亀の皮膚や甲羅に白いフワフワがついている…。
もしかしたらそれ、「水カビ病」かもしれません。
水カビ病とは、亀に見られる皮膚感染症のこと。
治療せずにいると甲羅がただれたり出血したり、重症化する可能性があります。
そのため、とりあえず様子を見ておこう…と放置するのはNG。
この記事では、亀の水カビ病の原因や症状、治し方について解説します。
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水カビ病の原因

亀が水カビ病になる原因は、主に飼育環境の悪化です。
水槽の水に汚れや残ったエサ、フンなどがたまったままだとカビが繁殖しやすくなります。
さらに水槽内の温度調整にも注意が必要です。
水温が低くなると、体温まで下がって免疫力も落ちてしまうでしょう。
その結果、カビに負けやすい状態になって水カビ病を発症しやすくなるのです。
ほかにも、けんかや硬い石などで皮膚に小さな傷ができると、そこからカビが入り込むこともあります。
また、食事の偏りや食欲の低下、ビタミン不足なども皮膚の免疫力を低下させる原因。
日光やUVB(紫外線B波)を浴びる機会が少ない場合も皮膚の新陳代謝が落ちるので注意しましょう。
脱皮との違い

水カビ病だと思ったら単に脱皮だった…ということも。
症状が少し似ていてときどき間違える飼い主さんもいるようです。
水カビ病と脱皮、それぞれ以下のような特徴があります。
- 水カビ病
まぶたや手足の皮膚だけでなく、甲羅も白や赤のカビが生えて変色する。
フワフワと柔らかい白い綿のようなかたまりがついている。 - 水カビ病
首や足の付け根などに、皮膚がヒラヒラと残るのが特徴。
水槽の中にも剥がれた皮膚が浮くこともある。
冬眠しているときを除いて、年に1~3回程度見られる。
水カビ病の主な症状
亀の水カビ病では、主に次のような症状が見られます。
- 甲羅や皮膚に白いフワフワの綿に似たものがつく
- 皮膚が赤くただれる、出血する
- ボロボロになった甲羅から二次感染
- 動かずじっとしている
- 食欲が落ちてエサを残す
- 水面に浮いたままだったり沈みがちになる
見た目の症状として、甲羅や皮膚にフワフワした白い綿のようなものがつきます。
そしてそれが次第に糸や膜のように広がっていくのが最大の特徴。
悪化すると赤くただれたり出血するほか、甲羅から二次感染を起こす可能性もあります。
また、栄養不足で体力が落ちるので動かなくなるなどの行動の変化も見られます。
水カビ病の治し方

「水カビ病かな?」と思ったときは、軽症に見えても動物病院で診察を受けましょう。
治療では、薄めたイソジン液(ヨード液)などを使った薬浴で皮膚を消毒する方法が用いられます。
軽度であれば、定期的に乾燥させるだけで治ることもあるでしょう。
一方、皮膚や爪の剥がれ、食欲の低下といった症状が見られる重度のケースでは、「イトラコナゾール」という抗真菌薬が使われることもあります。
ただしイトラコナゾールは亀に使用した例がまだ少ないため、投与の際は獣医師の判断を必ず仰いでください。
亀の水カビ病治療薬「イトラコナゾール」はぽちたま薬局でも取り扱っています。
詳細確認や購入ご希望の方は、以下よりご利用ください。
今日からできる
おうちでの対策
亀の水カビ病を防ぐには、まず飼育環境を整えることが大切です。
高い水温や汚れた水はカビの温床になるため、こまめな水換えで水質改善を心がけましょう。
頻度としては毎日、難しい場合でも2日に1回の換水を。
水温は25~28℃が理想とされています。
適切な温度を保てるよう水槽内に温度計を設置し、室温も調整しましょう。
定期的に水を換えて
環境を整えよう

亀の水カビ病は、放置すると重症化して命にかかわることもあります。
水カビ病の症状を確認したら、できるだけ早く動物病院を受診してください。
水カビ病の予防で大切なのは、飼育環境を清潔に保つこと。
こまめな水換えと適切な温度管理を継続し、カビの発生を防ぎましょう。
また、定期的な日光浴も忘れずに。
治療に使われる抗真菌薬「イトラコナゾール」は、ぽちたま薬局でも取り扱っています。
補充の際などには、ぜひお役立てください。
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