アドボケートの副作用は?犬や猫が舐めた場合の対処法も解説

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アドボケートの副作用は?犬や猫が舐めた場合の対処法も解説

犬や猫の寄生虫予防駆除薬「アドボケート」は、使用した際に愛犬・愛猫が「舐めてしまった」というアクシデントが起こる場合もあります。

もし運動失調や全身性の震え、異常呼吸などの副作用が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

犬や猫に目立った症状がない時は、しばらく様子を見守ってください。
以上のことを踏まえて、この記事ではアドボケートの副作用や、犬や猫がを舐めるのを防ぐ方法も解説します。

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アドボケートとは?

アドボケートとは、フィラリア症の予防とノミ・ダニ・お腹の虫を駆除する効果がある寄生虫駆除薬です。

犬用と猫用があり、どちらも有効成分にイミダクロプリドとモキシデクチンが配合されています。
なお、犬と猫では駆除対象となる寄生虫や効果に以下の違いがあります。

犬用のアドボケート

アドボケート(犬用)

犬用アドボケートの効果

  • フィラリア予防
  • イヌニキビダニ減少による全身性の毛包虫症改善
  • イヌセンコウヒゼンダニ(疥癬虫)駆除
  • ノミの駆除
  • 犬回虫の駆除
  • 犬鉤虫の駆除

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参考
動物用医薬品 アドボケート 犬用(外部リンク)

猫用のアドボケート

アドボケート(猫用)

猫用アドボケートの効果

  • フィラリア予防
  • ノミの駆除
  • ミミヒゼンダニの駆除
  • 猫回虫の駆除
  • 猫鉤虫の駆除

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参考
動物用医薬品 アドボケート 猫用(外部リンク)

アドボケートの副作用

アドボケートの副作用

アドボケートの主な副作用は、運動失調、かゆみ、炎症、過敏反応などです。
犬も猫もほぼ同様の症状が報告されていますが、コリーとコリー系統の犬種では別の副作用が生じるケースもあります。

ここからは、アドボケートで報告されている副作用について詳しく解説します。

皮膚症状

アドボケートの投与部位には、まれに一過性の副作用が起こる場合があります。
具体的にはかゆみや刺激感、炎症、赤み、脂性被毛などの症状です。

これらの症状は基本的に軽度であり、時間の経過とともに消失することがほとんどです。

神経症状

犬や猫がアドボケートを舐めた場合、ふらつきや運動失調といった神経症状の副作用が出る場合があります。

運動失調ではまっすぐ歩けない、足が交差して歩きにくそうなど、歩く際に異常が認められます。

アレルギー症状

犬や猫の体質によってはアドボケートに含まれる成分に対し、過敏反応を起こす場合がります。

じんましんや発疹といったアレルギー症状がこれに当てはまり、まれに呼吸困難に陥る恐れもあります。

コリーとコリー系統の犬種の副作用

アドボケートに含まれる有効成分イベルメクチンは、特定の犬種に神経毒性を示すという報告があります。

特定の犬種にはコリー、コリー系統、オールドイングリッシュシープドッグのほか、これらの交雑犬種が挙げられます。

該当する犬種がアドボケートを使用した場合、ふらつきや運動失調といった神経症状が重篤化する恐れがあります。

高用量のアドボケートを投薬した場合は運動失調のほか、昏睡、けいれんなどの副作用を引き起こす可能性も否定できません。

上記に該当する犬種への投与については、必ず獣医師さんに相談しましょう。


アドボケートを舐めたらどうなる?

アドボケートを舐めたらどうなる?

犬や猫がアドボケートを舐めた場合、次のような副作用が発現する可能性があります。

発現する可能性のある副作用

  • 運動失調:ふらつき、歩くときに足が交差する
  • 全身性の振戦:意識と関係なく筋肉が勝手に動いて震える
  • 眼の徴候:散瞳、瞳孔反射の微弱化、眼が揺れる
  • 異常呼吸:安静時に呼吸が早い

上記の神経徴候は、一過性で治まるとされています。
もし犬や猫がアドボケートを舐めてしまった時は、様子を確認することが大切です。

アドボケートを犬猫が舐めた場合の対処法

アドボケートを犬猫が舐めた場合の対処法

犬や猫がアドボケーを舐めてしまい、運動失調、全身性の震え、異常呼吸がといった症状が見られた場合は、すぐに獣医師さんの診察を受けてください。

もし特に目立った症状がない場合は、以下の対処法を行いましょう。

対処法

  • 興奮しているようなら落ち着かせる
  • 水を飲ませる
  • 様子を見る

対処法を行った後、もし犬や猫に異変や変化があった場合は、獣医師さんに診てもらってください。

アドボケートを舐めないようにする方法

アドボケートを舐めないようにする方法

犬や猫がアドボケートを舐めないようにするには、次のような方法があります。

舐めないようにする方法

  • うっかり舐めないよう、舌が届かない位置に塗布
    ※首の後ろや肩甲骨のあいだに滴下すると、犬や猫の舌が届きにくくなります。
  • 多頭飼いの場合は、塗布した部位が完全に乾くまで互いに隔離
    ※ケージを使う、別の部屋で過ごさせるなど、お互いに舐めないように隔離しましょう。

よくある質問

アドボケートに関して、よくある質問をまとめました。

投薬による副作用だけでなく、飼い主さんの手や猫の毛についてしまったときの対処法についてもお答えしています。

アドボケートの副作用は一過性?

アドボケートの副作用は、一過性であるケースがほとんどです。
さらに症状も軽度なことが多く、時間の経過とともに改善されます。

もし副作用が長引く、悪化した場合は、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

アドボケートが手についた場合はどうしたらいい?

アドボケートが手についた場合は、すぐに石鹸を使って水で洗い流してください。
アドボケートは皮膚から吸収されるので、まれにアレルギー症状や炎症、刺激などが生じる可能性があります。

投薬後は、犬や猫に投与した部位が完全に乾くまで触れないようにしましょう。

アドボケートが猫の毛についた場合はどうしたらいい?

アドボケートが猫の毛についたとしても、少量であれば問題ありません。
ただし、猫がアドボケートのついた毛を舐めないよう注意してください。

大量についてしまったという場合には、ぬるま湯で湿らせたタオルなどで優しく拭き取りましょう。

まとめ

アドボケートは、フィラリア予防や寄生虫駆除に有効なお薬です。
ただし、犬や猫が誤って舐めてしまうと副作用を引き起こす可能性があります。

犬や猫がアドボケートを舐めた場合は落ち着かせ、水を飲ませて様子を見ましょう。
副作用の症状が続く、悪化した、体調に異変が起こったという場合には、すぐに獣医師の診察を受けてくださいね。

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