薬用シャンプー(犬)

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皮膚のトラブルは重篤な状態になることも。薬用シャンプーを用いて適切な処置を行いましょう。マラセブシャンプーなどマラセチアをはじめ、膿皮症など様々な皮膚炎の治療に用いられる薬用シャンプーを豊富に取り揃えています。

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通常のシャンプーと薬用シャンプーの違い

ペットの皮膚の状態によっては、通常のシャンプーではなく薬用のシャンプーを使用してあげる必要があります。
人間と同じようにペットにも皮膚病があり、人間よりも丈夫そうに思える皮膚も、実は人間以上にデリケート。

デリケートだからこそ被毛に守られており、免疫力の低下や寄生虫などの危険は常に隣り合わせです。
薬用シャンプーは、皮膚のトラブルを改善するためのもの。その種類や使い方などを解説します。

薬用シャンプーの目的

マラセチア皮膚炎

マラセチア皮膚炎の原因菌は常在菌の一種で、正常な皮膚にもいますが、免疫力の低下など何らかの原因で、爆発的に増殖してしまい皮膚の炎症やベタつき、フケや独特のにおいをもたらします。
炎症から強いかゆみを引き起こし、ペットが患部を掻きむしることで、脱毛などの症状を同時に引き起こしてしまいます。

脂漏症

被毛に光沢がなくなり、皮膚の過剰なフケやベトつき、体臭やかゆみが現れ、脱毛などの症状が現れます。
全身のさまざまな部位で発症しますが、顔面や、わきの下、足の指の間、股の間、背中、腹部などに多く発症し、中でも皮膚のしわの間は重症化しやすいと言われております。

膿皮症

細菌の感染が主な原因ですが、免疫力の低下などから来る皮膚のバリア機能の低下によって発症しやすくなります。
全身に起こりうる症状で、主に脇や顔、内股や指の間などで発症し、赤みやかゆみ、脱毛やフケなどが見られます。
また、患部を舐めることで症状が悪化することが多く、重症化すると腫瘍や発熱、強い痛みを引き起こします。

症状別おすすめ薬用シャンプー

症状別おすすめ薬用シャンプー

ペットブームと言われる昨今ではさまざまなペット用品が開発され、フードだけでなく、サプリメントやお薬、シャンプーも幅広く発売されています。
ペットの状態や症状に合わせてシャンプーを選び、できるだけ早くペットの皮膚のトラブルを改善してあげたいと思うのは、飼い主さんとして当然のことかと思います。

ここでは、薬用シャンプーの種類や用途などを詳しく紹介していきます。
一般的に、抗菌性、止痒性、角質溶解性、保湿性に分類されます。

抗菌性 細菌や酵母菌が原因の皮膚のトラブルを改善
角質溶解性 角質層の増殖による皮膚のトラブルを改善
保湿性 角質層の作りの弱さが原因の皮膚のトラブルを改善
止痒性 皮膚のかゆみを改善


下記よりぽちたま薬局で取り扱っているおすすめの薬用シャンプーを紹介します。
また、掲載している価格は2024年8月19日時点のぽちたま薬局での販売価格です。値段は変動する場合がございます。

マラセブシャンプー
マラセブシャンプー 価格:4,500円(1本/250ml)
有効成分:ミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩
犬猫兼用の薬用シャンプーで、マラセチア皮膚炎の治療に効果のある、殺菌作用を持ったシャンプーです。
原因菌である、マラセチアとスタフィロコッカスを殺菌、繁殖の原因となる皮脂を洗浄してくれます。

マラセブシャンプーの通販ページはこちら


ペルシーミコナケアシャンプー
ペルシーミコナケアシャンプー 価格:2,780円(1本/765ml)
有効成分:ミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩


マラセブシャンプーの上位ジェネリック。
マラセチア皮膚炎の治療のほか、蚊の忌避効果や保湿効果、毛艶を美しく保つ効果など、魅力が多いシャンプーです。
ジェネリックなので、大容量なのにマラセブシャンプーより価格が安いのもポイント。

ペルシーミコナケアシャンプーの通販ページはこちら


プロポリスワン・ペット用シャンプー
プロポリスワン・ペット用シャンプー 価格:4,200円(1本/1000ml)
有効成分:プロポリス、コロストラム


子犬にも使える天然成分配合の高級シャンプー。高い洗浄力と補修作用があり、皮膚病の予防、アトピーや皮膚炎などに効果を発揮します。
炎症を抑えることでかゆみを軽減するので、かゆがりな愛犬へのケアにおすすめです。

プロポリスワン・ペット用シャンプーの通販ページはこちら


エリナ
エリナ かゆみやフケを抑え、マラセチア皮膚炎や膿皮症の予防に最適な天然由来の犬・猫用のシャンプーです。
抗菌作用によって細菌や真菌から皮膚を保護します。

エリナの通販ページはこちら



シャンプーの方法

シャンプーの方法

前述したように、犬は人間以上にデリケートな皮膚を持っています。
人間以外の動物はシャンプーを必要としていません。
ペットの皮膚は強く洗うと傷がついてしまい、そこから菌が入り込むことで皮膚炎が悪化してしまう場合があります。

シャンプーの手順とポイント

1.シャンプー前のブラッシング
まずは、長毛種の場合、念入りにブラッシングをすることをおすすめします。
これは、シャンプー中に被毛がもつれたり絡まることで、皮膚に負担がかかってしまいます。

そのため、優しく念入りにブラッシングをすることで、毛並みを整えてから洗うようにしましょう。

2.ぬるま湯で十分濡らす
目や耳に水が入らないように皮膚に水が浸透するくらいしっかりと濡らすことが必要です。
動物は体温調整が即座にできないため、体温に近い温度(35~38度)で洗うことが望ましく、十分濡らしたと思っても、皮膚まで水が到達していない場合もあるため、特に時間をかけて十分全体を濡らしてあげましょう。

被毛が濡れていても、皮膚まで水が到達していないと泡立ちも悪く、皮膚が渇いた状態では傷がつきやすくなってしまいます。

3.十分に泡立てて優しくマッサージするように洗う
念入りに体全体を濡らすことで、シャンプー剤が良く泡立つようになります。
良く泡立たせることで指の滑りが良くなり、皮膚への刺激も軽減できます。

ペットのシャンプーは、まずは顔から遠い部分から洗ってあげることが重要です。
これは、なるべく怖がらせないためと、目や耳などに水やシャンプー剤が入らないようにするためでもあります。
指の腹を使って優しく揉み洗いで体全体を洗ってください。

4.すすぎは十分に
被毛や皮膚を十分に洗い終えたら今度はすすぎです。
すすぎはシャンプーよりも時間がかかっても良いくらい念入りに行う必要があります。

シャンプー剤が皮膚に残ったままだと、皮膚のトラブルの原因となってしまうからです。
ぬるま湯で十分時間をかけて、シャンプー剤を洗い流してあげましょう。

5.乾かし方も優しく
ペットは被毛に覆われているため、タオルドライでゴシゴシしたくなりますが、この際も、絶対に強くこすらないようにしましょう。
タオルドライは、ペットの体をタオルで包み、水分を吸いとるように根気よく時間をかけてあげましょう。

タオルドライでは表面の水分を吸いとることしかできず、皮膚などに水分が残ってしまいます。
ペットは人間と違い、体温調節が即座にできません。

濡れたままの状態だと体温が低下し、風邪を引いたり抵抗力が落ちてしまう場合があります。
タオルドライの後は、ドライヤーをかけてあげましょう。

この時のポイントとして、ドライヤーを近づけすぎると熱風が当たったり音で怖がったりするため、できるだけ離したところからドライヤーの風を当ててあげましょう。
ぬる目の風で時間をかけてゆっくりと乾かしてあげるようにしましょう。

まとめ

薬用シャンプーまとめ

薬用シャンプーは動物病院でも処方されるもので、その多くは皮膚病の治療を目的としています。
飼主さんの判断で使用を中断してしまうと十分な効果を得られない場合があり、ペットの皮膚のトラブルがいつまでも改善されない場合があります。

また、いくら薬用シャンプーだからといって、シャンプーのみで皮膚のトラブルが改善するとは限りません。
飼い主さんの自己判断は皮膚のトラブル改善の妨げになるだけでなく、症状が悪化してしまう危険もあります。

必ず獣医さんの指示を仰ぎ、症状に合わせたシャンプーを正しく使用して、ペットの皮膚のトラブルは早期に改善してあげましょう。

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