「フィラリア予防薬を飲ませ忘れた!」
こんな飲み忘れの経験、ありませんか?
愛犬にフィラリア予防薬の飲み忘れがあると、フィラリア症にかかるリスクが高くなってしまいます。
飲み忘れに気づいた時は慌てず落ち着いて行動し、正しく対処することが大切。
この記事では飲み忘れた期間の長さごとの正しい対処法をわかりやすくご紹介します。
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目次
フィラリア予防薬を飲み忘れたら…?
フィラリア予防薬を飲み忘れてしまうと、犬の体内に潜むフィラリアの幼虫を駆除できません。
フィラリアが成長して成虫になると心臓や肺の血管に寄生し、命に関わる深刻な症状を引き起こす危険があります。
フィラリア予防期間中に予防薬を2ヶ月投与しなかっただけでも、フィラリアに感染します。
お薬を飲み忘れたり、投与しなかったことで、実際にフィラリアの寄生が認められたケースをみてみましょう。

①のケースでは、9月と10月にフィラリア予防薬を投与しなかったことが原因で、フィラリアに感染しています。
②のケースでは、8月までフィラリア予防薬を投与しなかったことが原因で、フィラリアに感染しました。
これらの事例からも分かるように、たった数ヶ月の飲み忘れでもフィラリア感染のリスクが高まります。
フィラリア予防薬の投与をうっかり忘れてしまったときは、できるだけ早く対応することが重要です。
※犬がフィラリアになる確率と室内犬のフィラリア予防の必要性については、以下のコラムで紹介しています。
フィラリア予防薬を飲ませ忘れた際の対処法は?
愛犬にフィラリア予防薬を飲ませ忘れた際の対処法は、経過した期間によって大きく異なります。
また、獣医師によって感染リスクのとらえ方には違いがあるため、判断や指示に多少の違いが出る場合もあります。
その点をふまえたうえで、ここでは飲み忘れた期間に応じた対処法を解説します。
飲ませ忘れてから【1ヶ月未満】
すぐに予防薬を再開してOK。
以後も定期的な投与を忘れず続けましょう。
基本的に検査は不要ですが、心配な場合は獣医師に相談を。
飲ませ忘れてから【1〜2ヶ月】
すぐに予防薬の投与を再開します。
通常はそのまま投与することで対処できますが、蚊が多い時期や感染リスクが高い地域では注意が必要です。
獣医師によっては念のため検査を勧めることもあります。
飲ませ忘れてから【2〜4ヶ月】
必ず検査を受けて、予防薬の再開については獣医師の指示を仰ぎましょう。
フィラリアに感染している可能性を否定できません。
飲ませ忘れてから【4〜6ヶ月】
予防薬の再投与は自己判断せず、必ず動物病院で診察を受けてください。
感染リスクが高まり、フィラリアが体内で成虫になって症状が現れ始めることも。
このケースでは検査が必須であり、血液検査に加えてエコー検査など詳しく調べるための方法が用いられる場合もあります。
飲ませ忘れてから【6ヶ月以上】
自己判断での予防薬の使用は絶対に避けましょう。
感染している可能性が非常に高い状態です。
すでに治療が必要な段階に進んでいる恐れもあるため、できるだけ早く動物病院で診察と精密検査を受けることが大切です。
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※春に投薬を再開する場合も注意が必要です
冬の間フィラリア予防薬をお休みしていて春から再開する場合、少し注意が必要です。
というのも、予防薬をお休みしていた期間にフィラリアに感染している可能性がゼロではないからです。
もしフィラリアに感染した状態で予防薬を与えてしまうと、アレルギー反応を起こしてしまい、重篤な状態を引き起こすケースもあります。
このようなリスクを避けるためにも、再開の前には必ず検査を受けて感染していない(=陰性である)ことを確認しておきましょう。
※「フィラリア陽性」と診断された場合に知っておきたいこと、治療法については以下のコラムで解説しています!
「また忘れそう…」そんなあなたにアドバイス
フィラリア予防薬の飲み忘れはどの飼い主さんにも起こりうることなので、忘れないための工夫が欠かせません。
そこで飲み忘れを防ぐための方法をご紹介します!
飲み忘れ防止
- カレンダーにチェックを入れる
- スマホのリマインダーを設定する
- お薬のパッケージに投薬日を書き込む
- お薬管理アプリを活用する
※フィラリア予防薬の投与方法には、注射やスポット剤もあります。
それぞれのお薬の特徴については以下のコラムで紹介していますので、参考になさってください。
飲ませ忘れを確実に防ぐなら「通年投与」

フィラリア予防薬の飲ませ忘れを「確実に防ぐには通年投与」という方法があります。
通年投与は冬の間もフィラリア予防薬を続けて飲ませる、動物病院でも推奨されている投与方法です。
1年を通して投与を続けることで投薬の習慣が途切れにくくなり、うっかり忘れを防ぐことができます。
さらに予防薬を毎月正しく投与できていればフィラリアに感染しないため、春に再開するときの検査も不要。
春の混み合う時期に動物病院へ行かなくてもすむというメリットもあります。
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フィラリア予防薬の飲み忘れに関するQ&A
ここからは、フィラリア予防薬の飲み忘れに関するよくあるご質問とその答えをご紹介していきます。
不安に感じたときは参考にして、落ち着いて正しく対処しましょう。
投薬を忘れましたが、無症状なら問題ないですよね?
投薬を忘れてしまったとき、愛犬に目立った症状がなくても安心はできません。
フィラリア症は初期に症状が出ないことが多く、感染していても気づきにくい病気です。
飲み忘れていた期間にもよりますが、1ヶ月以上経っているなら、念のためフィラリア検査を受けたうえで投薬の再開を判断するようにしましょう。
※なかなか気づきにくいフィラリアの初期症状については、以下のコラムで解説しています。
忘れてしまった分はまとめて与えていいですか?
フィラリア予防薬を飲ませ忘れたからと、まとめて与えるのは絶対に避けましょう。
予防薬は1回分ごとに適切な量が決まっていて、多く与えたからといって効果が高まるわけではありません。
それどころか、過剰に与えてしまうことで副作用が出るリスクが高くなってしまいます。
「飲み忘れがあったから、2回分を一度に…」という自己判断はとても危険ですので、決して行わないようにしてください。
※フィラリア予防薬の副作用とその対処法については、以下のコラムで紹介していますので参考になさってください。
予防薬は何月から与えたらいいですか?
フィラリア予防薬は、5~12月の間続けて投与するのが一般的です。
ただし、蚊が発生する時期は地域によって異なります。
最近は温暖化の影響で蚊の活動期間が長くなってきており、通年での投与をすすめる動物病院も増えています。
※お住まいの地域での予防期間については、こちらのコラムで確認してみてください。
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1ヶ月以上忘れていた場合は検査推奨!
フィラリア予防薬の飲み忘れについて、当サイト「ぽちたま薬局」としては次のような対応をおすすめしています。
- 飲み忘れから1ヶ月以内
- 飲み忘れから1ヶ月以上
→ 気づいた時点ですぐに投薬を再開してください。
→ 獣医師に相談のうえ、フィラリア検査を受けましょう。
「陰性(=感染していない状態)」であることを確認してから、投薬を再開してください。
もしフィラリアの感染が進んでいた場合、目立った症状がなくても体の中では深刻な変化が起きている可能性があります。
愛犬の健康を守るためにも、飲み忘れた期間に応じた適切な対応を心がけましょう。
※「フィラリア陽性」と診断された場合に知っておきたいこと、治療法については以下のコラムで紹介しています。
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参考サイト(外部リンク)

実家で猫を保護したことをきっかけに猫の魅力に陥落。
猫に負けず劣らず犬にもメロメロ。
愛猫とゴロゴロしながらお茶を飲むのが一番の幸せ。















