肥大型心筋症は、猫が最もかかりやすい心臓病のひとつです。
「治療を続ければ元気になるの?」「治った子もいるのかな?」そんな疑問を抱えている飼い主さんも多いでしょう。
肥大型心筋症は、心臓の筋肉が厚くなる病気。
この症状により、大動脈へ正常に血液が送れなくなり、水が溜まったり血栓が起こったりします。
猫の肥大型心筋症は、一度かかったら完治させるのは困難です。
そのため治療では、お薬で進行を抑えていくのが一般的。
本記事では、肥大型心筋症の猫に行う治療方法や飼い主さんができるケアを解説します。
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猫の肥大型心筋症は治る?
実際に治ったケースは?

猫の肥大型心筋症は、現時点で完治できる病気ではありません。
治療の目的は、お薬で症状の進行を遅らせることです。
治療を続けていれば「症状が落ち着いた」=「治った」と感じられることもあるかもしれません。
とくに肥大型心筋症を早期発見できた場合は、予後がよいという報告もあります。
実際に内科的治療を続けて、何年も安定した生活を送れているという猫はたくさんいます。
早期発見した場合

肥大型心筋症を早期発見できた場合でも、残念ながら完全に治るわけではありません。
それでも治療を早く始めることで、穏やかな状態を長く保ちやすくなります。
肥大型心筋症は、かかっていたとしても初期症状がほとんど出ません。
症状が出たとしても「なんとなく元気がない」「呼吸が浅い・早い」「食欲がなくなる」などの見逃しやすいサインばかりです。
できるだけ早く気づくためにも呼吸の変化はとくに意識しましょう。
そして定期的に検査を受けるのがおすすめです。
継続してお薬を投与した場合

猫の肥大型心筋症治療では、投薬を続けていくのが基本。
心臓にかかる負担を減らしたり、余分な水分を体の外に出したりして、症状の進行をできるだけ抑えていきます。
そうすることで、完全に「治った」とは言えなくても、進行がゆるやかになって穏やかな時間を長く過ごしやすくなるでしょう。
治療内容については、こちらのコラムで詳しく解説しています。
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愛猫のためにできる自宅ケア

愛猫が肥大型心筋症になったときは、食事に気を配ることが大切です。
肥満は心臓に負担をかけるため、フードやおやつの与えすぎに注意し、塩分も控えるようにしましょう。
また、激しい運動は避けてなるべく安静に過ごせるように注意してあげてください。
しかし制限しすぎるとストレスになりかねません。
その子の状態に合わせて、適度な運動ができる環境を整えてあげましょう。
お部屋は暑すぎず寒すぎないよう、一年を通して快適とされる25℃前後を保つことが大切です。
夏はエアコンを使い、冬は暖房や毛布、ペット用カーペットなどを活用しましょう。
そして心臓病のお薬をきちんと飲ませることが、よい状態をできるだけ長く保つための重要なポイントです。
治療次第で
長く愛猫と一緒にいられる

猫の肥大型心筋症は、完全に治すことが難しい病気。
それでも早期発見と適切な治療、おうちでのケアを取り入れることで、その後の経過は大きく変わります。
早い段階から治療やケアを開始すれば病気の進行を遅らせることもできるため、穏やかに過ごせる時間も延ばせるでしょう。
ただ、そのためには生涯にわたる投薬治療が必須。
お薬代も毎月となるとかさむため、継続が難しいと感じることもあるかもしれません。
そんなときは、通販を活用すれば費用を抑えられることもあります。
負担を少しでも軽くしたい場合は、無理なく治療を続けていくための選択肢として検討してみてくださいね。
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