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バナナは犬にも元気を与える!バナナがもたらすメリットと手作りおやつのススメ

栄養が豊富で値段も安いバナナ。
愛犬に与えてみたいと思われる飼い主さんは多いはず。
でも、犬にバナナって与えて大丈夫なのかどうか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

いきなり結論ですが、バナナは犬に与えても大丈夫です!
一般に、バナナは人間にとって健康に良いと言われていますが、犬にとってはどのような食べ物なんでしょうか。

犬にバナナを与える際のメリットとデメリットについて解説します。

バナナが犬にもたらすメリット

バナナが犬にもたらすメリット

バナナは、糖質やビタミンミネラル繊維質などたくさんの栄養が含まれている果物です。
まずは、犬にバナナを与えることでどのようなメリットが得られるのか、見てみましょう。

バナナに含まれる栄養素

バナナには、主に以下のような栄養素が含まれています。

【バナナに含まれる栄養素】
・3種類の糖質(単糖類、少糖類、多糖類)
・食物繊維(レジスタントスターチ、フラクオリゴ糖)
・カリウム
・マグネシウム
・ビタミンB群(B1、B2、B6)
・ポリフェノール
・トリプトファン(セロトニン)

バナナが持つ3つの効能

バナナはその豊富な栄養によって、主に「代謝向上」「整腸作用」「長時間のエネルギー源」となるなどの効果が得られます。

代謝向上

ビタミンB群は、代謝において体の働きをサポートするのに不可欠な栄養素です。

またカリウムは血流をスムーズにして筋肉の痙攣などを防ぎ、マグネシウムは血圧を調整します。
さらにカリウムとマグネシウムの組み合わせは、心臓の健康維持に欠かせないと言われています。

整腸作用

バナナには良質な繊維質が多く含まれており、便秘予防に効果的です。
フラクトオリゴ糖には腸内の善玉菌やビフィズス菌を増殖させる働きがあると最近判明しています。

腸内環境を整えることで、免疫力を高めることにも繋がります。

長時間のエネルギー源

バナナは、糖類も豊富に含まれています。
糖類は食べたあと元気の素となり、ゆっくりとエネルギーになっていくので、長時間にわたって元気をキープできます。
散歩や運動の前にバナナを食べさせると効果を得られていいですね。

熱中症予防にも最適

またバナナは、熱中症の予防にも効果を示します。

犬は足の裏にしか汗腺がなく、ほとんど汗をかかないようになっています。
それによって体内に熱がこもりやすいので、熱中症には十分に注意することが必要です。
夏バテで食欲不振になると、体力の低下も起こり熱中症にかかりやすくなります。

また、夏場のお散歩など、犬は気温が高い中でも外出する機会が多くあります。
そんな時、地面から近いところを歩く犬は、人間以上に熱中症の危険を考慮しなくてはなりません。

体のだるさを解消する作用のあるカリウムが豊富に含まれているバナナは、夏の栄養補給には非常に良い果物と言えます。

※バナナが持つ栄養素とその効果について、こちらのページでも詳しく解説しています。

バナナを与えるときの注意点

バナナを与えるときの注意点

バナナはメリットがとても多い果物ですが、与える際は、注意しなければならない点もあります。

アレルギー

まれですが、バナナアレルギーを持っている犬もいます。

アレルギーを起こすと湿疹、じん麻疹、嘔吐、下痢、目の充血などの症状が見られることがあります。
これらの症状が現れたら、獣医師さんの診察を受けるようにしてください。

カロリー

バナナの糖質はメロンやイチゴ、リンゴなどの他の果物より多く、カロリーも高くなっています。
バナナ1本(約100g)で、約84カロリーと言われていて、与え過ぎれば肥満の原因になります。
バナナを含めた1日の摂取カロリーに注意しましょう。

喉に詰まらせないように

犬は食べるときに、噛まずに飲み込んでしまうことがあります。
与える際には喉に詰まらせないように、小さく切ってあげることをおすすめします。
バナナには体を冷やすといった効果があるので常温か、少し温めたものを与えると胃腸にも優しくなります。

またバナナの皮は消化によくないので、必ず剥いてあげましょう。

バナナを使った手作りメニューのススメ

バナナを使った手作りメニューのススメ

バナナは調理しやすいという点も、メリットとして挙げられます。
そのままでもおいしく食べられますが、火を加えてもおいしいです。
愛犬へのごほうびおやつとして、ぜひバナナを使ったレシピに挑戦してみてください。

バナナジュース

バナナをミキサーにかけると、消化にも良いバナナジュースになります。
ただし牛乳を加えて作るバナナジュースには、注意が必要です。
牛乳に含まれている乳糖という成分によって下痢を起こしたり、タンパク質が原因でアレルギーになる可能性があります。

そのためバナナジュースを作る場合は犬用ミルクやヤギミルク、豆乳などを使用するのがおすすめです。

バナナケーキ

バナナケーキは簡単で作りやすいため、犬用のレシピの中でも人気です。
またヨーグルトが好きなワンちゃんも多いかと思いますが、バナナとヨーグルトの組み合わせは整腸作用が高まります
材料と分量、作り方をざっくりご紹介しますので、参考にしてみてください。

【材料】マドレーヌ型 約6個分
・薄力粉 100g
・熟れたバナナ 1~2本
・プレーンヨーグルト(できれば無脂肪) 大匙1~2
・サラダ油 40g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・卵 1個

【作り方】
①ボウルにバナナをちぎって入れ、卵を割り入れる
②バナナをつぶしながらよく混ぜる
③サラダ油を入れてよく混ぜる
④薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるいにかけておく
⑤ ④を③に入れる
⑥ヨーグルトを入れるのですが、ヨーグルトの量を生地の硬さで多少加減してください
 泡立て器で生地をすくい上げた時に、ぽってりとゆっくり落ちる程度が最適です
⑦マドレーヌ型に入れて、180度に予熱したオーブンで20~25分焼き、きつね色になったらできあがり

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犬にバナナまとめ

バナナは、人間だけでなく犬にも多くの恩恵をもたらす果物だとわかりました!
生のまま食べても、手作りおやつに取り入れるなど、素材の甘みを活かした活用方法がたくさんありそうです。
ただ、カロリーが高いので、食べすぎは禁物。
適量を守って、ぜひ愛犬の健康に役立てたいですね。

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