指間炎は、犬や猫の指の間に炎症による赤みや腫れを引き起こす病気。
皮膚のバリア機能が弱い、被毛が長い・多い犬種に多くみられます。
- ダックスフンド
- シーズー
- パグ
- フレンチブルドッグ
- ゴールデンレトリバー
- 柴犬
指間炎は、一時的に治っても症状を繰り返しやすい病気です。
できればお薬を常備したい、身近な市販薬などを使いたい、と思っている飼い主さんもいるのではないでしょうか?
実は、指間炎の原因はひとつではないため、症状に合ったお薬を選んであげることが大切です。
まずは、愛犬や愛猫が指間炎になった原因を把握して、適切な治療を行ってあげましょう。
目次
犬や猫の指間炎を治すのに、市販薬のワセリン、リンデロンは使える?
愛犬や愛猫に指間炎と思われる症状がでたとき、家にあるオロナインやリンデロンなど人間用のお薬が使えないか、気になる方もいるでしょう。
これらのお薬には、以下のような違いがあります。
- オロナイン
保湿成分ワセリンを含む人間用の薬なので効果が薄い - リンデロン
ステロイド剤なので炎症に効果的
これらは指間炎に使用することも可能ですが、あくまで犬猫用のお薬をもらうまでの緊急用。
1~2日経っても変化が見られない、もしくは逆に悪化した場合はすぐ獣医師さんに診てもらいましょう。
また、お薬を塗るときはエリザベスカラーを必ず使い、患部を舐めないよう注意してください。
当サイト「ぽちたま薬局」では指間炎の治療薬も取り扱っていますが、発症原因によって使用する薬が変わるので、ここからは原因別に有効な薬を紹介します。
犬猫の指間炎を治すには、原因に応じた薬を使う
犬や猫の指間炎を治すには、原因に合ったお薬を使うことが重要です。
一言で指間炎といっても、原因は体質や環境などさまざま。
大きく分けると、以下の3つの原因があります。
原因 | アレルギー | 細菌感染 | ストレス |
---|---|---|---|
具体例 | アレルギー・アトピー性皮膚炎を抱えている | 散歩中にできた傷や火傷からの細菌・真菌感染 | ストレスが溜まって舐める行為を繰り返す常同行動 |
治療薬 | ・アポキル錠 | ・イリウム・ネオコートクリーム | ・クロルヘキシジン4%シャンプー ・パナズー・パウケアクリーム |
アレルギーが原因なら、アレルギー・アトピー性皮膚炎の治療薬
指間炎は、アレルギーが原因となって発症することが多くあります。
アレルギーを抱えている犬や猫は、ハウスダストやダニなどのアレルギー物質に反応して足にも炎症が起こります。
そして、炎症によるかゆみから、犬や猫が足を繰り返し舐めることでさらに症状が悪化していきます。
アレルギーが原因の指間炎は、アレルギー症状を抑えることが指間炎の治療につながります。
「ぽちたま薬局」では、アレルギー・アトピー性皮膚炎の治療薬として人気のアポキル錠を販売しています。
アレルギー・アトピー性皮膚炎薬の中で売れ筋1位のアポキル錠は、副作用が少なく、かゆみを素早く抑えてくれます。
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細菌が原因なら、抗真菌剤や抗炎症剤
指間炎は、散歩中のケガや火傷が原因になる場合もあります。
夏に熱い路面で火傷をしたり、トゲや小石、小枝が刺さってケガをしたりすることがきっかけに。
患部が細菌や真菌に感染することで炎症が起こり、足を気にして舐めてしまうことで悪化します。
細菌や真菌が原因の場合、炎症を悪化させる原因菌の繁殖を抑えなければなりません。
治療には抗真菌剤や抗炎症剤が有効で、中でもイリウム・ネオコートクリームは、患部を殺菌しながら炎症も強力に抑えてくれるお薬です。
「ぽちたま薬局」では皮膚病の薬の売り上げランキング5位の人気商品で、かゆみを麻痺させる効果もあるので、患部の掻きむしり予防にもつながります。
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薬用シャンプーや肉球保護は、指間炎の治療にも予防にも効果的
指間炎に対しては、日々のケアも有効。とくに薬用シャンプーは、アレルギーにも細菌にも効果があります。
「クロルヘキシジン4%シャンプー」は、定期的に使うことで増えすぎた細菌を減らす効果があるアイテム。
皮膚を健康に保つだけでなく、保湿作用もあるのでシャンプー後の肌の乾燥も防いでくれます。
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また乾燥しがちな冬は、肉球のひび割れを予防してあげることも大切です。
手触りがガサガサしている肉球は、乾燥している可能性があるので保湿をしてあげましょう。
「パナズー・パウケアクリーム」は、肉球を雑菌から守ってくれる保護クリーム。
ヒアルロン酸やアロエベラなどが含まれており、肉球に潤いを与えてくれます。
また、塗布することで肉球が滑りにくくなるため、フローリングなどの滑り止め対策にもつながります。
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犬猫の指間炎が治らない理由
犬や猫の指間炎は命に関わるものではありませんが、放置すればまず治らない病気です。
しかし、適切に治療すれば治ることがほとんどなので、なかなか改善されない場合は何か原因があるのかもしれません。
そこで、指間炎が治らないときに考えられる理由について、確認していきましょう。
患部を舐め続けている
指間炎を治療する際は、まず患部を舐めさせないようにすることが重要です。
患部を舐めると、蒸れた状態になるので細菌やカビが繁殖しやすくなり、炎症を悪化させる原因になります。
そのため、「舐める→蒸れたまま→かゆい→舐める」をループするのです。
治療では、なるべく清潔で乾いた状態を保つことが大切なので、お薬を塗っても舐めてしまえば最大限の効果は期待できません。
ペットは舐めたい気持ちを抑えることが難しいので、エリザベスカラーを装着することもひとつの手段です。
原因に応じた治療薬を使っていない
指間炎には、さまざまな原因が考えられます。
いくら治療をしたとしても、原因に応じたお薬を使っていなければ症状を改善できず、逆に悪化させてしまう可能性もあります。
- アレルギーが原因
→アレルギーやアトピー性皮膚炎の治療薬 - 細菌・真菌が原因
→抗炎症剤や抗真菌剤 - ストレス
→ストレスの要因となる環境を取り除く
犬や猫は、ストレスや不安を感じたときに、足を噛んだり、舐めたりする行動が見られます。
そのため、ストレスが原因と思われる場合は、その要因を取り除いて環境を整えてあげましょう。
犬猫の指間炎の予防法
犬や猫の指間炎を予防するためには、発症する原因から守ってあげることが大切です。
ここでは、炎症を起こさないために飼い主さんができる予防法を紹介します。
指間炎の原因になる傷を作らないよう散歩中に気を付ける
指間炎は、小石や尖ったものを踏んで傷ができたり、指の間に異物が挟まったりすることも原因になります。
しかし、飼い主さんがいくら気をつけても、完全に予防することは困難です。
散歩から帰ったあとは、指の間の汚れを優しくふき取って清潔にしながら、傷がないか毎日よく観察してあげてください。
指間炎になっても、散歩は行けます!
散歩に行けなくなると、ストレスが指間炎を悪化させる原因になる可能性もあるので注意しましょう。
夏はやけどを避けるために朝夜に散歩を
指間炎は、火傷も原因になります。
人は靴を履いているのであまり気づきにくいですが、気温が高い時期は思った以上にアスファルトが高温になっています。
陽射しで熱くなった地面やマンホールのうえを歩かせると、火傷する可能性があるので注意が必要です。
夏はもちろん春や秋でも気温が高い日に散歩するときは、朝や夜など時間帯に気をつけてあげましょう。
薬用シャンプーで指間炎予防のケア
薬用シャンプーの使用は、汚れを取るとともに細菌を除去してくれる効果があります。
ただし、犬や猫の皮膚はデリケートなので頻繁なシャンプーは逆効果。
お散歩のたびにシャンプーをするなど、過剰に洗浄してしまうと指間炎を悪化させる原因にもなりかねません。
シャンプーするときは、あくまでも適切な頻度で正しく行いましょう。
ぽちたま薬局では、「クロルヘキシジン4%シャンプー」という薬用シャンプーを取り扱っています。
犬や猫に常在する菌が異常に増えないようコントロールしながら、皮膚を清潔に保ちます。
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まとめ
原因 | アレルギー | 細菌感染 | ストレス |
---|---|---|---|
具体例 | アレルギー・アトピー性皮膚炎を抱えている | 散歩中にできた傷や火傷からの細菌・真菌感染 | ストレスが溜まって舐める行為を繰り返す常同行動 |
治療薬 | ・アポキル錠 | ・イリウム・ネオコートクリーム | ・クロルヘキシジン4%シャンプー ・パナズー・パウケアクリーム |
指間炎の原因はさまざまですが、適切に治療すれば改善できます。
お薬以外にも日ごろのケアや予防、患部の悪化を防ぐことも大切です。
また、指間炎は繰り返しやすい病気でもあります。
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ペットのお薬通販『ぽちたま薬局』スタッフのブログです。
このブログではペットのご飯を中心にペットの健康について考えたいと思います。