気管虚脱(犬)

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犬の気管虚脱の治療薬を取り扱っています。気管支拡張薬の「テオフィリン」や、去痰剤の「カルボシステイン」など、治療に用いられる機会の多いお薬を多数取り揃えております。

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  • プレドニゾロン(パナフコルテロン)

    プレドニゾロン(パナフコルテロン)

    ステロイド剤売上No.1 プレドニゾロン(パナフコルテロン)は犬猫兼用の錠剤のステロイド剤です。 幅広い症状に対して働きます。 慢性副腎皮質機能低下症(アジソン病)の補充療法、免疫抑制、アレルギーや炎症の緩和などに効果があります。 ※1mg 100錠入り在庫なし。(次回入荷時期未定)
    製造:アスペン

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    2,900円~
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  • テオフィリンジェネリック

    テオフィリンジェネリック

    テオフィリンは、ケンネルコフや気管虚脱などに有効なお薬です。 有効成分テオフィリンの強力な気管支拡張作用により、呼吸を楽にして咳を予防します。 本来は人間用のお薬ですが、犬や猫の治療にも使用されています。
    製造:ムンディファーマ

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    9,300円~
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  • カルボシステイン錠

    カルボシステイン錠

    カルボシステイン錠は、痰を出しやすくする去痰剤です。 本来は人間用のお薬ですが、犬や猫にも使用できるため、犬の気管虚脱やケンネルコフなどの治療に用いられています。
    製造:Bristol

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    3,900円~
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  • ビソルボン錠(ブロムヘキシン塩酸塩)

    ビソルボン錠(ブロムヘキシン塩酸塩)

    ビソルボン錠(ブロムヘキシン塩酸塩)は、痰の排出をスムーズにする去痰剤です。 本来は人間用ですが、犬や猫にも使用できるため、犬の気管虚脱や気管支拡張症などの治療にも用いられています。
    製造:BOEHRINGER INGELHEIM PTY LIMITED

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    7,500円~
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  • セレニア(マロピタント)

    セレニア(マロピタント)

    セレニア(マロピタント)は、有効成分マロピタントを含む制嘔吐薬です。 さまざまな刺激で起こる犬と猫の嘔吐に抑制効果があり、抗がん剤治療や胃腸疾患、腎不全や乗り物酔いなど、広い範囲で使用されています。 また、咳止めの効果があることも分かっており、気管虚脱など呼吸器系の治療薬としても用いられます。 発送時期によりパッケージが異なります
    製造:ゾエティス

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    4,200円~
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犬の気管虚脱とは?

犬の気管虚脱とは?

犬の気管虚脱とは、口や鼻から吸い込んだ空気の通り道である気管が変形してしまう、呼吸器系の疾患です。

「ブーブー」「ガーガー」といった異常な呼吸音がみられ、症状が進行するとチアノーゼや呼吸困難を引き起こします。

中高齢の小型犬に多く見られ、進行性の病気の為、早期発見・早期治療が重要になります。

ここでは、気管虚脱の症状や治療法、飼い主様が日常生活において気を付けることなどを幅広くご紹介します。

気管虚脱の治療薬について早く知りたい方は、「気管虚脱の治療薬について」からどうぞ。

気管虚脱になりやすい犬種

気管虚脱になりやすい犬種は、ポメラニアンやチワワなどの小型犬や、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種です。

しかし、柴犬やラブラドールレトリーバーなど、中型~大型犬でも発症する可能性はあります。

また、発症しやすい年齢は6~9歳と言われていますが、好発犬種などは6ヶ月で気管虚脱と診断されるケースもあります。

気管虚脱は、どの犬種でも発症する可能性はありますが、小型犬や短頭種、中高齢の犬はとくに注意しましょう。

気管虚脱の症状は?

気管虚脱の症状は?

気管虚脱の症状は、以下の通りです。

  • 疲れやすい
  • 呼吸時に「ゼーゼー」や「ガーガー」など音がする
  • 苦しそうに口を開けて呼吸する
  • 失神
  • 歯茎や舌など粘膜の血色が悪い
  • 元気や食欲がない

乾いた咳を頻繁に繰り返す、「ブーブー」「ガーガー」とアヒルのような呼吸音が特徴です。

症状はゆっくりと進行するケースと、収まったと思ったら一気に重症化した症状が現れるケースなどもあり油断できません。

上述したように早期治療が重要ですので、愛犬の行動はしっかりチェックし、気がかりなことがあればすぐに獣医師に相談するようにしましょう。

症状の進行度

犬の気管虚脱による症状の進行度は、以下のように4つのグレードに分類されます。

  • グレード1:症状は軽度。気管の直径は25%ほどの減少率。
  • グレード2:中等症。気管は50%ほどが潰れた状態。
  • グレード3:かなり重症。気管が75%ほど潰れた状態。
  • グレード4:最も重症。気管はつぶれて内腔が殆どない状態。

気管虚脱で死亡することはある?

気管虚脱は、犬が死亡する可能性もあるため注意が必要です。

症状が進行すると内腔がせまくなるため、息を吸うことで気管が完全に潰れて窒息するリスクもあります。

とくに、気温が高い場所や時期には体温調節のために息を強く吸う犬が多いため、急激に悪化しやすくなります。

愛犬に気管虚脱を疑う症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

犬の気管虚脱の原因は?

犬の気管虚脱の原因は?

犬の気管虚脱は、はっきりした原因はわかっていません。

しかし、以下のような要因が関係しているのではないかと、考えられています。

  • 首輪の圧迫
  • 遺伝
  • 環境
  • 吠えすぎ

首輪やしつけをするためのチョークチェーンは、愛犬が走ったり、飼い主さんがリードを引いたりしたタイミングで首が圧迫されます。

そのため、刺激が繰り返されることで気管が潰れてしまう恐れがあります。

気管虚脱のはっきりした原因は不明ですが、お散歩時はハーネスを使うなど、なるべく負担がかからないようにしてあげましょう。

気管虚脱の治療方法と薬について

ここからは、気管虚脱に用いられる治療方法や、お薬について紹介していきます。

どのような治療方法が選択されるかは、症状や進行度など見て獣医師が判断することになりますので、あくまで一例としてお考え下さい。

投薬による治療

投薬による治療は、気管虚脱の症状が軽度のケースや、飼い主さんが手術を希望しない場合におこなわれます。

進行を抑えるのは難しいですが、70%程度の症例は良好です。

気管支拡張薬

犬の気管虚脱には、気管支拡張薬が多く処方されます。

気管を広げて呼吸を楽にする作用があるため、咳の症状を抑える効果が期待できます。

また、気管支拡張薬を使用する多くは初期の段階で、比較的軽症のケースです。

潰れた気管は元には戻せないので、あくまでも犬が楽に呼吸できるようにして、症状を緩和する目的で使用します。

気管支拡張剤は、ぽちたま薬局でも取り扱いがございます。

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咳止め(鎮咳薬)

咳は気道に刺激を与え炎症を悪化させる恐れがあるため、症状がひどい場合は咳止めが処方されます。

咳は本来、体内の異物を外に出そうとする自然な行動ですが、呼吸器系の疾患を患っている場合は抑える必要があります。

咳止めは、ぽちたま薬局でも取り扱いがございます。

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※セレニアは酔い止めとして知られていますが、咳止めとしての効果もあることが分かっています。

去痰剤

痰を取り除き、呼吸をす楽にするために去痰剤が用いられます。

気管支炎を併発した場合、痰が絡んだような咳をする場合があります。

痰が絡むと呼吸が苦しくなり、また、違和感から痰を出そうとしてより喉に負担を掛けてしまいます。

去痰剤は、ぽちたま薬局でも取り扱いがございます。

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ステロイド剤(抗炎症薬)

気管虚脱に用いるステロイド剤には、錠剤と吸入剤があります。

喉頭や気管、気管支の炎症を抑える効果があり、ある程度の炎症が気管に認められて、感染症が原因ではないケースに使用されます。

また、ステロイド剤は短期の使用が推奨されているお薬です。

長期の服用は副作用が懸念されるため、短い期間で投与して体への負担を最小限に抑える必要があります。

広く使用されているステロイド剤「プレドニゾロン」は、ぽちたま薬局でも取り扱いがございます。

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抗生物質

細菌感染を起こしている際の治療と二次感染の予防には、抗生物質が用いられます。

例えば、感染が広がって肺炎などを併発すれば、死亡リスクも一気に高まってしまいます。

そうしたリスクをケアする為に、抗生物質も広く用いられます。

サプリメント

獣医師の判断によっては、上記の投薬治療と合わせてサプリメントを併用する場合があります。

気管軟骨を強化する「コンドロイチン」「グルコサミン」、抗炎症作用が期待できる「オメガ3脂肪酸」などが使われるようです。

しかし、あくまでサプリメントの役割は治療の補助であるので、獣医師に相談し検討した上で使用することをオススメします。

注射

注射は効能外治療ですが、気管虚脱に用いられるケースもあります。

使用されているのは、関節炎の治療などに有効なカルトロフェン注射です。

軟骨の再生促進効果があることから、気管軟骨の潰れを改善して症状を緩和させる働きが期待できます。

また、経過が良好であれば月1回の頻度にも減らせますが、基本的に注射は週1回おこなうため、こまめな通院が必要です。

外科手術

重度の気管虚脱には、手術による治療が選択されます。

ステントという器具を気管内に挿入して、内側から気管を広げることで呼吸を楽にさせる方法です。

物理的に処置するため、お薬での改善が見られなかった場合でも、症状を緩和できる可能性があります。

しかし、気管虚脱を発症するのは小型犬が多く、手術のリスクが高いため注意が必要です。

また、手術費用は動物病院によっても異なりますが、基本的に高額なので軽度では30万円、重度の場合は70万円ほどかかります。

さらに、ステントを設置した後は定期的な検査による気管の確認や、お薬の継続も必要です。

そのため、気管虚脱の手術では、かなり高額な費用がかかると言われています。

気管虚脱の悪化を防ぐにはどうすれば?

気管虚脱の悪化を防ぐにはどうすれば?

気管虚脱の悪化を防ぐには、日頃の過ごし方も大切です。

進行性の病気なので、愛犬に負担がかからないように気を付けてあげましょう。

生活環境を整える

犬の気管虚脱は、生活環境を整えて悪化を防ぎましょう。

室内などの飼育する環境は、こまめに掃除してほこりを取り除き、タバコなども控えるべきだと言われています。

また、高温多湿の環境も体温調節するために呼吸が荒くなり、気管虚脱を悪化させる原因になります。

愛犬に適した温度や湿度を保って、呼吸器に負担がかからない環境を整えてあげましょう。

呼吸が楽な姿勢で生活する

気管虚脱の悪化は、呼吸が楽な姿勢で生活さて防ぎましょう。

顎を少し上げた状態のうつ伏せは、呼吸が楽になると言われています。

気管虚脱の犬にとっての「楽な姿勢」については、以下の記事でも触れていますので参考にしてください。

散歩は首輪ではなくハーネスを着用する

お散歩のときは、首輪ではなくハーネスを着用しましょう。

先述した通り、首輪は気管虚脱の原因になるため、症状を悪化させてしまう可能性があります。

一方、ハーネスは胴に取り付けるので、愛犬への首の負担も避けられます。

愛犬を散歩するときは、ハーネスを使って気管虚脱の悪化を防いであげましょう。

肥満の犬はダイエットする

肥満の犬は、ダイエットすることでも気管虚脱の悪化を防げます。

脂肪が付きすぎて喉が圧迫されると、気管にも影響する恐れがあります。

犬の理想的な体型の目安は、ウエストにくびれがあり、優しく触って肋骨が確認できる状態です。

太りすぎている場合は、無理をしない程度に食生活を改善して、毎日のお散歩などの適度な運動で対策してあげましょう。

犬の気管虚脱に関するQ&A

犬の気管虚脱に関するQ&A

ここからは、犬の気管虚脱についてよくある質問に回答していきます。

気管虚脱は予防できないの?

気管虚脱の原因についてはハッキリと解明はされていません。

しかし、首への負担や環境的な要因も原因と考えられていることから、上述した「悪化させないための対策」が予防として役立つ可能性があります。

  • 散歩時はハーネスを使用する
  • 太らせない
  • 無駄吠えをさせない
  • 適切な温度・湿度を保つ

気管虚脱は治る?

気管虚脱は慢性的で進行する病気なので、自然治癒することはありません。

また、お薬による治療は治るのではなく症状を抑えるだけなので、完治が期待できるのは手術のみです。

自然治癒しないので、愛犬に気管虚脱のような症状がある場合は、放置しないようにしましょう。

食事で気を付けることはある?

気管虚脱の犬は、食事する高さに気を付けましょう。

低い位置にフードボールを置くと、頭を下げることで首が圧迫されるため、気管に負担がかかります。

また、肥満にならないように、栄養管理してあげることも大切です。

気管虚脱の犬には、食事の高さや栄養管理に気を付けてあげましょう。

抱っこしても大丈夫?

気管虚脱でも問題ありませんが、抱っこの仕方には注意が必要です。

首元に負担がかからないように両手で抱きかかえてあげると、普段生活している体勢になります。

抱っこしても大丈夫ですが、愛犬が呼吸しやすい状態を保ってあげましょう。

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