ネクスガードの副作用と注意点。ノミ・マダニ駆除以外の効果は?

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ネクスガードの副作用と注意点。ノミ・マダニ駆除以外の効果は?

ノミやマダニを駆除するお薬「ネクスガード」

おやつタイプで手軽に投与しやすいお薬ですが、副作用の報告もあるようです。

どんな症状が報告されているのでしょうか。

この記事では副作用の症例や対処法、また服薬する際の注意点を解説します。

ネクスガードには副作用がある?症状例をチェック

ネクスガードには副作用がある?症状例をチェック

ネクスガードは犬についたノミやマダニの駆除に効果があるお薬です。

大切な愛犬を守るため服用したいところですが、副作用が出ているという報告もあります。

具体的にはどんな症状が出ているのでしょうか?症例ごとに見ていきましょう。

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症例①嘔吐、軟便、下痢

ネクスガードを服用することで、嘔吐や軟便、下痢の症状が出る犬もいるようです。

症状が認められた際は動物病院を受診しましょう。

また、投与してから2時間以内に吐いてしまいお薬を完全に摂取できなかった場合は、再投与するようネクスガードの公式ページに記載されています。

症例②皮膚のかゆみ、アレルギー反応

皮膚のかゆみや乾燥も報告されています。

投与後、愛犬が痒がるなどしていたら獣医さんに相談しましょう。

またネクスガードは原材料に大豆を使用しているので、愛犬が大豆アレルギーを持っている場合は注意が必要です。

症例③元気がなくなる、食欲不振、眠気

元気消失、食欲不振、眠気なども副作用の一つとして報告されています。

ほとんどの場合症状は一過性のものであるとされていますが、愛犬の様子がいつもと違った際は病院を受診してみましょう。

ネクスガードの効果

ネクスガードの効果

ネクスガードは体内からノミやマダニを駆除するお薬です。

おやつタイプなので食べさせやすいうえ、シャンプーや水浴びをしても効果が衰えません

まれに虫下しにもなるといった声も聞きますが、効果はあくまでノミやマダニの駆除です。

では実際にどれくらいの効果があるのかを説明します。

どのくらいで効果が出る?

投与してから6時間以内にノミ、24時間以内にマダニを駆除する即効性を誇っています。

すでに付着してしまったノミやマダニに対しても、服薬してから30分ほどで効果を発揮

また、効果は1か月続くとされており、即効性に加えて持続性もあります。

月に1回定期的に投与すれば、ノミやマダニが出やすい時期も安心ですね。

フィラリア症予防もできるの?

「ネクスガード」にはフィラリア症予防の効果はありません。

フィラリア症予防をするなら、「ネクスガードスペクトラ」があります。

こちらはノミ・マダニに加えてフィラリアや犬回虫などの寄生虫の対策もできる、まさにオールインワンのお薬!

こちらもおやつタイプなので、気軽に摂取しやすいですね。

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副作用が起こったらどうすればいい?

お薬を投与して、実際に副作用が起こってしまったらどうしたらいいのでしょうか。

副作用として報告されているほとんどの症例は一時的なもので、治療を行わなくとも治ると言われています

とはいえ愛犬が吐いたり下痢などしてしまうとやはり心配ですよね。

もしも症状が出たらなるべく早く受診するようにしましょう。

ネクスガードを投与するときの注意点

ネクスガードはすべての犬に服用できるわけではありません

身体の状態や年齢などで投与できない場合もあります。

服用前に注意しておきたい点をまとめたので確認してみましょう。

てんかんを持っている犬に使用するときは注意

てんかんを持っている犬に使用するときは注意

てんかん発作の病歴がある場合は注意が必要。

てんかんを持っていた犬がネクスガード服用後に発作を起こしたという報告があるのです。

てんかんのほかにも既往歴がある、あるいは現在病気にかかっている状態であれば、獣医さんに相談するのがいいでしょう。

投与をするかしないか、慎重に考える必要があります。

併用してはいけない薬はある?

現在ネクスガードは併用してはいけないお薬の指定はしていません

しかし犬や猫は薬の投与量がある程度決まっています。

用量に従わなければならないので、すでにほかの薬を投与している最中なら獣医さんに相談して決めましょう。

妊娠中あるいは授乳中は使用できない

愛犬が妊娠あるいは授乳中である場合も注意が必要です。

安全性が確保されていないため、投与は避けたほうがいいでしょう。

お散歩をするときはノミやマダニが少なそうなところを選ぶなど、別の方法で対策をとってください。

8週齢未満、体重1.8kg未満だと使用できない

また、生後まもない犬や体重が軽い犬もネクスガードの投与は不可とされています。

生後8週齢未満あるいは体重が1.8kg未満の愛犬への使用はやめましょう。

ほかにも愛犬の健康状態によって不安なことがあるなら獣医さんに相談を。

まとめ

ネクスガードの副作用には嘔吐、軟便、下痢、また皮膚のかゆみや眠気などの症状が報告されています。

ほとんどの場合は一過性のものであるとされていますが、投与後愛犬に異変があるようでしたら動物病院を受診してください。

投与する際は使用上の注意を守り、ノミやマダニから愛犬をしっかり守りましょう。

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