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コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは?

新型コロナウイルスに関係する内容の記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている情報もご確認ください。またワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。

新型コロナウイルス感染症の治療薬として国内で2番目に承認された「デキサメタゾン」という薬をご存知でしょうか。合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、免疫抑制、抗炎症、抗アレルギー作用があります。

軽症の方が服用するとかえって症状が悪化するため、服用は酸素吸入が必要、または人工呼吸器を付ける状態の方に推奨されています。

国内でコロナ治療薬として承認されたため、現在供給不足に陥っており、適切な処方と使用が医師に求められています。

デキサメタゾンの効果

デキサメタゾンは、新型コロナウイルス感染症に感染して症状が悪化し、酸素吸入、または人工呼吸器を付ける状態になった方に投与すると、抗炎症作用によって有害な炎症反応を抑制、または予防する可能性があると期待されています。
しかし軽症で使用すると、かえって症状が悪化するようなので、使用するタイミングが大切です。

デキサメタゾンの副作用


飲み始めに多い副作用としては消化不良、いらいら感、下痢、不眠、吐き気、食欲増進などがあります。
服用が長くなると、それにプラスして生理不順、むくみ、にきびなどが加わります。

ステロイド薬であるデキサメタゾンは、多めの量を長期服用するといろいろな副作用が出やすくなります。その場合は定期的に検査を受ける必要があります。

デキサメタゾンの飲み方

現在、日本国内で新型コロナウイルス感染症にデキサメタゾンが使用された報告はありませんが、特定の症状以外では、下記の用法・用量が推奨されています。

成人に対して1日 0.5~8mgを1~4回に分割して服用
※1日の最大服用量は20mgまでです。

デキサメタゾンのジェネリック薬


新薬として開発された薬は、開発されてから20年を超えると特許が解消されます。
そうして別の薬剤会社からも、同じ有効成分と含有量をベースとした、同等の効果を期待できる薬を開発する事が可能となります。
すでに開発された薬をベースにするため、開発料が安く済むので、販売価格も安く設定する事ができます。これがジェネリック薬です。
デキサメタゾンにもジェネリック薬が存在します。

国内だと日新製薬が製造販売を行っている「デキサメタゾンエリキシル0.01%」がジェネリックにあたるようです。
海外だともっと種類があり、「デクマックス」「デコート」などがそれにあたります。

国内の先発薬であるデキサメタゾンが1錠172円するのに対し、海外ジェネリック薬だと1錠135~46円で購入することが可能です。

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