1位
プレドニゾロン（パナフコルテロン）
2,900円～
2位
トピゲン耳・皮膚用ローション
2,600円～
3位
ベトノベートスキンクリーム
1,800円～
4位
アンチバイオティックローション
3,100円～
5位
ザイマックス・トピカルスプレー
4,200円～
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猫は体がかゆくなると、かゆい部分を舐めたり、後ろ足で搔いたりします。
愛猫が体を搔いている姿はよくある光景であり、一時的なものであれば心配はありません。
しかし頻繁にかゆがっていたり、強く掻いたりし続けていると、皮膚病によるかゆみ症状が出ている可能性があります。
猫は体の不調があったとしても訴えることができないため、飼い主さんが早めに気づき、治療を始めることが大切です。
猫にかゆみの症状が出る原因は、複数あります。
原因により治療法も異なるため、まずは何が原因でかゆみが出ているかを突き止めるのが治療の第一歩です。
猫のかゆみの原因としてよくあるのは、アレルギー性皮膚炎・感染症・ストレスです。
猫は「食物アレルギー」や「ノミアレルギー」によるアレルギー症状が多く見られます。
頭から首にかけての部位、または全身に強いかゆみが出るのが特徴です。
加えて、ノミアレルギーでは皮膚にブツブツが見られることもあります。
猫は感染症を発症した際に、かゆみの症状をともなうことがあります。
感染症の原因となるのはノミや耳ダニなどの外部寄生虫、カビ、細菌などさまざまです。
特に免疫力が十分ではない、若い猫において感染症は多く見られます。
猫はストレスにより、実際にかゆみはなくても体を掻くことがあります。
ストレスによるかゆみ行動は、特に保護猫に見られることが多いです。
他に原因が考えられないのに体を搔くことをやめない場合、ストレスが考えられます。
・かゆみ / 猫の病気｜JBVP-日本臨床獣医学フォーラム（外部リンク）
猫のかゆみ止めとして使用されるお薬には、主に2つの種類があります。
シクロスポリンや副腎皮質ホルモンは、かゆみ止めとして従来から使用されているお薬です。
猫のかゆみは、皮膚に炎症が起こる過程で現れる症状です。
シクロスポリンや副腎皮質ホルモンは、かゆみを抑えるのに加えて炎症を鎮める、複数の効果でかゆみを抑えます。
シクロスポリンは猫や犬のアレルギー性皮膚炎の治療薬として、世界的に使用されているお薬です。
現在、シクロスポリンは飲み薬のみ登場しています。
かゆみを抑える効果は高く、副腎皮質ホルモンに引けを取りません。
副作用も軽く、長期的な服用もできるのがメリットです。
しかしシクロスポリンは即効性がなく、効果を実感するまでに3～4週間ほどかかることがあります。
アトピカ内用液は、世界で初めて登場した猫用のアレルギー性皮膚炎治療薬です。
シクロスポリンを有効成分とし、慢性的なアレルギー性皮膚炎にもかゆみの軽減、皮膚の病変の縮小などの効果を発揮します。
副腎皮質ホルモンとは、いわゆるステロイド剤のことです。
かゆみ止めとして優れたお薬で、高い効果と即効性があることに加えて、値段も高くありません。
お薬の種類も経口ステロイド剤（飲み薬）と外用ステロイド剤（クリーム、スプレータイプ）があるため、使い勝手も良いお薬です。
しかし長期的に使い続けると、全身に及ぶ副作用が起こるリスクがあります。
ステロイド剤は症状の改善度合いや健康状態を観察しながら、慎重に使用しなくてはなりません。
プレドニゾロンは、錠剤タイプのステロイド剤です。
猫や犬のお薬として広い場面で使用され、特にかゆみの症状に対して高い効果があります。
ステロイド剤でも副作用が出にくいため、動物病院でも処方されることが多いお薬です。
ザイマックススキンクリームは、ヒドロコルチゾンを1％配合した塗り薬です。
患部に塗ることで腫れや炎症を和らげ、かゆみを改善します。
安全性も高く、長期使用が可能なことも特徴です。
ザイマックス・トピカルスプレーは、かゆみや腫れを改善するスプレータイプのお薬です。
天然酵素配合のため安全性が高く、使用後に舐めてしまった場合でも副作用のリスクがほとんどありません。
猫のかゆみ止めについて、よくある質問と回答をQ&A形式でまとめました。
気になる内容があれば、ぜひ参考にしてみてください。
回答：少量であれば、塗り薬を舐めても問題ありません。
しかしかゆみ止めの塗り薬には、ステロイド剤のように副作用のリスクがある成分も含まれているため、使用後は患部を舐めないように注意深く観察してください。
回答：猫の搔きむしりは、エリザベスカラーを着けることで防ぐことができます。
しかし猫が頻繁にかゆがっている場合、何らかの皮膚病を発症している可能性もあるため、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
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