ケンネルコフは、軽度なら1〜2週間くらいで治るといわれています。
それなのに咳がいつまでも長引いていると心配になりますよね。
症状が長引くときの原因は、いくつか考えられます。
本記事でケンネルコフが治らない原因と対処法を解説します。
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目次
ケンネルコフが長引くと
どんな危険がある?

ケンネルコフは、複数のウイルスや細菌が原因で起こる呼吸器の感染症で、乾いた咳が出るのが特徴です。
そのほかにも鼻水や発熱などの症状が出ることもあり、悪化してくると咳は湿った音に変わります。
ケンネルコフが長引くと、免疫力も下がり細菌性肺炎などを招くことがあります。
とくに免疫力がまだ十分でない子犬や体力の落ちた老犬では、重症化し命を落とすことにもなりかねません。
ケンネルコフが
治らない原因
ケンネルコフは軽度なら1~2週間くらいで治る病気ですが、なかには長引くケースもあります。
そんなときの原因にはどのようなものがあるかを解説します。
合併症を発症している

まず考えられるのは、合併症の可能性。
細菌性による気管支肺炎などにかかることも少なくありません。
この場合、免疫力が低下しているので症状が悪化し回復に時間がかかります。
食欲がなくなったり呼吸困難に陥ることもあるので、早期治療が大切です。
ケンネルコフ以外の病気が潜んでいないか、動物病院で相談してみましょう。
ほかの病気の可能性がある
咳の症状が出る病気は、ケンネルコフ以外にもいくつかあります。
たとえば次の病気でも咳が見られますが、いずれも初期にはほとんど症状が出ません。
- 気管虚脱
- 僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)
咳が治らないのであればもう一度検査を受けて、早めに原因を確認してもらうのもよいかもしれません。
気管虚脱
気管虚脱は、空気の通り道である気管が変形してしまう病気です。
症状としては咳のほかに「ガーガー」という独特の呼吸音が出るのが特徴。
進行すると気管がどんどんつぶれてしまうため、呼吸がうまくできなくなります。
6〜9歳くらいの時期に多く見られ、トイプードル、チワワ、ポメラニアンなどの犬種はリスクが高いことが知られています。
気管虚脱の症状や治療法などの詳しい情報は、こちらの記事でも解説しています。
僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)
犬の僧帽弁閉鎖不全症は、犬の心臓病のなかでもとくにかかりやすい病気。
心臓の弁がしっかり閉まらなくなることにより、血液が逆流して心臓に負担がかかります。
特徴は、痰が絡んだような咳や激しい咳をすること。
進行すると心不全を引き起こすこともあります。
僧帽弁閉鎖不全症について、こちらのコラムでも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
回復が長引く場合は、体調管理も重要です
ケンネルコフが長引く背景には、体調や環境などさまざまな要因が関係していると考えられています。
特に食欲の低下や体力の消耗がある場合、回復までに時間がかかることもあります。
こうした場合、日々の体調管理の一環としてサプリメントを取り入れるケースもあります。
イムノル(体調維持をサポート)

イムノルは、免疫機能の維持をサポートする成分を配合したサプリメントで、体調を崩しやすい時期の健康管理に用いられています。
ケンネルコフは適切なお薬による治療が基本ですが、食欲が落ちている時や体力が低下している際の日常のケアとして、無理のない範囲で取り入れを検討してみるのも一つの方法です。
価格が手ごろで継続しやすく、日常のケアとしても取り入れやすい点も特徴です。
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ケンネルコフの治療が
長引いたら

ケンネルコフの治療では基本的に対処療法を行い、症状を和らげながら免疫力を上げていきます。
咳が出ている原因が細菌の場合、または二次感染を抑えたいときにはクラリスロマイシンなどの抗生物質を与えましょう。
ほかに、呼吸を楽にするためにテオフィリンなどの気管支拡張剤も使われます。
ただ、肺炎などの合併症があればお薬の種類は変わります。
治療は獣医師の判断に従いましょう。
治療が長引いたときは追加のお薬が必要になるかもしれません。
ぽちたま薬局でももし動物病院での診察代が負担…と感じたら、通販の併用もぜひご検討ください。
常備薬として置いておく方もいらっしゃいます。
ケンネルコフの犬への
予防やケア

犬のケンネルコフは、日ごろからの対策が大切です。
ここからは、飼い主さんが愛犬のためにできる予防やケアを紹介します。
ワクチン接種
ケンネルコフは、さまざまな病原体によって発症します。
ただ、ワクチン接種で予防できる細菌もあります。
- 犬アデノウイルスⅡ型
- 犬ヘルペスウイルス
- ボルデテラ
- マイコプラズマ など
混合ワクチンを打つことで、感染や重症化の予防になります。
子犬のころに接種を済ましておくと安心です。
ただ、ケンネルコフは本当にいろんな病原体が原因でかかってしまう病気。
そのためワクチンを打っていても、感染することがあることは留意しておきましょう。
室内環境の見直し
ケンネルコフの犬にとって、室内環境はとても大切です。
部屋は暑すぎず寒すぎない温度に、空気も乾燥しすぎないよう管理しましょう。
温度は22〜25℃前後、湿度は50%くらいが理想です。
空気が乾燥しすぎると咳が出やすくなるので、湿度が低いときは加湿器などで調整してあげてくださいね。
ほこりやタバコの煙なども咳の原因になるため、こまめな掃除や換気も行いましょう。
また、ケンネルコフは感染力の高い病気です。
多頭飼育している場合はできるだけ別室で過ごさせ、食器やケージなどをしっかり消毒してほかの子への感染を防ぎましょう。
ストレスをかけないようにする

犬も人と同じように、ストレスがたまると免疫力が落ちてしまいます。
迎えたばかりの子犬は、とくにたくさんかまってあげたくなるかもしれません。
けれど環境が変わることは、こちらが思う以上にストレスがかかる出来事。
最初のうちはまず新しい環境に慣れさせることを優先し、ゆっくり休めるようにしてあげてくださいね。
また、移動や大きな物音もストレスの原因になります。
心当たりがあれば改善してあげましょう。
症状が長引かないように
できるケアを

ケンネルコフは、軽症であれば1〜2週間ほどで治るのが一般的です。
症状が長引いている場合、違う病気にかかっているかもしれません。
お薬をあげているのに治らないなら、動物病院でもう一度診てもらいましょう。
そのうえで室温や湿度を整える、ストレスを減らすなど、飼い主さんがお家でできるケアをできる限り取り入れてください。
人と同じように、犬も環境によっては風邪をひいてしまうことがあります。
いざというときに慌てなくて済むように、常備薬を用意しておくのはいかがでしょうか。
ぽちたま薬局でも、犬の風邪に使われるお薬を取り揃えています。
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