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ノミはどこにいる?生息地や対処方法、予防対策を解説

ノミは愛犬や愛猫を脅かす存在です。

寄生されると激しいかゆみが起こるため、かきむしり傷や脱毛などを伴う皮膚炎になります。

ノミから大切なペットを守るためにはどうすれば良いのでしょうか。

本記事では、ノミの生息地や対処方法、予防対策について解説します。

ぜひ参考にしてください。

ノミは外だけでなく家の中にもいる可能性大

ノミは外だけでなく家の中にもいる可能性大

日々生活するなかで、ノミの生息地はなるべく避けたいところ。

まずはノミはどこにいるのか、そしてどこから来るのかを知りましょう。

実はノミは屋内外問わずどこにでもいます。

そのため、ペットを家の中で飼っていたとしても寄生されてしまう恐れがあるのです。

具体的にどのような場所に生息しているのか、次項より詳しく解説します。

外:草むらや緑の多いところ

外では下記の場所に生息していることが多いです。

・草むら
・花壇
・森や山
・庭
・公園

ノミは温かく湿気の多い場所に生息し、土のある場所に卵を産むことで繁殖します。

湿気の多くなる梅雨の時期や気温の上がる夏場は、特に活動が活発になるため注意しましょう。

また、ノミは地域に関係なく日本全国どこにでも生息しています。草木の多い公園に出かける際や、自然豊かな場所でアウトドアを楽しむ際にも気を付けたいですね。

家の中:カーペットやソファ、家具の下など

家の中では下記の場所に生息している可能性があります。

家の中:カーペットやソファ、家具の下など

・カーペット
・ソファ
・畳
・寝具
・家具の隙間
・ぬいぐるみ

外から連れ込んでしまうことで、家の中でもノミが発生します。

部屋の中の暗く湿気の多いところ、とくに布団やぬいぐるみのような布製品や家具の下、床に敷いたカーペットなどがノミの多く潜む場所です。

また、家の中に連れ込まれたノミはペットに寄生し卵を産みます。そしてその卵がかえることで繁殖をしてしまうのです。

ノミはフンを探して見つける

ノミはフンを探して見つける

ノミの体長は1~3ミリととても小さく動きもすばしっこいため、見つけるのは簡単ではありません。

ノミ自体を見つけることが難しい場合は、ノミの痕跡であるフンを探してみましょう。

ノミのフンは黒い小さな粒で、犬の皮膚や毛に付着していることがあります。

とくに犬の背中から腰にかけてとしっぽに見られることが多いです。

ノミの見つけ方についてさらに詳しく知りたい方は、下記コラムにて解説している内容を参考にしてください。

ノミに寄生されるとどんな症状が出る?

ノミに寄生されるとどんな症状が出る?

室内飼いであったり外出をあまりしないペットでも、ノミに寄生される可能性はあります。

大切なペットの健康を脅かす恐ろしい存在であるノミですが、実際に寄生されるとどのようなリスクがあるのでしょうか。

ここから、犬や猫がノミに寄生された場合に出る下記の症状について詳しく解説します。

・激しいかゆみ
・貧血
・下痢や嘔吐

症状①激しいかゆみ

ノミが犬や猫に寄生すると、ノミアレルギー性皮膚炎を引き起こし、激しいかゆみが起こります。

ノミアレルギー性皮膚炎とは、ノミが犬や猫の皮膚を吸血することで引き起こされるアレルギー反応。

症状としては、赤い湿疹やかゆみが生じ、眠れないほどの激しいかゆみに襲われます。

またかきむしることで傷ができたり、脱毛が起こることもあります。

症状②貧血

ノミに寄生され血を吸われることで、貧血になることもあります。

ノミ1匹1匹はとても小さく吸血する血の量も少ないですが、大量のノミに寄生されてしまうと、症状はかゆみだけでは留まらないかもしれません。

症状③下痢や嘔吐

ノミを媒介して発症する瓜実条虫症により、消化器系の症状を引き起こすこともあります。

瓜実条虫とは消化器に寄生する寄生虫の一種。ノミの幼虫がサナダムシを食べ、そのノミをペットが口にすることで感染します。

瓜実条虫の寄生数が少なければ無症状なことが多いですが、大量に寄生されると危険。下痢や嘔吐、食欲不振、血便などの症状が現れることもあります。

ノミを見つけたら動物病院へ

ノミを見つけたら動物病院へ

ノミの寄生を放置すると、症状を悪化させる可能性や感染症を招く危険性があります。

もしペットがノミに寄生されているのを見つけたら、動物病院へ行って処置を受けてください。

また、ノミを潰すと大量の卵がメスの体から飛び散ってしまい、症状の悪化や瓜実条虫症に感染する恐れがあるため、犬や猫の体にノミを見つけても絶対に潰さないでください。

動物病院では症状に合わせた薬の処方や適切な処置がされます。

ペットをノミから守るための対策

ペットの健康を脅かし苦しませるノミの寄生。できれば未然に防ぎたいものです。

そこでノミに寄生されないための対策について普段からできることを紹介します。

抑えるべきポイントは下記の3つです。

・駆除薬を使う
・散歩コースを変えてみる
・室内を掃除・布製品を熱湯で洗濯する

それぞれについて詳しく解説します。

駆除薬を使う

駆除薬を使う

効果の高いノミ対策方法は、ノミの駆除に効果のある薬を使用すること。

1回の投与で1ヶ月間愛犬をノミから守ってくれます。

ノミの駆除薬はチュアブルタイプやスポットタイプなど種類がありますが、なかでもおやつタイプのネクスガードは、投与がしやすくおすすめです。

おやつとしておいしく食べられ、ノミ以外にもマダニやフィラリア予防も同時にできます。

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散歩コースを変えてみる

散歩コースを変えてみる

毎日の生活のなかで気軽にできるノミ対策があります。

それは外出の際にノミが出そうな場所をなるべく避けること。

たとえば散歩コースに草むらや草木の多い公園がある場合、コースを変えてみましょう。

ノミが出やすい場所を避けるだけで、ノミに寄生されるリスクを減らすことができます。

室内を掃除・布製品を熱湯で洗濯する

ノミ対策として室内を清潔に保つことは欠かせません。

部屋の掃除や布製品の洗濯をおこない、つねに清潔な状態を保ちましょう。

もし家の中でノミを見つけたら、お部屋全体を掃除機や粘着ローラーで徹底掃除します。

60度以上の温度で熱処理を行うと、ノミだけでなく卵も駆除することが可能。

またノミは湿気の多い場所を好むため、掃除とあわせて換気もしましょう。

まとめ

ノミは室内や外に関わらず生息し、どこにいても寄生される可能性があります。

寄生によって皮膚炎や感染症を引き起こし、愛猫や愛犬を苦しめることになるかもしれません。

大切なペットを守るためにも、ノミの好む湿気やあたたかい場所は避け、部屋の掃除や洗濯をこまめにおこないましょう。

いちばん効果的なのは、駆除薬を使用することです。

また万が一、ペットに寄生されているノミを発見した場合は動物病院で処置を受けてください。

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