豆知識

公開日:

最終更新日: 2022.09.27

新型コロナウイルスに効果があるとされている薬をご紹介

新型コロナウイルスに関係する内容の記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている情報もご確認ください。またワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。

新型コロナが流行していることで、これまで見たことも聞いたこともないお薬の名前が報道などで取り上げられていますね。
「これはどんな薬なの?」と気になっている方も多いことでしょう。

新型コロナに効果があると言われている薬には、はたしてどのようなものがあるのでしょうか。
お薬の販売業者がご紹介します。

もちろん、ぽちたま薬局で取り扱いのある薬だけでなく、取り扱いの無い薬も織り交ぜてご紹介します。

イベルメクチン(人間用)通販

新型コロナウイルス治療や治験で使われている薬

薬の名前種類投与方法製造販売日本での承認・未承認(治験中の企業)
イベルメクチン抗寄生虫薬経口未承認(興和、北里大が治験中)
デキサメタゾンステロイド薬経口など日医工など承認済み(2番目)
アビガン抗インフルエンザ薬経口未承認(富士フィルムが治験検討中)
ソトロビマブ中和抗体薬(新型コロナ治療薬)点滴グラクソ・スミスクライン承認済み(5番目)
モルヌピラビル抗インフルエンザ薬経口MSD承認済み(6番目)
レムデシビルエボラ出血熱治療薬点滴ギリアド・サイエンシズ承認済み(1番目)
バリシチニブ関節リウマチ薬経口日本イーライリリー承認済み(3番目)
カシリビマブ、イムデビマブ中和抗体薬(新型コロナ治療薬)点滴中外製薬承認済み(4番目)

※1:新型コロナ治療および治験に使われている薬の一覧(2022年1月現在)

イベルメクチン

新型コロナウイルスに効果があるとされてから一気に認知度が高まった医薬品です。
もともとは糞線虫症や疥癬の治療に使われる抗寄生虫薬です。

海外の研究チームによって、新型コロナ治療や予防に効果があるとの論文が公表されましたが、その後、論文の十分な裏付けが取れないことから取り下げられました。
日本でもコロナウィルスへの有効性を期待され治験が続けられていましたが、治験を行っていた製薬会社の興和より効果なしとの発表がありました。(2022.09.26)

【参考リンク】
興和/新型コロナウイルス感染症患者を対象とした「K-237」(イベルメクチン)の第III相臨床試験結果に関するお知らせ

イベルメクチンについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。






デキサメタゾン

もともとは免疫系疾患、炎症系疾患、アレルギー疾患などの治療に広く使われるステロイド薬です。
新型コロナ治療に対しては、中等症Ⅱから重症の際に使われており、軽症の段階で使用すると病状が悪化する恐れがあるとされています。
そのため、使用するタイミングに気を付けたい医薬品です。

デキサメタゾンについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。




アビガン

もともとは抗インフルエンザウイルス薬です。
新型または再興型インフルエンザウイルスを適応症としています。
新型コロナ治療に対しては、オミクロン株流行で重症化率が低下したため2022年3月末で検証が終了します。今後は治験データの解析が進められる予定です。

また、動物実験で催奇形性が確認されていることから、妊娠可能な女性や妊娠させる可能性のある男性への投与は慎重に検討されることが求められている医薬品です。

アビガンについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。



ソトロビマブ

新型コロナウイルス感染症の治療薬として、レムデシビル、デキサメタゾン、バリシチニブ、カシリビマブ(イムデビマブ)に続き、日本国内では5番目に承認された薬です。
グラクソスミスクラインが製造販売しています。

新型コロナ治療においては、酸素療法の必要がない軽症や中等症の患者に対して投与されます。
投与方法は点滴で、変異株の新型コロナウイルスにも効果があるとされています。

ソトロビマブについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

モルヌピラビル

もともとは米メルク社によって、抗インフルエンザウイルス薬として開発されていましたが、日本では2021年12月24日に新型コロナウイルス治療薬として特例承認されました。
日本国内では6番目に承認された薬です。

軽症~中等症の患者に使える経口薬です。

モルヌピラビルについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

レムデシビル

レムデシビルはもともとエボラ出血熱の治療のために開発を進めていた薬です。
研究開発の段階であったため、まだどこの国でも地域でも承認されていませんでした。

エボラ出血熱の治療には効果が見られなかったものの、新型コロナウイルスの増殖を抑制したという発表があったため、国内での承認に至りました。
2021年には、厚生労働省から医療機関への配分もありました。

バリシチニブ

バリシチニブはもともと、2017年に関節リウマチの治療薬として承認を受けた薬です。
またその後、アトピー性皮膚炎にも効果があるとして、治療に使われるようになりました。

新型コロナ治療に対しては、中等症Ⅱから重症の際に使われる薬です。
入院化で使用するよう求められています。

カシリビマブ、イムデビマブ

カシリビマブは、イムデビマブと共に、2種類のウイルス中和抗体を組み合わせた薬で、「ロナプリープ」という名前でリジェネロン社によって創薬されました。
医療機関では主に「抗体カクテル療法」という名前で紹介され、治療を受けることができます。
中和抗体を体内に点滴するので、ワクチンで獲得できる免疫を得ることができる治療、ということになります。

ただし、使用できる患者については制限があります。

新型コロナ治療薬の注意点、まとめ

各治療薬の使用タイミングを表にしてみました。

軽症中等症Ⅰ(酸素吸入不要)中等症Ⅱ(酸素吸入必要)重症
抗体カクテル療法(カシリビマブ、イムデビマブ)デキサメタゾン
ソトロビマブバリシチニブ
モルヌピラビルレムデシビル

新型コロナ治療薬については、投薬のタイミングや対象となる患者が限られていたり、投薬することでさらに病状が重くなる可能性があるものもあります。

そのため、自己判断での使用は控え、かかりつけ医の指示を受けてから投薬されますようお願いいたします。

また、個人輸入できる薬の中には新型コロナ治療に対して治験中の物もあります。
投薬される前には、薬に関する最新の情報を確認されることを強くお勧めいたします。

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