。
使える体重や商品の特長から、最適な薬をお選びください。
クレデリオ錠
体重が軽い子猫にオススメなのがクレデリオ錠。
上記で紹介したコンフォティスと違って、体重0.5kgから投与可能です。
小さめの錠剤で与えやすく、ビーフフレーバーで食いつきがいいと評判です。
そのままあげることもできますし、ご飯に混ぜてあげることもできます。
商品詳細 | |
---|---|
値段 | 1箱9,600円~ |
体重 | 0.5kg~ |
有効成分 | ロチラネル |
駆除効果 | ノミ・マダニ |
猫のノミ・ダニ対策が必要な理由
家猫であれば、ノミ・ダニ対策は必要ないんじゃない?と考える飼い主さんは多いかもしれません。
しかし、家猫であってもノミやダニがつくことはあります。
例えば、一緒に犬を飼っている場合。
散歩の際に、犬がノミやダニを持ち込む可能性があります。他にも、ノミが人間の服や靴などにくっついて室内に入ってくるということもあります。
知らず知らずのうちに、ノミやダニは侵入してくるのです。
対策をしないと、ノミやダニが原因で様々な病気を起こす可能性があります。
人間に感染することもあれば、重大な疾患に繋がることもあります。
愛猫の健康を守るためには、ノミ・ダニ対策は必要不可欠です。
まとめ
- 猫のノミ・ダニ薬で食べるタイプは2商品
- ノミ・ダニ対策は室内飼いでも必要
- 愛猫に合った薬を選ぼう
猫のノミ・ダニ薬で食べるタイプは、2商品のみになります。
数は少ないですが、食べやすいものや即効性があるものなど好みに合わせてお選び頂けます。
垂らすタイプの薬で失敗した、愛猫がお風呂嫌いという方は、今回紹介した食べるタイプの薬を一度使ってみてはいかがでしょうか。

ペットのお薬通販『ぽちたま薬局』スタッフのブログです。
このブログではペットのご飯を中心にペットの健康について考えたいと思います。