「最近、愛犬がやけにかゆがっている…もしかしてノミ?」と心配になること、ありますよね。
とくに気温が高くなる季節は、ノミの活動がいっそう活発になります。
ノミが犬に寄生すると、強いかゆみを引き起こすだけでなく、皮膚炎や貧血などの健康トラブルにもつながることも…。
深刻な症状につながることもあるため、放っておくのは危険です。
「うちは完全に室内飼いだから大丈夫」と安心もできません。
飼い主さんの衣類や荷物にくっついて、知らないうちにノミが家の中に入り込んでしまうケースもあるんです。
今この瞬間にも、おうちの中でノミが増えているかも…。
この記事では、犬がノミに刺されたときの症状や対処法について詳しく解説します。
「ノミのことをよく知らない」「ノミがいたらどうすればいい?」
そんな飼い主さんはぜひ参考にしてください。
ノミ対策をするなら駆除薬がいちばん効果的です。
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目次
犬にノミが寄生したら
どんな症状が出る?
犬にノミが寄生すると、以下のような症状が出ることがあります。
犬のノミの症状
- かゆがってしきりに体をかく
- 皮膚の赤みや湿疹
- 毛が抜ける
- フケやかさぶたができる
- 落ち着きがなくなる
なかでも、激しいかゆみや掻きむしり、体を噛むようなしぐさ、皮膚の赤みやフケ、脱毛といった症状はノミによるサインとしてよく知られています。
とくに腰やしっぽの付け根、内股などをかいていることが多いです。
ノミの症状は見逃されがちなので、かゆみだけでなく皮膚の状態も注意深くチェックしてあげましょう。
ノミの症状は自然に治る?
犬にノミがついた場合、症状が自然に治ることはほとんどありません。
一時的にかゆみが治まったとしても、体にノミが残っていれば再び吸血され、かゆみや脱毛などが繰り返されます。
しかも産まれた卵がどんどん孵化して増え続ける…という悪循環にもなるでしょう。
部屋のなかもノミだらけになって飼い主さん自身にも症状が出ます。
「そのうちおさまるだろう」と油断してなんの対策もしないでいると、愛犬も飼い主さんも被害を受けてしまいます!
ノミを放置するとこんな病気にかかる可能性がある

ノミを放置していると、かゆみや脱毛、繁殖する…といったことだけでは済みません。
以下のような病気を引き起こす可能性があり、治療費も余計にかかってしまいます。
少数のノミの寄生でも、激しいアレルギー反応を引き起こしてしまう病気です。
強い炎症や慢性的な脱毛、皮膚の黒ずみなどの症状が現れるようになります。
吸血により貧血が起こることもあります。
とくに気をつけたいのは、子犬や小型犬。
元気消失や食欲不振といった症状があらわれます。
瓜実条虫はノミが媒介する寄生虫。
肛門のまわりに白い米粒のような虫が見えたり、下痢や嘔吐などの消化器症状を起こします。
ノミで死ぬことはある?

健康な犬であれば、ノミの寄生で死亡することはほとんどありません。
ただ、子犬や老犬、持病がある犬は命にかかわることがあるので注意が必要です。
たとえば吸血による貧血は重度になると酸素不足を招き呼吸困難を起こし、かゆみによる掻きむしりでは細菌感染に発展するケースもあります。
さらに、瓜実条虫症に感染したとき下痢や嘔吐、発熱といった症状が重症化すれば危険な状態になるでしょう。
もちろんノミ対策はすべての犬に必要ですが、上記の理由から生まれたばかりの子犬、体力がなくなっている老犬、そして心臓病や腎臓病といった持病を抱えている犬はとくに注意してください。
犬のノミは人間にうつる?

犬に寄生している多くのノミが「ネコノミ」という種類。
このネコノミは名前にこそ猫とついていますが、猫だけでなく犬にも人にも寄生します。
だから、飼い主さん自身もノミ対策が必要!
部屋の掃除を徹底したり、草むらなどノミが潜んでいそうな場所に行くときは虫よけスプレーなどを使いましょう。

また、ノミに寄生された犬から人間に病気がうつることもあります。
ノミの病気で代表的な「瓜実条虫症」、これは人獣共通感染症(ズーノーシス)のひとつ。
誤ってノミを含んでしまうことで人間も感染します。
赤ちゃんや小さい子どもが愛犬と接触するときに起こりやすいので、とくに注意したいですね。
人が瓜実条虫症に感染すると、嘔吐や下痢、血便などの症状が出ます。
無症状でも知らないうちに寄生数が増えてしまうことも…。
だからこそ、愛犬も飼い主さんも守るためのノミ対策が大切です!
ノミとダニの症状の違いは?

ノミもダニも、犬の血を吸って寄生する虫。
皮膚炎や貧血などの症状が現れるのは同じですが、引き起こす病気の種類はそれぞれ違います。
そしてダニはより感染症のリスクに注意しないといけません。
ダニのなかでもとくに気をつけたいのが「マダニ」。
マダニは、さまざまな病原体を運ぶ厄介な存在なんです。
たとえば「バベシア症」や「ライム病」、「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」。これらの病気は、かかると命を落とす危険もあります。
しかも、これらの病気は人にもうつることもあるんです。
だからこそ、愛犬を守るにはノミだけでなくダニ対策も欠かせません。
「今までノミダニ駆除薬を使ったことがない!」そんな飼い主さんにもおすすめの商品を以下のコラムで紹介しているので、よければ参考にしてください。
症状が出たらどうする?
ノミの確認方法と対処法
もし愛犬に「かゆがる」「落ち着きがない」などの気になる症状が出たら、まずはノミがいないかチェックしてみましょう。
白いタオルの上でブラッシングすると、黒い粒(ノミのフン)が落ちてくることがあります。

すでに駆除薬を定期的に愛犬に投与しているなら、大きな心配はいりません。
ノミがついていても数時間で駆除されるでしょう。
ただ、部屋のなかにノミが落ちる可能性はあるので掃除をしっかり行ってください。

一方で、まだ予防薬を使っていない場合はノミに寄生されている可能性が高いです。
動物病院に行ってお薬を処方してもらいましょう。
さらに部屋の掃除も欠かせません。
とくにソファやベッド、カーペットなど布製品はノミの温床になりがち。洗濯や掃除を重点的に行いましょう。
家の中で繁殖してしまうと、飼い主さん自身が刺されてしまうこともあります。
安心して過ごすためには、早めの対処が欠かせません。
もしもノミの症状がひどい場合は、駆除薬の投与にかかわらずできるだけ早く動物病院を受診しましょう。
こういったノミ被害を回避するには、駆除薬投与のタイミングが肝心。
ノミ駆除薬を使う最適な時期については以下のコラムでも解説しています。
自宅でできるノミ対策

自宅でできるノミ対策のなかで、もっとも大切なのが「予防薬を毎月きちんと投与すること」。
とにかくこれが、いちばん効果的で確実な対策です。
予防薬を定期的に正しく使っていれば、たとえノミが体についてしまっても数時間で駆除してくれます!
あわせて、もうひとつ大切なのが「お部屋を清潔に保つこと」。
ホコリには、ノミの幼虫が成長するための栄養分がたっぷり含まれています。
こまめに掃除をしたり布製品を定期的に洗ったりすることも、自宅でノミの繁殖を防ぐポイントです。
ノミ対策は予防と
再発防止が重要
ノミは犬に寄生するとかゆみだけでなく、さまざまな悪影響を引き起こす恐れがあります。
なかには皮膚の炎症や貧血、感染症など、健康を大きく損なうこともあるため油断はできません。
ノミ対策は一度退治して終わりではなく、つねに予防をすることが大切です。
こまめに掃除を行い、予防薬も定期的に使い続けることで愛犬をノミからしっかり守ってあげましょう。
ノミダニ駆除薬がなぜ必要なのか、こちらのコラムでもわかりやすく解説しています。

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