尿漏れ(犬)

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尿漏れとは犬の意識とは関係なく排尿することを言います。尿漏れを改善するシロップタイプのお薬や、ストレス軽減に効果のあるスプレータイプの商品まで多数取り揃えています。海外の人気商品も多数販売中。

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  • プロパリンシロップ

    プロパリンシロップ

    取扱終了 尿道括約筋の収縮剤フェニルプロパノールアミンのシロップタイプのお薬です。 主に雌犬の尿道括約筋の弛緩に起因する尿漏れの改善などに用いられます。
    製造:ベトキノール・ゼノアック

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    1本2,933円~
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  • ウリリンシロップ【犬用】

    ウリリンシロップ【犬用】

    取り扱い終了 塩酸フェニルプロパノールアミンを有効成分とする尿失禁治療薬です。 避妊手術をした雌犬や高齢の犬に見られる尿道括約筋の弛緩による尿漏れ(尿失禁)を抑えます。
    製造:デクラ

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    1本4,933円~
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  • ブラッダーストレングス【犬用】

    ブラッダーストレングス【犬用】

    ブラッダーストレングスは、愛犬のホルモンレベルを調整し、腎機能、膀胱の健康をサポートする犬用サプリメントです。 主成分のパンプキン種子パウダーなどが正常なホルモンレベルをキープします。
    製造:フードサイエンス

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    1本4,400円~
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  • ベトリブラッダー【犬用】

    ベトリブラッダー【犬用】

    ベトリブラッダー犬用は有効成分のイソフラボンが膀胱筋に働きかけ膀胱機能や排尿をサポートするサプリメントです。 特に避妊手術を行った雌犬や高齢犬の膀胱機能の低下を防ぎ、正常な働きをサポートします。
    製造:フードサイエンス

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    1袋4,733円~
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犬の尿漏れについて

犬の尿漏れについて

尿漏れ(尿失禁)とは、自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまうことと定義されています。

愛犬が尿漏れをしている場合、病気のサインかもしれません。
このページでは、犬の尿漏れの原因や対処法について解説します。

犬の尿漏れの原因

犬の尿漏れの原因

尿漏れの原因には、次のようなことが考えられます。

ホルモン反応性尿失禁
筋肉の衰え
ストレス
泌尿器の病気

ホルモン反応性尿失禁

ホルモン反応性尿失禁が原因の尿漏れは、特に避妊や去勢手術をした老犬に見られます。
避妊や去勢することで、女性ホルモンや男性ホルモンが減少し、尿道括約筋(尿道を締める筋肉)の機能が低下します。
その結果、尿漏れをしてしまうことがあります。

起きているときはトイレ(決まった場所)でおしっこをすることができるが、寝ているときに漏らしてしまうこともあるようです。

また、避妊手術後は基礎代謝が落ちてしまうことから、太りやすくなります。
肥満は尿失禁のリスクをさらに高めてしまうため、注意が必要です。

筋肉の衰え

犬は老化すると、尿道括約筋(尿道を締める筋肉)が衰えることがあり、くしゃみなどをしたタイミングで尿が漏れてしまうことがあります。

ストレス

犬は強い恐怖心や不安などストレスを感じると、膀胱が収縮して尿漏れをすることがあります。

泌尿器の病気

次のような泌尿器の病気があると、尿漏れをすることがあります。

膀胱炎
尿路結石症

膀胱炎

膀胱炎になると、次のような症状がみられます。

・血尿
・頻尿
・残尿感
・排尿時の痛み
・尿漏れ など

膀胱炎の治療は、抗生物質の投与が一般的です。

膀胱結石

膀胱結石とは、膀胱に石が溜まってしまう病気です。
膀胱結石の症状は、次のようなものがあります。

・血尿
・尿漏れ
・頻尿
・残尿感 など

結石の種類や大きさによって治療が異なりますが、外科手術と食事療法が一般的です。

多飲多尿の症状がみられる病気

多飲多尿の症状がみられる病気

お水をたくさん飲み、たくさんの尿が出る状態のこと「多飲多尿」と言います。
多飲多尿の症状がみられる病気にかかっている場合、尿の量が増えることで、尿漏れしやすくなります。

多飲多尿の症状がみられる病気は、次のようなものがあります。

糖尿病
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
慢性腎臓病
子宮蓄膿症

糖尿病

糖尿病とは、血糖値をコントロールするインスリンの分泌量が不足し、正常に作用しないことで血糖値が上昇する病気です。

【症状】
・頻尿
・多飲
・食欲不振
・体重減少
・無気力 など

【原因】
・膵臓からのインスリン分泌が不足(中高齢の犬に多い)
・先天的な要因(膵炎、免疫異常など)
・ホルモン疾患(クッシング症候群など)
・発情後や妊娠時の女性ホルモンによる影響
・ステロイド剤の長期投与

【治療法】
・インスリン注射
・食事療法

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

副腎皮質機能亢進症は、別名「クッシング症候群」と言います。
副腎からコルチゾルというホルモンが過剰に分泌され、身体に悪影響が出る病気です。

【症状】
・多飲多尿
・多食により肥満になる
・皮膚トラブル(皮膚が薄くなる、脱毛、石灰沈着など)
・呼吸が早くなる など

【原因】
・下垂体腫瘍
・副腎腫瘍
・ステロイド剤の過剰投与

【治療法】
・内科療法
・外科療法
・放射線療法

原因によって治療法が異なります。

慢性腎臓病

慢性腎臓病は、徐々に腎臓の働きが低下していく病気で、治療しても腎臓の機能は戻りません。

【症状】
・多飲多尿
・食欲低下
・嘔吐
・フラつき
・痙攣 など

【原因】
・細菌やウイルス感染による腎炎
・結晶や結石などによる尿路の閉塞

【治療法】
・食事療法
・皮下点滴
・内服薬、サプリの投与

子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は、子宮内に膿が溜まる病気です。
避妊手術をしていない高齢のワンちゃんに多くみられます。

【症状】
・多飲多尿
・食欲低下
・嘔吐
・お腹が張る
・外陰部や膣から膿や血が出る など

【原因】
発情期の免疫低下に伴い、子宮に細菌が感染することにより発症

【治療法】
・外科療法
・内科療法

神経疾患

椎間板ヘルニアや認知障害の場合は、尿失禁の症状があらわれることがあります。

椎間板ヘルニア

犬の椎間板ヘルニアは、背骨の中を走っている脊髄が圧迫され、神経症状を引き起こす病気です。
膀胱や尿道を支配している神経への伝達ができず、排尿できなくなったり、尿失禁したりすることもあります。

【症状】
・痛み
・フラつき
・後ろ足を引きずる
・排尿困難、尿失禁 など

【原因】
・加齢
・遺伝
・外傷 など

【治療法】
・内科療法(鎮痛剤などの投薬)
・外科療法

認知障害

シニア犬は認知症を発症する確率が上がり、脳に障害が起きて認知機能が低下します。

【症状】
・トイレの失敗(トイレの場所を忘れる、尿失禁など)
・夜鳴き、無駄吠え
・うろうろ歩き回る
・食欲異常 など

【原因】
・脳の老化
・神経伝達物質の減少

【治療法】
内科療法(鎮痛剤や精神安定剤、サプリメントの投薬)

尿漏れの対策

尿漏れがある場合は、病気が隠れていることもあるため、早めに動物病院を受診してください。
受診前に以下内容を把握することで、尿漏れの原因を特定しやすくなります。

・どんな状態で尿漏れを起こしているのか
・1日のおしっこの回数、量、色
・1日に水はどのくらい飲んでいるのか


自宅でできる対策として、オムツを活用することで飼い主さんの負担も減ります。
その他、毛が長い場合はトリミングをするなど、お尻周りを清潔に保つようにしましょう。

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