保護猫を飼うんじゃなかったと後悔している理由と対処法を解説

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保護猫を飼うんじゃなかったと後悔している理由と対処法を解説

保護猫を飼ってはみたものの、「飼うんじゃなかった」「飼うのを辞めたい……」と後悔している方も多いのではないでしょうか?

この記事では保護猫を飼って後悔してしまう理由について解説していきたいと思います。

また、保護猫を飼うのを辞めたいと思っている方へのアドバイスも載せているので、参考にしてみてください。

「保護猫を飼うんじゃなかった」と後悔する理由

「保護猫を飼うんじゃなかった」と後悔する理由

「保護猫を飼うんじゃなかった」と後悔する理由にはさまざまなものがあります。

なかでも代表的なものとして

猫が病気になる
お金がかかる
トイレ掃除
臭いが気になる
毛が抜ける
旅行に行けない
室内が爪研ぎで傷つく
物が壊される、部屋が散らかる
鳴き声の騒音
ペットロス

などが挙げられるでしょう。詳しく解説していきます。

猫が病気になる

猫も人間と同様、病気にかかってしまう可能性があります。

とくに保護猫は外で生活していたぶん、寄生虫による感染症などにかかっていることも少なくありません。

猫が病気になると、動物病院の受診代や薬代など安くない医療費がかかります。

症状が悪く手術をすることになったり、長期の治療が必要となってしまった場合、さらに高額のお金がかかるでしょう。

ほかにも病気を予防するために定期検診や予防薬を投与するなど、費用の負担はさまざまあります。

とはいえ病気の猫を放置するのは絶対にやめましょう。
保護猫の場合は家に迎えた際、検査を必ずおこなってください。
そして病気にならないよう普段から予防することが大切
です。

ぽちたま薬局では寄生虫の駆除薬やフィラリア予防薬を多数取り扱っています。
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お金がかかる

猫に限らず、動物や生き物を飼うにはお金がかかります。

食費、光熱費、トリミング代などは日常的な費用ですが、さらに病気にかかれば医療費やお薬代、予防接種代などもあります。

また、飼い主さんが旅行などに行ったりする場合はペットホテル費用などもかかるでしょう。

これはあくまで一例ですが、猫の平均寿命は15.45歳、生涯必要経費は約126万円というデータがあります。

参考
【令和2年 全国犬猫飼育実態調査/一般社団法人ペットフード協会】(外部リンク)

このように猫を飼うにはお金がかかるので、そこを負担に思う方もいらっしゃると思います。

トイレ掃除

トイレ掃除

一般的に、猫のトイレは1日に2回から3回と言われています。

トイレの掃除を放っておくと、汚いのはもちろんですが、キレイ好きな猫だとトイレを我慢してしまう原因にもつながります。

そのためこまめなトイレ掃除が必要となりますが、毎回しなくてはいけないのを面倒に思う人もいるかもしれません。

臭いが気になる

ほかに臭いの問題もあります。

とくに排泄物は臭いが強いので、もし狭い部屋で猫を飼っている場合、臭いが部屋中に充満してしまいます。

また、歯磨きをサボったり定期的な歯科検診をしていない場合、口臭が強くなることも……。

猫と臭いは、実は切り離せない問題なのです。

毛が抜ける

猫は毛がよく抜けます。その抜けた毛が部屋中に散乱し、衣服やカーテンやシーツなどに付着するので、こまめな掃除が必要です。

猫によってはかなり大量の毛が抜け落ちるので、想定以上だったという飼い主さんもいるでしょう。

旅行に行けない

猫だけを家に残して旅行に出かけるのは危険なことです。

ご飯をしっかりあげられないうえ、トイレの掃除もできないので健康面に被害があるかもしれません。

さらに万が一怪我したり病気になってしまった場合、対処や治療が遅れてしまうリスクがあります。

また、飼い主さんが不在になり一匹だけの状況になるとストレスを感じる猫もいます。

友人や知人に面倒を頼むにしても、引き受けてくれる方を探すのも大変でしょう。

「ペットホテルに預ける」という方法もありますが、お金がかかってしまいますし、慣れない場所でストレスを感じてしまう可能性もあります。

そのため自由に旅行ができないことを負担に感じる飼い主さんもいるかもしれません。

室内が爪研ぎで傷つく

室内が爪研ぎで傷つく

猫には「爪研ぎ」の習性があります。その理由は、爪の鋭さの維持とマーキング、ストレス解消などさまざま。

猫にとって必要な爪研ぎですが、壁、家具、柱などに傷をつけられてしまうことがよくあります。

承知の上で猫を飼ったとしても、室内が傷だらけになるのが我慢できない……と思うこともあるでしょう。

物が壊される、部屋が散らかる

猫はもともと野生の動物。そのため狩猟本能を持っています。

狩猟本能を刺激されるものに対して噛んだり引っかいたりを行うので、その結果、物を動かされたり壊されたりするでしょう。

おもちゃやぬいぐるみはもちろん、飼い主さんの衣服や揺れるアクセサリーなども、狩猟本能を刺激する可能性が高いです。

壊されたくない大事なものはしっかりと収納して守る必要があります。

鳴き声の騒音

鳴き声の騒音

普段はかわいいと思っていても、鳴き声をうるさく感じる場合もあるでしょう。

たとえば夜鳴き。トイレが汚れていたり寂しがっていたり、猫は主にストレスで夜鳴きをするようです。

そのため睡眠不足になってしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。

空腹が原因で朝に鳴くこともありますが、もし自分が目覚めるより早く猫が鳴いていたら、生活サイクルの見直しも必要になります。

そして大変なのが「発情期」。生後6か月以降の雌猫が雄猫にアピールするために大声で鳴きます。

春先が発情期のピークですが年に3回から4回あると言われています。

基本的に発情期の猫の鳴き声を止める方法はありません。

「避妊・去勢手術を受ける」という方法がありますが、子どもが産めなくなってしまうため、慎重にお考えください。

その他の方法としては猫の部屋を防音にする、飼い主さんが耳栓をするなどして防ぐしかありません。

ペットロス

飼い主さんにとって愛猫も大切な家族。考えたくもないと思いますが、猫も生き物ですのでいつかは死別します。

ここまでネガティブな原因を挙げてきましたが、これは別の意味で「保護猫を飼うんじゃなかった」と思う理由でしょう。

死別の悲しさから「ペットロス」という状態になり、心身ともに疲弊してしまう可能性は十分にあります。

いずれそのようなときが来ることをあらかじめ考えておくのも、大切なことかもしれません。

また、上記のほかに「吐き戻し」「足跡」「猫アレルギー」なども、猫を飼ったことを後悔する理由として考えられます。

「保護猫を飼うんじゃなかった」と後悔したときどうすればいい?

「保護猫を飼うんじゃなかった」と後悔したときどうすればいい?

保護猫を飼うということは「1匹の動物の命を預かる」ということです。

一度猫飼ったからにはその猫を幸せに育てて、最期まで責任をもって飼うことがなにより大切。

それでも、飼うのを後悔してしまうこともあるかもしれません。
そんなときはそれまで一緒に過ごしてきた愛猫との写真や思い出を振り返るなどして、楽しかった時間を思い出してみるのはいかがでしょうか。

また、こうした悩みを抱えているのはあなただけではありません。インターネットなどで同じ悩みを持つ飼い主さんを探しお互いの話を聞き合うというのも、心が軽くなる方法のひとつではないでしょうか。

当サイト「ぽちたま薬局」では、公式インスタグラムを更新中。
愛猫の写真の募集も随時おこなっているので、よければ思い出を振り返るお手伝いをさせてください!
「ぽちたま薬局」公式インスタグラムはこちら

もしも、どうしてもやむを得ない事情で猫を手放さないといけないというときは、「動物愛護団体に引き取ってもらう」「里親募集サイトで飼い主を見つける」という方法もあります。

動物愛護センターの詳細についてはこちらの記事でも解説しているので、参考にしてください。

まとめ

迎え入れた保護猫は、あなたの大切な家族です。

もちろんひとつの命のお世話をすることは簡単なことではないので、負担を感じたときに後悔してしまうこともあるかもしれません。

それでも愛情と責任は最後まで持って愛猫と幸せに暮らしていきたいですね。

「保護猫を飼うんじゃなかった」と後悔しないためにも、そしてせっかく自分のもとにやってきた保護猫を不幸にしないためにも、飼い主としてできることをあらためて確認しましょう。

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