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てんかんを抱えた犬に最適な食事のポイント

愛犬がてんかんになってしまった…どうしたらいいのだろう…と不安になる飼い主さんもいるのではないでしょうか?
私も愛犬がてんかんになってしまったら、不安で仕方ないと思います。

てんかんの犬に飼い主として何ができるのかを考えると、食事の改善が一つのポイントとなります。
毎日口にし、直接体を構成する要素となる食事を改善することで、愛犬の症状を緩和することができます。

ここでは、てんかんを抱えてた犬に最適な食事のポイントについて詳しく説明していきたいと思います。

てんかんとは

てんかんとは脳の疾患の一つです。
脳の回路がショートし、突然発作を起こす病気です。

慢性的な脳の病気となり、繰り返し発作が起こってしまいます。
一度発症すると、一生付き合っていかなければならない病気です。

てんかんの食事のポイント

・防腐剤や添加物などの含まれていない食事
・脳によい栄養素を含んだ食事

この2つがポイントとなります。

防腐剤や添加物が含まれていない食事に関しては、てんかんでなくても犬の食事全般的に言えることです。
酸化防止剤などを使用している場合には、犬にとって害となる成分が含まれていることがあります。

そのため、できるだけ防腐剤や添加物などが含まれていない食事を心がけましょう。
手づくりごはんにしてみると、自然なものを飼い主さんが選ぶことができるのでおすすめです。

手づくりごはんについては、下記で紹介しています。

脳によい食材を使ったレシピ

脳によい栄養素を含んだ食事は、てんかんの症状の緩和に効果があります。
てんかんは脳が原因で起こる病気です。

そのため、毎日の食事の中に脳によいとされる栄養を含んだ食材を取り入れるようにしましょう。

注意したい添加物

ドッグフードに含まれている添加物には、合成(人工)天然由来の添加物の2種類あります。

合成の添加物の中には、発がん性や毒性が認められているものもあります。

合成の添加物-代表的なもの
・エトキシキン
・没食子酸プロピル
・ソルビン酸カリウム
・BHA
・BHTなど

天然由来の添加物は、体への負担が少ないものです。

天然由来の添加物-代表的なもの
・ビタミンC
・ビタミンE
・ローズマリー抽出物
・緑茶エキス など

愛犬の体に悪影響を与える恐れもあるので、市販のドッグフードを与える場合は、無添加(天然由来の添加物)のものを選ぶといいでしょう。

参考
ペットフードの保存料・酸化防止剤 | こなか動物病院
環境省_ペットフード安全法基準規格等

てんかんを起こした愛犬に与えたい栄養素

てんかんを起こした愛犬に与えたい栄養素

普段の生活の中からてんかんの症状を緩和することができます。

てんかんは本当に突然にやってきます。
また、人間がなってしまうのも怖いですが、犬の場合には飼い主さんは症状を見守ることくらいしかできないと思います。

そこで、食事の中に症状を緩和する栄養素を積極的に取り入れてあげましょう。

ブドウ糖

ブドウ糖は脳に良い栄養素です。
摂取後すぐに脳内でエネルギーとして使われます。

ブドウ糖は果物やはちみつに多く含まれます。
また、デンプンが分解されても得ることができるので、炭水化物にも含まれています。

犬に与えると良い食材には、カボチャやサツマイモ、リンゴやバナナがおすすめです。

抗酸化物質

抗酸化物質は脳神経の酸化を防ぐことで発作の予防になり、非常に効果的と言われています。

犬のてんかんの原因の一つとして、酸化ストレス障害が関係していると考えられています。
酸化が起こり、脳神経にダメージを与え発作が起こるというメカニズムになっています。

酸化を防ぐ成分にはビタミンC、ビタミンE、セレニウム、ポリフェノール(一部)などがあります。

犬に与える食材としては、以下のものがおすすめです。

酸化を防ぐおすすめの食材
ビタミンC ジャガイモ、ブロッコリー、キャベツ
ビタミンE 大豆や穀類、にんじんなどの緑黄色野菜
セレニウム マグロやタラなどの魚類
ポリフェノール リンゴやイチゴ、柿などの果実

オメガ3脂肪酸

魚などに含まれるオメガ3脂肪酸は、犬の脳神経系の疾患に重要な栄養素としてあげられています。
魚脂などに含まれるDHAは犬の脳神経に多く含まれていますが、犬にとって不足しがちな成分です。

また、特発性てんかんの犬に高用量のドコサヘキサエン酸(DHA)を与えると、発作の頻度が減ったという研究結果が報告されています。

亜麻仁油、フィッシュオイルなどを利用することで摂取することができます。

参考
犬の特発性てんかんの抑止にドコサヘキサエン酸が効く | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

ビタミンB6

てんかんにもタイプがあり、場合によっては神経伝達に関係するビタミンB6を摂取することが良いとされることもあります。
ビタミンB6は腸内細菌により生成されます。
そして、腸内環境を整える食事がてんかんの対策にもつながると言われています。

犬に与えると良い食材には、まぐろや鮭などの魚類、豚ひれ肉、鶏ささみ、バナナなどがおすすめです。

脳によい食材を使ったレシピ

上記で述べたポイントを抑えて、手づくりごはんを作るのはどうでしょうか?

てんかんの発作を起こすのは、強い興奮やストレスだと言われています。
犬の場合は、落雷や飼い主に置来れれることがきっかけになりてんかんを起こしたという話も聞きます。

日常生活の中でストレスとなる原因を減らすことも重要ですが、食事の際もリラックスできる時間にしてみるといいかもしれません。

スープおじや

脳によい食材を使ったフードレシピ

ビタミンB6を多く含む鶏ささみ、ビタミンCを多く含むじゃがいもやブロッコリー、ブドウ糖補給にカボチャ、ビタミンEを含む玄米などを使って、スープおじやなんてどうでしょう?

温かさにホッとするだけでなく、脳によいとされる栄養も補えるかもしれません。

最後に亜麻仁油を垂らすと、栄養としては完璧ですね。
また、納豆を添えるのもいいと思います。

こちらのページで、鶏肉を使ったスープの作り方を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

てんかんは症状を起こした愛犬も飼い主さんもつらいと思います。
ですが、食事のポイントを抑えて与えることで、症状を緩和することができるのです。

飼い主さんが食事を管理してあげることで、愛犬がおいしく食事を取り、なおかつ症状が緩和できるなら何よりですよね。
手づくりごはんは手間がかかるかもしれませんが、栄養バランスを飼い主さんが調節できるのでおすすめです。

愛犬にとって最適な食事を与えてあげましょう。

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