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これって失敗?ブロードラインの正しい使用方法が知りたい

猫のフィラリア予防、ノミ・マダニ駆除薬で大人気のブロードライン。
これひとつで一度に寄生虫駆除ができるスグレモノです。

しかし、ブロードラインは経口投与ではなく、滴下式(垂らすタイプ)のため、ネット上には失敗談がチラホラと見受けられます。

このページでは、ブロードラインの失敗した例や正しい使用方法などを詳しく説明していきます。
1本1,000円以上もする薬なので、ぜひ投薬前に読んでみてください。

ブロードラインの失敗例

ブロードラインは動物病院でも投薬してもらえますが、個人で購入した場合は飼い主様ご自身で与えなければなりません。
よく聞く失敗例として挙げられるのは…

・舐めてしまった
・同居の猫が舐めてしまった(多頭飼い)
・猫が暴れて液を床に落とした
・投薬直後にお風呂に入れてしまった

等々

比較的多くみられる失敗の『舐めてしまった・同居の猫が舐めてしまった』に焦点を当ててみたいと思います。

もし猫がブロードラインを舐めてしまったら?

もし猫がブロードラインを舐めてしまったらどうなるか?
メリアル公式のページにはこのように記載してあります。

もし、動物が舐めた場合、一過性の流涎が観察されることがある。そのため、滴下部位を他の動物が舐めないように注意すること。

引用元:ブロードライン|メリアル・ジャパン株式会社

一過性の流涎(りゅうぜん)ということは、一時的に涎が垂れるような症状が認められるとのこと。
一時的なものなので、放っておけば治るという意味ではありますが、どうしても心配であれば獣医師さんに相談しましょう。
どちらにしても、健康上良いわけではないので、失敗しないように心がけたいものです。

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多頭飼いの場合も注意

多頭飼いの場合も事故が起こりやすいようです。
親子や兄弟であっても、同じ家に同居している猫が2匹以上いる場合は注意が必要です。

滴下した部位を同居の猫が舐めてしまったり、じゃれあっている最中に誤って舐めてしまわないように、投薬後は乾くまでの4~5時間程度、別々の部屋に隔離するなど近づけないようにしましょう。

ブロードラインの正しい使い方

動物病院に連れて行った際に先生がやっていたのは、診察台に伏せの状態でしっかりと押さえつけ、滴下する方法でした。
暴れても大丈夫なように、もし同居人がいるのであれば、二人がかりで行う方が効率的です。

一人がしっかりと押さえつけ、もう一人が滴下するという役割分担を決めて行いましょう。
かわいそうですが何よりも猫ちゃんのためですから、ここは一瞬の辛抱です。
※滴下部位はコチラです。

まとめ

ブロードラインは一度にフィラリア予防、ノミ・マダニ駆除ができるオールインワンタイプの寄生虫駆除薬です。
便利ではありますが、皮膚に滴下するタイプなので、正しい部位に滴下する必要があります。

・舐めてしまった
・同居の猫が舐めてしまった(多頭飼い)
・猫が暴れて液を床に落とした
・投薬直後にお風呂に入れてしまった

これらの失敗を予測し対策しましょう。
舐めてしまえば大切な愛猫の健康が損なわれる可能性もあります。
また、1本1,000円以上かつひと月分が無駄になることを考えると、できれば失敗したくないですよね。

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