フェレットもフィラリア予防は必要!対策時期やおすすめの予防薬を解説

豆知識

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フェレットもフィラリア予防は必要!対策時期やおすすめの予防薬を解説

あまり知られていませんが、フィラリア症はフェレットにも感染します。

しかも犬よりも心臓が小さいフェレットは、寄生数が少なくても死に至りやすいとされています。

フェレットのフィラリア予防には犬用のお薬が使用されますが、基本的には適用外となるため、投与には獣医師への相談が必須です。

この記事では、フェレットのフィラリア対策が必要な時期や感染確率、おすすめの予防薬について解説していきます。

>>犬用フィラリア予防薬はこちら

フィラリア症に感染したときの症状

フィラリア症に感染したときの症状

フェレットがフィラリア症に感染すると、次のような症状がみられます。

  • ・咳
  • ・呼吸困難
  • ・食欲不振
  • ・嘔吐

フェレットは、犬と同じくフィラリアの終宿主となります。

また、犬より心臓が小さいため、フィラリア症に感染すると重篤になりやすく、死に至りやすいとされています。

そのため、フェレットも犬と同様、フィラリア予防を必ずおこないましょう。

フィラリアにかかる確率は?

犬の場合でみると、フィラリア症は予防すれば発症を0%に抑えられます。

しかし、予防していない犬では、以下の確率で感染するリスクがあります。

犬がフィラリアに感染する確率
シーズン 感染確率
1年目 38%
2年目 83%
3年目 98%

一方、猫の感染確率は犬の10%ほどとされ、10匹に1匹は感染していると言われています。

猫がフィラリアに感染する確率
シーズン 感染確率
1年目 4%
2年目 8%
3年目 10%

このように、散歩の習慣がない猫の方が、フィラリアに感染する確率が低いことがわかります。

フェレットも同様に、必ずしも散歩が必要なペットではないため、感染率は高くないと想定されます。

しかし、感染源である蚊を1匹も室内に侵入させないのは、現実的ではありません。

蚊と接触する可能性がゼロでない限り、フェレットに対しても予防が必要となります。

いつからフィラリア予防すればいい?

いつからフィラリア予防すればいい?

フィラリア予防が必要な時期は、一般的に5~12月までの期間です。

対策時期に関しては犬や猫と同じで、蚊が発生した1ヶ月後から、蚊がいなくなった後の1ヶ月間までは必要となります

つまり、約8ヶ月にわたって、月に1回の投薬を継続しなければなりません。

蚊が生息する時期は地域によっても異なるため、地域ごとの予防期間はこちらのコラムも参考にしてください。

フェレットのフィラリア予防薬

現在は、フェレット専用のフィラリア予防薬はありません

そのため動物病院では、犬用の予防薬を使用することが多いようです。

予防薬には、口から服用する経口タイプと、皮膚に垂らすピペットタイプの2種類があります。

獣医師さんと相談しながら、お薬の種類や投与量を決めていきましょう。

なお、フィラリア予防薬は、インターネットで購入できるものもあります。

ここでは、当サイト「ぽちたま薬局」で購入できるお薬を紹介します。

レボリューション

レボリューション

レボリューションは、フィラリア予防に加えて、ノミや耳ダニ駆除も可能なお薬です。

皮膚に垂らすだけのピペットタイプなので、口からお薬を飲ませる必要がなく、手軽に投与できます。

2.5kg未満の子犬用もあるので、フェレットにも使いやすくなっています。

>>レボリューションの通販ページはコチラ

シンパリカトリオ

シンパリカトリオ

シンパリカトリオは、犬に広く使用されているフィラリア予防薬です。

フィラリアだけでなく、ノミ・マダニ・内部寄生虫もまとめて対策できます。

経口投与が必要なチュアブルタイプですが、ミートフレーバー付きなのでおやつ感覚で与えられます。

有効成分である「モキシデクチン」は、フェレットのフィラリア症予防に推奨される成分です。

また、対象体重が1.25kg以上と、小さな子犬や小型犬にも安全に使用できるため、フェレットにも使いやすいお薬です。

>>シンパリカトリオの通販ページはコチラ

参考
エキゾチックアニマルの生物学(外部リンク)

ミルプラゾン

ミルプラゾン

ミルプラゾンは、線虫や条虫(サナダムシ)、多包条虫まで駆除できるフィラリア予防薬です。

有効成分の「ミルベマイシンオキシム」は、フェレットのフィラリア症予防にも用いられる成分です。

錠剤タイプなので、体重に合わせて分割して使用することも可能です。

0.5kg以上の子犬や小型犬にも使用でき、フェレットの場合も、体重に合わせて投与量を調整しやすくなっています

>>ミルプラゾンの通販ページはコチラ

フィラリア予防の前には検査が必要

フィラリア予防の前には検査が必要

フェレットにフィラリア予防をする際は、投薬する前に必ず検査をしましょう。

すでにフィラリアに感染している場合は、投薬すると体内でフィラリアが死滅することで、危険な状態に陥る恐れもあります。

フィラリアは、仮にペットの体調に異変がなくても、体内に侵入してしまっている場合もあります。

4~5月頃になったら動物病院を受診して、必ずフィラリア検査を受けましょう

フェレットには犬用のフィラリア予防薬でしっかり対策を

フェレットは外で散歩をしない分、犬よりも感染確率は低いと考えられます。

しかしながら、室内に蚊を1匹も入れないのは現実的ではなく、蚊がいる限りはフェレットにも予防が必要です。

しかも怖いのが、心臓が小さなフェレットは、フィラリアに感染すると命を落とす恐れがあるということ。

命の危険にさらさないためにも、蚊が生息する季節は、フィラリア予防薬を欠かさないようにしてください。

大切な家族であるフェレットは、飼い主さんがしっかり守ってあげましょう。

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