腎不全は、シニア期の猫に多い病気です。
腎臓機能は治療しても回復しないため、進行を緩やかにするための尿蛋白抑制や、血圧を下げるための薬物療法が生涯必要です。
飼い主さんとしては、大切な愛猫に長生きしてほしいという思いがあるでしょう。
しかし、腎不全の治療費はどうしても高くなってしまい、年間で27万円を超えるというデータもあります。
そこで、この記事では「猫の治療薬の費用を半分以下にまで抑えて購入する方法」を紹介します。
お金がないので少しでも費用を抑えたいという方は、ぜひ愛猫との暮らしのためにお役立てください。
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目次
猫の腎不全の治療費が払えない…年間費用を半分以上抑える方法
腎不全の猫が通院治療する場合、お薬代や診察費で月に数千円から1~2万円ほどかかると言われています。
症状の程度にもよりますが、毎月1万円単位の治療費が必要になれば、正直痛手になりますよね。
あるデータでは、年間の費用は平均27万円にもなっています。
一方、個人輸入で腎不全のお薬を購入する場合、支払う費用はお薬代と送料のみです。
たとえば、ぽちたま薬局で取り扱っているセミントラ(30ml)を9,200円で購入するとします。
お薬代だけで考えれば、年間費用は「9,200円×12ヶ月分=11万400円」なので、動物病院で必要な通院治療の半分ほどまで抑えられます。
「セミントラ」の価格は2025年10月21日現在のぽちたま薬局での販売価格です。値段は変動する場合がございます。
セミントラを動物病院で買った場合の価格
セミントラを処方してもらう際にかかる費用は、動物病院によってさまざまですが目安としては平均6,000~8,000円ほど。
お薬代以外に診察代も必要です。
診察代は数千円で済む場合もあれば、1万円以上かかるところもあります。
腎臓病の猫に長生きしてもらうには?

腎臓病の治療を続けたとして、実際に長生きはできるでしょうか?
「長生き」の基準は人それぞれであり、症状や進行具合によっても変わります。
ただ、腎臓病の猫のためにできる具体的なケアはいくつかあります。
継続的な投薬
腎臓病の猫に長生きしてもらうためには、症状の進行を抑える投薬が欠かせません。
猫の腎臓の機能が低下すると、血液の中に老廃物がたまり尿にタンパク質が漏れ出します。
そうなると、腎臓障害を進行させ寿命を縮めてしまうことに。
そこで腎臓病の猫の治療には、尿タンパクを抑制するセミントラなどのお薬が必要になります。
| 商品名 | セミントラ | テルミサルタン錠 (セミントラの代替薬) |
フォルテコール |
|---|---|---|---|
| パッケージ (タップで詳細へ) |
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| 効果 | 尿タンパクの漏出を抑制し、腎臓機能を保護する。猫の腎臓病の第一選択薬として使用される | セミントラと同じ有効成分を含む。効果も同等なのでセミントラの代替薬となる | 尿蛋白の漏出および腎臓病の進行を抑制する。フレーバー付きで投与しやすい |
| 有効成分 | テルミサルタン | テルミサルタン | 塩酸ベナゼプリル |
| 値段 | 30mL 9,800円/1本 |
20mg 2,300円/50錠 |
2.5mg 6,100円/28錠 |
| 通販ページ | セミントラの詳細・購入 | テルミサルタン錠の詳細・購入 | フォルテコールの詳細・購入 |
腎臓病治療薬として有名なのはセミントラですが、タイミングによっては在庫切れになることもあります。
そんなときの代替薬としておすすめなのがテルミサルタン錠。
液剤のセミントラとは違いテルミサルタンは錠剤ですが、成分が同じなので、セミントラ同様尿のタンパク質を抑制します。
食事療法

猫が腎臓病になってしまったときは、療法食に切り替えましょう。
療法食とは、腎臓機能が低下したことを考慮して作られたフード。必要な栄養素も適切な分量で摂取できます。
動物病院で取り扱うもの以外にもさまざまなメーカーが販売しているため、種類も豊富です。
腎臓病を抱える猫の食事については、以下のコラムも参考にしてください。
療法食に切り替える方法以外にも取り入れたいのは、オメガ3脂肪酸や食物繊維を多く含む食物の摂取。
オメガ3脂肪酸は、猫の健康維持に非常に重要。腎臓病の進行を抑制する働きも期待できます。
また、食物繊維には腸内細菌を増やして、血液中の有害物質も減らす作用があります。
そのため、オメガ3脂肪酸や食物繊維を摂取することで、猫の腎臓にかかる負担が軽減されるのです。
また、慢性腎不全になると脱水症状になりやすいため、水分も十分摂れるようにしてあげましょう。
食事管理とあわせて、サプリメントを取り入れるケースもあります
腎臓病の猫では、投薬や食事療法とあわせて、体調管理の一環としてサプリメントを取り入れる飼い主さんもいらっしゃいます。
特に療法食を食べない場合や、食事量が安定しない場合には、取り入れやすいケアの一つとされています。
イパキチン(リンの吸着をサポート)
イパキチンは、食事に含まれるリンの吸着をサポートする成分を配合したサプリメントで、腎臓への負担に配慮した設計となっています。
フードに混ぜて使用できるため、日々の食事に取り入れやすく、療法食とあわせた体調管理の補助として検討されることがあります。
ステージ4の腎不全になっても猫は長生きできる?

猫の腎不全は、以下のように1~4のステージに分類されます。
ステージ1
腎臓機能が33%ほどまで
低下している状態。
症状はほとんどなく、血液検査にも異常は現れない。
ステージ2
腎臓機能は、25%ほどまで低下した状態。
腎不全の初期に見られる多飲多尿の症状などが認められるようになる。
ステージ3
腎臓機能は、75%以上低下した状態。
この頃から老廃物や有害物質の排出が難しくなり、尿毒症の進行も始まる。
食欲不振や嘔吐、脱水など、さまざまな症状も見られる。
ステージ4
腎臓機能は、75%以上低下した状態。
腎臓機能が10%以下にまで低下した末期の状態。
尿毒症がさらに進行しているため、
積極的に治療しなければ生命を維持するは困難。
海外のデータで、ステージ2の猫は生存期間の中央値が1151日との報告があります。
さらに、ステージ3では778日、ステージ4になると103日という結果も。
「長生き」の基準は人それぞれですが、ステージ4と診断されたあと、約3ヶ月生きることができた猫もいます。
腎不全は進行性で、低下した腎臓の機能は回復しませんが、食事や投薬で進行を緩やかにすることが重要です。
食事や投薬でなるべく健康をサポートしてあげて、飼い主さんともども穏やかな生活を送れるようにしたいですね。
猫の腎不全の治療をやめて自然に任せる選択もある
愛猫の幸せを誰よりも考えてあげられるのは、これまで長い時間を共に過ごしてきた飼い主さんです。
治療と看取り、どちらを選択する場合でも自分を責めすぎないようにして、最期まで大切な愛猫と過ごしてあげてください。
個人輸入を上手に利用してお薬代を抑える
猫の腎不全は、治療しても完治しないため、投薬治療は生涯必要です。
通院治療では年間で平均27万円ほどを超える費用が必要とされており、飼い主さんの負担も大きくなります。
ただ、治療薬を個人輸入すれば価格を約半分まで抑えられることもあるのでぜひ検討してみてください。
また、愛猫に無理をさせてまで延命治療をしたくない方は、治療をやめて自然に任せるという選択肢もあります。
治療を続けるか、治療をやめて穏やかな時間を過ごさせてあげるか、どのような選択をしても最期まで愛猫に愛情を注ぎ、できるだけ幸せな毎日を送らせてあげましょう。
参考サイト(外部リンク)

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