1位
デジトンプラス1本:1,800円~
2位
デジトンドロップス1本:1,400円~
3位
プロコリンプラス犬猫用1本:4,700円~
4位
毛玉消化チュアブル【猫用】1本:2,900円~
5位
マイクロラックス浣腸【犬猫用】1箱:2,966円~
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猫は病気や異物の誤飲、ストレスなどが原因で便秘や下痢を起こします。
もしも気づかず放置してしまうと、健康を害するどころか命にかかわることになるかもしれません。
猫の便秘や下痢にいち早く気付き、すぐに対応できるようにしておきましょう。便秘、下痢の原因や症状、治療方法についてそれぞれ解説します。
>>猫の便秘についてはこちら猫は便秘になりやすいと言われています。
猫の便秘を放置すると手術が必要になることもあるため、注意が必要です。
猫が便秘になった時の症状や原因、改善、予防法について解説します。
猫に次のような症状がみられた場合は、便秘の可能性があります。
排便には個体差があるものですが、犬などと比べると猫は飲水量が少ない動物のため、腸の中の便の水分が少なくなり、便が硬くなりやすい傾向にあります。
また、食物繊維が含まれたキャットフードには、腸の動きを活性化させることが期待できますが、食物繊維の摂りすぎも注意が必要です。
食物繊維を摂りすぎることで消化不良を起こし、便秘の原因になることがあります。
一般的に健康な猫は、1日に1~2回排便するので、2日以上排便がない場合は便秘気味だと言えるでしょう。
さらに、5日間排便が無い場合は、危険な状況に陥っていることも考えられます。
トイレで排便する姿勢を取っているにも関わらず、いつもよりも時間をかけて踏ん張っていたり、排便時に苦しそうに鳴いていたり、お腹を触られるのを嫌がる時なども、便秘になっている可能性があります。
・猫の病気|パティ動物病院(外部リンク)
・【便秘】猫の便秘とは?|若山動物病院(外部リンク)
猫の便秘を放置すると、便が溜まって腸が伸び切る「巨大結腸症」という病気になる恐れもあります。
何日も便秘が続いたり、便秘以外に次のような症状がみられた場合、早めに動物病院を受診しましょう。
食欲がなく、食事を摂っていない時も便秘になりますが、そのうえ元気がないという時は便秘以外のことが原因となっている可能性もあります。
便の表面に血がついている場合も、便が硬いことで肛門が傷ついた可能性があります。
そのほか異物を誤飲している可能性や腫瘍などの病気である可能性もあるため、早めに動物病院を受診されることをおすすめします。
また、「巨大結腸症」になると腸を切除する手術が必要となる場合もあります。
猫が便秘になる原因は、次のようなものがあります。
猫はもともとあまり水を飲まない動物のため、水分が不足しがちです。
スムーズな排便には、水分が欠かせません。
特に、飲水する機会が少なくなり乾燥しがちな冬季は、水分不足が懸念されます。
また、猫は肉食動物なので、食物繊維を摂る機会は少なくなりがちです。
運動不足や加齢で腸の機能や筋力が低下すると、腸の収縮運動が弱まり、うまく便を排泄することができなくなります。
猫は環境の変化に敏感なうえにきれい好きなので、トイレの環境が原因でストレスを溜めることがあります。
トイレがいつもの場所から移動していたり、汚れていたり、食事を摂る場所と近かったり、大きな音が聞こえるなど、ささいなことでトイレに行くのを嫌がるあまりに便秘になるとことも。
腸内に腫瘍やポリープができた場合も、便秘を引き起こすことがあります。
また、肛門付近が炎症を起こして傷ついている場合、痛みを恐れるあまりに便秘となることも。
そのほか、おもちゃなどの異物を誤飲して便秘が引き起こされることがあります。
投与されているお薬の副作用で、便秘が引き起こされることもあります。
たとえば、麻薬系の鎮痛剤や利尿剤、血圧降下剤などです。
便秘の原因を調べたうえで治療をおこないます。
硬くなった便が肛門付近で栓となり、排泄が難しくなっている場合は、肛門から指を入れて便をかき出す処置(これを摘便といいます)がおこなわれます。
また、摘便だけで治らない場合は、浣腸がおこないます。
浣腸はお尻から温めた生理食塩水などを注入して、排便を促す処置です。
しかし、浣腸は不快感や痛みをともなうので、猫に鎮静処置(注射や点滴などで眠ったような状態にすること)をしておこなうこともあります。
なお、これらの処置を一般の家庭でおこなうことは危険を伴うため、飼い主の判断でおこなわず獣医師に相談しましょう。
猫の便秘には、まず水分を摂らせることが大切です。
普段から飲水の機会が少ない猫の場合は、ウェットフードを食べさせるなどして水分を摂る機会を増やすようにします。
味の付いていない鶏肉を茹でたお湯をドライフードにかけて食べさせるなど、ちょっとした工夫をすることでも効果があります。
また、食物繊維を多く含むフードに切り替えてみるのも手です。
食物繊維は腸に刺激を与えて、便の排泄を促す効果があります。
消化した食べ物だけではなく、飲み込んでしまった毛玉にも効果があるのでおすすめです。
触診やレントゲンの撮影などを経て便秘の状況をみますが、その結果をもとに投薬をするかどうか判断します。
便秘の猫に使われることが多いお薬は、整腸剤や便を柔らかくするお薬などです。
便秘を放置して腸の中に便がどんどん溜まると、「巨大結腸症」などを引き起こし、外科的な手術が必要となる場合もあります。
伸びた大腸を切除し、短くする手術が代表的です。
この手術で懸念されるリスクは、慢性的な下痢になる可能性があることです。
・ねこちゃんの便秘について|あおきじま動物病院(外部リンク)
猫の便秘の治療薬とサプリメントは、当サイトでも取扱いがあります。
おすすめ商品をご紹介します。
マイクロラックス浣腸は、腸の動きを柔らかくして排便を促すお薬です。
本来は人間用の浣腸ですが、猫も使うことができます。
有効成分が便を柔らかくし、腸の粘膜を刺激することなく穏やかな排便を促します。
こちらのお薬は浣腸のため、自己判断でのご使用は避け、かならず獣医師にご相談ください。
プロコリンプラスは、腸内環境を整え便秘を改善するサプリメントです。
腸内の善玉菌を増やして腸内フローラを整え、消化器官が持つ消化や吸収などの機能を向上させます。
腸内フローラとは、小腸から大腸にかけて生息する腸内細菌が密集する場所のことで、健康を保つためには人間だけでなく、猫もこの腸内細菌のバランスが大切です。
猫の便秘を予防するには、猫の様子を観察するとともに、それまでの生活環境や食事などを見直してみることも大切です。
便秘予防につながる具体的な方法をご紹介します。
水分不足による便秘の場合は、毎日の食事にウェットフードを取り入れてみるといいでしょう。
また、ドライフードであっても食物繊維が含まれたフードを選ぶことで、腸が刺激されて排泄を促してくれます。
たまに猫草を与えてみたり、乳酸菌入りのちゅ~るなどを試してみるのもいいでしょう。
愛猫とスキンシップを取りながら、お腹をマッサージすることも便秘の予防と解消につながります。
脇腹とお腹をマッサージすることで、スムーズな排便を促します。
お腹を触られることを嫌がる猫もいるので、その場合は無理にマッサージすることは避けてください。
猫が嫌がらない範囲で、ストレスなくおこなうことが大切です。
マッサージについては詳しくはこちらもご覧ください
猫は毛づくろいをする際、毛を飲み込むことが原因となり(毛球症)便秘を引き起こすことがあります。
特に長毛種の猫はこまめにブラッシングをしてあげることで、便秘予防につながります。
毛球症については詳しくはこちらもご覧ください
猫が下痢になる原因は、寄生虫などの感染や病気、食べすぎやストレスなどさまざまです。
下痢の症状自体は珍しいことではありませんが、だからといって放置してしまうと命の危険につながるかもしれません。
猫が下痢の症状になる原因や治療方法、予防法について解説します。
猫の下痢は一言では表せません。便の水分が普段よりも多く、水分量が80%を超えると一般的に下痢と言われます。
以下で簡単に違いを説明します。
軟便 | 水様便 | 血便/血様便 | 粘液便 |
---|---|---|---|
便の水分量が通常よりやや多い状態。柔らかくて崩れやすい | 便の水分量が90%以上になり、ほとんど水のような状態 | 便に血が混ざっている状態。黒い便が出ることもある(黒色便) | ゼリーのような粘液に包まれていたり便に付着している状態 |
上記のように、下痢の種類はさまざまです。獣医師に診断してもらう際は、便の状態を詳しく伝えられるようにしましょう。
血便や血様便のように血液が混ざっているときは、大腸や肛門から出血していることが多いです。
また、下痢は「急性」か「慢性」かの違いもあります。突然下痢をするようになったら急性、治療をしても2~3週間下痢が続いてしまったら慢性と言えるでしょう。
仮に下痢をしていてもそのほかの症状がなく、日ごとに症状が改善されていて、かつ猫も元気そうであれば受診を急ぐ必要はないでしょう。
「下痢が何日続いたら病院へ行く」という正確な目安はありません。しかし、原因もわからず改善もしない、その状態で下痢が数日続くようなら受診をおすすめします。
また、下痢以外で以下の症状がみられる場合は速やかに動物病院を受診しましょう。
嘔吐や高熱などの症状もが出ている場合は、命にかかわる病気にかかっている可能性があります。
また、元気な成猫であれば問題なくとも、子猫や老猫は体力がないことで重症化するリスクがあるため早めに受診をしておくと安心です。
猫が下痢になる原因は、次のようなものがあります。
フードの種類が変わったり食べすぎたりすることで消化吸収不良を起こし、下痢になることがあります。ほかに水の飲みすぎも症状を引き起こすことがあるので注意しましょう。
また、猫はとてもデリケートな動物。環境の変化によるストレスで下痢をしてしまうことも珍しくありません。
そして怖いのは感染症や病気による下痢です。とくに体力がない子猫は症状を引き起こしやすいと言われています。
猫がなぜ下痢をしたのか、原因を調べたうえで治療をおこないます。
まず、下痢をしている猫は脱水症状になっている可能性があるので、十分に水分を与えることが必要です。
その際、猫用の経口補水液などを使いましょう。そのうえで下痢の原因への対応をします。
猫が下痢をしたときは、消化しやすいようフードにお湯をかけてふやかしたり、フードの量を減らしたりして腸を休ませるという対処法があります。
ただ、子猫の場合はフードを減らしすぎることで体調を悪化させることもあるかもしれません。
獣医師さんに相談しながら食事の量を調節してあげましょう。
下痢の原因が異物や中毒性のあるものの誤食だったときは、胃の洗浄が必要です。
寄生虫などの感染により下痢が引き起こされているなら、その寄生虫を駆虫する薬を投与します。
ほかにも胃腸炎や大腸炎といった病気になっている可能性もあるので、その場合は疾患に対応する治療がおこなわれます。
猫の下痢を予防する方法として、フードの見直しや部屋を清潔にするといったものが挙げられます。
与えているフードが猫の体質に合っていないときは、見直しを検討しましょう。
食物アレルギーも猫が下痢をしてしまう原因。アレルギーを起こしている食物が入っていないか確認することも大切です。
ただ、一気にフードを変えると猫がストレスを溜め込んでしまうかもしれません。
2週間ほどかけてゆっくりフードの変更をしましょう。
猫がストレスを溜め込まないよう、おもちゃやキャットタワーを用意するというのも予防法のひとつです。
また、猫がゴミを誤食しないよう部屋を清潔にしたり、寒い季節はお腹が冷えないよう室温を暖かくしたりするなどの環境作りもしてあげましょう。
猫にとって、玉ねぎやナッツ、チョコレート、イチジクなどは有害な食べ物。
食べることで下痢だけでなく、アレルギーや病気を引き起こすこともあるので絶対に与えないようにしましょう。
寄生虫に感染して下痢を起こすこともあります。
普段から駆虫薬を投与することで、下痢はもちろん感染症を防ぐことにもつながるでしょう。
詳しくは以下でも説明しています。
猫の定期駆虫について
猫の便秘や下痢の症状を、そのうち治るだろうと放っておくと命にかかわる危険な事態になってしまうかもしれません。
少しでも普段と違う便をしているようだったら、すぐに動物病院を受診しましょう。
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