歩いていると犬が足にじゃれついて噛んできたり、家族の中でも特定の人の足だけを噛んだりして、「どうして足を噛むの?」と困っている飼い主さんもいるのではないでしょうか。
犬が人の足を噛む理由はひとつではありません。
遊びや構ってほしいという要求、興奮、ストレス、不安や警戒心など、さまざまな理由が考えられます。
また、子犬の場合は甘噛みとして人の足を噛んでいることもあります。
そのため、ただ叱って噛むのをやめさせようとするのではなく、なぜ足を噛んでいるのかを見極め、その理由に合った対応をすることが大切です。
この記事では、犬が人の足を噛む理由をはじめ、特定の人だけを噛む原因や、噛むのをやめさせる方法について解説します。
甘噛みと本気噛みの見分け方や、犬が自分の足を噛む場合に考えられる原因についても紹介するので、愛犬の噛み癖に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
犬が人の足を噛む理由

犬が人の足を噛む理由は、遊びや要求、興奮などさまざまです。
子犬であれば成長過程でみられる甘噛みの場合もありますが、不安や警戒心、体の不調などが関係していることもあります。
噛む行動だけを見て叱るのではなく、どのような状況で足を噛むのか、噛む前後にどのような様子がみられるのかを確認することが大切です。
ここでは、犬が人の足を噛む主な理由について解説します。
遊びや動くものを追う習性から噛んでいる
犬は、目の前を動くものに興味を示し、追いかけることがあります。
そのため、歩いている人の足や動くスリッパ、揺れるズボンの裾などに反応し、追いかけて噛むことがあります。
特に遊んでいる最中などは、動く足をおもちゃのように捉えて、じゃれつく延長で噛んでしまうこともあります。
このような行動を繰り返していると、足にじゃれついて噛むこと自体が遊びとして定着する可能性もあるため、人の手足を使って遊ぶことは避け、噛んでもよいおもちゃを使って遊ぶようにしましょう。
飼い主に構ってほしい
飼い主の気を引くために、足を噛む犬もいます。
たとえば、犬が足を噛んだときに飼い主が声を出したり、追いかけたり、遊んだりすると、「足を噛めば構ってもらえる」と学習してしまうことがあります。
その結果、遊んでほしいときや飼い主に注目してほしいときに、足を噛む行動を繰り返すようになることがあります。
構ってほしいことが理由と考えられる場合は、噛んだときに要求に応えるのではなく、落ち着いているときなどに遊びやコミュニケーションの時間をつくることが大切です。
興奮して噛んでしまう
犬は興奮が高まると、気持ちをうまくコントロールできず、人の足を噛んでしまうことがあります。
たとえば、飼い主が帰宅したときや散歩へ行く前、遊びが盛り上がったときなど、犬が興奮しやすい場面でみられることがあります。
普段は噛まない犬でも、興奮しているときだけ足にじゃれついたり、噛んだりする場合があります。
興奮しているときにさらに激しく遊ぶと行動がエスカレートすることもあるため、まずは犬が落ち着けるように対応しましょう。
ストレスや運動不足
犬のストレスや運動不足が、足を噛む行動に影響していることもあります。
散歩や遊びの時間が足りない、留守番する時間が長い、生活環境が変化したなどによってストレスがたまると、エネルギーや欲求を発散する行動のひとつとして、人の足を追いかけたり噛んだりすることがあります。
ただし、必要な運動量や遊びの時間は、犬種や年齢、健康状態などによって異なります。
愛犬の状態に合わせて散歩や遊びの時間を確保し、体を動かすだけでなく、おもちゃを使った遊びなどで適度な刺激を与えることも大切です。
不安や警戒心から噛んでいる
人に対する不安や警戒心から、自分を守るために噛むこともあります。
たとえば、知らない人が近づいてきたときや、犬が逃げられない状況で無理に触ろうとしたときなどに、「これ以上近づかないでほしい」という意思表示として噛む場合があります。
不安や恐怖が原因と考えられる場合は、無理に近づいたり触ったりせず、犬との距離を確保することが大切です。
なお、遊びによる甘噛みと、不安や警戒心などから生じる噛みつきでは対応が異なります。
体の痛みや不調が影響している
体のどこかに痛みや不調があることで、人を噛む場合もあります。
特に、これまで噛まなかった犬が突然噛むようになった場合や、体の特定の場所を触ろうとすると噛む場合は注意が必要です。
また、噛む行動以外にも、元気や食欲がない、歩き方がおかしい、触られるのを嫌がるなど普段と違う様子がみられる場合は、体調不良や痛みが影響している可能性も考えられます。
しつけだけの問題と判断せず、急な行動の変化や体調の異変がみられる場合は、動物病院を受診しましょう。
子犬の甘噛み
子犬が人の足を噛む場合は、甘噛みであることも少なくありません。
子犬は遊びの中で口を使ったり、さまざまなものを噛んだりしながら周囲の環境を経験していきます。また、歯の生え変わりに伴う口の違和感などから、身近なものを噛みたがることもあります。
しかし、子犬だからといって人の手足を噛ませ続けていると、成長して噛む力が強くなってからも、人の足を噛む行動が続く可能性があります。
人の足ではなく噛んでもよいおもちゃへ誘導するなど、子犬のうちから少しずつルールを教えていきましょう。
子犬のしつけは、甘噛みへの対応だけでなく、トイレやハウスなど日常生活に必要なことから少しずつ始めることが大切です。
しつけをいつから始めればよいのか、何から教えればよいのかについては、こちらのコラムで詳しく紹介しています。
犬が人の足を噛むのは甘噛み?本気噛みとの見分け方

犬が人の足を噛んでいても、すべてが攻撃的な意味を持つ「本気噛み」とは限りません。
遊びの延長による甘噛みの場合もあれば、不安や恐怖、警戒心などから強く噛んでいる場合もあります。
甘噛みか本気噛みかを判断するときは、噛む強さだけでなく、犬の表情や体の様子、噛む前後の状況などをあわせて確認することが大切です。
| チェックポイント | 甘噛み・遊び噛み | 注意が必要な噛みつき |
|---|---|---|
| 噛む強さ | 比較的力を加減している | 強く噛む、ケガをするほど噛む |
| 表情 | 遊んでいる様子がみられる | 歯をむく、強く唸るなど |
| 体の様子 | 比較的リラックスしている | 体をこわばらせる、緊張している |
| 起こりやすい状況 | 遊び中や興奮したときなど | 怖がっているとき、追い詰められたときなど |
| 噛んだあとの様子 | 遊びを続けようとすることがある | 相手を警戒し続けることがある |
ただし、犬の噛み方や行動には個体差があるため、このような特徴だけで甘噛み・本気噛みを断定することはできません。
特に、皮膚に傷がつくほど強く噛む、唸りながら何度も噛もうとする、近づくだけで威嚇するといった行動がみられる場合は、無理に触ったり叱ったりするのは避けましょう。
犬が特定の人の足だけを噛むのはなぜ?

家族の中でも「お父さんには噛まないのに、子どもの足は噛む」など、特定の人だけが噛まれることがあります。
これは必ずしも、その人を嫌っているからとは限りません。
犬は相手の動きや反応、これまでの経験などによって、人ごとに異なる行動をとることがあります。
たとえば、足を噛まれたときに大きな声を出したり、犬を追いかけたりすると、その反応を「遊んでくれている」と捉えることがあります。
噛むたびに構ってもらえた経験が重なることで、「この人の足を噛むと反応してもらえる」と学習している可能性もあります。
また、走ったり素早く動いたりすることが多い人は、動くものを追いかける犬の行動を引き出しやすくなることがあります。
一方で、特定の人に対する不安や警戒心から足を噛むケースも考えられます。
近づくと体をこわばらせる、逃げようとする、唸るなどの様子がみられる場合は、遊びではなく「近づいてほしくない」という意思表示として噛んでいる可能性があります。
そのため、家族の中で噛む人と噛まない人がいる場合は、犬だけを見るのではなく、噛まれる直前にその人が何をしていたのか、犬がどのような反応をしていたのかを確認することが大切です。
原因を探ることで、犬が足を噛みやすい状況を避けたり、家族で対応を統一したりしやすくなります。
犬が人の足を噛むのをやめさせる方法

犬が人の足を噛むのをやめさせるには、噛む理由に合わせて対応することが大切です。
大声で叱るだけでは犬に「どうすればよいのか」が伝わらず、飼い主の反応が遊びや構ってもらえたことへのご褒美となり、噛む行動を繰り返すこともあります。
噛む行動を叱ってやめさせるのではなく、噛んでもよいものへ誘導したり、噛まずにいられたときに褒めたりして、望ましい行動を少しずつ教えていきましょう。
噛まれても大きく反応しない
犬に足を噛まれたとき、大声を出したり追いかけたりすると、犬が「遊んでもらえた」「構ってもらえた」と捉えることがあります。
特に遊びや要求が理由で足を噛んでいる場合は、飼い主の反応によって噛む行動が繰り返される可能性があります。
足を噛まれても大きく反応せず、落ち着いて対応することが大切です。
必要に応じて静かにその場を離れ、噛むことで遊びや飼い主とのやり取りが始まらないようにしましょう。
実際にあったケース
筆者も友人宅を訪れた際、1歳の犬に足を繰り返し噛まれた経験があります。
「痛い!」と声を出したり、手で犬を離そうとしたりしましたが、噛むのをやめませんでした。
過去に犬を飼っていた経験があっても、突然ほかの犬に噛まれると、冷静に対応するのは難しいものです。
噛まれたときの反応が犬をさらに興奮させる場合もあるため、普段から適切な対応を知っておくことが大切です。
ただし、強く噛みつく犬や攻撃的な様子がみられる犬の場合は、無理に対応しようとせず、安全を確保したうえで専門家へ相談してください。
噛んでもよいおもちゃへ誘導する
遊びの延長で人の足を噛んでいる場合は、犬用のおもちゃなど、噛んでもよいものへ興味を向ける方法があります。
犬が足にじゃれつこうとしたら、おもちゃを使って遊びへ誘導し、「人の足ではなく、このおもちゃなら噛んでよい」と少しずつ教えていきます。
引っ張りっこなど犬が楽しめる遊びを取り入れるのもよいでしょう。
ただし、足を噛んだ直後に毎回おもちゃを与えると、「足を噛むとおもちゃが出てくる」と覚えてしまう可能性があります。
できるだけ足を噛む前におもちゃへ誘導することを意識しましょう。
噛まずにいられたときに褒める
足を噛んだときだけに注目するのではなく、噛まずに落ち着いていられたときに褒めることも大切です。
たとえば、飼い主が歩いても足に飛びつかなかったときや、おもちゃで遊べたときなどに、声をかけたりおやつを与えたりして褒めます。
望ましい行動をしたときに褒めることを繰り返すことで、「足を噛まないでいるとよいことがある」と学習しやすくなります。
なお、American Veterinary Society of Animal Behavior(AVSAB)では、犬のトレーニングには望ましい行動に報酬を与える「報酬ベースの方法」を用いることを推奨しています。
参考
AVSAB「Humane Dog Training Position Statement」(外部リンク)
散歩や遊びでストレスを発散させる
運動不足や退屈などが足を噛む行動につながっている場合は、散歩や遊びの時間を見直してみましょう。
散歩で体を動かすだけでなく、おもちゃを使って遊んだり、においを嗅ぐ機会をつくったりすることも、犬にとってよい刺激になります。
ただし、犬に必要な運動量は犬種や年齢、健康状態などによって異なります。
愛犬の状態に合わせて、無理のない範囲で運動や遊びを取り入れることが大切です。
家族で対応を統一する
犬が人の足を噛む場合は、家族全員で対応を統一することも重要です。
たとえば、足を噛まれたときに「ある人は反応しない」「別の人は遊んであげる」と対応が異なると、犬にとって何が望ましい行動なのか分かりにくくなります。
「足を噛まれても大きく反応しない」「人の手足を使って遊ばない」「噛まずにいられたら褒める」など、家族でルールを決めて同じ対応を続けましょう。
特に、家族の中で特定の人だけが噛まれている場合は、その人だけの問題と考えず、家族全体で接し方を見直すことが大切です。
犬が人の足を噛んだときにやってはいけないこと

犬に足を噛まれると、思わず大きな声で叱ったり、力ずくでやめさせたりしたくなるかもしれません。
しかし、犬を怖がらせたり痛みを与えたりする方法は、不安や恐怖を強め、問題行動の改善につながらない可能性があります。
犬が人の足を噛んだときは、次のような対応は避けましょう。
- 大声で怒鳴ったり、騒いだりする
- 叩く・蹴るなどの体罰を与える
- マズルをつかむなど、力ずくで押さえつける
- 噛むのをやめさせるために、噛んだ直後におやつを与える
- 人の手や足を使って遊ぶ
大声を出すなどの反応は、遊びで噛んでいる犬にとって「構ってもらえた」と受け取られることがあります。
一方、叩く・押さえつけるなどの対応は、犬に恐怖や不安を与え、飼い主への警戒心や噛みつきを悪化させる可能性があるため注意が必要です。
また、噛むのをやめさせようとして直後におやつを与えると、与えるタイミングによっては、噛む行動とご褒美が結びついてしまう可能性があります。
おやつは、足を噛まずに落ち着いていられたときなど、望ましい行動を褒めるために使いましょう。
American Veterinary Society of Animal Behavior(AVSAB)では、犬のトレーニングについて、痛みや恐怖などを利用する嫌悪的な方法ではなく、報酬を用いた方法を推奨しています。
そのため、足を噛む行動に対して罰を与えるのではなく、噛んでもよいおもちゃへ誘導する、噛まずにいられたら褒めるなど、「してほしい行動」を教えていくことが大切です。
参考
AVSAB「Humane Dog Training Position Statement」(外部リンク)
愛犬が他人を噛んでしまったときの対処法
散歩中などに愛犬が他人を噛んでしまった場合は、まず犬と相手の安全を確保し、落ち着いて対応することが大切です。
その後は、次のような流れで対応しましょう。
① 犬を相手から離して安全を確保する
噛みついた犬を無理に引っ張ったり、素手で口を開けようとしたりすると、負傷者の傷が広がったり、飼い主さんが新たに噛まれたりする危険があります。
無理に犬の口元へ手を出すことは避け、噛みつきが収まったらリードなどで犬を安全に管理し、相手から離しましょう。
また、犬同士のケンカを引き離す方法として、犬の後ろから両後ろ足を持ち上げ、バランスを崩す「ホイールバロー法」が紹介されることもあります。
ただし、人に噛みついている場合にも安全・確実に引き離せるとは限りません。
興奮した犬が飼い主さんを噛むなど、二次的なケガにつながる可能性もあるため、無理に行わず、自身の安全を優先してください。
② 噛まれた人の傷を洗い、医療機関の受診をすすめる
犬に噛まれた傷は、見た目が小さくても感染症につながることがあります。
傷口を石けんと流水で十分に洗い、医療機関を受診してもらうようにしましょう。
③ 相手に謝罪し、連絡先を交換する
相手にケガをさせてしまった場合は、まず謝罪し、その後の連絡が取れるように氏名や電話番号などを交換しておきましょう。
治療が必要になる場合もあるため、噛んだ日時や場所、そのときの状況についても記録しておくとよいでしょう。
④ 自治体などへ必要な手続きを確認する
飼い犬が人を噛んだ場合、自治体によっては咬傷事故の届出や、犬に狂犬病の疑いがないか獣医師による検診などが必要になることがあります。
事故が起きた地域などを管轄する保健所・動物愛護管理センターへ確認し、必要な手続きを行いましょう。
⑤ 噛んだ原因を確認して再発を防ぐ
事故後は、なぜ犬が噛んでしまったのかを振り返ることも大切です。
散歩時のリード管理や人との距離の取り方などを見直し、強い噛みつきがみられる場合は、動物病院や犬の行動に詳しい専門家へ相談しましょう。
参考
厚生労働省|飼い犬が人を咬んだ場合の手続きについて(外部リンク)
犬が人の足を本気で噛む場合は専門家に相談する

犬が人の足を強く噛む場合や、噛みつきが繰り返される場合は、家庭でのしつけだけで解決しようとせず、専門家への相談を検討しましょう。
特に、次のような様子がみられる場合は注意が必要です。
- 皮膚に傷がつくほど強く噛む
- 唸ったり歯をむいたりしながら噛む
- 何度も繰り返し噛みつこうとする
- 近づいたり触ったりするだけで威嚇する
- これまで噛まなかった犬が突然噛むようになった
- 子犬の時期を過ぎても強い噛みつきが続いている
噛みつきには、不安や恐怖などの行動面だけでなく、体の痛みや病気が影響している場合もあります。
実際に日本獣医動物行動学会でも、痛みによって攻撃性が高まることがあるとされています。
そのため、まずはかかりつけの動物病院へ相談し、体に異常がないか確認してもらうとよいでしょう。
身体的な問題が見つからず、強い噛みつきや恐怖・不安に関連した行動が続く場合は、行動診療を行う獣医師など、犬の問題行動に詳しい専門家へ相談する方法もあります。
日本獣医動物行動学会では、動物行動学や臨床行動学の専門知識と診療経験を持つ獣医師を「獣医行動診療科認定医」として認定しており、行動診療を行っている施設も公開しています。
本気で噛む犬を無理に押さえたり、叱ってやめさせようとしたりすると、飼い主さんがケガをする危険があります。
安全を確保したうえで、早めに専門家へ相談しましょう。
参考
日本獣医動物行動学会「行動診療を行う施設(地域別一覧)」(外部リンク)
犬が自分の足を噛む場合は原因が異なる

ここまで紹介してきた「人の足を噛む」のではなく、犬が自分の足を繰り返し噛んでいる場合は、原因が異なる可能性があります。
自分の足を噛む原因としては、皮膚のかゆみや炎症、アレルギー、肉球や足先のケガ・異物、関節などの痛みが考えられます。
また、ストレスなどが行動に影響している場合もあります。
一時的に足を舐めたり噛んだりするだけであれば、毛づくろいの一環であることもあります。
しかし、同じ場所を何度も噛む、赤みや腫れ、脱毛、出血がある、歩き方がおかしいといった様子がみられる場合は注意が必要です。
原因によって必要な対応が異なるため、足を噛む行動が続く場合や皮膚・歩き方などに異常がみられる場合は、動物病院を受診しましょう。
よくある質問

犬が人の足を噛む行動について、よくある質問を紹介します。
犬が飼い主の足を噛むのは愛情表現?
飼い主の足を噛む行動が、必ずしも愛情表現とは限りません。
遊びの延長や「構ってほしい」という要求、興奮などから飼い主の足を噛んでいることがあります。
また、不安や警戒心などが原因となっている場合もあります。
噛む行動だけで判断せず、どのような状況で噛むのか、噛む前後にどのような様子がみられるのかを確認して、原因を考えることが大切です。
犬に噛まれやすい人の特徴は?
大きく反応したり、犬が興奮しやすい動きをしたりする人は、繰り返し足を噛まれることがあります。
たとえば、噛まれたときに大声を出す、犬を追いかける、手足を使って遊ぶといった行動によって、犬が「この人を噛むと遊んでもらえる」と学習する場合があります。
ただし、「このような人は犬に噛まれやすい」と一概にはいえません。
不安や警戒心などから特定の人を噛むこともあるため、犬とその人の関わり方や、噛む直前の状況を確認しましょう。
子犬が人の足を噛むのはいつまで?
子犬の甘噛みがいつまで続くかには個体差があり、「○ヶ月になれば必ずやめる」とはいえません。
成長や歯の生え変わりとともに噛む行動が落ち着くこともありますが、人の足を噛むことで遊んでもらえるなどの経験を繰り返すと、成長してからも続く可能性があります。
「子犬だからそのうち治る」と放置せず、噛んでもよいおもちゃへ誘導する、噛まずにいられたら褒めるなど、子犬のうちから適切な対応を続けることが大切です。
子犬のしつけを始める時期や、月齢に応じて教えたいことについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
犬が人の足を噛む理由には、遊びや構ってほしいという要求、興奮、ストレス、不安や警戒心など、さまざまなものがあります。
足を噛むのをやめさせるには、まず愛犬がなぜ噛んでいるのかを考え、理由に合った対応をすることが大切です。
遊びや甘噛みであれば、噛まれても大きく反応せず、噛んでもよいおもちゃへ誘導したり、噛まずにいられたときに褒めたりしながら、少しずつ望ましい行動を教えていきましょう。
一方、ケガをするほど強く噛む、唸りながら繰り返し噛もうとするなどの行動がみられる場合は、無理に対処せず専門家へ相談してください。
また、犬が自分の足を繰り返し噛んでいる場合は、皮膚や足の痛みなどが関係している可能性もあるため、異常がみられる場合は動物病院を受診しましょう。
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ぽちたま薬局のライターです。
実家では猫を飼っています。
これまでに犬やインコ、ウーパールーパーなど、動物に囲まれて暮らした経験があります。







