フロントラインプラスで猫が死亡!?副作用について解説

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フロントラインプラスで猫が死亡!?副作用について解説

フロントラインプラスは、人気のノミ・マダニ駆除薬です。

愛猫の対策に使用したいという一方で、副作用が気になっている方もいるのではないでしょうか。

実はフロントラインプラスにはごく稀に死亡例が報告されています。

ただし、因果関係は認められておらず、フロントラインプラスが原因で死亡したとは言い切れません。よって、フロントラインプラスは安全性が高いお薬と言えるでしょう。

とはいえ使用に不安を覚える飼い主さんもいるかもしれません。

この記事では死亡報告についての詳細とフロントラインプラスの安全性、また使用上の注意点を解説します。

愛猫に使用する際の安全性が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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フロントラインプラスにはごく稀に死亡例の報告もある

ごく稀ではありますが、フロントラインプラスは死亡例も報告されています。

しかし因果関係が認められている症例はなく、死亡した原因は副作用と言い切れないのが現状です。

報告されている症例では、投与した夜に嘔吐、翌日に痙攣が現れてから死亡しています。

痙攣は投与後に予測される症状ではありません。死亡に至るまでの詳細な経緯や直接の死因は不明です。

参考
動物用医薬品等副作用データベース(外部リンク)

上記のようにフロントラインプラスと猫の死亡に因果関係はありません。

また、副作用があってもほとんど一過性のものとされており、安全性の高いお薬です。

フロントラインプラスは、ノミ・マダニの駆除に加えて、ノミの卵の孵化・幼虫の発育の阻止と幅広い効果があります。

薬液を皮膚に垂らすだけのスポットタイプなので、お薬が苦手な愛猫でも投与しやすいというメリットも。

安全性に納得できたら、ぜひノミやマダニ対策として使ってみてください。

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フロントラインプラスの副作用は?

フロントラインプラスには、たしかに報告されている副作用があります。しかし、発現した場合の症状のほとんどが一過性のもの。安全性は高いことが証明されています。

ではどのような報告があるのか、詳しい症例を確認していきましょう。

かゆみや脱毛

かゆみや脱毛

フロントラインプラスには、過敏症による一過性の副作用が報告されています。

個体差による副作用で、投与部への刺激で起こる、そう痒・発疹・脱毛などです。

フロントラインプラスは高い安全性が確認されているお薬ですが、念のため投薬後は十分に経過を観察してください。

また、副作用のほとんどは一過性ですが、治まらない症状は放置すると悪化する恐れがあります。

気になる症状が認められた場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。

フロントラインプラスを使用する際に注意したいこと

フロントラインプラスを使用する際に注意したいこと

フロントラインプラスを使用する際は、注意するべきことがあります。

適切に投与できていない場合は副作用に限らず、愛猫に健康被害を与える恐れもあります。

ここから、安全に予防するための正しい使い方を見ていきましょう。

①老猫や妊娠している猫に使うときは獣医師さんに相談する

衰弱している猫や高齢猫、または妊娠中や授乳中の猫に使用する際は、必ず獣医師さんに相談しましょう。

免疫機能が低下しているのに投与すると、副作用のリスクが高まる恐れもあります。

そのため、フロントラインプラスの猫に関する注意には、衰弱・高齢の場合の投与は獣医師さんに相談して判断するようにと記載があります。

猫の体調や年齢によっては、獣医師さんに相談して慎重に判断しましょう。

②最短投与期間は4週間とする

フロントラインプラスの最短投与期間は4週間です。

効果は1ヶ月持続するので、使用する際は投与する間隔に注意してください。

投与を2週間に1回するなど間違った方法で使用するとたいへん危険です。

③使用期限が切れたものは使わない

フロントラインプラスは、使用期限が切れた後の有効性や安全性が確認されていません。

駆除薬は、臨床試験などで効果や安全性が認められたものです。

しかし、検証されていない条件で使用した場合、思いがけない影響を与える恐れもあります。

④投与後2日間はシャンプーを控える

フロントラインプラスを投与した後は、2日間シャンプーを控えてください。

効果を発揮するためには、投与した後に皮膚からお薬を十分に吸収する時間が必要です。

⑤猫がフロントラインプラスを舐めてしまったら?

⑤猫がフロントラインプラスを舐めてしまったら?

猫がフロントラインプラスを舐めてしまった場合、少しであればほとんど問題ありません。

しかし、ごく稀に一過性の流涎が認められるため、投与部位が乾くまでは舐めることがないように注意してあげてください。

猫が駆除薬を舐めてしまった場合の詳しい症状や対処法は、以下のコラムでも解説しています。

フロントラインプラス以外のおすすめの駆除薬

フロントラインプラス以外にも、駆除薬はあります。

お薬の相性には個体差があるため、愛猫にフロントラインプラスが合わず、副作用が現れる場合もあります。

使用に不安がある方は獣医師さんに相談しながら、別の駆除薬を試してみると良いでしょう。

ネクスガードキャットコンボ

ネクスガードキャットコンボ

画像をタップすると詳細ページに飛びます

ネクスガードキャットコンボは、ノミ・マダニ・耳ダニ・回虫・鉤虫・条虫などの寄生虫対策に加えて、フィラリアも予防できる、まさにオールインワンな駆除薬です。

有効成分には、エサフォキソラネル・エプリノメクチン・プラジカンテルを配合し、10種類もの寄生虫に効果があります。

また、すばやく全量を投与しやすいシリンジ(注射器)タイプなのも嬉しいポイントです。

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レボリューション

レボリューション

画像をタップすると詳細ページに飛びます

レボリューションは、ノミ・耳ダニ・回虫対策とフィラリア予防が同時にできる駆除薬です。

有効成分にはセラメクチンを配合しており、投与が簡単なスポットタイプ。

フロントラインプラスやネクスガードキャットコンボに比べて安価なのも特徴です。

安全性に優れているため、妊娠中や授乳中、生後8週間の子猫にも使用できます。

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完全室内飼いの猫でも対策は必要?

完全室内飼いの猫でも対策は必要?

完全室内飼育をしている場合でも、猫には対策が必要です。

ノミやダニは、同居している犬や人間が外出した際に、家の中に持ち込む可能性があります。

さらに、愛猫にマダニが寄生して感染症を引き起こした場合は、命に関わる恐れもあるため対策は欠かせません。

対策方法については、以下のコラムから詳細を確認できます。

まとめ

フロントラインプラスはごく稀に死亡例が報告されていますが、因果関係は定かではありません。

また、その他の副作用についても、ほとんどが一過性。フロントラインプラスは安全性の高いお薬と言えるでしょう。

しかしただ、お薬には相性があるため、愛猫にフロントラインプラスが合わない場合もあります。

また、正しい使用方法を守らなければ、思いがけない症状を引き起こす恐れもあるため注意が必要です。

使用に不安がある場合は、獣医師さんに相談してほかの駆除薬を検討してみましょう。

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