プロナミドは猫に対しても効果ある?使用方法や副作用について解説

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プロナミドは猫に対しても効果ある?使用方法や副作用について解説

プロナミドは、犬用として開発された消化管運動機能改善薬。
有効成分にモサプリドクエン酸塩を含んでおり、食欲不振の改善や吐き戻しを抑えるといった効果があります。

動物用の薬品名が「プロナミド」であり、人間用のお薬では「ガスモチン」として販売されています。

プロナミドは、犬用につくられたお薬。
そのため猫への使用は適用外ですが、獣医師さんの判断で投与される場合があり、実際に効果も確認されています。

本記事では、プロナミドを猫に使用しても安全なのか、どのような効果が得られるのか、使用方法などを解説します。

当サイト「ぽちたま薬局」でもプロナミドを発売中です。お薬の補充などの際にぜひお役立てください!

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参考
モサプリドとメトクロプラミドにおける再考察(外部リンク)

プロナミドの猫への効果

プロナミドの猫への効果

プロナミドは、胃腸の働きが悪くなって起こる消化器症状を改善するためのお薬。
胃や十二指腸の運動機能が低下した動物の食欲の改善と、吐き戻しの抑制をしてくれます。

猫に使用するときは主に消化器疾患の治療に使われています。
具体的には、食道内に異物が詰まる食道内異物、胃へ食物を送り込むための管が巨大化する巨大食道症、慢性化した便秘で結腸が拡張する巨大結腸症など。

便秘の治療にも使用されており、食べ物を胃から大腸まで移動させるために消化管で行われる「蠕動運動」の低下を改善する効果もあります。

ぽちたま薬局でもプロナミドを販売中(4800円~)です。
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参考
犬と猫の治療薬ガイド. 2023(外部リンク)

プロナミド以外の猫の吐き気止め

プロナミドは猫にとっても効果のあるお薬ですが、適用外ということから使用を躊躇する飼い主さんもいるかもしれません。

そこでぽちたま薬局でも取り扱いのある、ほかの猫用の吐き気止めを紹介します。

メトクロプラミド

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メトクロプラミドは、神経伝達物質ドーパミンの受容体に作用し、吐き気や嘔吐の症状を改善するお薬です。
シロップタイプで、食欲がないときも水や栄養ドリンクなどに混ぜることができるので、与えやすいという点も魅力。

なお、単剤投与による効果だけでなく、メトクロプラミドとプロナミドを併用して有用性が認められたとの報告もあります。

参考
モサプリドとメトクロプラミドにおける再考察(外部リンク)

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プロナミドを猫に与えるときの
使用方法

プロナミドを猫に与えるときの使用方法

プロナミドを猫に投与する際、基本的には犬と同じく1日2回とされています。
ただ、症状や個体差によって量は変わるので獣医師さんに相談のうえ投与をしてください。

ここでは一例として投与量、投与期間を紹介します。

プロナミドの投与量

猫にプロナミドを使用するときの目安として、1日2回、投与量が体重1kgあたり0.25~1mg、投与期間は2~4日です。
症状別では、以下のような例があります。

  • 巨大食道症の場合
    0.5~1mg/kgを1日2回、経口投与
  • 食道内異物の場合
    0.25~1mg/kgを1日2回、経口投与
  • 幽門狭窄の場合
    0.25~1mg/kgを1日2回、経口投与
  • 巨大結腸症の場合
    1mg/kgを1日2回、経口投与
  • 毛球症の場合
    1mg/kgを1日2回、経口投与

投与は食前、30分前に行うと安定した効果が得られるとされています。

プロナミドの投与期間

プロナミドの投与をやめた途端また吐いてしまうかもしれない…。けれど毎日服用しても大丈夫?
そんなふうに不安になる飼い主さんもいるかもしれません。

プロナミドの投与は2~4日とされていますが、吐き気の抑制状態を保つため、長期服用の判断をする獣医師さんもいます。
そのため必ずしも毎日投与してはいけない、ということはないでしょう。

ただし、プロナミドは長期間投与によって肝障害が誘起される可能性があります。
長期服用する際は、愛猫が肝障害になるリスクを避けるためにも、2週間ごとに投与を継続するか検討してください。

プロナミドの副作用

プロナミドは、消化管のみに作用するお薬。
副作用が比較的少ないことから、幅広いケースに処方されています。

ほかの吐き気止めでみられるような、ふらつきや痙攣といった神経系の副作用の危険性もほとんどありません。

報告されているのは、トリグリセリドの上昇や食欲低下、軟便・下痢、嘔吐、よだれなどの症状。

トリグリセリドは血液に含まれる中性脂肪であり、活動するためのエネルギーです。
これが上昇すると、高脂血症を発症する原因にもなりかねません。

ほかにも前述の通り、プロナミドは長期間投与で肝障害を引き起こす場合があるため、その点にも注意が必要です。

まとめ

プロナミドは、食欲不振の改善や吐き戻しへの抑制効果がある、消化管運動機能改善薬です。

本来は犬用ですが、獣医師さんの判断で猫にも使用されることもあり、実際に効果も確認されています。
猫に使用する場合は投与量や投与期間などをしっかり確認してください。

猫には適用外ということが気になる方は、プロナミドではない吐き気止め「メトクロプラミド」などのお薬も検討しましょう。

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