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メルカゾールジェネリック(メチマゾール)【猫用】2,600円~
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フェリマゾール【猫用】6,000円~
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猫の甲状腺機能亢進症は、甲状腺から分泌されるホルモンが過剰になることで起こる病気です。
甲状腺は猫の喉の辺りにある臓器で、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは全身の代謝を活発にする働きがあり、心拍数や血圧、体温を高めるなど様々な作用があります。
しかし、甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になると代謝が活発になりすぎてしまい、体や臓器に負担をかけて多くの症状を引き起こします。
甲状腺機能亢進症は高齢の猫に多い病気であり、7歳以上の猫の1割以上は甲状腺機能亢進症にかかっていると言われています。
・日本臨床獣医学フォーラム(外部リンク)
猫の甲状腺機能亢進症には、主に以下の症状があります。
猫の甲状腺機能亢進症では代謝が活発になりすぎるため、食欲が増し行動も活発化します。
そのため元気があるように見えてしまい、発症に気づかないことが多くあります。
しかし症状に気づかず放置していると心不全や腎不全を併発したり、末期症状になると失明や突然死、体力が落ちて食事が食べられなくなり、燃え尽きたように死んでしまうこともあります。
発症にいち早く気づくためにも、食欲は増しているのに体重が減ってきたなどの症状が現れたら、動物病院で診察を受けてください。
猫が甲状腺機能亢進症になると、よく鳴くといった症状が現れることがあり、夜泣きが酷くなることもあります。
鳴き声は大きな声で鳴く、興奮した声で鳴くといった特徴があります。
猫の甲状腺機能亢進症の原因には、主に以下のものが考えられます。
甲状腺機能亢進症は、全ての猫種でかかる可能性がある病気です。
特に中高齢の猫がかかりやすく、10歳以上の猫に多いです。
なお、かかりやすい猫種とは逆で、以下の猫種は他の猫種と比べて発症が低いという報告があります。
猫の甲状腺機能亢進症については、主に触診と血液検査で診断を行います。
高齢の猫では腎臓病など他の病気の可能性が考えられるため、超音波検査や尿検査、CT・MRIなどでも検査を行って診断します。
猫の甲状腺機能亢進症の治療方法には、投薬治療、食事療法、外科手術があります。
投薬により甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑えます。
ただし、投薬治療は甲状腺そのものを治せるものではなく、投薬を止めると甲状腺ホルモンはまた増えるため、生涯投薬を継続する必要があります。
また、投与量が少ない場合は甲状腺機能低下症を起こす可能性があるため、投与量の調節と定期的な検査が必要となってきます。
甲状腺ホルモンの合成に必要なヨウ素を抑えた療法食で治療します。
ただし、療法食以外の食事やおやつを与えられないという制限があり、猫が嫌がって食べないことも多いため、補助的な治療になることが多いです。
外科手術は投薬治療が難しい場合や、甲状腺の腫瘍が悪性の場合に検討される治療方法です。
甲状腺は左右両方にあり、手術により片方だけ切除するケースと両方切除ケースがあります。
なお、両方切除した場合は甲状腺ホルモンを分泌できなくなるため、甲状腺ホルモン薬の投与が生涯必要になります。
猫の甲状腺機能亢進症の治療薬には、抗甲状腺薬のチアマゾール(成分名)が用いられています。
チアマゾールは猫の甲状腺機能亢進症の治療薬として承認されており、国内ではメルカゾール、チロブロック錠という名称で処方されています。
ぽちたま薬局でも、有効成分にチアマゾールを含む以下のお薬を取り扱っています。
・猫の甲状腺機能亢進症の治療(外部リンク)
価格:1箱2,600円~
有効成分:メチマゾール
欧米では猫の甲状腺機能亢進症の治療薬として推奨され、主流となっている抗甲状腺薬です。
国内で処方されている抗甲状腺薬と同じ有効成分が含まれており、甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑える働きがあります。
有効成分チアマゾールを含む猫の抗甲状腺薬には、以下の副作用が現れる場合があります。
副作用の症状が出た場合は、投与量を少量から徐々に増やす、回数を変更するなどといった方法でコントロールしていきます。
しかし副作用の症状が重い場合は、投薬を中止して外科手術を検討する必要があるので、獣医師とよく相談して判断してください。
また、慢性腎臓病を併発している場合は、チアマゾールの投与により症状が悪化する可能性があるため、投薬について必ず獣医師と相談しましょう。
※注意点
チアマゾールは人での胎盤移行性、乳汁移行性、催奇形性の報告があります。
以下に該当する方はチアマゾールを含むお薬を投与された猫の排泄物、吐しゃ物などには触らないように注意してください。
・動物用医薬品等データベース(外部リンク)
猫の甲状腺機能亢進症のお薬(有効成分チアマゾール)は苦いため、猫に飲ませようとしても吐き出してしまうことがあります。
対策として、ちゅーるでお薬を包んで飲ませるとうまくいったというケースがあるようです。
ただし、猫がお薬を飲まない場合にちゅーるを使って投与してもいいかは、獣医師に相談したうえで試すようにしてください。
猫が甲状腺機能亢進症を発症した場合、余命は平均的に約1年~1年半とされています。
慢性腎不全など、他の病気を併発している場合は約半年とより短くなります。
なお、適切な治療を行えば健康に長く生きられるようにもなります。
外科手術など、治療によっては完治できるケースもあります。
また完治まではしなくても、治療により良い状態まで改善してコントロールすることはできます。
治療せず放置した場合、心臓や腎臓など全身の臓器が徐々にダメージを受けていきます。
慢性腎不全を併発することも少なくありません。
また、元気そうに見えても甲状腺ホルモンの過剰分泌による異常な活性化は、体に多くの負担をかけているため寿命が短くなってしまい、突然死するケースもあります。
猫の甲状腺機能亢進症は予防法がないため、定期的に健康診断を受けることが早期発見・早期治療に繋がります。
特に高齢の猫では半年に1回、少なくとも1年に1回は健康診断を受けることが推奨されています。
高齢の猫がよく食べるのに痩せてきた、よく鳴くようになったという症状を見せた場合は、速やかに動物病院で診察を受けましょう。
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