愛犬がてんかんを発症したら、ちゃんと治るのか心配になりますよね。
実際に治ったケースはあるのでしょうか?
犬のてんかんは、基本的には抗てんかん薬で治療をし、発作の頻度を減らし「寛解の状態」を目指します。
最近では外科手術により改善効果が認められる場合もあるようです。
本記事では、犬のてんかんの寛解や治療方法について解説します。
目次
犬のてんかんが
治ったケースはある?

犬のてんかんが治ったといえるケースはほぼありません。
たとえば炎症や外傷、脳血管障害などでてんかん発作が起こることがあります。
このように、てんかんの原因がわかっているなら、その根本原因の治療をすることで完治を目指せるかもしれません。
しかし犬のてんかんは、原因不明の「特発性てんかん」と診断されることがほとんどです。
メカニズムが解明されていないことから「完全に治った」と言える状態にするのはとても困難。
そのため、てんかんの治療は完治ではなく「寛解」を目標とします。
どんな状態になれば
寛解と言える?
寛解とは、治療によって一時的に病気の症状が軽くなる、または消えた状態のことを言います。
そのまま再発しないこともありますが、実際には再発する可能性はゼロではありません。
とくに動物のてんかんは、発作を完全になくすことは困難です。
そのため、犬のてんかん治療では以下のような状態がゴールになります。
犬のてんかん治療のゴール
- 抗てんかん薬による副作用を抑える
- 発作の頻度を治療開始前の半分以下に減らす
犬のてんかん治療に
使用される抗てんかん薬
犬のてんかんの治療には、抗てんかん薬が使用されます。
発作の頻度を減らしたり症状を軽減させることが目的。
ぽちたま薬局でも取り扱っている抗てんかん薬を紹介します。
ただ、愛犬の状態や症状によって使用するお薬は変わるので、投薬については獣医師の判断を仰いでください。
ゾニサミド
犬のてんかん治療において主流となっている抗てんかん薬がゾニサミドです。
脳の神経の興奮を抑える作用があり、てんかんの発作をコントロールします。
ゾニサミドは、効果発現までの時間が早いという点が特徴です。
投薬から3時間ほどで体内の薬の量がピークに達し、その後5日ほどで安定します。
抗てんかん薬のなかでは比較的副作用が少ないのも特徴です。
てんかんの発作コントロールに広く使われているゾニサミド。
ぽちたま薬局では、動物病院で処方されるゾニサミドをお得な価格でご購入いただけます。
継続的な投薬治療にぜひご活用ください。
ガバペンチン
ガバペンチンは、GABA(神経伝達物質ガンマアミノ酸)という物質を人工的に作った化合物です。
GABAは神経をリラックスさせ、興奮性神経伝達物質の放出を抑制します。
これによりてんかん発作を予防する効果が期待できます。
単体での使用よりも、ゾニサミドなどと併用することが多いです。
レベチラセタム
レベチラセタムは「イーケプラ」という商品で知られる抗てんかん薬です。
ゾニサミドよりも発作の抑制効果が高いとされています。
ただお薬代が高額という一面も。
経済的な負担が大きくなるため、発作がひどいときのみ投薬するという選択をする方もいます。
ぽちたま薬局では、レベチラセタムを含むイーケプラジェネリックを販売中。
イーケプラよりも安い価格で購入できます!
投薬以外の治療方法

内科治療以外にもてんかんの犬へのケア方法はあります。
脳外科手術は現状試験的に行われているものですが、ほかに自宅でもできるケアもいくつかあります。
犬のてんかんの外科手術
脳外科手術は現状まだ試験段階ですが、一定の効果があらわれているようです。
犬のてんかん外科
- 発作の原因となる部位を切除する切除外科
- 発作の広がりを抑える遮断外科
- 特定の神経を刺激して発作を抑える神経刺激療法
これらの脳外科手術は、てんかん発作の頻度を抑え、飼い主さんと愛犬のQOL改善に効果を認めました。
食事療法

てんかんを抱えている犬のなかには、お薬で発作をコントロールするのが難しい子もいます。
投薬ができないとき、ケトン食による食事療法が行われる場合があります。
ケトン食とは、緊急事態用のエネルギー源となる「ケトン体」を体内でより多く作らせるための食事です。
犬を対象とした臨床試験では、ケトン食を与えたことでてんかん発作の頻度が減った、発作がなくなったなど、改善結果が見られています。
サプリメント

てんかん治療では、サプリメントを治療の補助として用いることがあります。
とくにカンナビジオール(CBD)は、てんかん発作の頻度を減少させることに役立つと報告されている成分です。
サプリメントはあくまでもサポート的な存在。
抗てんかん薬で改善効果が認められない場合に、食事療法と併用する形で取り入れられています。
投薬治療を続けた飼い主さんの声
「本当に治るのだろうか」
「薬を飲み続けて意味があるのか」
てんかんと診断された愛犬を持つ飼い主さんの多くが、そんな不安を抱えながら治療を続けています。
同じ悩みを持つ飼い主さんたちのSNS投稿には、こんな声が見られます。
投薬を始めてから発作が起きていません。
この薬の効果には驚いています。
ただ、いつか薬を止めるときのことを考えると、まだ不安が残ります。
新しい薬を処方してもらってから、重積発作や群発発作が全く起きなくなりました。
薬が合ったのだと思います。
薬を追加してから3日が経ちますが、今のところ発作は起きていません。
副作用も心配なので、なるべく少ない量で効いてほしいと思っています。
臭化カリウムを増量してから、ひと月半も発作が起きていません。
このまま減ってくれることを願っています。
てんかんの治療に「完治」はなくとも、適切な薬が見つかることで発作をコントロールできるケースは少なくありません。
大切なのは焦らず治療を続け、定期的に獣医師と相談しながら愛犬に合った薬と投与量を見つけていくことです。
なお、投薬の効果には個体差があります。
すぐに効果が出ない場合や副作用が心配な場合は、自己判断で薬をやめず、必ず獣医師に相談してください。
投薬治療で寛解を目指す
犬のてんかんは再発することが多く、「完治」は難しいとされています。
基本的には生涯にわたり、発作を抑えるための投薬をしていくことになります。
犬のてんかん治療のゴールは、発作の寛解。
投薬治療を続けて、長く穏やかな時間を過ごさせてあげましょう。
発作をコントロールしながら、愛犬と穏やかな時間を過ごすために。
ぽちたま薬局では、犬のてんかん治療に使われる抗てんかん薬を取り扱っています。
動物病院で処方された薬の継続購入にもご活用ください。
参考サイト(外部リンク)

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