慢性腎不全の猫が治ったケースは?回復が見込める治療法について

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慢性腎不全の猫が治ったケースは?回復が見込める治療法について

猫がかかる病気のなかでも最も多いと言われる慢性腎不全。
とくに、シニア期になると発症率が高いと言われています。

腎臓病によって低下した腎臓の機能を回復させる方法は、残念ながら現在はほとんどありません。
そのため、腎臓病になったら少しでも穏やかに長く生きられるような治療をおこないます。

ただ飼い主さんとしては、延命よりも確実な「回復」を望みたいですよね。
「愛猫の慢性腎不全が治った」というケースはあるんでしょうか?
本記事で、猫の慢性腎不全の根治的治療方法について解説していきます。

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ぽちたま薬局では、セミントラフォルテコールなどの有名な治療薬に加えて、価格の安いジェネリック医薬品も取り揃えています。

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猫の腎臓病の回復が期待される治療法

猫の腎臓病の回復が期待される治療法

猫の腎臓病は、内服薬で症状の進行を抑えるというのが一般的です。
ただ、それ以外にも回復が期待される治療方法はあります。
それが、AIM薬という新薬再生医療腎臓移植です。

猫の腎臓病の新薬「AIM薬」の開発

猫の腎臓病の新薬「AIM薬」の開発

猫の腎臓病の新薬である「AIM薬」を待ち望んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。
腎臓病の機能を回復させるというこのお薬、すでに完成はしているそうです。
2025年5月から治験がスタートしており、治験終了後に承認申請をおこなうとのこと。

AIMとは、猫の血液中に存在している遺伝子。
これは多くの動物に存在しており、死細胞とも呼ばれる体内のゴミを食べさせる役割をしています。

しかし、猫や猫の仲間はなぜかAIMが活性化していないこともわかっています。
そのため、ゴミが腎臓に溜まり腎臓病を発症してしまう…ということが研究結果として発表されました。

つまり、AIMが活性化していない=AIMを補えば腎臓病を防ぐことができ、長期的に腎機能回復の可能性もあるということです。

新薬は腎不全の猫に「AIM」を投与することで、ゴミを食べさせる目的を補い腎機能の改善効果を期待するもの。
投与方法は静脈注射になり、頻回おこなう必要はないそうで負担も抑えられそうですね。

猫の腎臓病の再生医療(幹細胞療法)

猫の腎臓病の再生医療(幹細胞療法)

腎臓病の猫に効果が期待できる治療として、再生医療(幹細胞療法)も注目を集めています。
再生医療は、お薬を使用するだけの治療法ではありません。

健康な猫から採取した細胞を、腎不全の猫の体内に点滴や注射をするという方法です。
生きた細胞の治癒力をそのまま使い、腎臓に起きている炎症などを抑えて、腎機能を改善していきます。

論文によるとかなりの改善がみられ、食事量などの改善が見られたそうです。

点滴や皮下注射で治療をするので麻酔は必要なく、論文によると投与中と投与直後に副作用は見られなかったとのことなので、猫への負担も少なそうですね。

猫の腎臓病の再生医療(幹細胞療法)

再生医療の費用は猫の症状や動物病院によって異なりますが、10万円ほどかかることもあるので、高いと感じる飼い主さんもいるでしょう。

とはいえ猫への負担が少なく、腎臓機能の改善の回復が見込めるので、気になる方は再生医療を行っている動物病院で一度相談してみるのもよいですね。

ただし、症状によっては再生医療が受けられない場合もあります。
病状が進行して、生命維持に必要な腎機能が足りなければ、治療できない可能性があることを覚えておきましょう。

猫の慢性腎不全の根治的治療となるのは腎臓移植

猫の慢性腎不全の根治的治療となる腎臓移植

腎臓病の猫に対する根治的治療方法として、米国では腎臓移植が確立されています。
悪くなって回復しない腎機能を補うために、健康な腎臓を移植するという方法です。

猫の慢性腎不全の根治的治療となる腎臓移植

実際に末期腎臓病の猫への成功例も多数確認されており、腎臓移植はアメリカでもメジャーな治療方法。

移植する際は、腎機能に異常がないドナーの猫から、体内にふたつある腎臓のうちひとつを提供してもらいます。
ドナーとなる猫は感染症や全身疾患にかかっていない健康体であることが条件。

国内ではまだ実例が少ない手術ですが、保護された猫から腎臓を移植をし、2頭の猫を救ったという例もあるようです。

手術や再生医療以外のケア

手術や再生医療以外のケア

上述した通り、猫の慢性腎不全には腎移植や再生医療、AIM薬による治療法が期待できます。
ただ、今すぐ国内で治療できるかといったらあまり現実的ではありません

ただ、治療ができないからといって、愛猫とのお別れが今すぐやってくるわけではないですよね。
手術や再生医療といった治療が難しくても、長生きしてもらうためのケアなら今すぐできます

慢性腎不全においてなにより大切なのは飼い主さんのサポートです。
自宅でできるケアとして、以下のような方法があります。

腎臓病の猫を
長生きさせるためのケア方法

  • 継続的にお薬を投与する
  • 食事療法をおこなう
  • サプリメントで腎機能をサポートする

継続的な投薬

腎臓病の進行を抑えるためには、セミントラなどの治療薬による投薬が重要です。

症状に応じて適切なお薬を継続することが基本となります。

>>猫の腎臓病の薬を一覧で見る(ぽちたま薬局)

食事療法

療法食への切り替えや、水分摂取の工夫など、日々の食事管理も欠かせません。腎臓への負担を考慮した食事を続けることが大切です。

腎臓病の猫の食事管理について、気になる方はコチラの記事を参考にどうぞ。

サプリメントで腎機能をサポートする

投薬や食事療法とあわせて、体調管理の一環としてサプリメントを取り入れる飼い主さんもいらっしゃいます。

イパキチン(食事に取り入れやすい腎臓ケア)

イパキチンは、食事に含まれるリンに配慮した設計のサプリメントで、腎臓への負担を考えた日々のケアに取り入れられています。

食事に混ぜて使えるため、療法食とあわせた体調管理の一つとして検討されることもあります。

>>イパキチンの詳細はコチラ

治療をしないという選択

治療をしないという選択

慢性腎不全にかかると、悪化するにつれて症状も重くなってしまいます。
つらそうな愛猫への治療を続けてもいいのかと悩むこともあるでしょう。

愛猫のためのサポートとはいえ、もし苦しそうにしていたら飼い主さんも負担を感じてしまいますよね。
お別れが近づいたとき、愛猫のために治療をやめるというのも選択肢のひとつです。

治療を続けるか、看取るか。
どちらを選んだとしても、それは愛猫に少しでも穏やかな時間を過ごしてほしいがための決断です。
選択した自分を責めすぎないようにしてくださいね。

愛猫と穏やかな時間を過ごすために

猫の慢性腎不全を治すための治療には、腎臓移植や再生医療といった方法が確立されています。
ただ、今すぐ誰しもができる治療かといったら、まだ難しいのが実情です。

腎臓は一度でも悪くなると回復することはなく、何もしなければ病状も悪化をたどる一方。
そのため病気の進行を少しでもゆるやかにするため、飼い主さんのサポートが欠かせません

投薬で進行を抑えたり、サプリメントで腎臓をサポートしたり、獣医師さんと相談しながらできることをおこなっていきましょう。

腎臓病治療のサポートができるよう、ぽちたま薬局でもセミントラやフォルテコールなどの治療薬を販売中です。
お薬の補充にぜひご利用ください。

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参考サイト(外部リンク)

  • 低蛋白食による猫の慢性腎不全の進行抑制
  • 猫の慢性腎不全に対する腎移植の臨床的考察
  • 猫の生体腎移植〜移植で救われるふたつの命〜
  • ~猫の慢性腎臓病に対する間葉系幹細胞の効果の検討~
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