【愛犬の車酔い対策10選】車酔いの症状や対処法も解説

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【愛犬の車酔い対策10選】車酔いの症状や対処法も解説

休日に愛犬とお出かけする飼い主さんは多いかと思います。
なかには車での旅行を予定している方もいるのではないでしょうか。

ただ、出かける前にしておきたいのが酔い止め対策。
車体の揺れや恐怖心から、犬も車に酔うことがあります。
せっかくの楽しいお出かけなのに、愛犬に苦しい思いはさせたくないですよね。

本記事ではお出かけ前やお出かけ中にしたい対策、もしも愛犬が車酔いしてしまったときの対処法などを解説します。
ぜひ愛犬との旅行の参考にしてください。

お出かけ前にしたい犬の車酔い対策

せっかくの愛犬との楽しいお出かけ、車酔いのせいで台無しになんてしたくありませんよね。
車酔いしやすい犬にとっては、事前の対策が重要です。
お出かけ前にしっかり準備をして、愛犬も飼い主さんも快適にドライブを楽しみましょう。

対策としては、酔い止め薬の用意や車内環境の整備、適切な休憩の確保などが挙げられます。
ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

酔い止め薬を用意する

愛犬とのドライブを快適にするためには、酔い止め薬の準備が欠かせません。

とくに、犬の車酔い対策として認可されている「セレニア」は、嘔吐の予防に効果的です。
酔い止め薬を用意する
セレニアは1日1回の投与で効果を発揮するため、日帰りの旅行であれば1錠、泊りの場合は往復分を用意しておくと安心ですね。

セレニアは動物病院で診察を受ければ処方してもらえますが、ほかに海外から直接購入する方法もあります。
個人輸入代行サイトである当ぽちたま薬局でもセレニアを取り扱っています。

お買い求めの方は、以下のページより詳細をご確認ください。
>>犬用酔い止め薬「セレニア」の通販ページはこちら

匂いが強いものは置かない

車内での快適なドライブを実現するためには、匂いに気を使うことも重要です。
香りの強い芳香剤やタバコの煙は、愛犬にとって不快な匂い。
これにより車酔いを引き起こす可能性があります。

そこで、車内の匂いの環境を整えましょう。
まず、芳香剤はできるだけ控え、車内の空気を清潔に保ちます。
タバコを吸う習慣がある方は、車内での禁煙を徹底しましょう。

さらに、車中で食事をした際、その匂いが残らないようにすることも効果的です。

匂いを最小限に抑えた快適な空間を作ることで、愛犬もリラックスして移動できるでしょう。

休憩できる場所を確認しておく

休憩できる場所を確認しておく

車酔いを予防するために、休憩もこまめに取りましょう。

長時間のドライブは犬にとってストレスとなりやすく、車酔いの原因になります。
そのため、移動中にスムーズに休憩が取れるよう、事前に計画を立てておくことが大切です。

最近では、ドッグランが併設されたサービスエリアも増えてきました。
こうした場所では、愛犬が体を動かしリフレッシュできるので、車酔いの予防に非常に効果的です。

旅行や長距離移動の際には、このような休憩場所を事前にリサーチしておき、万が一の時に備えましょう。

そして適切な休憩は、愛犬が快適に過ごせると同時に、飼い主さん自身のためにもなります。
無理せずこまめに休憩を取り、安全なドライブを楽しんでください。

お出かけ前の食事は早めに済ませておく

お出かけ前の食事は早めに済ませておく

愛犬と快適にドライブを楽しむためには、出発前の食事にも気を遣うとなおよしです。

犬は空腹でも満腹でも、車酔いをしやすくなる傾向があります。
そのため、出かける約3時間前には食事を済ませておくのがおすすめ。
出発直前に食事をすると、胃が重く感じることがあり車酔いの原因となってしまうかもしれません。

また、空腹時も同様に、車内での揺れやストレスが酔いを引き起こす可能性があります。そのため食事を抜くのは避けましょう。

そして食事後のリラックス時間も大切です。
食事後のんびりと過ごすことで、愛犬の体調が整い、より快適なドライブができるはず。

ドライブ中寝られるように軽く体を動かす

愛犬が車酔いを防ぐための一つの方法として、ドライブ前に軽く体を動かすことも有効です。

眠っていれば車酔いにはなりにくいので、ドライブ中に寝られるよう、ほどよい運動をさせておくといいでしょう。
散歩や軽い遊びで体を動かすことで、愛犬のエネルギーを消費し、リラックス効果も出ます。

ただし、運動はあまり激しくない程度にしておくのがベストです。
過度な運動は逆に興奮させてしまい、リラックスできないかもしれません。

短時間の散歩や遊びで愛犬の体をほぐしてあげましょう。

移動中にしたい犬の車酔い対策

愛犬とのドライブを楽しく快適にするため、移動中にもしたい車酔い対策があります。

安全運転を心がける、クレートやキャリーバッグを使う、こまめな換気と休憩など、運転手、同乗者ともにできることは複数あります。
以下に具体的な対策をご紹介します。

安全運転を心がけ車体が揺れないようにする

安全運転を心がけ車体が揺れないようにする

飼い主さんは十分心得ていることだと思いますが、ドライブをする際は安全運転を心がけましょう。

事故につながるような荒い運転はもちろんNG。
そしてなるべく車体が揺れないような運転を意識することも大切です。

犬が車酔いをしてしまう原因は車体の揺れ。
スピードの出しすぎや急ブレーキなど、激しい運転が続くと酔ってしまう可能性が高いです。

愛犬がなるべく車体の揺れを感じないよう、丁寧な運転でドライブを楽しんでください。

クレートやキャリーバッグに入れる

クレートやキャリーバッグに入れる

犬が車酔いをする原因の一つは、急カーブや整備されていない道路による車体の揺れです。

いくら安全運転を心がけていても、車の揺れを完全に防ぐことは難しいときもありますよね。
そのため、ドライブ中の揺れから愛犬を守るためには、クレートやキャリーバッグの使用が効果的なのです。

クレートやキャリーバッグに愛犬を入れておくことで、車内の揺れが直接体に伝わるのを防ぎます。
使用の際はバッグやクレートの扉を進行方向に向けましょう。
バッグ内の安定性が保たれ、犬の車酔いのリスクを軽減させます。

愛犬を閉じ込めることに対して不安や罪悪感を感じる飼い主さんもいるかもしれません。
しかし外の風景が移動中に見えると、逆に車酔いを引き起こすこともあります。

もし心配なら、いつも使っている毛布やお気に入りのおもちゃをクレート内に入れてみましょう。
愛犬により安心感を与え、リラックスできる環境をつくれるはず。

クレートやキャリーバッグを活用して、愛犬にとって快適な移動時間を確保しましょう。

ドライブ中は抱っこしてあげる

運転をする人以外の同乗者がいるなら、ドライブ中に愛犬を抱っこするのも車酔いの有効な対策です。

飼い主さんが愛犬をしっかりと支えてあげることで、車酔いを軽減することができます。

犬は飼い主に抱っこされることで、緊張や不安が和らぎ、リラックスしやすくなります。
抱っこされている間に愛犬が眠れば、さらに車酔いのリスクが減少します。

そしてなにより抱っこは姿勢が安定し、揺れを直接感じにくくなるというメリットもあります。
愛犬が抱っこできるくらいのサイズなら、ぜひ試してみてください。

こまめに換気する

愛犬とのドライブで車酔いを防ぐためには、こまめに換気を行うことが重要です。

車内がこもった空気では、犬もストレスを感じ酔いやすくなってしまいます。

窓を少し開けるだけでも車内の空気はリフレッシュされます。
外の匂いをかぐことは、犬にとっても良い気分転換。
リラックス効果も期待できます。

とくに長時間のドライブでは、車内の空気がこもりがちです。
飼い主さん自身のためにも、こまめに換気をおこないましょう。

換気の際には風の強さに注意し、愛犬が寒さを感じないようにしてください。

休憩をこまめにとる

休憩をこまめにとる

車での長距離移動中、ずっと同じ姿勢でいると疲れてしまいますよね。
当然それは犬も同じ。とくに犬の場合は、それが車酔いを引き起こす原因にもなりかねません。

愛犬の車酔いを防ぐため、こまめな休憩を取ることが重要です。
長時間車内にいると、犬の体調が悪くなったり、ストレスが溜まったりすることがあります。
そのため、1~2時間ごとに休憩を取るよう心がけましょう。

車を停めて外に出れば、新鮮な空気を吸ったり、少し体を動かしたりすることができ、気分転換にもなります。

また、休憩中は犬に水を与えることも忘れずに。
とくに夏場は脱水症状を防ぐために、水分補給が大切です。

また、トイレ休憩も兼ねて、犬が自由に歩き回れる時間を確保しましょう。

そして飼い主さん自身も同様に、体を伸ばしたり歩いたりしてリフレッシュしてください。
運転に集中し続けることは、思った以上に体に負担をかけるものです。

自分自身もリフレッシュし、より安全で楽しいドライブをしてくださいね。

犬の車酔いの症状は?

犬の車酔いの症状は?

愛犬とのドライブ中に見られる車酔いの症状には、いくつかの段階があります。
初期症状としては、急に吠え出したり、そわそわして落ち着かなくなるなど。

軽度の症状が進行すると、生あくびが出たり、体が震えたり、よだれを垂らすことが見られます。
さらに重度の症状になると、嘔吐や下痢などが発生することも……。

以下に、それぞれの症状について詳しく説明します。
もし愛犬が車酔いをしてしまっても、初期の症状で気づけるようにしましょう。

初期症状

犬が車酔いを起こす際には、特有の初期症状が見られることがあります。

たとえば、急に吠え出す、そわそわして落ち着かなくなる様子を見せるといったことが挙げられます。
このような行動は、犬が不快感を感じているサインかもしれません。

また、緊張したり不安そうな様子を見せる場合も、車酔いの可能性が高いです。
これらの初期症状に気づいたら、放置せず速やかに対処をしてあげましょう。
犬が車酔いをしたときは、短時間の休憩を取る、外の空気を吸うなどしてリラックスさせてあげることが有効です。

車酔いを未然に防ぎ、愛犬とのドライブをより快適に楽しむためには、こうした初期症状を見逃さないようにしましょう。

軽度の症状

軽度の症状

犬の車酔いの初期症状が続くと、次第に軽度の症状が現れることがあります。

具体的には、生あくびが頻繁に出る、体が震える、よだれを垂らす、鼻水が出るといった症状が出ます。
口呼吸が増え、ハァハァと息を荒げる様子が見られるのも症状の一つ。

これらの症状が見られた場合は、早めに休憩を取って愛犬を落ち着かせてあげましょ
う。

あくびと生あくびの違いって?
ちなみに、眠くないのに出るあくびを「生あくび」といいます。犬があくびをする理由には、ストレスや体調不良が含まれることがあります。
車に乗っているときに犬があくびをするなら、それは眠い以外の理由があるのかもしれません。
犬が頻繁にあくびをする場合、それが生あくびである可能性が高いです。
通常のあくびと生あくびの違いを見分けるポイントは、その状況と頻度。
犬がリラックスした環境であくびをしているなら、単に眠いだけの可能性が高いです。
一方で、車内や知らない場所で頻繁にあくびをするなら、生あくびの可能性があります。
このような場合、犬がストレスを感じているサインかもしれません。

重度の症状

犬の車酔いが軽度の症状からさらに進行すると、嘔吐や下痢といった重度の症状が現れます。
これらに加え、犬が頭を下げてグッタリすることもあり、明らかに体調が悪化してしまうこともあります。

吐いたり下痢をしてしまったりすると回復に時間がかかってしまい、犬にとって大きな負担となります。
こうした深刻な状況を避けるためにも、初期の段階で愛犬の車酔いに気付くことが重要です。

生あくびやそわそわした行動など、初期症状に敏感になり、愛犬が車酔いをしていることに気付いてあげましょう。
早期の発見と対策が、愛犬を車酔いから守ります。

犬が車酔いをしたときの対処法

犬が車酔いをしたときの対処法

愛犬が車酔いをしてしまった場合、すぐに適切な対処を行うことが重要です。

車酔いの症状が現れたら、まずは空気を入れ替えて新鮮な空気を吸わせましょう。
また、もし愛犬の体温が暑さで上がっていたら、車内の温度を調節することも必要です。

そして、愛犬が嘔吐や下痢をした場合には、慌てず落ち着いて処理を行うことが大切です。
次項より、上記を含めた対処法について詳しく説明します。

空気を入れ替える

犬が車酔いを起こした場合の対処法の一つとして、車内の空気を入れ替えることが有効です。
窓を開けて換気することで、新鮮な空気が車内に流れ込み、犬の車酔いが和らぐかもしれません。

とくに、車内の匂いや揺れによって犬が不快感を感じている場合、換気が効果を発揮します。

車内にこもった空気をリフレッシュさせることで、犬も飼い主さんも快適に過ごせるはずです。

車内の温度を下げる

愛犬がハァハァと口呼吸をしている場合、それは体温調節がうまくいかず暑がっているサインかもしれません。

このようなときは、車内の温度を少し下げてみましょう。
車内を快適な温度に保つことで、犬の車酔いを軽減できる可能性があります。

適切な温度調整は、犬にとって重要なポイントです。

ただし、口呼吸をしている理由が必ずしも暑さによるものとは限りません。

犬は緊張や不安からも口呼吸をすることがあります。
そのため、愛犬が口呼吸をしている場合、暑さのせいと決めつけず、慎重に判断することが大切です。

温度を下げても愛犬の状態が改善しない場合、ほかの原因を考えてみましょう。

慌てず落ち着いて処理をする

慌てず落ち着いて処理をする

もし愛犬が車酔いで下痢や嘔吐をしてしまった場合、まずは慌てず処理をしましょう。
体調が悪くなっているときに飼い主さんが取り乱していると、愛犬もさらに不安になってしまいます。

愛犬が嘔吐や下痢をした際に叱ることはNG。
車酔いは愛犬にとっても不測の事態で、体調不良のうえ叱られたらストレスが増すだけです。

飼い主さんの優しい対応が犬にとっては一番の安心材料。
万が一に備えてウェットシートやタオル、ペットシーツは前もって用意しておきましょう。
これらを手元に置いておくことで、突然の嘔吐や下痢にも迅速に対応できます。

このように、事前の準備と冷静な対応が、愛犬の車酔い時のケアにおいて非常に重要です。
愛犬の体調をしっかりと管理し、快適なドライブを楽しむため、飼い主さんが落ち着いて対処することを心がけましょう。

車酔いで犬が死亡することもある?

車酔いが原因で犬が死亡することはほとんどありません。
しかし、子犬や老犬、もともと病気を持っている犬の場合、車酔いの症状が原因で危険な状態に急変することは考えられます。

とくに体力が低い犬は、嘔吐や下痢などの症状が重篤化しやすいため、注意が必要です。
ドライブをする際には、愛犬の健康状態をよく把握してからにしましょう。

たとえば、愛犬が普段から健康であるかどうか、ストレスを感じやすい性格であるかどうかなどをチェック。
体調が万全でない場合や、不安を感じやすい犬の場合は、無理にドライブはしないほうが賢明でしょう。

車酔いしやすい犬種がいる?

車酔いしやすい犬種がいる?

車酔いをするかどうかは犬の個体差によりますが、犬種によっては車酔いしやすいと言われているものも存在します。

たとえばポメラニアンやフレンチ・ブルドッグなどの犬種は車酔いの症状が出やすい傾向があります。

これらの犬種は、体のバランスを保つ能力が高い一方で車の揺れや動きに敏感に反応してしまい、車酔いを引き起こしやすいとされています。

しかし、車酔いしやすい犬種じゃないから症状が起こらないわけではありません。
どんな犬種であれ車酔いのリスクは同じです。

そのためドライブをする際は、愛犬のために車酔いの対策を万全にしましょう。

犬に車を好きになってもらう方法

犬に車を好きになってもらう方法

愛犬が車に乗ることを嫌がる場合、車=怖いもの・嫌なものというイメージがついてしまっているかもしれません。
これでは、車に乗るだけでストレスになって車酔いを引き起こしてしまいます。

愛犬に楽しいドライブ体験をしてもらうためには、まず車に慣れる、好きになることも重要です。
いきなりドライブに挑戦する前に、以下の方法を試してみてください。

止まっている車に乗せる

車は怖い場所ではないということを、愛犬に教えてあげましょう。

まずはエンジンをかけずに、窓を全開にして止まっている車に犬を乗せることから始めます。
数分間だけでもいいので、愛犬を車内に入れて慣れさせましょう。

もし、愛犬がひとりで車に乗るのを嫌がるようなら、飼い主さんも一緒に乗ってあげてください。
抱っこができるサイズであれば、抱っこしたままでもOKです。

車内では、愛犬が暴れたりはしゃいだりしないよう、静かに過ごしてください。
リラックスできる環境を作り、車が安全で快適な場所であることを認識させましょう。

車から降りたら、愛犬をたくさんほめてあげることが大切。
ご褒美として遊んであげるのも効果的です。

ポジティブな経験を積むことで、車に対する恐怖心が薄れ、好きになる可能性が高まります。
このように、徐々に車に慣れさせることで、愛犬が車を快適な場所と感じられるようになります。

焦らずに、愛犬のペースに合わせて進めていきましょう。

エンジンをかけた状態で車に乗せる

エンジンをかけた状態で車に乗せる

止まった車に慣れたら、次のステップとしてエンジンをかけた状態で愛犬を車に乗せてみましょう。
この段階では、車のエンジン音や振動に慣れさせることが目的です。

最初は短時間で構わないので、エンジンをかけた状態で愛犬がリラックスして過ごせるようにしてみてください。

エンジン音や振動が犬にとって新しい体験であっても、飼い主さんがそばにいることで恐怖心が和らぎます。

慣れてきたら、エンジンをかけた状態で車内にいる時間を徐々に延ばしてみましょう。

車から降りたら、たくさん褒めてあげることを忘れないでください。
ご褒美としておやつをあげたり、遊んであげることで、車に乗る=楽しいことが待っていると思えるようになるでしょう。

短時間のドライブからはじめる

いきなり長距離を移動するのは、愛犬も飼い主さんも不安になってしまいますよね。
車に慣れてもらうためには、まずは無理のない短時間のドライブから始めることが効果的です。

短時間のドライブであれば、愛犬にとっても負担が少なく、車に対する恐怖心も和らぎます。
最初は、近所を一周する程度。愛犬がリラックスしている様子を確認しながら、少しずつ距離を伸ばしていくことがポイントです。

短時間のドライブが順調に進んだら、次第にドライブの時間を増やしていきましょう。

そしてやはりドライブ後に愛犬を褒めることを忘れずに。
ご褒美としておやつをあげたり、遊んであげることで、車に乗ることが愛犬にとって楽しい経験になります。

目的地を楽しいところに設定する

目的地を楽しいところに設定する

車が嫌いな犬ほど、ストレスを抱え込みやすく、車酔いをしやすいです。

愛犬が車に乗ることを楽しい経験として認識できるようにするためには、目的地を楽しい場所に設定することが大切です。
車に乗ることで楽しい場所に行く、楽しいことが起こると感じられれば、愛犬も車を好きになるはず。

もし、車に乗せるのが動物病院に行くときだけになっているなら、犬にとって車=痛い注射などの嫌な体験と結びついてしまっているかもしれません。
このようなネガティブな印象を払拭するためにも、車に乗る目的地をもっと楽しい場所に設定してあげましょう。

たとえば、広い公園やドッグランなど、愛犬が自由に走り回れる場所や楽しい活動ができる場所に連れて行ってあげると良いでしょう。

愛犬が楽しめる場所に行くことで、車に乗ること自体が楽しい経験と結びつき、次第に車に対する嫌悪感が薄れていきます。

こうしたポジティブな経験を積み重ねることで、愛犬は「車に乗る=楽しいことが待っている」と認識し、車に乗ることを喜ぶようになるでしょう。
焦らずに少しずつ、愛犬が車に乗ることを楽しい体験と感じられるようにサポートしてあげてください。

まとめ

愛犬の車酔いを防ぐためには、事前の準備と適切な対策が必要です。
お出かけ前には、酔い止め薬を用意する、匂いが強いものを避ける、休憩できる場所を確認するなどの準備を徹底しましょう。

また、食事は早めに済ませ、軽い運動をさせることで、リラックスした状態でドライブに臨めます。

移動中は安全運転を心がけ、車体の揺れを最小限に抑えることが大切。
愛犬をクレートやキャリーバッグに入れたり、ドライブ中に抱っこして安心させたり、こまめに換気と休憩を取ったりしましょう。

そして愛犬にはぜひ車を好きになってもらいましょう。
最初は止まっている車に乗せて、段階的に慣れさせていくことが大切です。

これらの対策を参考にして、愛犬とのドライブをぜひ楽しんでくださいね。

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