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猫がノミダニ薬を舐めた!? 体調への悪影響とやめさせる為の対処法について

ノミダニ薬は、愛猫を守るために大切なお薬です。

しかし、猫はキレイ好きで身体の付着物を舐める習性があるため、投与する度に心配している飼い主様もいるのではないでしょうか。

最初にお伝えしておきますと、ノミダニ薬は、舐めても深刻な健康被害がでないように作られているため、安心して使用できるお薬です。

しかし、お薬を舐めてしまうと効果が薄まる可能性もあるため、舐めさせない方法を考える必要があります。

この記事では、猫がノミダニ薬を舐めた場合の体への影響や効果についてと、舐めさせないための対処法などについて詳しく解説していきます。

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猫がノミダニ薬を舐めた場合の影響

猫がノミダニ薬を舐めた場合の影響

猫がノミダニ薬を少し舐めた程度では、健康に悪影響はありません。

ノミダニ薬は、虫だけに有効成分が効くように作られた、安全性の高いお薬です。

そのため、ノミダニ薬を猫が舐めてしまっても、少しであれば中毒症状のような強い副作用起こらないため、安心してください。

その上で、起こり得る症状を以下で紹介していきます。

一過性の嘔吐や流涎

ノミダニ薬を猫が舐めた場合、一過性の嘔吐や流涎がみられることがあります。

また、嘔吐や流涎は、舐めた直後から数分の間に治まることが一般的です。

薬の苦みを緩和しようとして、唾液を大量に分泌したり泡を吹いたりと、口の中を刺激することで起こります。

嘔吐や流涎は一過性なので、通常であれば心配するほどの症状ではありません。

しかし、万が一治まらないなどの異常があれば、動物病院で診察を受けてください。

薬の効果が減少する可能性

ノミダニ薬が乾く前に、投与した成分を猫が舐めてしまうと、効果が減少する可能性があります。

お薬の成分は、投与してから皮脂腺に蓄積されて、皮脂と一緒に毛や体の表面からだんだん放出されます。

投与後にシャンプーをしばらく控える必要があるのは、お薬の成分をしっかり皮脂腺に蓄積させるためです。

猫が舐めることも同じで、効き目を弱めてしまわないためにも、お薬が吸収されるまでは成分を体にとどめておかなければなりません。

効果が減少してないか心配な場合は、獣医師に相談しましょう。

猫にノミダニ薬を舐めさせない為の対処法

猫にノミダニ薬を舐めさせない為の対処法

ノミダニ薬が乾くまでは、通常4時間ほど必要です。

お薬が口に入っても健康には影響しませんが、舐めると効果が減少する可能性もあるため、良いことではありません。

ここからは、猫に薬を舐めさせないための対処法を紹介します。

対策に悩んでいた方は、ぜひ試してみてください。

ノミダニ薬を正しく投与する

ノミダニ薬は、舐めないように正しい方法で投与することが大切です。

投与する位置は首の真後ろで、毛をかき分けて皮膚にお薬を直接垂らすことで、液体が垂れにくくなります。

詳しくは、コチラの動画を参考にしてください。

全身舐めて身体をキレイに保つことが好きな猫も、首の真後ろにとどまったお薬は舐められません。

は正しく投与して、猫が舐められないように対策してあげましょう。

エリザベスカラーを使用する

エリザベスカラーを使用する

ノミダニ薬を投与した後は、エリザベスカラーや滴下部が隠れる洋服で舐められないように対策することも効果的です。

投与したお薬が乾くまでの時間は、最低でも4時間かかります。

正しい位置に投与しても不安な場合は対策しておくと安心です。

お薬が乾くまでの間は、エリザベスカラーや洋服で猫が舐めないように対策をしましょう。

多頭飼育の場合は薬剤が乾くまで隔離する

薬剤が乾くまで隔離する

多頭飼育している家庭では、薬が乾くまで隔離することで対策できます。

先述したとおり、お薬を投与する首の後ろは、自分では舐められない位置です。

しかし、自分が舐められない位置を他の猫と舐めあうことで信頼関係を築き上げているという説もあるため、多頭飼育している場合は口にお薬が入ってしまう可能性があります。

猫だけではなく、犬や他の動物を飼っている家庭も同じです。

複数の生き物を飼育している家庭では、お薬が乾くまで隔離して舐めないように対策をしてあげましょう。

どうしてもスポットのノミダニ薬が苦手な猫には?

クレデリオ錠

スポットタイプのお薬がどうしても苦手という猫には、クレデリオ錠などの錠剤タイプも好まれます。

ビーフフレーバーが付いた錠剤タイプのノミ・マダニ駆除薬で、安全性が高く即効性も優れています。

効果は投与後約4時間であらわれ始めて、ノミは6時間、マダニは8時間でほとんど駆除できます。

投与成功率も99%の人気があるお薬なので、愛猫がスポットタイプは苦手という場合の対策にもおすすめです。

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正しく投与して、愛猫をノミダニから守りましょう

ノミダニ薬は、猫が舐めても深刻な影響はありません。

しかし、お薬の成分が体に浸透する前に舐めてしまうと、効果が低下する可能性があります。

飼い主様は、愛猫が安全にしっかり予防できているか心配かもしれません。

しかし、ノミダニ薬は正しく投与すれば、舐めるリスクも減らせます。

また、投与が難しい場合にはエリザベスカラーや洋服などの着用や、錠剤タイプの駆除薬を使用するなどの対策もおすすめです。

お薬は正しく投与して、愛猫をノミやダニから守ってあげましょう。

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